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ページ番号 : 36156

更新日:2025年4月9日

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学校給食に係る生ごみ処理機導入パイロット事業の実施

 明石市では、循環型社会の実現のため、『ゼロ・ウェイストあかし』を合言葉に、ごみの減量・再資源化の推進に向けた取組の一環として、令和6年度に市学校給食に係る生ごみ処理機導入に向けたパイロット事業を実施しました。その結果、小学校で発生する生ごみの量に対する生ごみ処理機の処理能力などの課題が明らかになったため、改めて、処理機の設置台数を増やし、期間を延長した上で実証実験を実施します。

事業の目的

 学校給食に係る生ごみ(調理くず、食べ残し)を処理し、たい肥化させる取り組みを実施することで、地域における循環型社会の形成を目指すとともに、児童の環境への理解や意識向上を目指します。

 今回のパイロット事業においては、製品の性能および環境への負荷に対する結果を検証し、本格導入に向けた検討を行います。

設置機器

スマートコンポスト コムハム(株式会社 komham製)

特徴

  • 処理量が97~98%と多く、処理スピードが1日(処理困難物を除く)と早い
  • ソーラーパネルによる発電で駆動し、電源が不要

パイロット事業について(令和7年度実施)

実施場所

明石市立魚住小学校

実施期間

2025年(令和7年)4月11日~2025年(令和7年)7月16日 ※1学期間

設置台数

 2台

今後について

 今回の実証実験において明らかになった課題や、学校における運用面や周辺地域への影響等を再確認した上で、今後の事業化について検討します。実証実験の結果については、終了後に報告書を取りまとめ、公表します。

令和6年度実施 パイロット事業の結果について

 令和6年度に実施した1回目のパイロット事業においては、小学校の給食において、生ごみ処理機の導入によるごみ減量化及び資源循環の有効性の検証ができました。一方で、処理機内部の攪拌が停止するトラブルや、処理機の最大処理量を超過する生ごみの投入による消化不良(臭気発生)が確認され、課題も残る結果となりました。令和7年度に実施する2回目の実証実験においては、これらの課題の改善を図り、引き続き生ごみ処理機の常設設置の可能性について検討を進めます。

実施場所

明石市立魚住小学校

実施期間

2024年(令和6年)8月30日~2024年(令和6年)9月27日

処理結果

生ごみの総投入量 生ごみの総分解量 1日の平均投入量 分解率
103.5kg 75.6kg 6.47kg 73.0%

 

令和6年度に実施したパイロット事業の詳細については、下記の概要をご確認ください。

学校給食に係る生ごみ処理機導入パイロット事業の結果について(PDF:318KB)

お問い合わせ

明石市環境産業局資源循環課

兵庫県明石市大久保町松陰1131

電話番号:078-918-5794

ファックス:078-918-5793

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