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更新日:2020年3月10日
明石で生まれた子ガメは、瀬戸内海から太平洋に出た後、黒潮に乗って太平洋を横断し、メキシコ沖まで行くと言われています。その距離はなんと1万キロメートル! そして、メキシコ沖で成長し、日本に帰ってくると言われています。
日本におけるウミガメの産卵地は、鹿児島県、宮崎県、和歌山県、静岡県など、太平洋の沿岸に多く分布しています。
その中で明石は、瀬戸内海で唯一ウミガメの産卵が定期的にみられる場所です。また、日本で最も都市部に近い産卵地と言われています。
アカウミガメは、食料や装飾品に利用するため乱獲されたことで生息数が激減しており、現在は絶滅危惧種に指定されています。
アカウミガメの北太平洋での産卵地は日本だけといわれています。アカウミガメを守るためにも、産卵できる海岸環境を未来に残していきましょう。
アカウミガメは1回の産卵で平均約100個の卵を産むと言われています。
平成26年6月の産卵では146個の卵を確認しており、平均よりも多くの産卵でした。たくさんの子ガメたちが海へ帰る様子を見ることができそうです。
海岸を利用しているときにウミガメが上陸しているところや、足跡と思われるものを発見した場合は、環境総務課(078-918-5029 夜間休日は078-912-1111)までご連絡ください。
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