更新日：2022年3月25日

ちょっと待って　灯油など油類の処分　～安易な不法投棄が災害や環境汚染に～

　春が近づき、暖房器具を使わないようになる時期に、不要になった灯油などの不法投棄が多く発生します。

　灯油などの油類をご家庭の排水口や地域の側溝・水路などに流すことで、河川やため池、海の水質悪化や火災の危険性を招きます。

　河川・水路やため池、海などで水質異常があった場合、火災防止や農漁業等への影響阻止のため、消防や市・県の職員、地元関係者も含め、多くの人手により長時間にわたって除去や検査等の作業にあたることになり、地域の住民の方々にも大変な迷惑をかけてしまいます。

　不法投棄は犯罪です。「少しぐらいなら」といった安易な気持ちが、大きな問題につながります。

　灯油などの不法投棄は絶対にせず、以下の方法で適正な処分をお願いします。

1. 暖房用の灯油は計画的に購入し、余った場合でも使い切る
2. 万一使い切れない灯油等は、購入したガソリンスタンド等で処分を相談する
3. 布や紙に染みこませることができる程度の微量であれば、染みこませた布や紙を牛乳パック等に納め、他の燃やせるごみといっしょにごみ袋に入れて収集日に出す

　地域の安全、環境保全の観点から、皆様のご理解、ご協力をお願いします。