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更新日:2021年1月13日

 HPV ワクチン(子宮頸がん予防)予防接種について

 HPVワクチン(子宮頸がん予防)接種の定期対象者への対応について

  平成25年4月1日から、定期接種に加えられたHPVワクチン(子宮頸がん予防)接種につきましては、平成25年6月14日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛がワクチン接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、積極的勧奨を差し控えている状況ですが、令和2年10月9日に検討部会において、接種を受けるかを対象の方が自分で判断できるように、正しい情報の提供を行うよう通知されました。

 つ きましては、今後、HPVワクチン(子宮頸がん予防)接種を受ける前に、厚生労働省発行のリーフレットなどで、HPVワクチンの安全性・有効性を確認していただいた上で、接種するようお願いします。

 

HPVワクチン(子宮頸がん予防)予防接種について

 子宮頸がんとは

 子宮頸がんは、子宮頸部という子宮の出口の近い部分にできるがんで、若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。 

 日本では、毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,800人の女性が亡くなっています。

 子宮頸がんの主な原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です。ヒトにとって特殊なウイルスではなく、多くの人が感染しそしてその一部が子宮頸がん等を発症します。

予防接種の効果等について

 HPVワクチンの中には、いくつかの種類のHPVのウイルス成分が含まれており、予防接種を受けたお子さんは、これらに対する免疫を獲得することができます。

 ただし、全てのHPVの感染を防ぐものではなく、それぞれのワクチンが対応していないHPVの型の感染に起因する子宮頸がん等疾病の予防効果は確認されていません。

 また、既に感染しているHPVを排除したり、発症している病変の進行を治療するものではありませんので、予防接種を受けた方でも、定期的にがん検診を受けることが大切です。

 予防接種により、軽い副反応がみられることがあります。また、極めてまれですが、重い副反応がおこることがあります。

 ワクチンの種類について

 HPVワクチンには、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2つの種類があります。

 いずれのワクチンでも、子宮頸がんの発症リスクの高い、HPV「16型」及び「18型」の感染を予防できますが、「ガーダシル」には、尖圭コンジローマ(外陰部や肛門周囲の良性のイボ)等の原因となるHPV「6型」及び「11型」の感染も予防できます。
 予防接種を受ける際は、実施医療機関とご相談の上、「サーバリックス」と「ガーダシル」のいずれかを選択してください(ワクチンを選択できない医療機関もあります)。

ワクチンの種類

対応するHPVの型

ワクチンの種類による効果・効能

サーバリックス

高リスク型HPV 16型 18型

左記HPVの感染に起因する以下疾患の予防

  • 子宮頸がん(扁平上皮細胞がん、腺がん)
  • 子宮頸部上皮内腫瘍

ガーダシル

高リスク型HPV 16型 18型

左記HPVの感染に起因する以下疾患の予防

  • 子宮頸がん(扁平上皮細胞がん、腺がん)
  • 子宮頸部上皮内腫瘍
  • 上皮内腺がん
  • 外陰上皮内腫瘍
  • 膣上皮内腫瘍
  • 尖圭コンジローマ

低リスク型HPV 6型 11型

 定期予防接種の対象者・接種間隔等について

  • 接種対象者
    小学校6年生~高校1年生相当の女子
  • 接種間隔・回数
    同じ種類のワクチンで3回の接種が必要で、完了までに通常6カ月かかります。なお、ワクチンの種類によって接種間隔が異なります。

ワクチンの種類

回数

標準的な接種間隔

左記の方法で接種できない場合

サーバリックス

1回目

任意日(標準的な接種期間は中学1年生の間)

2回目

1回目の接種から1カ月の間隔をおく

1回目の接種から1カ月以上の間隔をおく

3回目

1回目の接種から6カ月の間隔をおく

1回目の接種から5カ月以上、

かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおく

ガーダシル

1回目

任意日(標準的な接種期間は中学1年生の間)

2回目

1回目の接種から2カ月の間隔をおく 

1回目の接種から1カ月以上の間隔をおく

3回目

1回目の接種から6カ月の間隔をおく  

2回目の接種から3カ月以上の間隔をおく

 予防接種券・予診票の送付について

 平成25年度当初に、中学1年生相当の女子及び中学校2年生~高校1年生相当の女子のうち接種未完了の方へ送付しましたが、現在は、積極的な勧奨を差し控えていることから、自動的には送付していません。

 ただし、ワクチン接種の有効性と接種による副反応が起こるリスクを十分に理解した上で接種を希望する方には予防接種券等を発行しますので、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

予防接種に保護者が同伴しない場合について

 13歳以上の方については、保護者が「子宮頸がん予防ワクチン接種予診票(保護者が同伴しない場合)」の記載事項を読み、理解し、納得してお子さんに予防接種を受けさせることを希望する場合に、自ら当該予診票に署名を行い、実施医療機関へ持参させることにより、予防接種を受けさせることができます。

HPVワクチンのリスク

比較的軽度の副反応は、一定の頻度で起こることが知られています

 ワクチン接種後に見られる主な副反応としては、発熱や接種した部位の痛み・腫れ、注射の痛み・恐怖・興奮などをきっかけとした失神があります。

発生頻度 ワクチンの種類:サーバリックス ワクチンの種類:ガーダシル
50%以上 注射部の痛み・発赤・腫れ、疲労感 注射部の痛み
10~50%未満 痒み、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛など 注射部の腫れ、紅斑
1~10%未満 じんましん、めまい、発熱など 注射部の痒み・出血・不快感、頭痛、発熱
1%未満 注射部の知覚異常、しびれ感、全身の脱力 注射部の硬結、手足の痛み、筋肉のこわばり、腹痛・下痢
頻度不明 手足の痛み、失神、リンパ節の炎症など 疲労・倦怠感、失神、筋痛・関節痛、嘔吐など

まれに重い副反応もあります

 副反応については、接種との因果関係を問わず、報告を集め、定期的に専門家が分析・評価しています。現在、因果関係は不明ながら、持続的な痛みを訴える重篤な副反応が報告されており、接種後に生じた重篤な症状の報告頻度は、1万人あたり5人です。なお、これまでに報告のあったその他の重い副反応については、以下のとおりです。

病気の名前 主な症状
アナフィラキシー 呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー
ギラン・バレー症候群 両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気
急性散在性脳脊髄炎(ADEM) 頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気

 ※これらの報告には、ワクチン接種と関係がないと思われる報告も含まれます。                                              

ワクチン接種後の注意

ワクチン接種後に体調の変化があった場合には、すぐに医師に相談してください

 注射針を刺した直後から、強い痛みやしびれなどが生じた場合は、すぐに申し出てください。また、ワクチン接種後に、注射による痛みなどをきっかけとして失神することもありますので、接種後30分程度は、イスに座るなどして様子を見るようにしてください。

 予防接種当日は、激しい運動や入浴は避け、接種部位を清潔に保ち、体調管理をしっかり行ってください。

副反応により、医療機関での治療が必要になった場合には、ご相談ください

 副反応によって、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害が残るなどの健康被害が生じる場合には、法律の基づく救済が受けられます。

 ※救済を受けるには、健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因によるものかを、専門家からなる国の審議会で審議し、認定される必要があります。

 また、HPVワクチン(子宮頸がん予防)接種後の副反応について、被接種者とそのご家族に対して適切な医療を提供するための診療体制が整備されたことから、厚生労働省より「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種後の痛みの診療について」が公表されました。

 接種後の痛みやしびれ等の症状が持続している場合は、厚生労働省サイトをご確認ください。

 

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お問い合わせ

明石市こども局こども健康センター

兵庫県明石市大明石町1丁目6-1

電話番号:078-918-5656