更新日:2024年7月24日
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子どもは、体温調節をする機能が十分に発達しておらず、大人以上に体に熱をため込みやすいです。また、遊びに夢中になり、水分補給がおろそかになりやすいことや、自分の言葉で体の不調を的確に訴えることができないため、熱中症の危険が高まります。
◎周囲の大人が、暑さを和らげる対応を行い、子どもの熱中症を予防しましょう。
【子どもの観察ポイント】
・汗のかきかた
・体温
・顔色
・機嫌
・ぐったりしていないか など
※顔が赤く、ひどく汗をかいている場合は、深部体温がかなり上昇していると考えられます。涼しい環境下で十分な休憩をとってあげましょう。
★普段からこまめな水分補給が大切です。
遊んだあとに一気に水分摂取をすると体がだるくなります。遊びの前にも水分補給を行いましょう。
※ジュースや炭酸飲料など糖分を多く含む飲み物は、水分の吸収が遅くなります。そのため、水や麦茶などで水分補給をしましょう。
★食事に夏野菜や汁物などを取り入れることがおすすめです。
・水分が多く、体にこもった熱を逃してくれる夏野菜→きゅうり、トマト、なす等
・汗をかいた後のビタミン補給に適した夏野菜→枝豆、ピーマン等
地面に近いほど温度が高くなるため、子どもは大人より高温の環境にいることになり、熱中症の危険性が高まります。
(参考:熱中症環境保健マニュアル2022)
★ベビーカーには日よけを利用し、帽子を着用するなど、直射日光を避けましょう。また、通気性のよい服を選び、体温の上昇を防ぎましょう。
※乳幼児は汗をかいた後、体温が急激に低下する場合があります。汗をかいたあとは着替えも大切です!
★車内に子どもを置き去りにしてはいけません!
短時間であってもエアコンが止まると車内温度は急激に上昇します。
学校、部活動では特に注意が必要です。
★こまめな水分補給をしましょう。汗を多くかいた場合は、スポーツドリンクや経口補水液を!
★活動中に体調不良を感じた場合は、すぐに周りの人(できれば大人)に知らせるようにしましょう。
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