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ページ番号 : 38730

更新日:2025年7月8日

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名称

鰐口(わにくち)

種別

明石市指定有形文化財(工芸品)

所有者 柴屋町地蔵講中

所在地

本町
指定日

昭和51年2月5日

概要

鰐口とは、寺社の軒先に掛けられ、参詣したものが打ち鳴らす金属製の道具のことです。この鰐口は面径が30センチ、厚さ13センチです。中央の撞座には重弁の蓮華文を鋳出しています。外側には「奉寄進 大明神宝前 鰐口一口施主中西惣兵衛 宇時延宝五丁巳七月吉日 求望如意祈 住侶閑全代」の文字が刻まれており、延宝5年(1677)に中西惣兵衛が、僧閑全の時、大明神へ寄進したものであることがわかります。ただし、社号がなくその縁起は不明です。文化・文政年間(1804~1830年)からこの近くの寺で使われていたと伝わっています。

写真 wanikuchi


お問い合わせ

明石市市民生活局歴史文化財担当

兵庫県明石市上ノ丸2丁目13-1(明石市立文化博物館1階)

電話番号:078-918-5629

ファックス:078-918-5633

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