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都市宣言

各種宣言内容

核非武装都市宣言

 

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(1)宣言年月日

昭和35年8月19日

(2)宣言文

第二次世界大戦で、わが明石市民は、家を焼かれ肉親を失い、食糧にもこと欠く不幸悲惨な生活を送ってきた。これは、戦争という非人道的な行為の結果であり、私たちは、明石の街に二度とあの戦争の惨禍を招きたくないと念願している。しかしながら、今日、なお世界の動きは、核兵器の研究と生産がますます進み、原水爆という恐ろしい核兵器が競争的に製造・実験されつつあり、国際情勢もまた極度に緊張を加えつつあることは、まことに憂慮にたえない。恒久平和を念願する私たちは、このような行為に対して、大きな不安と疑いの念を抱いている。

ここに明石市は、日本国憲法の平和精神に基づいて、全世界の人々と相携えて、永久平和確立のため、核兵器の製造貯蔵を禁止し、いかなる種類の核兵器基地の設置も認めない核非武装都市であることを宣言する。

世界連邦平和都市宣言

 

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(1)宣言年月日

昭和38年3月7日

(2)宣言文

全人類の危機に当たり、地上から戦争をなくし恒久平和を実現することは、われわれの悲願である。しかるに、現在世界の恒久平和を保障するものはない。よって明石市は、平和保障の主体となるべき世界連邦建設の趣旨に賛同し、広く相携えて人類永遠の平和確立と福祉の増進に努力する。

※「世界連邦」とは、国際連合(国連)を強化し、世界を連邦制にしようという考え方で、ノーベル賞受賞の世界的科学者、湯川秀樹博士やアインシュタイン博士らが提唱したものである。

公明選挙都市宣言

 

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(1)宣言年月日

昭和38年3月7日

(2)宣言文

選挙は民意の表明であり、自由かつ公正な選挙は、健全な民主政治を育てる基盤である。

しかるに、現実の選挙界は、まことに憂慮にたえないものがあり、その実態は民主政治の基盤を危うくするものがある。

来る4月、地方統一選挙が執行される時に当たり、われわれは明朗なる政治を確立するために全市民の世論を喚起し、選挙界多年の宿弊を一掃し、正しい選挙の実現を図り、よりよき民主政治実現のため、今ここに市議会の決議をもって公明選挙都市たらんことを宣言し市民すべての熱意と力を結集して、公明選挙の実現を期することをここに誓う。

お問い合わせ

明石市市民生活局人権推進課

兵庫県明石市中崎1丁目5-1

電話番号:078-918-5024・5058