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更新日:2023年5月17日

記者会見 2023年(令和5年)5月15日

「市民とつながる課」の設置について

資料 組織改正及び人事異動について(PDF:130KB)

市長

この度、私自身が選挙期間中公約にしてきたタウンミーティングを早速今月から開催させていただきたいと思いまして、本市がこれまで進めてきた、誰一人取り残さないまちづくりをより一層推進していくということで、多様な市民の皆さんの声をお聞きする場を作っていく、そこに特化した専門部署を今日から立ち上げさせていただきます。

政策局の中に企画・調整室というのがございますので、その中に「市民とつながる課」、まさに市民の皆さんとつながるということをメッセージとして込めた課を立ち上げさせていただきます。主にタウンミーティングや、「まるちゃんポスト」、すでに89件、市民の皆さんからの声が届いておりますので、そういった声への対応もこの課でやっていけたらと思っています。改正後の組織としては、10局36室74課になります。

タウンミーティングといえば、昨日もサンライフ明石のリニューアルと道路事業に関する地域説明会をさせていただき、私もフル参加させていただいたんですが、どちらかというと行政側が前に行って、市民の方が対面で色々ご意見をいただくというような説明会でした。

そういうものとは違って、もう少し車座で皆さんのご意見を一緒にお聞きしながら、シビックプライドが沿うか分かりませんが、まちを愛する心とか、明石に対する市民の誇りのようなものを、市民も行政側も一緒に育っていくというか、共に育ちながら明石のまちを一緒に作っていく、そういうことが出来るような場所になればと思っていますので、どうぞご理解いただき応援いただけたらと思います。

記者

タウンミーティングについて、今決まっている段階で、どれぐらいの頻度で、日程はいつ頃からするのかという点を伺えますか。

市長

時間的に余裕があったり、テーマがたくさんある場合は2回、3回するときもあっていいと思いますが、最低でも必ず月1回はやっていきたいと思っています。

記者

例えば市側は何人くらい、住民は何人くらいという規模感のイメージはありますか。

市長

テーマによって違うと思います。そのときに必要なテーマを決めて対象の方にお願いするということなので、大勢になる場合もあれば少人数になる場合もあるでしょうし、もっと子供たちの声も聞いていきたいと思っております。その時々に合わせて行政側の参加者も変わってくると思いますし、参加する市民の方も変わってくると思います。

記者

今の段階で考えられている、こういったテーマで開催したいということを改めて教えていただけますか。

市長

選挙期間中も色々声を聞かせていただいた、障害当事者の方や支援をされている方、高齢者の方、子育て世代の方、子供たち、それぞれの対象に含めて、例えばそれがそれぞれの地域のまちづくりについてとか、新庁舎のこともこれから議論していかないといけないですし、そういったその時々のテーマに合わせてやっていきたいと思っています。

記者

課員は5人ということですか。

市長

そうです。今回新設した市民とつながる課は、課長が1名、係長が2名、1名の係長は兼務ということですので、タウンミーティングの時に応援に入ってもらうという形です。事務職員として2名お願いしていまして、兼務を入れて計5名という体制です。

記者

専従4名で、すべて正規職員でしょうか。

市長

はい、そうです。

記者

今月のタウンミーティングの開催は決まっているんでしょうか。

市長

課を今日立ち上げたばかりで、まず記者会見させていただいておりますので、この後職員と一緒に話をして、具体的に決めていこうと思っています。

記者

今月中には開催するんですか。

市長

そうですね。テーマを早急に決めて広報していかないといけませんので、やっていこうと思っています。今日はこのテーマでいつというのは申し上げられないんですが、決まり次第お知らせしたいと思います。

記者

専従の職員の方を4人付ける中で、タウンミーティングの開催とまるちゃんポスト以外の業務、市民の声を聞く他の切り口とか仕掛けのようなことは何かお考えでしょうか。

市長

現段階ではまずタウンミーティングをして市民の方の声を聞くことと、まるちゃんポストのメールも毎日どんどん届いていますので、そこをどう対応していくかということもありますので、職員と一緒にここは足りないからもっとこうしていこうというのを、どんどん出来ることやっていきたいと思っています。

記者

そういう意味ではメールやポストの内容を、聞き置きではなく対応していくということでしょうか。

市長

そうですね。聞き置くものもありますが、今の段階で、例えば市政への提案が大体8割ぐらいあります。それとは別に、個人のお困り事のようなものが2割ぐらいです。今回は私が市長になったということで、全体の中の3割ぐらいは応援していますとか、当選おめでとうございますみたいなことを書いてくださっている方もいらっしゃいます。

その中でピンポイントで、これはすぐに対応しないといけないということは担当の方に伝えて対応をお願いするということと、市政全般の色々な提案は、聞き置くというよりは今後の政策の中に反映させていただくよう検討して、意見をちゃんと振り分けながら、このような市民の声があるということはきちんと知っていこうと思っています。今回は中学生からも提案をいただいたり、小学生からも手紙を書いてくださったりしているので、本当にハードルを下げて、誰でも手紙を書いてもらえるような形にしていきたいと思います。

改善したこともあって、図書館のポストのところで、手紙を書く用のボールペンに紐が付いているんですが、紐が短くて書きづらいという声があったので、すぐに紐を長くしてくださいとお願いしました。また手紙を書く用の紙があるんですが、罫線が細かく引いてあって書きづらいとか、たくさん書かないといけないような気がしてハードルが高いという声もいただいたので、罫線を引いているものと全く何も罫線を引いていない用紙の2種類を作ったり、本当にすぐに改善できるところは改善するというスタンスでやっていこうと思っています。

記者

対応はこれからかもしれませんが、89通の意見の中で市長が見られて、差し障りのない範囲でこのようなお困り事があって、これは対応しないといけないと考えているとか、言える範囲で教えてください。

市長

ざっくり言うと、子どもや教育に関することが一番多いです。あと道路や都市整備に関することなども突出して多くあります。その中で、もっとこのようにしたら暮らしやすくなるのにというようなご提案もたくさんありますので、そういったことをしっかりやっていきたいと思っています。

やはりメールが多くて、89件のうち65件はメールです。あと図書館が15件、総合案内が3件、ユーススペースが1件、子育て支援センターが1件、大久保市民センターが2件、魚住市民センターが2件となっています。まだ西の方の二見市民センターとかサービスコーナーは、なかなか皆さんに行きにくいのか、そちらではまだないので、それぞれの地域の総会に行かせていただいた時に、私の方からご紹介させていただいています。

記者

市民とつながる課というのは、そのような提案を担当課と調整したり、一緒に検討したりするんでしょうか。

市長

まずはタウンミーティングをしっかりやるというのが、大きなこの課の所管事務になりますので、そこから先どのようにしていくかは一緒に検討していきたいと思っています。

記者

まるちゃんポストの89件は今日現在ですか。

市長

今日現在ですが、5月1日から12日まで、全部のポストとメールを合わせて75件で、12日以降はポストはまだ見ていませんので、それプラス今日現在メールで届いているのが14件ありますので、合計89件です。

記者

意見で一番多かったのが教育や子ども関係、道路や都市整備とのことですが、割合はどれくらいでしょうか。

市長

1枚の中にいくつも意見を書いているものもあるのですが、全体の14件ぐらいが子どもで、11件が教育、あと道路や都市整備の関係が14件ぐらいです。ざっとの振り分けになっています。

記者

市長が全部目を通しているんですか。

市長

全部目を通しています。まず私のところに全部集めてもらって、1枚ずつ見ています。

記者

早速成果が出ているというのが図書館の例ですね。

市長

そうですね。本当にすぐ出来ることはやっていきたいと思っていますし、拝見させてもらってお一人お一人が、明石市のためにもっとこうしたらいいのではないかという提案をしてくださっているので、本当に感謝の気持ちで、一つ一つ頭が下がる思いでありがとうございますという気持ちで読ませていただきました。

記者

先ほどおっしゃった用紙というのはポストの用紙ですか。

市長

ポストの用紙です。それぞれのポストのところに紙を置いていまして、自分の紙で書いていただいてもいいですし、紙がない方はそこにある用紙とペンで書いていただくこともできます。ポストの横にバインダーに挟んだ用紙と、紐にボールペンを付けたものを設置していて、その場で書いていただけます。

記者

その用紙の罫線が狭いという意見があったんですね。

市長

そうです。子供たちは絵を描いてもらってもいいので、罫線をなくしたものを一緒に設置します。まだ設置していないので、置いてもらうようにお願いしました。

記者

教育や子育てに関して、言える範囲でどのような意見が書いてあったのでしょうか。

政策局長

結構センシティブや具体的な内容のものも届いていて、市長とこれからお話しながら一つ一つ解決していきたいと思います。さっきのボールペンの紐のことから、学校のお困りごとまで多岐に渡っています。

市長

PTAのことや高齢者の方の足の支援、たこバスなどの交通網の充実を図ってほしいという内容や、不登校のお子さんの保護者の方から、不登校対策をしっかりやってほしい、明石は公設民営のフリースクールが一つしかありませんので、そういう場所を増やしてほしいという声であるとか、公園にトイレを設置してほしいとか、そのような声もあります。

記者

予算が伴ってなかなかハードルが高くなりますね。

市長

そうですね。でもまちの声というか、市民の皆さんのニーズはこれによって私も把握することが出来ますし、行政が気づいていなかったことを気づかせていただくということで、全部が全部出来るわけではないと思いますが、そういう意味ではこのタウンミーティングでもう一つの方策というか、シビックプライドを育てると言いましたが、みんなと一緒にこのまちを良くしていくために、限られた予算の中で、どのようにまちづくりをしていったらいいか考えていただける市民の方を増やしたいと思っています。それが出来れば両方を相乗効果でやっていけるのではないかと思っています。

記者

地域や分野別で開催するということですが、団体やテーマについて、どのような分類を考えていて、順序、まず地域なのかテーマごとなのかなど、どのような形でお考えですか。

市長

順序はこの地域からとかこだわっていなくて、やはり地域課題でも近々に対応しないといけない地域があると思いますので、そういうところは優先的に行かせていただいて、さらに例えば障害者とか子供とか高齢者のような大きな枠組みの中で、それに関心のある市民の方に来ていただくというようなイメージを持っています。

記者

特に地域が先とかテーマが先とかではないですね。

市長

そうですね。地域、テーマ混ぜながらです。夏休みなどは子供や若者など、時間が調整しやすいような方々を優先してもいいと思っています。今回まるちゃんポストにも、中学生からぜひタウンミーティングにも参加したいので、中学生が参加できるような場を作ってくださいというような提案もありましたので、それぞれの対象の方が参加しやすい時期とか時間帯とか場所があると思いますので、その都度設定していきたいと思います。

記者

学校にも行かれたりするんですか。

市長

学校に行ったりもしてみたいです。

記者

市民との情報共有を図るというのは、市政に関する情報を共有するということですか。

市長

そうですね。私も8年前に気になったんですが、市民の時と議員になってから、また市長になってからでは情報量の差がすごく大きいと思うんです。市民の皆さんと対等に話をしたり、意見を言っていただくためには、しっかり情報をお知らせして、同じ土俵の上で対話をするということがすごく大事だと思いますので、できる限り情報をしっかりお伝えして、一緒に対話が出来るような場にしていきたいと思っています。

記者

市民への呼びかけについて、タウンミーティングとなるとハードルを感じる方もいるかもしれません。吸い上げた意見はどのように活用するかなど、市民が参加したくなるようなメッセージをお願いできますか。

市長

タウンミーティングと言われたら、みんな二の足を踏んで行きにくくなるので、楽しいネーミングを新しい課の皆さんと考えて、自分たちの声がそこで出せるとか、市政の情報が聞けるというような、行ってみたい、わくわくするような場にできたらなと思っています。

発信についてはぜひ報道の皆さん方にもご協力いただいて、多くの方に来ていただける、そのハードルを下げた形でやっていきたいと思っています。せっかくこの5人、今日から市民とつながる課の所管になりますので、そのメンバーにも知恵を出してもらって、市民の方にたくさん来ていただけるような工夫をしていきたいと思います。

記者

タウンミーティングは会議室で行うんですか。

市長

場所もその時、その時で色々あっていいと思います。閉じられた会議室とかホールみたいなところもあれば、例えば市民広場みたいに、通りがけながらやっているなというのを見ていただけるような場があってもいいし、またウィズあかしの市民活動スペース、フリースペースのようなところでやると、学生さんが横で勉強しながら聞いておられたりとか、そういう開かれた場でやるのもいいと思います。またテーマによってはどこか屋外でやってもいいと思いますし、それはその時々のテーマに合わせてやっていけたらと思っています。

記者

参加する市民はホームページで募集するんですか。

市長

募集方法もこれから検討していくんですが、例えば特定のテーマの場合に、それに関わっている団体さんに直接お願いすることもあるでしょうし、基本的にはホームページなどで発信していこうと思っていますが、ホームページを見られない方もいらっしゃるので、それぞれテーマに合わせて丁寧に発信していこうと思っています。

記者

市長はタウンミーティングにどの程度参加されるんですか。

市長

基本全部市長が参加します。

記者

まるちゃんポストの対応は、今は市長が目を通されていますが、今後は新設の市民につながる課がされるんですか。

市長

まず私が全部目を通して振り分けをさせてもらって、これは市民につながる課で対応してほしいこと、これはもう本当に早急に命に関わるようなことで、すぐ担当課で対応してもらうことというのは私の方でさせていただくので、まずは全部私が見ます。

記者

タウンミーティングは対面を基本とされると思いますが、オンラインや録画対応などは考えられていますか。

市長

それもあっていいと思います。必ず現場に出てこられる方ばかりでもないですし、また状況もどうなっているかも分かりませんので、オンラインというのも今後考えていけばいいと思いますが、現時点では当面は対面でやらせていただくということと、録画をするかどうかというのは、その対象の方々の内容にもよると思いますので、その辺は今後検討していきたいと思います。

記者

市民からいろんな要望が出てくると思いますが、優先はどのように付けられますか。

市長

そのような優先順位も含めて、市民の皆さんと考えられるような場を醸成していければいいと思っています。もちろん市民の皆さんも限りある予算の中で出来ること、出来ないことがあるのは承知の上で、みんなで優先順位を考えていくということが大事だと思います。

そういう意味では、財政の見える化をしっかりしていかないといけないと思っていますし、市民と作る財政白書であるとか、そのようなことをしながら、市民の方も市のお財布事情を知っていただき、将来も見据えながら一緒に考えていけるような、そのような市になったらいいなと私自身は思っています。

記者

市民との情報レベルを同じところに上げていくのにも時間がかかると思います。最初の実行力というところで新市長のリーダーシップが問われる局面もありそうですが、その中でも優先順位みたいなところがあれば教えてください。

市長

それはどんな意見が出てくるかによって違ってくると思いますが、やはり多くの方々がこれは大事と思ったところは、市長として前に進めていく判断をしていかないといけないと思っています。

記者

「市民とつながる課」の名前に込められた思いを教えてください。

市長

30くらい案を出したんですが、市民の皆さんに分かりやすい名前がいいと思っていて、そのような意味では、市役所、市長が市民とつながるというメッセージを込めて分かりやすく、直球で市民とつながる課というネーミングにさせていただきました。

記者

陳情ではなくて、みんなで話し合っていく機運を醸成したいというお話でしたが、そのようにするためにどのようなやり方を考えられていますか。

市長

やり方、方法は色々あると思いますが、ワークショップ形式であるとか、今よく言われているワールドカフェみたいな形式とか、意見とかではなくて対話がしやすい、しっかり対話をした上で議論が出来るような、そういう場をぜひ作っていきたいと思っています。一足飛びに出来るかどうか分かりませんが、やりながら軌道修正をして良いものにしていけたらと思っています。

記者

なぜタウンミーティングをしないといけないと思ったのか、これまで市民の声を聞くことが足りていないと思ったとか、そのような経験があれば教えてください。

市長

私も元々市民として色んなまちづくりにも関わってきましたし、この8年間も議員として市民の方のお声を聞いてきたんですが、やはり明石市の行政の中で足りていないのは、市民参画であるとか、市民の声をどう聞くか。ただパブリックコメントをやっていたら市民の声を聞きましたとか、何か決まってから説明会で意見を聞いて、聞きましたというのは、やはり聞き置くだけになると思うんです。

だけど、一緒に考えるということがすごく大事だと、ずっとこの8年間の議員生活の中でも思っていましたので、市長のお話をいただいた時に公約として、タウンミーティングという言葉が合うかどうか分からなかったんですが、分かりやすいという表現で公約の中にタウンミーティングは私が前市長にお願いをして、入れさせていただいたという経緯がありますので、そこをしっかりやっていきたいと思っています。

記者

具体的に何か聞かれたい内容などはありますか。

市長

市政の中で感じていること、例えば庁舎にしても、ある程度出来上がってから市民に説明をするとかではなくて、何もないところでこんな庁舎だったらいいよねという、だから例えば昨日のサンライフ明石であった説明会はすごく良くて、サンライフ明石が新しく地域交流センターになるというので、皆さんのいろんな意見をまだスタートの段階で聞かせてくださいというのが昨日だったんです。

そのように忌憚のない声を聞かせてもらって、自分たちの声もこの計画の中に入ったんだということで、やはり愛着の思いも芽生えるし、一緒に大事にしていこうという気持ちにもなっていただけると思います。そういった一つ一つのことを私も市民として、また議員として感じながらずっときたので、何か一つというわけではないんですが、そこが出来ればもっといい明石に、もっと優しい明石になるという確信があるのでさせていただいています。

記者

自分たちで作っているという感覚を持てるまちにしたいということですね。

市長

そうですね。

記者

タウンミーティングの中身ですが、情報共有というのは市民からの声をもらうという形ですが、具体的に政策の内容を話し合うこともあるんですか。

市長

テーマによると思いますが、まずはそのテーマを決めて、今市でそのテーマについてはどのような形で進んでいるかということをしっかり情報提供して共有していただいて、それぞれの中で何か課題を持っておられたり、もっとこうだったらいいのにとか、日頃これはすごく助かっているとか、そのような声を聞きながら足りていないところ、すごく良いところというのを一緒に考えていけたらというイメージです。

記者

その声を受けて必要であれば、政策の中身みたいなところも話し合っていく場合があるということですね。

市長

そうです。

記者

丸谷市長が就任して初めに、市民とつながる課とか市民の声を聞くとか全面的に打ち出されましたが、改めてこのテーマを最初に持って来られたのは、泉市政の課題をどう認識していたからなのか教えていただけますか。

市長

泉市政は市民のために、市民目線ということで、どちらかというとトップダウンでやってこられたと思うんですが、私の場合は市民目線なんですが、もっと市民の声もお聞きしながら、逆にボトムアップでやっていくとずっと言ってきていますので、まさにその形というか、市民と共にまちを作るという形を、就任後すぐにさせていただいているということです。

記者

いただいた意見について、具体的に改善したものはいいですが、一朝一夕にいかないものとか、そうでなくてもしっかり検討していますみたいな話も上がると思います。意見を伝えてこられた方にどうフィードバックするかという点についてはどうお考えですか。

市長

個別にはお返事はしませんが、全体として、いただいたご意見の中でこのような方向になりましたというのは、伝えていける範囲で伝えていけたらと思っていますので、そこも含めて、この市民とつながる課の中で議論をして考えていきたいと思っています。

一定色々提案していただいたことが、形になったのか、なっていないのかというのは、きっと提案してくださった方はすごく関心を持たれていると思いますので、ここは多くのこのような声があったので、このような形になりましたというのは逆に伝えていかなければならないと思っています。

記者

伝え方をどうするかというのはこれからということですか。

市長

そうですね。

 

(その他)

市長

この2週間で動いていることを少しお話しさせていただきます。1つはの動画をスタートさせました。まるチャンネルという動画なので是非見てください。まるチャンネルの第1弾は、まるちゃんポストのことを紹介させていただいています。それから5月2日の職員への訓示もアップさせていただいています。また、最初の記者会見でも言いました、職員との面談を今日から始めております。一人短い時間ですが、市長と話をするということで、隙間時間をうまく使いながら、できるだけ早く全職員とお会いできるようにしていきたいと思っています。

記者

動画はyoutubeに投稿しているんですか。

市長

市長のページから見ていただいたら。ようこそ市長室への一番下にまるチャンネルがあります。

記者

職員さんとは全員と面談されるということですか。

市長

今後、ちょっと時間はかかると思いますが。お一人5分ぐらいの短い時間になると思いますが、市長と顔を合わせるということをしていきたいと思っています。

記者

全職員とは正規職員ということですか。

市長

まずは正規職員1900人ぐらいです。

記者

それはどれくらいの期間でやろうとお考えですか。

市長

できるだけ早くとは思っていますが、結構公務が立て込んでおりますので、例えば朝の1時間の間に数人とか、今日もそうですが、朝少し早く来て何人かとお話するという感じにしています。

記者

全職員と面談されるねらいや思いを改めて伺えますか。

市長

やはり信頼関係が大事ですし、市長と話せるという環境を作っていきたいと思います。私が頼りにするのはやはり職員の皆さんなので、職員の皆さんが本当にこの明石市の中で生き生きと仕事をしていただけるように、環境を整えていくのが市長の役目だと思います。そういう意味では市民の声も聞くけど、職員の皆さんの声も聞くということは私の役割として大事だと思いますので、それは何としてもやらせてもらいたいと思っています。

記者

職員面談や動画配信、タウンミーティングで声を聞く、全体を通して一貫したものがあると思いますが、どんなまちにしたいという思いがあるからなのか、改めて伺えますか。

市長

それは一貫して言っていることですが、本当にこの明石のまちをもっともっと優しくするために、市民の皆さんと共にみんなの明石をつくる。そのためにはやはり私たちも発信をしっかりしていくし、市民の皆さんの声を聞く場もたくさん持つ。そうでないと、一緒にみんなの明石はつくれないと思いますので、そこをいろんな方法で、これだけが全てではないと思いますので、これから色んな方法を模索しながら、本当に市民の皆さんと共にみんなの明石、もっともっと優しい明石のまちをつくっていく、そういう目的の下に色々これから考えていきたいと思っています。

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