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更新日:2020年9月17日
誰も自殺に追い込まれることのないやさしいまち明石へ
全国で1年間に「自殺」でなくなる人は、平成24年、15年ぶりに3万人を下回りました。しかし、平成29年度の自殺者数は約2万1千人と俄然多く、明石市では今もなお年間約45人の方が自ら命を絶たれています。自殺者の約半数は高齢者ですが、30代~50代の働き盛り世代の自殺も近年増えてきています。
自殺は、実際には家庭や学校、職場での人間関係、生活や健康についての不安・悩みなどが絡み合って、「死ぬしかない」という気持ちから起こる「追い込まれての死」と言われています。
明石市では、自殺対策基本法(平成18年10月施行)に基づき、自殺対策の取組を積極的に進めてきました。
このたび、これまでの取組を発展させた自殺対策を推進するため「明石市自殺対策計画」を策定しました。
健康を保つには、「からだ」の健康だけでなく、「こころ」の健康も大切です。
いま、社会的な問題となっている「自殺」も、こころの健康づくりと関係していると言われています。みんながこころの健康づくりに取り組み、そしてゲートキーパー(※)になることで、みんなの命を守りましょう。
※ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る命の門番という意味です。
気づく
「眠れてる?」「食欲はある?」「何か困っていることがある?」など、自殺のサインに気付いたら、ひとこと声をかけてみましょう。
傾聴する
悩みを話してくれたら、相手の気持ちや話すペースを尊重しましょう。励ましたり、助言したり、叱ったりせず、相手を大切に思う自分の気持ちを伝え、まずは聞き役に徹しましょう。
つなぐ
話を聞いた後、専門家の助けが必要だと感じたら、早めに公的相談機関、医療機関等に相談するよう促しましょう。相談を受けた人も1人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で(本人の了解を得て)、相談窓口へ連絡しましょう。
見守る
温かく寄り添って見守りましょう。1人で対応するのではなく、家族や地域、職場、専門機関が継続して協力しあいましょう。
≪相談機関≫
兵庫県こころの健康電話相談(外部サイトへリンク)
【電話番号】078-252-4987
【開設時間】火~土曜日 9時30分~11時30分、13時00分~15時30分
【対象者】神戸市を除く兵庫県内にお住まいの方
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