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更新日:2021年3月12日
微生物とは、眼に見えない小さな生き物のことです。
納豆を作っている納豆菌やカビも、微生物の仲間です。
浄化センターでは、微生物の働きを利用して、汚れた水をきれいにしています。
汚れた水の中に微生物をいれ、空気を送り込むと空気を吸って元気に動き回り、水の汚れを食べていきます。
汚れを食べて大きくなった微生物は、他の微生物に食べられたり他の汚れとくっついたりします。
これを活性汚泥といい、水より重くなって、下のほうに沈んでいきます。
すると上のほうの水は汚れが取りのぞかれ、きれいな水になっていきます。
活性汚泥1ミリリットル中には、微生物は5000~20000個もいます。
一番小さな微生物を米粒の大きさに例えると、大きな微生物はサッカーボールぐらいの大きさになり、人間となると富士山ほどの大きさになります。
写真は、明石市内の浄化センターで顕微鏡撮影したものです。
<写真>
<呼び名>ボルティセラ
<学名>vorticella
<和名など>ツリガネムシ
<大きさ>35~120μm
アスピディスカ
aspidisca
下毛目小型
25~40μm
アルセラ
arcella
有殻アメーバ
30~100μm
オペルクラリア
opercularia
ツリガネムシ
50~140μm
ユープロテス
euplotes
下毛目大型
100~195μm
パラメシウム
paramecium
ゾウリムシ
180~300μm
エピスティルス
epistylis
ツリガネムシ
70~160μm
カエトノツス
chaetonotus
イタチムシ
90~320μm
アメーバ
amoeba
アメーバ
40~50μm
レパデラ
lepadella
ウサギワムシ
150~200μm
ポドフィリア
podophrya
丸型吸管虫
10~50μm
ズーグレア
zoogloea
雲状集落桿菌
500~1000μm(集落)
アキネタ
acineta
三角吸管虫
50~100μm
スフェロティルス
sphaerotilus
糸状菌・ミズワタ
直径1μm
ロタリア(フィロディナ)
rotaria(philodina)
ヒルガタワムシ
300~1000μm
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