印刷する
ページ番号 : 38402
更新日:2025年4月1日
ここから本文です。
明石市の国民健康保険財政は、被保険者の高齢化や医療の高度化に伴う医療費の増加により、本来ならば保険料を引き上げなければならないところでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響や物価高騰等を考慮して、令和元年度から6年間、保険料を据え置き、収支不足分は基金を取り崩して対応してきました。
しかしながら、このまま基金の取り崩しを続けると、基金の枯渇が見込まれます。
皆様が安心して医療を受け続けられるよう、市の国民健康保険制度を今後も持続可能な制度として維持していくため、財政運営の安定化を図る必要があることから、令和7年度保険料の改定を行いました。
令和7年度の国民健康保険料率等は下表のとおりです。
|
医療分 | ||
所得割 | 均等割 | 平等割 | |
令和6年度 | 6.84% | 27,100円 | 19,220円 |
令和7年度 | 6.96% | 30,330円 | 20,520円 |
増減 | +0.12ポイント | +3,230円 | +1,300円 |
|
後期高齢者支援金等分 | ||
所得割 | 均等割 | 平等割 | |
令和6年度 | 2.60% | 10,430円 | 7,860円 |
令和7年度 | 2.67% | 12,400円 | 8,670円 |
増減 | +0.07ポイント | +1,970円 | +810円 |
|
介護納付金分 | ||
所得割 | 均等割 | 平等割 | |
令和6年度 | 2.28% | 11,300円 | 5,500円 |
令和7年度 | 2.55% | 12,880円 | 6,620円 |
増減 | +0.27ポイント | +1,580円 | +1,120円 |
本市国民健康保険は、被保険者数の減少により保険料収入が減る一方、1人当たりの医療費は年々増加しています。
※令和2年度は新型コロナウイルスの感染拡大による受診控えにより一時的に減少
これまで、国保財政の収支不足に対しては、基金を取り崩して充てることで保険料を引き上げることなく運営してきましたが、このまま保険料を据え置いていくと、令和8年度には基金が枯渇し、収支不足分を補うことができなくなります。
※令和7年度以降は保険料を据え置いた場合の見込み額
対象のボタンを選択すると
表示内容が切り替わります