ホーム > まちづくり・産業 > 海岸河川管理 > 海岸管理 > ウミガメ保護の取り組み > アカウミガメの上陸から旅立ち(2014年)

ここから本文です。

更新日:2017年8月8日

アカウミガメの上陸から旅立ち(2014年)

2014年6月17日、明石では6年ぶりとなるアカウミガメの上陸・産卵が望海浜で確認され、8月18日、無事子ガメたちが大海原へ旅立っていきました。
明石は、海や河川、ため池などの豊かな自然に恵まれており、その中でも海岸には都市部では珍しくアカウミガメが産卵に訪れています。 ウミガメが産卵できる明石の美しい海岸環境を未来に残すため、市では、砂浜の清掃や照明の消灯などに取り組んでいます。

動画ダイジェスト版 new!!

ウミガメの上陸から旅立ちまでの記録

 

2014年6月16日(月)
 明石市船上町の望海浜でアカウミガメの上陸が確認される

2014年6月17日(火)
 神戸市立須磨海浜水族園の職員が砂浜を調査。
アカウミガメの産卵を確認。
明石市では、2008年6月4日以来6年ぶりの産卵となる。

 順調にいけば約60日後にふ化するとみられる。

上陸跡 

 2014年7月9日(水)
台風8号が接近。台風接近時刻と満潮時刻が重なることから卵の流出を防ぐために緊急避難させる。
深さ約25センチの地中からピンポン玉ほどの卵約100個以上を掘り出し、クーラーボックスに入れ、船上浄化センターの倉庫で仮置きする。

 避難2
 2014年7月11日(金)
 保護していた卵を2日ぶりに望海浜へ戻す。ふ化する可能性がある卵が146個あることが確認される。
 卵戻す
 2014年8月5日(火)
地中の卵のふ化を観察するため赤外線カメラ3台を設置。
カメラ映像のインターネット中継の準備を行う。
 カメラ設置
 2014年8日10日(日)
 台風11号の影響で浸水し、ふ化に影響があると見込まれ再び緊急避難する。
 2014年8月12日(火)
 台風で保護した卵143個を産卵場所へ戻す。
 11号避難
 2014年8月14日(木)
 ウミガメのふ化始まる。右の写真は、砂中に埋めた地中カメラがとらえたウミガメの赤ちゃんの姿。殻を破って出てこようとしている。
 孵化
 2014年8月15日(金)
 数匹のカメがふ化し、カメの姿が確認できる。
 地上へ脱出するまであと数日と見込まれる。
 孵化2

 2014年8月18日(月)午後7時10分

 子ガメが砂中から脱出。体長約5センチほどの子ガメが次々と海へ向かっていく。
 

 脱出

 

2008年8月 松江海岸で確認されたアカウミガメ(ダイジェスト版)

 

平成20年(2008)年6月4日、松江海岸でウミガメの産卵が確認されました。8月12日の午後8時46分、ウミガメの赤ちゃんが約70匹が地表に這い出し、元気に大海へと旅立っていきました。

今年と同じく、カメラを地中や地表に設置し、ふ化から海へ旅立つ様子をインターネットで中継しました。

その様子をご覧いただけます。

 

関連リンク

お問い合わせ

明石市環境産業局環境創造課

兵庫県明石市中崎1丁目5-1

電話番号:078-918-5786

ファックス:078-918-5192