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更新日:2023年12月26日

記者会見 2023年(令和5年)12月20日

副市長の選任について

資料 明石市副市長の選任について(PDF:202KB)

資料 副市長の事務分担について (PDF:98KB)

市長

本日、令和5年第3回定例会12月議会におきまして、副市長の選任が同意されましたのでご紹介させていただきます。新副市長として就任していただきますのは、永野潔氏でございます。永野氏は、昭和56年に明石市役所に入庁され、保健・健康部長、コミュニティ推進部長、中核市担当部長、市民生活局長を歴任されまして、現在は一般財団法人明石コミュニティ創造協会の理事長をお願いしています。

明石市の大きな転機でもあります中核市移行の時の担当部長として国や県との調整に尽力されておられましたし、これまでの豊富な行政経験と知識を足していただき、一緒に市民目線のまちづくりを進めていただける、また市長を補佐して市政の発展に御尽力いただける人材であると判断させていただき、このたび副市長にお願いさせていただきました。副市長としての任期は12月21日からです。

私自身、8月18日に前副市長の横田氏が急逝され、この約4か月間、佐野副市長と二人三脚で市政運営に努めてきました。佐野副市長にかなりご負担をおかけいたしましたので、ようやく副市長2人体制になり、明石市政においてまさに両腕が揃ったということで大変心強く思いますし、これからしっかり市政運営に邁進できるという気持ちでおります。

永野氏

先ほど副市長に選任いただきました永野潔と申します。今はコミュニティ創造協会の理事長という職ですが、明石市役所で38年間勤務をしており、コミュニティ創造協会は約5年ということになります。この間、さまざまな業務を経験しながら行政経験を積み重ねてまいりましたし、中核市という大きな業務にも携わらせていただきました。

今は明石コミュニティ創造協会で、市民との協働、地域のまちづくりに関して市民活動団体の支援を色々行なっておりまして、コミュニティ推進部長、市民生活局長の時もそういった協働のまちづくりを進めてまいりました。市長が常々言われている、市民の声を聞いて市政を推進していくということをしっかり受けとめて、私もこういった経歴から十分にお役に立てると思っております。

記者

丸谷市長からの打診があった時のお気持ちはいかがでしたか。

永野氏

私自身は予測をしていない状況でしたが、市民の声を聞きながら市政を推進していきたいという強い思いを聞かせていただきましたし、コミュニティ創造協会でもまるちゃんカフェについては一緒に関係しながらやらせていただいている部分もありましたので、そういった市長の姿勢を見ながら、私の経験も踏まえてお役に立てる部分もあるかと思いまして、市長を支え、明石のまちが少しでも良い方向に進むように頑張っていきたいと思いお受けしました。

記者

市の職員としては、市民生活局長でご退職されたんですか。

永野氏

そうです。平成31年の3月までです。

記者

中核市担当部長の時に中核市に移行されたんですか。

永野氏

そうです。市民生活局長になったのが平成29年4月で、中核市担当部長も兼務でしたが、その間に中核市に移行しています。

記者

市民との協働という部分は丸谷市長が議員時代から重視されていることだと思いますが、コミュニティ創造協会で5年近く勤められている中で、接点や協力・連携されたことなどはあったんですか。

永野氏

コミュニティ創造協会のウィズあかしというところで指定管理をやっていて、そこで色んな団体さんが活発に活動しておられます。市長とは市長が議員時代にもよくお会いしており、話のしやすい関係だったかなと思います。

記者

担当される分野は、横田前副市長が担当されていた分野と変わるんですか。

市長

変わります。横田氏は委員会でいうと総務と建設企業を持っていたんですが、今回、佐野副市長が総務と文教厚生を担当して、永野副市長は市民生活局とか見識、ご経験もありますので、市民生活局などを所管する生活文化、都市局などを所管する建設企業を担当します。そこはこれで決めてしまうわけではなくて、すべて3人でやっていきますので、その中で今後変わることはあるかもしれないです。まずスタートとしては市民生活局、都市局、水道局、農業委員会を永野副市長の方で所管していただくということです。

記者

経歴を拝見すると、佐野副市長も永野副市長もどちらかというとソフト政策的な感じがします。まちづくりなどハード系のご経験のある方や、技術系の方が副市長に入っていませんがそのあたりはどうですか。

市長

明石市の場合、副市長は2人なので。ただ職員としての何十年の経験を持っておられ、そこは分かっておられますし、むしろそういうところは現場の職員や両副市長だけではなくて局部長もいますので、一緒にしっかり考えてということでやっていきます。

永野氏

私自身、管理職としては都市局や水道局の経験はないんですが、若い頃は下水道部に、大久保浄化センターができる頃にいましたので、色んな補助金や起債などの事務を経験して大体の流れは把握しています。技術職員は異動もありまして、よく知っている技術職員もまだ土木や下水、水道に現役でおりますので、それぞれの職員と風通しの良い組織の中でやっていきたいと思います。

市長

そこはしっかり議論を3人でしていけるということが大事だと思いますので、そういう意味ではしっかり一緒にお話ができる方ということで私もお願いしています。永野さんは今までのご経験や調整能力もある方ですので、ぜひとも力を発揮していただきたいと思っています。

記者

副市長として今、懸案されていることは何ですか。

永野氏

本会議でも出ましたが、市役所庁舎やクリーンセンターの建て替えなどです。

記者

ご自身で力を入れていきたいことを教えてください。

永野氏

明石市は昭和50年にコミュニティ元年ということで宣言をして、それ以来歴代コミュニティづくりが脈々と続いています。これは明石市の財産だと思っています。市長も共創と言われていますが、市民との対話をしながら、それぞれ活動をしている市民活動団体やNPO、そういった方々の力を借りたり、またそういう市民との協働の範囲を超えて、今後は企業や大学であるとか、産官学連携という形を進めていって、市政をより広い協働、大きな意味でも協働を増やしていきたいと思います。

記者

一旦市役所の外に出られて気づいたこと、今後取り組んでいきたいことを教えてください。

永野氏

やはり市長が代わられましたので、今まではどちらかというとトップダウンだったのを、丸谷市長はボトムアップで職員の声、市民の声を聞くということで、私もボトムアップというのは大変大事だと思います。もちろん市長が判断していただかないといけない局面が多々あるかと思いますが、まずはボトムアップして、今まで以上に風通しの良い組織。私も5年離れていましたが、一緒に仕事をしてきた職員もたくさんいます。私自身にも気軽に良い情報も悪い情報も含めてしっかりと情報が入ってくるような職場組織にしたい、その中でこそ良い仕事ができるのではないかと思っています。

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