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更新日:2023年8月23日

自殺対策

誰も自殺に追い込まれることのないやさしいまち明石へ

全国で1年間に「自殺」でなくなる人は、平成24年、15年ぶりに3万人を下回りました。しかし、令和2年の自殺者数は約2万1千人と依然多く、明石市でも年間約50人の方が自ら命を絶たれています。特に30代~50代の働き盛り世代や10代~30代の若年層の自殺が近年増えてきています。

自殺は、実際には家庭や学校、職場での人間関係、生活や健康についての不安・悩みなどが絡み合って、「死ぬしかない」という気持ちから起こる「追い込まれての死」と言われています。                            

明石市では、自殺対策基本法(平成18年10月施行)に基づき、自殺対策を総合的かつ効果的に推進するために、2019年3月「明石市自殺対策計画~誰も自殺に追い込まれることのないやさしいまち~」を策定しました。計画は2019年度から2028年度までの10年間です。

【明石市自殺対策計画】(PDF:1,606KB)

こころの健康について

 こころの健康チェック

最近、いつもイライラする、気力がない、眠れない、食欲がない、なんだか身体の不調が続いている・・・・

それらは、心のSOSサインかもしれません。「普段と違う自分」に気づいた時には、どのくらい不調な状態なのか、チェックリストで確認してみましょう。

こころの健康チェックシート

 相談先・医療機関

もし、あなたがチェックリストで危険信号になっていたり、先の見えない不安や、生きづらさを感じるなどの様々なこころの悩みを抱えていたら、その悩みを相談してみませんか。

相談窓口リーフレット「あなたの心の傷、話してそっと見せてください」(PDF:1,750KB)

 

電話では相談しづらい方は、LINEなどのSNSでも相談できます。

こころの健康(相談窓口)について

心身の不調により、日常生活に支障が出ている場合は、医療機関の受診をおすすめします。早い段階で適切な治療を受けることにより、短期間で症状が改善したり、重症化の防止につながります。

こころを専門とする市内医療機関・市内の相談窓口

 

あなたにも出来る自殺予防のための行動

健康を保つには、「からだ」の健康だけでなく、「こころ」の健康も大切です。

いま、社会的な問題となっている「自殺」も、こころの健康づくりと関係していると言われています。みんながこころの健康づくりに取り組み、そしてゲートキーパー(※)になることで、みんなの命を守りましょう。

※ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る命の門番という意味です。

ゲートキーパーチラシ(PDF:194KB)

ゲートキーパー研修のご案内(PDF:1,052KB)

厚生労働省 ゲートキーパーになろう!(外部サイトへリンク)

大切な人の悩みに気づいてください。みんなで自殺予防に取り組もう。

自殺予防のための行動~4つのポイント~

気づく

「眠れてる?」「食欲はある?」「何か困っていることがある?」など、自殺のサインに気付いたら、ひとこと声をかけてみましょう。

傾聴する

悩みを話してくれたら、相手の気持ちや話すペースを尊重しましょう。励ましたり、助言したり、叱ったりせず、相手を大切に思う自分の気持ちを伝え、まずは聞き役に徹しましょう。

つなぐ

話を聞いた後、専門家の助けが必要だと感じたら、早めに公的相談機関、医療機関等に相談するよう促しましょう。相談を受けた人も1人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で(本人の了解を得て)、相談窓口へ連絡しましょう。

見守る

温かく寄り添って見守りましょう。1人で対応するのではなく、家族や地域、職場、専門機関が継続して協力しあいましょう。 

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お問い合わせ

明石市福祉局あかし保健所相談支援課

明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7あかし保健所

電話番号:078-918-5669

ファックス:078-918-5440