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更新日:2021年3月4日
子が出生した場合には、出生の届出をすることによって、その子が戸籍に記載されます。
「無戸籍の問題」とは、子の出生の届出をしなければならない方が、何らかの理由によって出生の届出をしないために、戸籍に記載されない子が存在するという問題です。このことにより、社会生活上、様々な不利益が生じています。
法務省は、平成26年7月、初の無戸籍者の実態調査を開始しました。明石市内にも、数名の無戸籍者がいるとみられることから、平成26年10月1日から、「無戸籍者のための相談窓口」を市民相談室に開設しました。
相談は、市民相談室で受け付けたのち、民間支援団体が実施する無料相談の案内などを行います。
【相談受付時間】
月~金曜日 9:00~17:00 (祝日及び年末年始を除きます)
【相談場所】
市民相談室 電話 078-918-5002
一般的な行政サービスが届きにくい無戸籍者に対して、安心して相談できるような体制を整え、しっかりと支援をするため、令和3年1月22日から、24時間相談ダイヤルを設置しています。
① 月~金曜日 9:00~17:00 (祝日及び年末年始を除きます)
078-918-6059 (専用ダイヤル)
② ①以外の時間及び休日
090-8048-8235 (民法772条による無戸籍児家族の会)
戸籍を作るために裁判所へ調停を申し立てる際に支払う費用の補助を行います。
【対象費用】
裁判所に支払う収入印紙代及び郵便切手代
【対象者】
市内に居住している無戸籍者
背景事情の解決支援及び戸籍ができるまでの行政サービスの提供支援のため、市民相談室に「無戸籍者総合支援コーディネーター」を設置しています。
無戸籍に関する相談窓口や戸籍を作るための手続、戸籍が無くても受けることができる行政サービスなどについてお知らせするためのパンフレットを市民相談室の窓口等で配布しています。
戸籍がない方のためのサポートパンフレット【2021年3月版】(PDF:1,189KB)
明石市との繋がりを形(カード)にすることで、社会的な孤立感を和らげるとともに、カードを市役所内の各窓口で提示することにより、事情を説明する手間を省き、スムーズなサービス提供につなげるため、希望する無戸籍者にサポートナンバーカードを交付します。
(サポートナンバーカードサンプル)
満1歳までに無戸籍者を100%把握することを目標に無戸籍者の早期把握、早期支援の方策を検討する専門チームを設置しました。
基礎自治体として取り組むことのできる支援や関係機関との連携などに関する意見交換及び情報共有を行うための「明石市無戸籍者総合支援検討会議」を開催しました。
(参加者:当事者、支援者、有識者、関係機関、明石市)
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