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ページ番号 : 38483
更新日:2025年4月1日
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(1面)
広報あかし特別号(2025年4月1日発行)
みんなの財政白書あかし2024 できました!
マンガとコラムでよくわかるお財布事情
明石市のお金のことがよくわかる白書が完成しました。
今号では、この「みんなの財政白書あかし」の一部を
ぎゅっとまとめて見どころを紹介します。明石の財政を知って、
これからのまちづくりを一緒に考えていきませんか。
全28ページで内容たっぷり
より詳しく知りたい人には全314ページの資料編も
市ホームページから早速みてみよう!
ポイント01
なぜ財政白書をつくったの?
これからのまちづくりのため
財政情報は市民のものです。この白書を通じて市のお財布事情を知っていただき、市民のみなさんと一緒に今後のまちづくりを考えていくために作成しました。
ポイント02
なぜ「みんなの」財政白書なの?
対話を重ねみなさんの声を反映
昨年から検討会やタウンミーティングを通じて多くの人と対話を重ねてきました。財政という難しいテーマですが、マンガを入れたり表現を工夫し、「わかりやすい」白書になるよう、みんなでつくりあげてきました。
ポイント03
これからどう活用するの?
持続可能な財政運営に向けて
限りある財源をどう使うかを市民のみなさんと一緒に考えるために活用していきます。持続可能な財政運営に向けて今後も情報を更新していきます。
発行/明石市 編集/政策局 広報プロモーション室 広報課 〒673-8686 兵庫県明石市中崎1丁目5番1号
TEL 078-918-5001
FAX 078-918-5101
(2-3面)
1マンガのページ
子どもたちにも分かりやすく市のお金の流れについてマンガで紹介。お金の使い道をどうやって決めているのか、市議会の役割や対話を通じたまちづくりを描いています。
続きは市ホームページから
2財政状況を見てみようのページ
市は、これまで財政健全化(収入の確保や支出の見直し)に取り組んでおり、現在の財政状況は良好です。現在の貯金と借金の状況や今後の負担が県内29市平均を下回っている状況などを解説しています。
令和5年度は黒字になりました
この10年間は、貯金は増加し、借金は減少傾向となっています。
▶貯金(3つの基金)の状況
●財政基金 ●減債基金 ●特別会計等財政健全化基金
令和5年 119億円の貯金 残高をキープ!
▶借金※の状況
※市に実質的な負担がない 「臨時財政対策債」を除いています
イラスト説明=今は、借金が減っているようだけど、これからのことも気になるね。
借金は減少傾向!
3もっと知りたい!コラムのページ
「人口と税収の関係」「ふるさと納税の財政への影響」「お金の使いみち」など8つのコラムを掲載。一部を紹介します。
お金の使いみち 私たちの税金は、どのようなサービスに使われているの?
ゴミ処理
年間34億円
ごみ処理や焼却、資源物のリサイクルの費用など
人口:306,760人(R6.1.1)
市民1人あたりに必要な経費
年間 11,082 円
消防・救急出動
年間6億円
消防や救急活動の経費
出動件数:17,121件(R5年度)
救急出動1回あたりに必要な経費
33,871 円
高齢者への支援
年間68億円
医療費や敬老優待乗車券交付、
インフルエンザ等の予防接種助成など
65歳以上人口:80,182人(R6.1.1)
65歳以上の市民1人あたりに必要な経費
年間 84,503 円
道路や橋の整備・維持管理
年間37億円
道路や橋の整備、維持管理の経費など
人口:306,760人(R6.1.1)
市民1人あたりに必要な経費
年間 12,215 円
こども医療
年間22億円
18歳までの医療費を無料とするために必要な経費
こどもの人数:53,304人(R6.3.31)
こども1人あたりに必要な経費
年間 40,761 円
小学校の運営
年間31億円
学校施設の維持管理、給食、学校運営経費など
小学校児童数:17,143人(R5.5.1)
児童1人あたりに必要な経費
年間 182,286 円
(先生などの給料は含みません)
介護保険料
明石市の介護保険料は高いの?
介護保険料(3年ごとに改定)
介護保険料が増加する要因
要介護認定等による利用者の増加に伴い、介護保険事業費が年々増加しているからです。
全国平均介護保険料は、全国平均とほぼ同じです。
参考
年々増え続ける介護保険事業費
平成12年 57億円
平成20年 122億円
平成30年 208億円
令和5年 245億円
財政白書にはこんなコラムがあるよ!
●人口が増えると市の税収は増えるの?
●ふるさと納税は財政にどんな影響があるの?
●土木費を削減したって本当?
●予算はどんな目的に使われたの?など
子どもにかかるお金は?
高校3年生までの医療費の無料化や第2子以降の保育料無料化など明石市は子育てサービスを充実してきました。子育て支援にかかるお金は増加しています。
児童福祉費
主に、子育て支援のためのお金で平成25年度と比べて 2倍以上増加 しています。
平成25年 126億円 → 令和5年 267億円
パパたこセリフ=子育てサービスが充実! 保育料 おむつ 医療費
円グラフ=
令和5年度 決算額 267億円
内訳
保育所などの運営や整備のため 143億円(54パーセント)
児童手当や児童扶養手当の給付のため 69億円(26パーセント)
こども医療や母子保健などのため 33億円(12パーセント)
児童相談所の運営のため 15億円(6パーセント)
おむつ定期便などのため 7億円(3パーセント)
(4面)
4これからの明石の財政はどうなるの?
イラストセリフ=将来も市の財政状況は大丈夫なのか気になります。
①今後の課題
▶公共施設等の老朽化
多くの公共施設が、建築後40年経過しており、施設の老朽化が進行しています。
▶福祉や医療などにかかる経費
今後も、少子高齢化の影響により、市の負担は増加する見込みです。
⓶今後どうなりそう?
財政見込み(一般財源ベース)
令和11年から借金の返済額が増加 収支がマイナスになる
貯金(基金)の見込み 令和15年 目標:100億円
収支差引額が令和11年以降マイナスの原因は市役所新庁舎や新ごみ処理施設の整備に伴う借金の返済が多くなるためです。
収支を改善する取り組みもあわせて行い、令和15年の貯金100億円の確保を目指します。
写真説明=市役所新庁舎 外観イメージ
・新庁舎
費用(うち借金)=202億円(182億円)
借金返済額=最大10億円/年
・新ごみ
費用(うち借金)=529億円(320億円)
借金返済額=最大18億円/年
※予算の上限額(実際の費用は入札額により変わります)
③10年後の目標と取り組み
イラストセリフ=収支を改善する取り組みを継続的に行い、持続可能な財政運営を目指します。
目標
●3基金残高の合計100億円を維持すること
●財政基金を70億円以上維持すること
取り組み
歳入を増やすために
●市税収入の確保(収納率の向上等)
●ネーミングライツ(命名権)の導入など広告料収入の確保
●人口の維持増加による地方交付税の確保 など
歳出を減らすために
●業務の効率化等による人件費の削減
●公共施設の配置適正化
●目的を達成した事業の見直し など
私たちにも何かできることってあるのかな?
・市議会を傍聴する
・ごみ減量!ごみ分別!
・明石の良いところをSNSにアップする
・タウンミーティングや市民参加型のイベント、アンケートに積極的に参加して情報を得る
・地域活性化のために明石市内のお店やサービスを利用する
・地域コミュニティや高年クラブの活性化
・学校や地域への出前講座に参加する
・地産地消!明石の野菜や魚を食べる
・地元でおいしい飲食店を見つけたらみんなに共有する
・地域の清掃活動やボランティアに参加する
・学校のものや図書館の本、公園の遊具などを大切に使う
・市の財政に興味を持って調べる
※タウンミーティングや検討会などを通じて、市民の皆さんから実際にいただいたご意見をまとめています。
みんなで考えて作りました!
6回の検討会やタウンミーティング、市民参加型ワークショップなどを通じてみんなの声を反映して作成しました。
財政白書はこちらからご覧いただけます
明石市 財政白書 検索
財政白書に関するお問い合わせは
明石市総務局財務室財務担当
〒673-8686 明石市中崎1丁目5-1
電話:078-918-5011 FAX:078-918-5125
E-mail:zaisei@city.akashi.lg.jp
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