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ページ番号 : 38336
更新日:2025年4月4日
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埼玉県で下水道管に起因する道路陥没事故が発生しました。
本市では、国から緊急点検の指示があった口径2m以上の汚水・合流管はありませんが、下水道で使用しているコンクリート管について、2005年から2014年にかけて劣化状況を調査し、状態の悪い管については補強工事や再設置工事を行い道路陥没などの事故が起こらないように対策を行いました。
その後、国からの通達により2019年度からは国道など大きな道路の地下に埋設されている管や流量の多い管など重要度の高い管から順に点検し、必要に応じて修理・補修等を継続して行っています。
市内には1,000kmを超える下水道管が地中に埋設されており、日常の点検や異常な箇所の早期発見と迅速な対応により下水道に起因する陥没事故が起こらないよう努めています。
(点検の様子)
本市では、市道約650km、管理道路も含め約850kmの道路を管理しています。
パトロールをはじめ、安全を確保するために日々さまざまな活動を行うほか、市民の皆さまと一緒になって安全・安心のまちに向けた取り組みを進めています。
具体的には以下のとおり実施しています。
(1)パトロール
(パトロールの様子)
毎日2班体制で道路パトロールを実施し、目視で変状を把握します。必要に応じてその場で補修もします。
およそ1ヶ月で全市をパトロールしています。
(2)路面性状調査
機械を車両に搭載し、道路を走行しながら調査するもので、クラックやひび割れ、わだち等をデータ化して可視化します。
(3)路面下空洞調査
前記のパトロールや路面調査等で変位を確認した箇所を中心に、毎年レーダー探査装置を用いて空洞の有無を調査しています。大きな空洞が確認された場合は速やかに掘削し、原因把握、復旧に努めています。(直近調査日:2024年11月)
(路面下空洞探査車による計測状況)
このほか道路モニターや市民の方から通報をいただくケースもあり、以上のような取り組みもあわせて、日々の安全を積み重ね、みんなでつくる安全・安心のまちづくりを進めています。
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