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ページ番号 : 28984

更新日:2025年6月4日

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「健康診査」・「がん検診」について

 生活習慣病の予防や、がんの早期発見・治療などを目的に、市内医療機関や公共施設等で「健康診査(特定健診・後期高齢者健康診査)」と「がん検診(大腸がん検診・胸部検診・胃がんリスク検診・肝炎ウイルス検診・乳がん検診・子宮がん検診)」を実施しています。
 令和7年度の実施内容は以下の通りです(記載の年齢は令和8年3月31日時点の年齢)。

 1 受診期間

 令和7年6月10日~令和8年3月31日

 2 健診内容

健康診査

健診の種類

検査内容

対象者

料金

受診間隔

特定健診
(健康まもりタイ健診)

問診、身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査 など
(中性脂肪,HDL・LDLコレステロール,AST,ALT,γ-GT,血糖,HbA1c,血清クレアチニン,eGFR,尿酸値)

40歳以上
国民健康保険加入者
0 1年度
1回
後期高齢者
健康診査
後期高齢者医療制度
加入者

 

がん検診

検診の種類

検査内容

対象者

料金

受診間隔

大腸がん検診 検便検査 40歳以上 (個別)1,000
(集団)900
1年度
1回
胸部検診 胸部X線
かく痰検査※1
(個別・集団)1,000
(胸部巡回)500
胃がんリスク検診 血液検査
(ピロリ菌、
ペプシノゲン検査)
1,500 5年度
1回※3
肝炎ウイルス検診 血液検査 (B型+C型)1,200
(B型のみ)800
(C型のみ)900
生涯
1回
乳がん検診 マンモグラフィ

40歳以上
女性

[40歳代] 2,800
[50歳以上] 2,200
2年度
1回
子宮がん検診 けい部細胞診
体部細胞診※2
20歳以上
女性
1,400

※1 問診や医師の判断等により、かく痰検査が必要と認められた場合のみ+500円
※2 問診や医師の判断等により、体部細胞診が必要と認められた場合のみ+800円
※3 過去に要精密検査となった方は受診不可

 ★「がん検診」の無料対象者と受診先に提出する証明書類
  1. 70歳以上の方
    証明書類は「不要」
  2. 市民税非課税世帯
    1⃣ 介護保険料額決定通知書(1~3段階に限る
    2⃣ 明石市がん検診等の個人負担金免除決定通知書
     2⃣は「WEB(以下フォーム))」または「電話(078-918-5668)」で申し込みください
     kozinfutankin
  3. 生活保護受給世帯
    生活保護受給証明書(担当ケースワーカーへ申し込みください)
  4. 障害者手帳保持者
    身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳 ※ 等級は問わない
  5. 健診費用助成券の「無料」印字対象者
    健診費用助成券(検診の自己負担額欄に「無料(ク)」または「無料(節)」と印字がある方に限る)
    「無料(ク)」印字対象者
    〇 21歳の女性 ➡「子宮がん検診」が無料
    〇 41歳の女性 ➡「乳がん検診」が無料
    「無料(節)」印字対象者
    〇 41・46・51・56・61・66歳で過去に肝炎ウイルス検診を未受診の方 ➡「肝炎ウイルス検診」が無料

 3 受診の流れ

STEP 1 健診費用助成券を取得する

 受診には『健診費用助成券』が必要です。
 健診費用助成券の自動発送対象者(以下)には、6月中旬にご自宅まで送付します。
 健診費用助成券をお持ちでない方(自動発送対象者でない方)は、「WEB(以下フォーム)」または「電話(078-918-5668)」で申し込みできます。
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健診費用助成券の自動発送対象者(ピンクの封筒で6月中旬にお送りしています)

1⃣ 40歳以上の国民健康保険加入者
2⃣ 後期高齢者健康診査の前年度受診者
3⃣ 後期高齢者医療制度の新規加入者
4⃣ 過去2年度に明石市がん検診を受診した方(乳がん・子宮がん検診は過去4年度に受診した方)
5⃣ 21・26・31・36歳の女性
6⃣ 40・41歳の方
7⃣ 41・46・51・61・66歳の方で、過去に肝炎ウイルス健診を受診していない方

STEP 2 「受診する場所」と「健診内容」を決めて予約する

(1) 個別健診(市内の医療機関で実施する健診)
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(2) 集団健診(特定の医療機関や公共施設などで実施する健診)
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 ★公共施設等の集団健診では骨密度の簡易測定を無料で実施しています(詳しくは(こちら))。

(3) 胸部巡回検診(地域の公民館などで実施する胸部検診)
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STEP 3 当日の持ち物(1⃣2⃣3⃣)を持って受診する

1⃣ 健診費用助成券 2⃣ 本人確認書類 3⃣ 無料証明書
(がん検診の無料対象者のみ)
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マイナ保険証
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  資格確認書 など

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介護保険料額決定通知書 など

 4 特定保健指導について

 特定保健指導とは、特定健康診査(健康まもりタイ健診)の結果、メタボリックシンドローム(メタボ)を改善する必要がある人に対して行われるサポートです。メタボを放置していると、自覚症状がないまま症状が進行し、生活習慣病や重い合併症を引き起こすリスクがあります。
 「指導」と付くので厳しいイメージをもたれるかもしれませんが、体重を減量するためのオーダーメイドのおトクなアドバイスやサポートと気軽にお考えいただき、お申込みください(無料)。

(1)指導を受けることのメリット

  • 体重を減量するための無理のない目標、取り組みを専門職と一緒に考えるため、ひとりで取り組むよりも成功しやすくなります。
  • 内臓脂肪が減り、検査値が改善すると、高血圧や糖尿病など生活習慣病への進行が抑えられ、将来的な医療費が安く済みます。
  • 毎年、特定保健指導を受けた人の6割~7割が、翌年の健診でBMIが改善しています。

(2)特定保健指導の内容

 1⃣ 動機付け支援

 特定健康診査の結果、メタボリックシンドロームの危険性がある状態の方です。「危険因子が出現し始めた段階」に当たるといえます。
 動機付け支援では、健診を受けた医療機関またはあかし保健所で、医師・管理栄養士・保健師・看護師などと面接をして、健診結果について説明を受けた後、今後の生活習慣を見直す計画を立てます。
 その後、生活習慣の改善の取り組みを続けていただき、3か月後に取り組みの確認をします。

 2⃣ 積極的支援

 特定健康診査の結果、すでにメタボリックシンドロームか、それに近い状態の方です。「危険因子が重なりだした段階」に当たるといえます。積極的支援は、初めに実施することは動機付け支援と同じで、生活習慣を振り返り、計画や目標を立てます。
 実施期間が概ね6か月になるので、その間、取り組みを続けられるように、複数回の面接や電話でサポートします。

 5 がん検診を受診する方へ

 検診は自覚症状のない方が対象です。自覚症状がある場合は、検診ではなく医療機関を受診しましょう。
 がん検診を受ける効果として、以下の1⃣~3⃣の効果があげられます。
 1⃣ 早期発見、早期治療による救命の効果
 2⃣ 早期のがんを発見でき、早期であれば治せる可能性も高く、治療も軽く済む
 3⃣ がんになる前の病変が見つかることもあり、必要な治療でがんになることを防ぐ

「要精密検査」と判定されたら、精密検査を必ず受けましょう!

 精密検査を受けなかった場合、早期発見につながらず、せっかく受けた検診の効果が発揮されません。
 「要精密検査」と判定されたら、必ず精密検査まで受けるようにしてください。

継続して検診を受けることが大切です!

 がんが見つけにくい場所にある場合や、見つけにくい形の場合、検診で発見できないこともあります。
 また、どんなに優れた検査でも100%の精度ではなく、がんがなくても結果が「要精密検査」となる可能性があるといった欠点もあります。毎回検診を受けることで、がんを発見できる確率は高まり、がんによる死亡を回避する可能性も高くなります。定期的に検診を受けることを心がけましょう。

 6 その他(Q&A)

Q1 健診費用助成券を住民票の住所地以外に送ることはできますか?

 下記リンク先の交付申請書に本人確認書類(保険証等)のコピーを添えて健診費用助成券を申請してください。なお、送付先を変更する場合は、毎年、健診費用助成券の交付申請が必要です(保健予防課窓口または郵送のみ受け付け可)。
 親族が申請する場合は申請者と受診者両方の本人確認書類のコピーが必要です。
 ・健診費用助成券交付申請書(送付先変更)のダウンロードはこちらから(PDF:173KB)

Q2 市外の医療機関で健診費用助成券は使用できますか?

 使用できません。(市内の指定医療機関でのみ使用可)

Q3 心電図検査・貧血検査・眼底検査を受けたいのですが実施していますか?

 特定健診や後期高齢者健診の追加項目として、医師が必要と認めた場合のみ実施しています。
 本人の希望により受けることはできません。

Q4 健診費用助成券を医療機関に持参せずにがん検診を受診しました。後日、さかのぼって検診費用を払い戻し(差額の還付)することはできますか?

 健診費用助成券は検診当日に医療機関に持参する必要があります。
 医療機関の事務処理状況にもよりますが、既に支払った費用の払い戻しは原則できません。
 また、医療機関に対して「市のがん検診を受けたい」という意思表示がない場合は、医療行為として検査を行うため、助成対象にはなりません。

Q5 二十歳の女性です。今年度、子宮がん検診を受診しようと思いますが、来年度は無料クーポン対象者に該当します。来年度まで待った方がいいですか?

 子宮がん検診及び乳がん検診は、無料クーポン対象の年度に限り、前年度に受診している場合も健診費用助成券を使用して受診できます。
【参考】無料クーポン対象者(すべて年度末時点の年齢です。)
・子宮がん検診:21歳の女性市民
・乳がん検診:41歳の女性市民

Q6 子宮がん検診とはどのようなことをするのですか?

 問診、視診、内診、細胞診をセットで行い、診察時間は約20分です。

  1. 問診
    初潮の年齢や生理の具合、妊娠・出産の経験、自覚症状などを事前に記入した問診票をもとに、医師が質問を行います。
  2. 視診・内診
    子宮や卵巣、膣や外陰部の様子などを診るために行います。
    内診台に上がっていただき、膣の中に指を入れて、子宮や卵巣の大きさ、膣や子宮の入り口の状態を診ます。
  3. 細胞診
    子宮けい部の表面(粘膜)を綿棒などで軽くこすりとった細胞を顕微鏡で調べます。
    この時に少し出血することはあっても、痛みはほとんどありません。
  4. 結果
    検診を受診した医療機関で、後日、医師から結果の説明をします。
Q7 なぜ、市の子宮がん検診は2年に1回ですか?

 子宮頸がんは、一般的にゆっくりと進行し、前がん状態といわれる段階から浸潤がん(進行がん)になるには、2~3年はかかるといわれており、2年に1回の受診頻度でも、有効だとするデータが多くあります。
 また、国の「がん検診検討会」においてもさまざまな検証が行われ、2年に1回でも毎年受診するのと同様の効果があることが確認されています。

Q8:子宮がん検診は何歳から受けるのがいいですか?

 子宮頸がんは、20歳代から増加傾向にあるため、20歳になったら定期的に検診を受けるようにしましょう。初期の段階では症状はないため、検診で早期発見することが大切です。

お問い合わせ

明石市福祉局あかし保健所保健予防課

明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7 あかし保健所

電話番号:078-918-5668

ファックス:078-918-5584

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