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ページ番号 : 35719
更新日:2025年3月28日
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帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水痘(水ぼうそう)ウイルスが、ストレスや加齢などによる免疫力の低下に伴って再活性化することで発症します。
現在、日本では2種類のワクチンが帯状疱疹の発症や重症化予防に有効であると認められており、明石市では年齢に応じて公費助成を行っています。
帯状疱疹について詳しくはこちら(帯状疱疹(感染症情報))から。
(1)令和7年度高齢者帯状疱疹予防接種(定期接種)
(3)帯状疱疹ワクチン接種(任意接種の費用助成)
高齢者の帯状疱疹予防接種は令和7年4月より予防接種法に基づく定期接種となりました。
予防接種券が届いてから令和8年3月31日まで
※上記期間外に接種される場合の費用は全額自費となります。
特に、シングリックス(不活化ワクチン)は2か月以上の接種間隔をおいて2回接種が必要です。
シングリックス(不活化ワクチン)を接種される場合は、年度内に2回接種が完了するよう、なるべく12月までに1回目の接種を受けましょう。
なお、やむを得ず4月1日から予防接種券が届くまでの間に接種する場合は予防接種実施依頼書の事前申請により定期接種として接種が可能です。詳しくは「4.接種のながれ」内の注意事項をご確認ください。
明石市民の方で、(1)(2)いずれかに当てはまる方
(1)年度末年齢65、70、75、80、85、90、95歳までの5歳刻み年齢及び100歳以上の方
年度末年齢 | 生年月日 | 年度末年齢 | 生年月日 |
65歳 | 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生 | 85歳 | 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生 |
70歳 | 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生 | 90歳 | 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生 |
75歳 | 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生 | 95歳 | 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生 |
80歳 | 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生 | 100歳以上 | 大正15年4月1日以前生 |
※令和7年度から令和11年度までの5年間は、経過措置として年度末年齢65・70・75…100歳までの5歳刻み年齢の方が対象となります。100歳を超える方は令和7年度に限り全員対象となります。
ご自身の定期接種対象年度は下記よりご確認ください。
(2)60~64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有し、日常生活がほとんど不可能な程度(身体障害者手帳1級相当)の方
明石市では令和7年5月末から6月はじめに、対象者(1)に当てはまる方へ予防接種券を発送します。
ただし、年度途中に明石市へ転入した方は保健予防課へ予防接種券の交付申請が必要です。
また、過去に帯状疱疹ワクチンを接種したことがある方は原則定期接種の対象外ですが、医師の判断により対象となる場合があります。
明石市の 任意接種 費用助成 |
接種した |
接種 完了回数 |
定期接種の対象年度に助成を受けられるか | 予防接種券について |
助成を受けたことがある | (1)ビケン(生ワクチン) | 1回 | 医師が再接種を認めた場合は定期接種として助成を受けられます。 | 事前に保健予防課へ申し込みが必要です。 |
(2)シングリックス(不活化ワクチン) | (A) 2回 |
|||
(B) 1回 |
定期接種対象年度内に2回目接種を行う場合、2回目分は定期接種として助成を受けられます。 ※2回目が定期接種年度内の接種でない場合は(2)(A)と同じ取扱いとなります。 |
|||
助成を受けたことがない |
(1)ビケン(生ワクチン) | 1回 | 医師が再接種を認めた場合は定期接種として助成を受けられます。 |
対象年度に自動発送します。 |
(2)シングリックス(不活化ワクチン) | (C) 2回 |
|||
(D) 1回 |
定期接種対象年度内に2回目接種を行う場合、2回目分は定期接種として助成を受けられます。 ※2回目が定期接種年度内の接種でない場合は(2)(C)と同じ取扱いとなります。 |
対象年度に自動発送します。 ※2回目分のみ使用可 |
(1)ビケン(生ワクチン)を使用する場合:4,000円(1人1回限り)
(2)シングリックス(不活化ワクチン)を使用する場合:11,000円(1人2回)
※生活保護世帯・市民税非課税世帯に該当する人は次のいずれかの確認書類を指定医療機関に提出することで無料になります。接種後の返金はできませんので、必ず接種当日に書類をご提出ください。
予防接種券がお手元に届いたら、明石市指定医療機関<5月下旬頃掲載予定>に予約し予防接種(シングリックス(不活化ワクチン)またはビケン(生ワクチン))を受け、接種費用を支払ってください。
接種予定日の2週間以上前に、明石市保健予防課へ広域的予防接種・予防接種実施依頼書の申し込みを行ってください。
※接種後の申請は受付できません。
接種する医療機関によって、接種費用の助成方法が異なります。広域的予防接種・予防接種実施依頼書申し込みの受け付け後、保健予防課より個別に案内を送付します。
該当の医療機関については、神戸市の医療機関は明石市保健予防課(電話番号:078-918-5668)へ、その他は医療機関所在地の各市町へお問い合わせください。
定期接種対象者の方は事前に下記の説明書をお読みください。
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
※接種後は速やかに助成金を請求してください。(申請期限:令和8年4月10日)
接種日時点で満50歳以上、かつ、令和8年3月31日時点で60歳以下の明石市民
※定期接種の対象者及び過去に本制度または兵庫県内の市町が実施する同様の制度を利用したことがある方は、対象外です。
4,000円または予防接種にかかった費用のいずれか低い金額
※1人1回限り
医療機関へ予約後、予防接種(シングリックス(不活化ワクチン)またはビケン(生ワクチン))を受け、医療機関が提示する接種費用をいったん全額お支払いください。
※医療機関は市内・市外を問わず、ワクチン取扱医療機関であればどこでも受けられます。市内医療機関のワクチン取扱状況は下記を参考にしてください。
※市への助成金申請時に、領収書、予防接種を受けたことを証明する書類(予診票、予防接種済証明書等)が必要になりますので、なくさないように保管してください。
種類 | 乾燥弱毒性生水痘ワクチン 「ビケン」 (生ワクチン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス筋注用」 (不活化ワクチン) |
接種回数 | 1回 | 2回 |
一般的な接種料金 | 8,000円程度 |
1回20,000円以上、 |
ワクチンの効果 | 予防効果:約50~60% 持続期間:5~7年 |
予防効果:90%以上 |
明らかに発熱のある人(体温が37.5度を超える場合)
重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
接種しようとする予防接種の接種液に含まれる成分によって、以前にアナフィラキシーを起こしたことがある人
妊娠中の人(ビケン(生ワクチン)を接種しようとする場合)
その他、医師が不適当な状態と判断した人
心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する人
予防接種後2日以内に発熱のみられた人及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を起こしたことがある人
接種しようとする予防接種の接種液に含まれる成分によって、アレルギーを起こすおそれのある人
過去にけいれんの既往がある人
過去に免疫不全の診断がされている人及び先天性免疫不全症の近親者がいる人
血小板減少症や凝固障害を有する人または抗凝固療法を行っている人
腎機能または肝機能障害がある人
妊娠中の人(ビケン(生ワクチン)は接種することができません)
妊娠している可能性のある人(ビケン(生ワクチン)を接種する場合、接種前は約1か月、接種後は少なくとも2か月の避妊が必要です)
授乳中の人
予防接種の注射の跡が、赤みを帯びたり、はれたり、痛んだりすることがあります。
また、わずかながら熱が出たり、寒気がしたり、頭痛、全身のだるさなどがみられる事がありますが、通常2~3日のうちに治ります。
非常にまれですが、アナフィラキシー症状等の重篤な副反応(健康被害)が現れることがあります。
極めてまれ(百万から数百万人に1人程度)に重い副反応が生じることもあります。
このような場合に、国が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、市が健康被害に対する給付を行う『予防接種健康被害救済制度』があります。
この制度では、健康被害について要した医療費の自己負担分等の給付を受けることができます。
※定期接種対象者以外の帯状疱疹ワクチン接種は予防接種法に基づかない任意接種のため、健康被害が認められた場合は独立行政法人医薬品医療機器総合機構の『医薬品副作用被害救済制度(外部サイトへリンク)』の適用となります。
ビケン(生ワクチン)を接種する前後に、他の注射生ワクチンを接種する場合は27日以上の接種間隔が必要です。
シングリックス(不活化ワクチン)は医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができます。
※今後、予防接種法の改正等により接種間隔の規定が変更される場合があります。
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