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ページ番号 : 38617

更新日:2025年7月8日

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名称 高丘古窯跡群(たかおかこようせきぐん)
種別

兵庫県指定史跡

所有者 明石市

所在地

大久保町高丘
指定日 昭和50年3月18日
概要

大久保町高丘に広がる高位段丘の斜面には窯跡が20基ほど見つかっています。そのうち13基が発掘調査されました。窯跡はいずれも全長10m余りのあな窯で斜面を利用し、地面を掘って築かれています。この付近は7~8世紀にかけて、瓦、須恵器、寺院などの大屋根を飾る鴟尾を焼いた播磨の窯業生産地の一つで、ここで焼かれた軒丸瓦が奈良県の奥山久米寺まで運ばれています。また、3号窯から出土した鴟尾とよく似たものが大阪府の四天王寺から出土しています。この地に窯がつくられたのは良い粘土と燃料があり、瀬戸内海に面した海上交通の好条件があったからだと考えられます。

写真

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お問い合わせ

明石市市民生活局歴史文化財担当

兵庫県明石市上ノ丸2丁目13-1(明石市立文化博物館1階)

電話番号:078-918-5629

ファックス:078-918-5633

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