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更新日:2023年3月22日

平成26年度当初予算の内容

平成26年度の本市財政においては、市税収入の増加が見込まれているものの、土地開発公社清算のための第三セクター等改革推進債の償還開始により公債費が増加するうえ、社会保障関係経費が引き続き増加傾向にあります。このような厳しい状況下ではありますが、「市民福祉の向上」「まちの未来への布石」「確かで弾力性のある財政基盤の構築」の3つのバランスに配慮し、財政健全化を図りながら市民生活を支えるために必要な施策を推進します。

「市民幸福度日本一のまち 明石」の実現に向けて、これまで取り組んできた「こども」「地域」「安全」の3つのまちづくりのキーワードに「元気」を加え、明石の“たからもの”の発信や、市民の皆さんが安心して生活できる環境整備などを通じ、「まち」も「ひと」も元気になる取り組みを進めていきます。

 予算総額

 平成26年度当初予算

平成26年度当初予算総括

一般会計の予算額は、995億7,579万円で、対前年度比4.1%減(42億5,219万円の減)となっています。なお、平成25年度当初予算で計上しました土地開発公社の清算関係経費(97億円)を除くと、前年度比5.8%増(54億4,781万円の増)となります。

歳入面では、市税収入において、市たばこ税の減が見込まれるものの、家屋の新増築による固定資産税・都市計画税の増や、製造業の一部において業績回復による法人市民税の増が見込まれ、対前年度5億9,100万円の増(397億8,640万円、対前年度比1.5%の増)と、平成25年度から2年連続の増加となります。一方で、地方交付税とその振替措置である臨時財政対策債を合わせた額では、5千万円の減(152億円、対前年度比0.3%の減)が見込まれています。また、財政基金からの繰り入れ(15億円)や市債の償還の財源に充てるための減債基金からの繰り入れ(10億円)などにより、繰入金全体で7億5,027万円の増(25億8,439万円、対前年度比40.9%の増)となります。臨時財政対策債及び第三セクター等改革推進債を除く投資的経費の財源としての市債発行額は、3億4,320万円の増(57億1,040万円、対前年度比6.4%の増)としています。

歳出面では、扶助費が障害福祉事業費、私立保育所事業費やこども医療費助成事業費の増加などにより、7億8,781万円の増(273億980万円、対前年度比3.0%の増)となります。公債費は、土地開発公社清算のための第三セクター等改革推進債の償還が始まることなどにより、9億2,477万円の増(117億6,106万円、対前年度比8.5%の増)となります。また、投資的経費は、私立保育所施設整備、中学校給食施設整備や明石駅前南地区市街地再開発などにより17億7,954万円の増(107億1,712万円、対前年度比19.9%の増)となり、2年連続の増加となっています。

市債残高につきましては、地方交付税の振替措置である臨時財政対策債を除く実質の市債残高(一般会計698億543万円、全会計1,548億8,436万円)で、平成24年度以来2年ぶりの減となります。

 一般会計

主要な新規・拡充事業としては、○病児保育事業の実施○こども養育支援等相談窓口の開設○犯罪被害者支援の充実○障害者福祉施策の充実○保育所の新規開設及び増改築○(仮称)「地域事務局支援事業」の実施、などについて予算を計上しています。

一般会計(歳入)

【一般会計】

平成26年度当初予算歳入

【市税収入の内訳】

平成26年度当初予算市税収入の内訳

【一般会計歳入当初予算額及び市税の推移】

平成26年度当初予算歳入及び市税の推移

 一般会計(歳出)

【一般会計】

平成26年度当初予算歳出

【一般会計歳出当初予算額(性質別経費)】

平成26年度当初予算性質別経費

【一般会計歳入当初予算額の推移(性質別)】

平成26年度当初予算歳出の推移

 用語解説

主な歳入の用語解説

[市税]
市民税や固定資産税など市民のみなさんに納めていただくお金です。

[地方交付税等交付金]
財源不足を補うため、国から市の財政事情に応じて交付されるお金などです。

[国・県支出金]
特定の公共事業を行うために国や県から交付されるお金です。

[市債]
事業を行う時に市が国などから借りるお金です。

[負担金・使用料など]
各種サービスや施設の利用等でかかるお金です。

主な歳出の用語解説

[民生費]
児童や高齢者、障害者などの福祉のために使われる費用です。

[土木費]
道路や河川などの建設や改修、公園などの整備に使われる費用です。

[公債費]
市が国などから借り入れたお金の返済に使われる費用です。

[教育費]
小・中学校などの学校関係や、図書館などの社会教育の推進に使われる費用です。

[総務費]
市庁舎の維持管理や窓口サービスなど市の事務に使われる費用です。

[衛生費]
ごみ処理などの清掃関係や環境対策、予防接種や救急医療対策などの保健衛生に使われる費用です。

[義務的経費]
職員の給与などの人件費、児童手当や生活保護費などの法令に基づいて被扶助者に対して給付される扶助費、事業を行うために借り入れたお金の返済分である公債費が含まれています。

[投資的経費]
道路、公園や各種教育施設などの公共施設や都市基盤を整備するために使われる費用です。

[その他経費]
消耗品、各種委託料などを支出する物件費や特別会計への繰出金などが含まれています。

 特別会計/企業会計

特別会計

平成26年度特別会計当初予算

企業会計※歳出予算

平成26年度企業会計当初予算

 市民負担と行政費

税負担と行政経費

平成26年度当初予算市民一人当たり

 主要施策に対する予算

平成26年度主要施策に対する予算

平成26年度当初予算主要施策

お問い合わせ

明石市総務局財務室財務担当

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電話番号:078-918-5011