第55回明石市人権教育研究集会を開催しました
明石市人権教育研究集会は、毎年「人権文化をすすめる市民運動の推進強調月間」の8月に開催しています。
第55回明石市人権教育研究集会は8月1日に開催しました。
明石市人権教育研究集会しおり(PDF:712KB)
内容
学校園所、PTA、企業、自治会、高年クラブ、厚生館、地域、関係団体が、9つの分科会で人権教育・啓発活動の実践発表をもとに、分科会のテーマに沿って討議を深めました。
テーマ~すべての市民の基本的人権が尊重され、共に生きるまちづくりを推進しよう~
日時:2025年8月1日(金曜日)10時00分~16時00分
会場:アスピア明石、勤労福祉会館(受付は各分科会会場にて実施)
主催:明石市、明石市教育委員会、明石市人権教育研究協議会
分科会テーマ
午前の部(10時00分~12時00分受付:9時30分~)
午後の部(14時00分~16時00分受付:13時30分~)
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分科会
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分科会テーマ
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1就学前教育
(午後)
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自尊感情を高め人権を大切にする豊かな心を育てる保育・幼児教育を創造しよう。
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2特別支援教育
(午前)
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特別な支援を必要とする子どもたちの全面的な発達を促し、
生活を高める教育内容やインクルーシブ教育を創造しよう。
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3多文化共生教育
(午前)
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お互いの違いを認め、
共に生きる社会を築くための多文化共生教育を創造しよう。
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4進路・学力保障
(午前)
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基礎学力の定着を図り、差別を見抜き、
進路選択を自己決定する力と生きる意欲を高める進路指導の充実をすすめよう。
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5人権教育
道徳・同和・総合
(午後)
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これまで積み上げてきた同和教育の成果を生かし、差別の不条理さに気づくとともに、
さまざまな人権問題の解決に向けた学習活動を進めていこう。
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6保護者連携
(午前)
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日常に潜む差別の不条理さに気づき、
学校園と保護者や地域が連携した取組を創造しよう。
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7共生と人権
(午後)
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お互いの違いを認め、人権を大切にし、
すべての人とともに生きていく地域社会づくりに取り組んでいこう。
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8地域活動
(午後)
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人権を尊重しあえる、
明るい地域づくりのための活動を実践していこう。
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9企業
(午後)
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地域と共生を図り、
差別のない明るい職場づくりに取り組もう。
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参加した方の感想
就学前教育
- 各園の外国籍の子どもと保護者への取組を知ることができた。遊びは言葉の壁を壊すことができると感じた
- 命を大切にすることは、すべてに共通していると思った
- 「出会い」を作り、気持ちを芽生えさせることが、人権についての就学前教育なのだと知ることができた
- 普段考えない視点での取り組みに驚いたり、逆に取り入れることができる取組であったりと大変勉強になった
- 幼・保・小で子どもたちは変わらず成長していくので、連携していくことの大切さを感じた
- 幼児期の思いやりを育てるという点では今後の成長の中の人権意識を育むというところで、大切だなと思った
- 子どもたちが思いやりを育むために環境を整え、保育士が気持ちに寄り添って一人一人のことを考えた声掛けをすることが大切であるとわかった
特別支援教育
- 今回の分科会で、他校のすばらしい取組を学ばせていただいた。その中で感じたことは、一人の先生に頼るのではなく、個々の教師の地力を高めていくこと。少なくとも各校に数人は特別支援といえばこの人という方がいる状況ができればいいなと思う
- 誰もが安心安全な環境で過ごせることで、支え合い互いに学べる学校になり、一人一人を大切にした教育ができると改めて感じた
- 貴重な実践・研究の共有をありがとうございます。地域でともに生きて行く住民として、情報の共有(知ること)が大切だと思ったが、なかなか機会がなく、積極的に学校へ足を運べるオープンスクールなどがあるとよいなと感じた
- 大変学びになった。すべての人の人権が保障され、心豊かに暮らせることを目指して今後も自分自身のアンテナを高くしていきたいと思う。「知らない」ことが一番怖く、知ることで新しいつながりやチャンスが作られることを改めて感じた
- 各校の取組を知ることができてよかった。特別支援教育に関わらず、地域との連携すること、校種をこえて連携・情報共有することが大切であると感じた
- 常時参観や校時表を工夫して子ども達とのかかわりをふやしていく取組を聞くことができて参考になった
多文化共生教育
- これからさらに外国にルーツを持つ子どもを受け入れることは増えていくと思われるので、学級経営の仕方、学習の進め方等勉強になった。受け入れることを「チャンス」として捉える心の在り方がすてきだなと感じた
- 先生方の参加が非常に多く、とても活発な議論が行われた。具体的な教育現場における実践事例で、どのようなことがあって、問題点は何か、どう対応するのかがとても分かりやすく、理解が深まった
- 参加者が非常に熱心に質問・討議していただいたおかげで、内容がより深まり充実した発表になった。今回発表したことで終わりにするのではなく、感じた課題を今後どう解決するか具体策を考え実行していくべきだと感じた
- 人権教育の様々な課題に対し、深く学ぶことができた。また、提案された実践においては、今後の自分の為に大変役立つものであった。今後も様々な取組を聞き、勉強していきたい
- 各校参加された方々の質問等が積極的に交わされよかった。やはり「人」として、一人一人の児童や周囲の人を大切に思うことが大切な一歩と感じた
- ふだんあまり意識できていない分野に参加でき、大変勉強になった。どのような課題に対しても、まずは関心を持つことが大切だと感じた。貴重な提案、討議の場を設けていただけてよかった
進路・学力保障
- 「学力」とはテストで点をとる力ではなく、人権意識を含む、人格力、人間力であると強く認識できた
- 今後の学校での子どもたちとの関り合いで、今日の内容を参考に人権意識を持って接していこうと思う
- それぞれの学校で、人権教育という枠組みで日々の実践への“見方”を知り、視野が広がる思いがした
- 多様な特性をもつ子ども達がいる中で、自立して生きていく力を身につけさせるためにどうしたらいいかを考え、工夫を凝らしている先生方の実践法に感銘を受けた。学級にいるすべての子ども達が将来を見すえて自立して生きて行けるような手立てを考えていきたいと思った
- 小学校だけでなく、中学校高校の話を聞くことができて、小→中→高→その後における、進路学習への取組を知ることができた。一人一人の人権の中で、その子の生き方、進路を大事にしていくことを再認識できた
- 普段は聞くことがない、中・高の取組を聞くことができ有意義な時間だった
人権教育
- 大変有意義な時間だった。質問や発言についても前向きであって、参加している人たちにもいい刺激になったと思う
- 普段先生方が私が思っていた以上に、児童生徒の人権を考え行動していることを知ることができた
- 人権を尊重する取組を子ども中心に考えることは難しい。子ども主体で考えるために問題を自分事として捉えさせることが大切と感じた
- 分科会で地域の役割が大切だと総括された。地域の一員として子ども達を見つめ続けたいと思う
- 取り組んでくれている先生方に感謝を感じた。これからも続くものなので、少しでも力になれるように、子ども達の人権意識の高まりの手助けとなるような活動をしていきたい
- 人権問題を知り共有していくことの大切さを再認識した。学校が地域のハブとして動いていける、有効な活動について知りたいと思った
保護者連携
- 保護者と学校、園の連携、それから保護者会の皆様のお力を借りるときに人権意識を持ってすることが大切だと感じた
- PTA役員として、今後の存続や保護者と学校園のかかわり方など参考になる内容だった。園での子どもの生き方を認め合うように行っている取組も、保護者の視点としてありがたいと思う。先生・地域・保護者で子ども達の今後について考え、共有してくことの重要性を改めて感じた
- 子の育ちを保護者に知らせることで学校園での活動に協力的になってくれることを改めて感じた
- 発表園の紙芝居をいただいて本園に持ち帰りたかった。とてもわかりやすく、本園の教師たちに意識の広まり方も変わってくると伝えたいと思う
- 子どもの「できた」を積み重ねるために、保護者との連携が最重要だと考えた。特に教師や指導者側が思い描いた手立てを広め、双方向からアプローチをするためには、連携が大切だと感じた
- 幼稚園での実践を知ることができ、勉強になった。子どもが自分で目標を決めて達成するために人とかかわっていく姿が素敵でした。また時代に合わせてPTAから保護者会へカタチを新しくするのも興味深かった。変えないために変わるというのは、普段の授業の中でも心掛けたいと思った
共生と人権
- 見守りサポート事業に興味がありどのようにしたら事業を継続できるか少し勉強できたと思う
- 皆さんの活発な意見に驚いた。ACP(人生会議)は、今の自分も参加したい内容だと思った
- 世代間で各々考え方が違うのは当然だと思う。常に謙虚であるべきだと思う
- 皆さん大変活発に意見交換されて素晴らしく思う。負けないように元気に過ごしていきたいと思った。今回の研究集会で課題を解決し、これからもっと高齢者が生きやすい地域、世の中になればいいと思った
- 考えることが多くあった。高年クラブの取組が続き、活発になることを願う
- 高年クラブ等ではいろいろな取組があることを知った。また、高齢の一人住まいの女性の方へ訪問している取組みがあることを知った
地域活動
- 人権研修は幼少期にこそ必要と感じた。自尊心を高める人とのコミュニケーションの大切さ。小学校との関わり、すべての団体の課題はすべての人権テーマに通じ、他者を認めることの大切さを実感した
- それぞれの地域の団体や厚生館の取組を知ることができた。どの地域にも少子高齢化、自治会に入会する人の減少など自治会のない地域もある。人権教育啓発も厚生館の活動も時代に合った活動で、工夫されていて努力していると感じた。初めての参加だったが、来年もこの分科会に参加したいと思う
- 人と人とのつながりの大切さを非常に感じた。まずは「あいさつ・笑顔・返事」から対話が始まり、人間尊重につながると感じた。今後も子ども達の為にボランティアをしていきたい
- 地域の方々と積極的にコミュニケーションをとるように心がけている姿勢がとても参考になった
- 人権推進員の取組は主体的な内容で、一般の方がこれ程までに前向きに取り組まれている現実が、この明石市の特徴だと思う
- 厚生館には子どもとよくいっている。正しい知識をしっかり身につけ学び続けていきたい。今後も地域の土台としてお願いします
企業
- どの企業もSDGsや職員、地域とのつながりなど、人権を意識されており学びが深まった。私自身も全ての人との関わりの中で人権意識をもち対応したいと思う
- 多様性を受け入れた職場環境、地域との連携がすばらしいと思った
- 外国人雇用の受入、障害者の採用、地域への貢献が積極的に行われており見習うべき点が多かった
- 特に働く社員に向けて働きがいがある明るい職場づくりを実践されていることが大変勉強になった
- SDGs宣言を自社へ落とし込みされており、公平性を重視した取り組みが印象的だった
- 実際に障害者の方が働かれているのを見たり、アルバイトの方の服、身だしなみが柔らかくなったりしているのを感じたことがある。地域に根ざした取り組みをされていて、買い物以上の生活拠点になっているのだと気づいた。様々な人が出入りするスーパーマーケットで人権について発信する大切さが分った