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更新日:2024年4月15日

熱中症にご注意を!

クールスポットについてはこちら(クールスポットをご利用ください)

※6月1日からの開設となりますのでご注意ください。

 

毎年、熱中症の発症者は5月からみられ始め、7月にピークを迎えます。体が暑さに慣れておらず、熱がこもりやすいなどの理由から、初夏から熱中症への注意が必要です。

★熱中症は死に危険を及ぼす可能性がありますが、予防方法を知り、実践することで防ぐことができます。

熱中症とは?

気温が高い、蒸し暑いなどの環境下で体温調整をする機能が働かなくなり、体に熱がこもってしまった状態です。

高温の場所に長時間いた際に、頭痛などの体調不良が起こった場合は熱中症の可能性があります。

熱中症が起こる原因

私たちは皮膚表面から熱を外に出しています。同時に汗をかくことで蒸発時に熱を放散させています。

しかし、本格的に暑くなり始める前の5月~6月の時期はうまく汗をかく習慣がなく、体に熱がこもってしまいます。

また、汗をかいても水分を補給せず脱水になった状態では、新たに汗を出すことができなくなり、体温が急激に上昇し、熱中症が起こります。

どのような人に起こりやすい?

  • 高齢者や乳幼児
  • からだに障害のある人
  • 肥満の人
  • 過度の衣服を着ている人
  • 普段から運動をしていない人
  • 暑さに慣れていない人
  • 病気の人、体調の悪い人 (参考:熱中症環境保健マニュアル2022)

厚生労働省「熱中症予防のための情報資料サイト」(外部サイトへリンク(外部サイトへリンク))で熱中症予防リーフレットの印刷が可能です。

 

注意マーく昨年、熱中症で救急搬送された方のうち5割以上が高齢者で、特に室内で多く発生しています。

子どもや高齢者には周囲の人たちからの見守りや声かけ、環境調整のお手伝いが大切です。みんなで熱中症を予防しましょう。

熱中症の症状

重症度 症状
1度(軽症) めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の汗、筋肉痛、こむら返り
2度(中等度) 頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下
3度(重症) 自力で水分摂取ができない、意識がない、痙攣発作

(出典:熱中症環境保健マニュアル2022 表2-1 熱中症の症状と重症度分類を一部改変)

★症状を知っておき、熱中症になったことに早めに気づき、対処方法をとることが重要です。

救急者

★自力で水を飲めない、まっすぐ歩けない、呼びかけに反応しない場合は迷わず救急車を要請してください。

対処方法

(1)すみやかに涼しい場所へ移動し、水分・塩分を補給する

※5~15℃の冷たい水分は胃からの吸収を早め、すばやく体を冷却する効果があります。

(2)保冷剤や氷のうなどで体を冷やす(首・脇・股関節)冷やすところ

※表面に近い太い血管を冷やすことがポイントです。

(3)衣服をゆるめ、うちわなどで風を送る。

※皮膚と服の間にすき間を作ることで風通しをよくし、皮膚表面から熱を逃がす。

(4)自力で水を飲めない、呼びかけに反応しない場合は救急車を要請する。

具体的な熱中症予防方法

  • のどが渇く前に、こまめに水分をとる(1日あたり1.2リットルの水分が目安。)
  • 大量に汗をかいたときは適度な塩分補給も必要 ※経口補水液が効果的です
  • 冷却グッズを活用する
  • 室内ではエアコン・扇風機を積極的に使用し、涼しい環境ですごす 
  • できるかぎり日差しの強い時間帯の外出は控え、外出が必要な際は日傘・帽子を着用する ※「暑さ指数(WBGT)」のチェックや、熱中症警戒アラートを活用し、予定を調整しましょう
  • みんなで熱中症の声かけや配慮を行いましょう
  • 規則正しい食事、睡眠をとる ※体調不良時は体温調節機能が低下し、熱中症が起こりやすくなります

★兵庫県に熱中症警戒アラートが発表されている場合は、上記の熱中症対策をいつも以上に積極的に行ってください!

屋内こそ要注意!!

冷房のないところでは注意が必要です。

★保冷剤で首や脇を冷やしながら料理や家事を行いましょう。

トイレ   キッチン    洗面所    脱衣所

  トイレ    キッチン     洗面所    脱衣所

 

屋外からの帰宅後の過ごし方にも注意!

屋外からの帰宅後に十分なケアができなかった場合、時間が経ってから熱中症が発生する場合があります。

帰宅後は十分な熱中症予防対策を行いましょう!!

だらだら

暑さ指数の活用で早めの熱中症対策を!

暑さ指数とは気温に加え、熱中症の発生に大きく影響を与える湿度・日ざし・風の要素を取り入れて、総合的に暑さを示したもの。

<暑さ指数(WBGT)の基準> ※単位は℃ですが、気温とは異なります。

暑さ指数 日常生活に関する指針 運動に関する指針

危険

(31以上)

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。

外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

運動は原則中止

厳重警戒

(28~31)

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 激しい運動は中止

警戒

(25~28)

運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休憩を取り入れる。 積極的に休憩

注意

(21~25)

一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 積極的に水分補給

 

21未満

ほぼ安全:適宜水分補給

(参考:環境省熱中症予防情報サイト(一部表改編)

★暑さ指数(WBGT)が28超えると熱中症が増加します。

暑さ指数が33以上と予測された場合、「熱中症警戒アラート」として、テレビやラジオなどで発表されます。熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへ注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

「熱中症警戒アラート」や暑さ指数の情報はLINEやメールでの配信設定ができます。詳しくは熱中症予防サイト[暑さ指数(WBGT)/環境省(外部サイトへリンク)をご覧ください。

クールスポットをご利用ください

「クールスポット」とは、市民のみなさまに、一時的に暑さをしのぎ涼しく過ごしていただく場所のことです。

下記の対象施設は、クールスポットとしてご利用いただけます。夏の暑い日には、熱中症の予防として、ぜひご利用ください。

 

【開設期間】

6月1日~10月31日

【対象施設】

施設名称

住所

電話番号

ふれあいの里 中崎

明石市中崎1丁目2-22

078-913-6200

ふれあいの里 大久保

明石市大久保町大窪3423

078-936-5048

ふれあいの里 魚住

明石市魚住町西岡367-4

078-947-1202

ふれあいの里 二見

明石市二見町西二見605-1

078-943-4001

ふれあいプラザあかし西

明石市二見町東二見1836-1

078-945-0294

総合福祉センター

明石市貴崎1丁目5-13

078-918-5660

 

熱中症のこども編・高齢者編は下記をクリックして、ご覧ください。

 kodo koureisya

チラシやポスターもご活用ください

令和5年度 熱中症にご注意を!チラシ(PDF:532KB)

       熱中症を予防しよう!ポスター(PDF:351KB)

 

 

 

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お問い合わせ

明石市福祉局あかし保健所健康推進課

明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7 あかし保健所

電話番号:078-918-5657

ファックス:078-918-5440