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更新日:2023年5月30日

【5類/定点】流行性耳下腺炎(おたふく風邪) 

 『流行性耳下腺炎(おたふく風邪)』は「ムンプスウイルス」の感染により耳の下の腫れを特徴とする感染症です。耳の下から顎にかけておたふくのように腫れるため、「おたふく風邪」と言われています。また、感染力はかなり強いです。
 子どもに多い感染症で、一度感染すると終生免疫ができるため、ほとんどの場合再度かかることはありません。しかし、大人になってから初めて感染すると、子どもの症状よりも重くなることがあります。

1 流行期

 通年

2 潜伏期間

 2~3週間

3 症状

 両方、または片方の「耳下腺の腫れ・痛み」が特徴です。耳下腺以外にも「顎下腺が腫れる・舌下腺が腫れること」もあります。ほとんどの場合は1~2週間位で症状は落ち着きますが、まれに難聴や急性脳炎、睾丸炎、卵巣炎などの合併症を起こすことがあります。感染しても30%程度は症状の現れない不顕性感染とされています。

4 予防のポイント

 感染経路は飛沫感染・接触感染です。
 1歳以上の未罹患者を対象としてワクチンの任意接種(有料)ができます。
 妊娠早期に感染した場合は自然流産のリスクがあるため、未罹患で抗体を持たない人が妊娠を希望する場合はワクチンを接種しておくと安心です。しかし、患者との接触後の接種で発症を予防することはできません。 

5 市内の発生状況

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