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更新日:2026年11月1日

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第280号 令和8年11月1日発行 第2回定例会9月議会

あかし市議会だよりは、市内全戸配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。

目の不自由な方々等を対象に、点字版と音声版(CD)を作成しています。点字版は、総合福祉センター、あかし市民図書館、明石市立西部図書館、市役所1階の行政情報センター、市役所議会棟3階の議会図書室でお読みいただけます。なお、音声版(CD)の貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。

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議案関連記事

  • 明石市水道条例の一部を改正する条例案を賛成多数で可決
    上下水道事業経営審議会からの答申を踏まえ
    水道水の安定供給へ令和9年4月に水道料金を改定
  • 中学校部活動の地域展開
    あかしタイムの取り組み
    生徒の活動機会確保を

もくじ

2ページ(PDF:773KB)

質疑・一般質問

  • 令和7年度決算財政指標 財政力指数低下も 単年度決算は健全かつ良好
  • ふるさと納税 市独自サイト開設 経費率削減へ
  • 災害時の燃料確保は重要な課題 石油販売の体制強化を図る
  • アントレプレナーシップ教育 児童生徒の生きる力と創造性の育成を
  • 不登校支援の充実へ アンケート結果を踏まえ 必要な取り組み進める
  • 旧市立図書館 跡地の利活用 市の見解は

発言者一覧

3ページ(PDF:1,020KB)

質疑・一般質問

  • 小学校の水泳授業 民間プールの活用など 学校ごとに適した方法を
  • 小中一貫教育校のさらなる発展へ 一体感や特色ある取り組みの強化を
  • 朝霧歩道橋 壁面パネル 更新の考えは
  • PFAS汚染問題 市民からの意見や 今後の取り組みは
  • 多様な関係者と連携 にぎわいや回遊性高め 大蔵海岸の魅力向上へ
  • 高齢者の終活支援 専門相談や講座を実施 支援の拡充に努める
  • 高齢者の困り事 課題の早期把握で 適切な支援を

高校生のインターンシップ生を受け入れ

請願

意見書を提出

議員よもやま話

4ページ(PDF:788KB)

質疑・一般質問

  • 豊かな海づくりに向け 生ごみをエネルギーや栄養に 持続可能な仕組みの構築を
  • 医療的ケア児支援 対象者拡充に伴う 市の取り組みは
  • 障害者への支援策 日常生活用具給付事業 種目や金額の見直しは
  • 地域金融機関と連携 産業・スタートアップ支援 常設拠点を作る考えは
  • 路上喫煙防止条例制定し 市民の健康と安全守る 総合的たばこ施策実現へ
  • ケアラー支援条例 ニーズを把握し 早急に制定へ
  • 伴走型支援制度起業 目指す人に寄り添った支援を
  • 和式を洋式に 安心して学校生活が送れるよう トイレ環境を改善
5ページ(PDF:1,118KB)

質疑・一般質問

  • 暮らし応援ギフトカード 市民からの声を受け 分かりやすく情報発信
  • ごみの減量・再資源化の推進へ 官民連携のリユース拠点を設置
  • 法改正に伴う 交通ルール変更 市民への周知は
  • 持続可能な 水道事業に向け DX化の取り組みは
  • 経営状況厳しい水道事業 料金改定へ市民理解求め 健全経営を図っていく
  • 山手環状線大窪工区 安全を最優先に 道路整備を

副市長 選任に同意

教育委員会委員任命に同意

固定資産評価 審査委員会委員 選任に同意

人権擁護委員 推薦に同意

議会運営委員長に聞く

6ページ(PDF:792KB)

令和7年度 決算を認定

総務常任委員長に聞く

文教厚生常任委員長に聞く

7ページ(PDF:789KB)

決算審査認定にあたり各分科会で出された意見

生活文化常任委員長に聞く

建設企業常任委員長に聞く

8ページ(PDF:1,189KB)

第2回定例会9月議会 議案の賛否一覧

夏休み親子で議会体験ツアーを開催

12月議会の予定

令和8年熊本地震の被災者を支援

編集後記

第280号  令和8年11月1日発行 第2回定例会9月議会 テキスト版(音声読み上げ用)

あかし市議会だより280号
2026年(令和8年)11月1日発行

1面

第2回定例会
9月議会

巻頭写真
7月30日にリニューアル・オープン 時と宇宙と人のつながりを感じられる施設へ(令和8年9月撮影)

 

令和8年第2回定例会9月議会が9月7日から10月15日まで開かれました。住宅用太陽光発電設備等導入補助事業に係る費用を含む令和8年度明石市一般会計補正予算(第3号)など、議案18件を可決・同意、報告8件を了承、請願2件を採択しました。また、令和7年度決算14件を認定しました。

 

明石市水道条例の一部を改正する条例案を賛成多数で可決
上下水道事業経営審議会からの答申を踏まえ
水道水の安定供給へ令和9年4月に水道料金を改定

9月30日の本会議では、明石市水道条例の一部を改正する条例制定のことについて賛成多数で可決しました。本条例改正案は上下水道事業経営審議会からの平均21%の引き上げを求める答申を踏まえ令和9年4月から水道料金を改定するものです。改定により1人から4人の一般家庭で1カ月当たり500円から700円引き上げられることになります。料金改定について寄せられた市民意見では、将来を考えると料金改定は必要と理解を示す意見がある一方で、ライフラインである水道水の負担を利用者に押し付けないでほしいなど慎重な検討を求める意見もありました。審査を行った建設企業常任委員会では、委員から、家計に大きく影響する料金改定の周知方法について質問があり、市からは、新水道料金を周知する広報紙を作成し全戸配布するとともに、説明会を開催するなど丁寧に対応するとの答弁がありました。また、PFAS対策の活性炭の購入費用やコロナ禍で実施した水道基本料金の減免費用を一般財源から補てんせず、水道事業に負担させた市の方針は受け入れられないとの意見があり、市からは、改定は営業費用の高騰により支出が収入を上回る状況を改善するものであり、不測の事態によるものではない。水質についても水道事業の経営努力の中で対応しているとの答弁がありました。

 

中学校部活動の地域展開
あかしタイムの取り組み
生徒の活動機会確保を

文教厚生常任委員会では、中学校部活動の地域展開(あかしタイム)の今後の取り組みについて報告がありました。本市は、平日・休日ともに令和9年8月で部活動を終了し、9月からあかしタイムへ全面移行する方針です。部活動の終了時期を明確化し、今後、生徒や保護者が進路を選択しやすいよう、情報を早期に提供します。8月末の認定地域クラブの応募はスポーツ53団体、文化・芸術活動14団体ですが、引き続き募集を行うとともに、地域で活動しているグループや兼職兼業を希望する教職員に周知・啓発し、認定地域クラブの掘り起こしに努めます。また、多様な事業者の参入を促し、生徒の活動機会を広げるため、月会費の上限額は定めず、活動内容に即した現実的な金額となるよう助言・指導します。委員からは、会費が高額な場合、家庭の経済状況により希望の活動に参加できないのではないか。また、部活動に参加しない子どものケアについて質問がありました。市からは、国の助成等を活用し、可能な限り低額な会費となるよう努めるとともに、費用負担の軽減策については、国の動向等を踏まえ検討する。部活動に参加しない選択をした子どもたちには地域団体や学校の自主活動の中で受け入れを考えたいとの答弁がありました。

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もくじ

2面 市政を問う 27人が登壇 質疑・一般質問

3面 請願・意見書

3面 今年度のテーマ「私の推し本」議員よもやま話

5面 今年度の重点的な取り組みは 委員長に聞く

6面 昨年度の予算執行をチェック 令和7年度決算を認定

7面 市議会としての意見や要望 決算分科会の審査を紹介

8面 各議員の議案等に対する賛否を掲載 議案の賛否一覧

8面 夏休み親子で議会体験ツアー開催

あかし市議会だよりが全戸配布になりました

明石市議会のホームページアドレスはhttps://www.city.akashi.lg.jp/gikai/index.htmlです。ぜひご覧ください。

 

2面

質疑・一般質問

9月14日、15日、16日の本会議では、27人の議員が登壇し、令和7年度一般会計決算や水道事業会計決算、ふるさと納税などについて、市の見解を求めました。発言者と質問項目の一覧は下段に、主な内容は2面から5面に掲載しています。なお、二次元コードを読み取ると本会議の録画映像をご覧いただくことができます。

 

発言者一覧

発言順( )は会派名

山中 裕司(かがやきネット・市民の会)
①令和7年度決算 ②学校の環境整備

三好 宏(自由民主党明石)(代表質問)
①令和7年度決算 ②脱炭素社会の実現とごみの減量・再資源化の取組

尾倉 あき子(公明党)
①令和7年度明石市決算 ②兵庫県の起債許可団体移行に伴う本市への影響 ③医療的ケア児支援法改正による切れ目のない支援体制の構築 ④明石の文化と歴史をつなぐ市立文化博物館の今後の運営体制

髙尾 秀彰(明石維新の会)
①令和7年度決算を踏まえた今後の財政運営と予算編成 ②持続可能な水道事業に向けたDXによる経営改革

林 丸美(かがやきネット・市民の会)
①PFAS汚染問題 ②高丘小中一貫教育校の5年間の検証と今後

石井 宏法(自由民主党明石)
①中学校部活動の地域展開における活動水準の維持と実施体制 ②豊かな海づくりに向けた施肥事業の持続可能な仕組みづくり

梅田 宏希(公明党)
①明石市の「みんなの財政白書」 ②高齢者が安心して暮らせる明石市らしい支援

中村 茂雄(明石維新の会)
①失敗を恐れず新たな価値を創出する児童生徒の育成

宮坂 祐太(かがやきネット・市民の会)中村 茂雄(明石維新の会)
①令和7年度明石市水道事業会計決算

井藤 圭順(自由民主党明石)
①大蔵海岸

国出 拓志(公明党)
①防災・減災対策

正木 克幸(明石維新の会)
①持続可能な市政運営に向けた歳入拡大と市有資産の活用 ②多様な進路と職業体験・就労を一体化した支援 ③高齢者が住み慣れた地域で自立して暮らし続けるための生活支援

上田 雅彦(かがやきネット・市民の会)
①関係人口の創出による持続可能なまちづくり  ②路上喫煙の防止に関する条例の制定と今後のたばこ対策

辰巳 浩司(自由民主党明石)
①地域金融機関と連携した産業・スタートアップ支援 ②サイクルツーリズムを活用した観光振興

長尾 博子(公明党)
①小中学校のトイレ環境の改善 ②障害者の日常生活用具給付事業の見直し ③学校給食無償化の実施と今後の対応 ④地震による火災対策としての感震ブレーカーの普及促進

金尾 良信(かがやきネット・市民の会)
①ケアする人も受ける人も安心して希望をもって自分らしい暮らしができるまちを目指して ②本市の更生支援の取組 ③住み慣れた地域で安心して暮らせる障がい(児)者支援 ④住み慣れた地域で安全・安心に暮らせる環境づくり 

灰野 修平(自由民主党明石)
①市職員のボランティア活動参加に係る特別休暇の拡充 ②都市計画道路山手環状線(大窪工区)の開通に向けた取組

河村 和歌子(公明党)
①支援の狭間にいるユース世代への支援強化と明石版「ユース保健室」の導入 ②道路交通法改正等に伴う本市の交通安全対策と、現場の実情に合わせた多様な市民への安全教育の推進

黒田 智子(かがやきネット・市民の会)
①不登校支援 ②学校の教室不足と周辺公共施設の活用

出雲 有希子(自由民主党明石)黒田 智子(かがやきネット・市民の会)
①公設地方卸売市場再整備と分場 ②あかし暮らし応援ギフトカード ③明石市の未来の医療体制

飯田 伸子(公明党)
①起業の夢をサポートする伴走型支援制度の構築  ②市営住宅の今後の運営方針 ③若年層の生活習慣病予防対策

中川 夏望(かがやきネット・市民の会)
①新たなふるさと納税の仕組みを導入しないか ②来年度の教育環境を維持するために ③医療的ケア児とその家族の支援

榎本 和夫(自由民主党明石)
①高丘小中一貫教育校の5年間の検証と、これからの明石市の小中一貫教育

山下 祥(かがやきネット・市民の会)
①子どもを望む方を誰一人取り残さないまちづくりに向けて ②朝霧駅を起点とした大蔵海岸の魅力向上と逆L字の回遊性

辻本 達也(日本共産党)
①県立図書館と旧市立図書館 ②PFAS汚染 ③明石川の水質変動 ④市議会議員が代表を務める水道工事業者の明石市内における施工実績等

中西 礼皇(対話の会あかし)
①ふるさと納税 ②観光振興

家根谷 敦子(スマイル会)
①市内小学校におけるトイレ設備

 

令和7年度決算財政指標
財政力指数低下も
単年度決算は健全かつ良好

問 令和7年度決算の財政指標を踏まえて市の財政状況の評価を問う。

答 数値が高いほど財政的に自立して財源に余裕があるとされる財政力指数は前年度より低下した。これは市税収入等の自主財源の減少によるものでなく社会保障関連経費などの増加によるもので増加分の財源は地方交付税を通じ適切に措置されている。経常収支比率、実質公債費比率、将来負担比率は前年度から改善し、他団体と比較しても同水準で推移し、単年度決算は健全かつ良好な状況と考える。実質公債費比率は新庁舎等の整備に伴う公債費の増加で7%程度まで上昇するが、起債発行に制限を受ける18%の半分以下にとどまり、兵庫県のように制限を受けることはない。

 

ふるさと納税
市独自サイト開設
経費率削減へ

問 ふるさと納税の今後の市の取り組みは。

答 返礼品の調達費やポータルサイト等手数料を含む経費率は、寄付額の50%以下と定められているが、国の制度変更により令和8年10月から毎年引き下げられ、最終的に40%となる。そこでポータルサイト運営事業者に支払う手数料を低減するため、市独自のふるさと納税サイトの開設を検討している。また、本市の寄付額の約60%を占めるパンパース製品については9月からデジタルクーポン券を返礼品に導入している。対象のドラッグストアで利用可能な全国初の取り組みで、配送等の費用を低減し低価格の返礼品の提供が可能となるため費用対効果を踏まえ取り組んでいく。

 

災害時の燃料確保は重要な課題
石油販売の体制強化を図る

問 災害時におけるガソリン供給の現状の認識と今後の方針を聞く。

答 災害時の燃料確保は重要な課題であり、今年7月実施の災害対策本部開設・運営訓練では、兵庫県石油商業組合保有のタンクローリーでの巡回給油の可能性について協議、検討したところだ。市内には災害時でも給油可能な石油販売店が11カ所あり、国のホームページで場所が公開されているが、災害時でも情報を共有できるよう市ホームページへのリンク等を進める。市内のあと12カ所の石油販売店に自家発電機設置を働きかけ、停電時も石油販売が継続できる体制の強化を図っていく。

 

アントレプレナーシップ教育
児童生徒の生きる力と創造性の育成を

問 アントレプレナーシップ教育について市の見解を問う。

答 変化の激しい現代社会において自ら課題を発見し、新たな価値を生み出し、生きる力を育むアントレプレナーシップ教育の重要性が増している。失敗を恐れず挑戦する経験は子どもたちの成長に必要不可欠な学びである。現在、小中高の発達段階に沿った取り組みとして、小学校で意識醸成、中学校でスキル形成、高校で社会的実践へと連続的に学びを深めることで児童生徒の生き抜く力と創造性を総合的に育成できるよう努めている。今後も、教育現場の実情や児童生徒のニーズを踏まえ、小中高の連続性を大切にしながら実効性のある教育課程の具体化に取り組んでいく。

 

不登校支援の充実へ
アンケート結果を踏まえ
必要な取り組み進める

問 昨年6月に実施した不登校支援アンケートの整理状況と今後の取り組みについて聞く。

答 アンケート結果は、自由記述について同様の意見をまとめるなど整理した上で昨年11月から教育委員会のホームページで公表している。個別意見は、校長会や不登校担当教員対象の研修会等で共有し、支援に生かすよう努めている。できる限り意見に沿えるよう、全小中学校の校内フリースペースの設置や居場所サポーターの配置、フリースクール等利用助成制度の実施等の取り組みを進めている。多くの意見があったオンラインによる支援は、学校によって取り組みに差がでないよう学校訪問等の機会に各学校に対し指導助言を行う。

 

旧市立図書館
跡地の利活用
市の見解は

問 旧市立図書館跡地の利活用について市の見解を問う。

答 旧市立図書館は、学習活動や文化活動の拠点として多くの市民に長年親しまれてきたが、文化財的観点から建物の価値は限定的で国や県の登録文化財に相当する建築物ではないと認識している。また、旧施設の地下室を備蓄倉庫として活用する計画について周辺地区のまちづくり協議会からも防災拠点として整備を希望する声が複数寄せられている。そのため本市は、国の補助金を活用して旧施設の撤去と新施設の整備を行い、市民の文化芸術活動の支援や地域交流の推進、災害時の防災対策の強化等の取り組みを進めていく考えだ。

3面

小学校の水泳授業
民間プールの活用など
学校ごとに適した方法を

問 今年度に予定されていた朝霧小学校のプールの改築は見直し・再検討となったままだが今後のプール授業はどうなるのか。

答 同校の来年度の水泳授業は民間プールの活用を検討している。天候に左右されず計画的に実施でき、専門の指導者によるきめ細やかな指導、水質や施設維持管理の教職員への負担軽減が期待され、先行実施の2校においても好評である。なお、耐用年数を経過した市内学校プールは増えているが、製造最大手のメーカーが撤退するなど新たな改築は厳しい状況だ。今後、全面改築が必要な学校には、近隣の学校プールの共同利用、公共・民間プールの活用等、学校ごとに最も適した方法を選択していく。

 

小中一貫教育校のさらなる発展へ
一体感や特色ある取り組みの強化を

問 高丘小中一貫教育校の開校5年間の検証と今後の取り組みを聞く。

答 同校は、30人程度学級や外国語教育、明石北高等学校や地域との連携等、特色ある取り組みを進めてきた。保護者対象の調査では、取り組みについては評価されたが、3校が離れた場所にある併設型のため一体感を感じにくいなどの意見があった。そこで、リモートを活用した始業式の一体的な実施や児童会と生徒会が連携するなど課題解決に努めている。今後は、9年間を通して育てたい子どもたちの姿を明確にしたカリキュラムの見直しを進め、児童生徒が主体的に参画する機会を増やすなど、一体感や特色につなげていきたい。

 

朝霧歩道橋
壁面パネル
更新の考えは

問 朝霧歩道橋の壁面パネルは経年劣化により黄ばんでいる。大蔵海岸の風光明媚な景観を来訪者等に感じてもらうため透明度の高いパネルに更新できないか。

答 同歩道橋は大蔵海岸への通路として供用開始から27年が経過し、壁面パネルの耐用年数となる20年を超過しているが、パネルに大きな損傷につながるものはなく、更新の判断となるひび割れ等の劣化基準も点検等で安全性を確認している。更新は多額の費用が必要なため、パネルの透明化は改修が必要なときが適切と判断している。今後はパネルの内部に工夫を凝らすなど、大蔵海岸へのおもてなし感を表現するさまざまな取り組みについて調査、検討していく。

 

PFAS汚染問題
市民からの意見や
今後の取り組みは

問 PFAS汚染問題に関する市主催の意見交換会の内容や市民団体との連携について聞く。

答 今年8月と9月に開催したPFASに関する意見交換会では、不安に感じていることや市への質問・提案について多くの意見があった。短期的に取り組めるものは今年度から着手し、市の施策に生かせるものは今後のPFAS対策の参考にしていきたい。また、市民団体が収集・保有している資料や情報、独自の取り組みについて情報共有を図り、より効果的なPFAS対策の実現に向け、どのような活用の可能性があるかを検討していきたい。今後も正しい情報を分かりやすく伝えられるよう取り組んでいく。

 

多様な関係者と連携
にぎわいや回遊性高め
大蔵海岸の魅力向上へ

問 大蔵海岸の魅力向上の取り組みと今後の展開について聞く。

答 本市は今年6月、西日本で唯一、同一地点で日本の朝日と夕陽百選の認定を受け、明石海峡と朝夕の太陽が織りなす美しい絶景を市内外へPRしていく。また7月には民間等と連携しキッチンカーの出店に関する社会実験に取り組んだ。さらに兵庫県立大学と連携しカキ殻を用いて生態系の修復に向けた実証実験を行う予定だ。今後も多様な関係者と継続して相互に連携する仕組みを構築するため(仮称)大蔵海岸活性化プラットフォームを立ち上げ、にぎわいや回遊性向上、来訪者の滞在時間を延ばすなど、L字のまちづくりの視点も視野に入れ、魅力向上につなげたい。 

 

高齢者の終活支援
専門相談や講座を実施
支援の拡充に努める

問 身寄りのない高齢者への終活支援について市の取り組みを聞く。

答 本市は終末期に関する不安等の解消や課題解決のため、社会福祉協議会が運営委託する明石市後見支援センター内に終活相談支援窓口を設置し、一般相談と弁護士、司法書士による専門相談を実施している。意向がある場合は本人死亡後の各種手続き、葬儀や納骨の手配、財産管理等をあらかじめ委任する死後事務委任契約を案内している。昨年度は終活の理解と啓発のため終活講座を9回開催し終活の必要性や準備の周知を図った。6月には身寄りのない高齢者を支援する仕組みが法制化されており、今後も同協議会と連携し、支援の拡充に努めていく。

 

高齢者の困り事
課題の早期把握で
適切な支援を

問 介護認定制度に人を合わせるのではなく、困っている人に制度を合わせる仕組みが必要である。市の見解は。

答 本市の高齢者支援は、すぐに介護保険サービスにつなげるのではなく、できることは本人が行い、できない部分を支える自立支援の視点で行っている。戸別収集は要介護2以上等の要件を満たさなければ行えず、ごみ出しだけが困難な人に支援が届かない課題は認識している。多くの相談があり、できるだけ早く支援が必要な人の課題を把握し適切な支援につなぐことが重要である。今後も高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう自立支援と相談支援体制の両立に努める。

 

高校生のインターンシップ生を受け入れ 7月21日(火)から27日(月)まで

明石清水高等学校「人と環境類型」2年生2名のインターンシップ生を昨年に引き続き受け入れました。議員の活動を体験してもらうため、会派ごとのオリエンテーションや市内各地への視察に同行しました。参加した生徒からは、議員が現場に足を運び、市民一人一人の声を大切にして課題解決に取り組む姿に深く感銘を受けた。学校の授業だけでは得られない貴重な経験となり、これからの学校生活や自らの進路を考える上での大きな糧にしたいとの感想がありました。10月17日(土)には、この体験に関する学習成果発表会が明石清水高等学校で開催され、議員も参加しました。

 

請願

▽採択された請願△

○子どもたちのゆたかな学びと育ちを保障するための2027年度政府予算に係る意見書採択の請願

〇(仮称)明石市ケアラー支援条例制定に関する請願

 

意見書を提出

意見書1件を可決し、政府・関係機関に送付しました。以下はその要旨です。

◎子どもたちのゆたかな学びと育ちを保障するための2027年度政府予算に係る意見書

1 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、地方財政を確保した上で義務教育費国庫負担制度の負担割合を引き上げること。

2 子どもたちのゆたかな学びを保障するため、事務職員等の少数職種を含む加配定数の拡充など教職員定数改善を推進すること。

3 小・中学校のさらなる学級編制標準の引き下げ等、少人数学級について検討すること。

 

議員よもやま話 私の推し本

壊れた脳 生存する知

山田  規畝子  著  講談社

高次脳機能障害とは、脳損傷に起因する、注意力・記憶力・言語・感情のコントロール等がうまく働かなくなる認知機能の障害です。整形外科医だった著者は私の旧友であり、出版されてすぐ手に取りました。3度の脳出血を繰り返し、重篤な高次脳機能障害を発症。その具体的な症状や患者としての思いが、医師、障害を抱えながら子育てをする母親、尊厳を持った一人の人間としての多角的視点から冷静に書き記されています。まだまだ認知と理解が進まない高次脳機能障害について、少しでも多くの方に知っていただきたいと思います。

4面

豊かな海づくりに向け
生ごみをエネルギーや栄養に
持続可能な仕組みの構築を適切な支援を

問 豊かな海づくりに向け、生ごみ等をエネルギーと栄養に変え、海へ返す地域資源循環モデルを構築すべきと考えるが、市の見解は。

答 近年、海の栄養塩不足が深刻化し、イカナゴ等の漁獲量も大きく減少している。本市は漁業関係者と連携し、発酵鶏ふん等を散布する施肥を行い、環境改善に努めている。一方で、下水の汚泥を発酵させ利用することについては、臭気対策に多額の費用を要するため、事業化には至っていない。また、生ごみ等を有効活用するメタンガス化施設は、建設面積の不足や市の財政負担の増額等から新ごみ処理施設に併設できないと判断した。今後も国の補助金を活用し、漁業関係者と実施可能な事業を継続するとともに、財源や施肥の材質を含めた新たな方法についても調査検討していく。

 

医療的ケア児支援
対象者拡充に伴う
市の取り組みは

問 医療的ケア児支援法の改正により支援対象者が18歳以上の医療的ケア者、重症心身障害者へと拡充され、中核市においても医療や福祉、教育等を包括的につなぐ医療的ケア児等支援センターの設置が可能となった。今後の市の取り組みを聞く。

答 本市は医療的ケア児等の支援を重点施策と位置付け、実態調査や相談窓口の開設等、さまざまな取り組みを進めてきた。今後は改正法により新たに支援対象となる人の具体的な生活状況や困り事等のニーズ把握を行い、できるところから順次取り組みを進めていく。医療的ケア児等支援センターの設置については、さらなる支援体制の構築に向け、強化すべき課題を把握・整理し、他都市の動向も注視しながら設置要件など国からの情報収集に努め、検討していく。

 

障害者への支援策
日常生活用具給付事業
種目や金額の見直しは

問 日常生活用具給付事業の給付種目の追加や給付金額の見直しが必要と考えるが、市の見解は。

答 同事業は、障害のある人の日常生活がより円滑に行われるための用具を給付するものである。一般に普及しているスマートフォンは原則対象外だが、音声読み上げ機能や障害物検知等の支援アプリと一体化している場合は対象となる。しかし、公平性の観点から、障害の有無による購入費助成は慎重に検討する必要があると考える。給付基準額は、近年の物価高騰に伴い、定期的な見直しが必要と認識しており、国や県に対し、財政措置の拡充を要望している。今後は、障害当事者の意見を聞くとともに、各種目の有効性や必要性、価格等を総合的に考慮し、他自治体の実施状況や優先順位を踏まえ検討していきたい。

 

地域金融機関と連携
産業・スタートアップ支援
常設拠点を作る考えは

問 地域金融機関と連携した産業・スタートアップ支援の常設拠点を作ることについて、市の見解は。

答 本市は商店街の活性化を促進するため、若者や女性による商店街の空き店舗を活用した新規出店を支援する事業補助や新商品等の開発、販路開拓に取り組む市内の活力ある事業者を支援する支援補助を明石商工会議所や日本政策金融公庫等と連携し実施している。また、中小企業等の資金繰りに対する支援として、市中金利より低金利の融資を市内16の金融機関と連携し実施している。現在、産業・スタートアップ支援の常設拠点となるビジネスセンター等、物理的な場所の提供はしていないが、スタートアップ企業の育成は地域経済の発展に重要な取り組みと認識しており、先進他都市や県の動向も踏まえ検討していく。

 

路上喫煙防止条例制定し
市民の健康と安全守る
総合的たばこ施策実現へ

問 市民の健康と安全を守るための路上喫煙防止条例制定について、市の考えを聞く。

答 本市は、これまで路上喫煙対策として、たばこのポイ捨てをなくすため、ごみの散乱防止を目的とした条例を制定し、巡回職員を配置し、喫煙所の利用を促す声掛けを行ってきた。しかし、巡回が困難な時間帯や場所での喫煙が散見されるほか、駅前などの受動喫煙やたばこの火によるやけど等の危険性への声が多く寄せられ、対策の必要性を認識している。そのため現在、(仮称)明石市路上喫煙の防止に関する条例制定に向け審議を進めており、路上喫煙の抑制に加え、市民の健康と安全を守るという理念を示したいと考えている。条例制定後も庁内外の連携を強化し、市民の健康確保や環境美化の面を含めた総合的なたばこ施策へ展開させていきたい。

 

ケアラー支援条例
ニーズを把握し
早急に制定へ

問 明石市ケアラー支援条例制定に向け、市は市民からの意見をどのように反映させていくのか。

答 本市は条例制定に必要な課題や支援ニーズ等を把握するため、18カ所で聞き取りを行った。高齢者や障害児者のケアラーからは相談支援体制の充実や休息確保、医療的ケア児等のケアラーからは家族の交流、共通意見として家事支援の拡充や各種助成の必要性等を求める意見があった。また、社会福祉審議会ではケアラーの定義や支援施策の明確化、市の推進体制等、専門的知見からの意見、タウンミーティングの参加者からは、迅速な条例制定を求める意見等があった。本条例は、声を上げることすらできないケアラーを地域社会全体で捉え、必要な支援につなげることが目的であり、早急に制定できるよう取り組んでいく。

 

伴走型支援制度起業
目指す人に寄り添った支援を

問 起業を夢見る市民をゼロからサポートする伴走型支援制度の構築について市の見解は。

答 本市は起業支援策として、若者や女性を応援する商店街若者・女性新規出店チャレンジ応援事業補助や市内の活力ある事業者を支援するチャレンジ・スタートアップ事業者支援補助を実施している。また、明石商工会議所や明石市産業振興財団等と連携し、経験の有無や法人、個人を問わず起業、創業したい人を包括的に支援するネットワークを構築し、円滑に事業を立ち上げるための準備期から安定期までの成長段階に応じ支援を行っている。起業支援を行う専門部署の設置は専門職員の配置など費用面から現時点では難しいが、相談窓口での情報発信のほか先例市を調査研究し、起業等を目指す全ての人に寄り添った支援に取り組んでいく。

 

和式を洋式に
安心して学校生活が送れるよう
トイレ環境を改善

問 トイレは学校生活の快適性に直結する重要な場所である。市の認識と今後の整備計画について聞く。

答 生活様式の変化に伴い、和式トイレに不慣れな児童が多くなり、使い方への戸惑いから、我慢してしまう場合や洋式トイレに行列ができることは認識している。そのため、低学年の児童が使用する和式便器を洋式便器に変更するなどしている。また、和式トイレの使用方法をイラストで掲示するなど、子どもたちが安心して学校生活が送れるよう、トイレ環境の改善に取り組んでいる。市内小学校の洋式化率は平均66・5%であるが、40%前後の学校もあり、学校間の差が大きい。小中学校のトイレは30年を目安に順次改修しているが、洋式化率の低い学校は先行して簡易な洋式化を進めていく。

5面

暮らし応援ギフトカード
市民からの声を受け
分かりやすく情報発信

問 あかし暮らし応援ギフトカードの利用状況、市民からの意見への対応について聞く。

答 同ギフトカードは8月1日から配送を開始し、8月末時点の到達率は約95%、利用率は約25%である。食料品など生活必需品全般に使用できるが追加のチャージはできず、残高を超えて使用する際は現金等と組み合わせる必要がある。また、利用残高はレシートに表示されず本人が確認しなければならない。そのため市民からは、使用方法が難しい、現金と併用できる店舗を教えてほしいなどの意見があり市ホームページに追加情報を掲載するなど迅速に対応している。さらに、問い合わせ対応の電話回線の増設等、相談受け付け体制の充実も図っている。

 

ごみの減量・再資源化の推進へ
官民連携のリユース拠点を設置

問 ごみの減量・再資源化推進の取り組みとして株式会社ジモティーと連携協定を締結し設置したジモティースポットについて聞く。

答 8月21日に不要品のリユース(再使用)促進の拠点となるジモティースポット明石魚住店がオープンした。まだ使用できるが不要になった家具や生活家電等を予約や手数料なしで持ち込め、8月の11日間で約500点、1700キログラムの物品がリユースされた。今後、ごみ減量・再資源化の大きな流れにつながると考える。この官民連携のリユース拠点が市民に根付き活用の輪が広がるよう広報紙やホームページ等でPRし、さらなるごみ減量と持続可能な循環型社会の実現に向け、取り組んでいきたい。

 

法改正に伴う
交通ルール変更
市民への周知は

問 道路交通法改正に伴い4月から16歳以上の自転車運転者を対象とした青切符制度が導入され、9月から生活道路における自動車の法定速度が時速30キロに引き下げられるなど交通ルールが大きく変更されている。市民への周知方法について聞く。

答 本市としては、自転車の通行ルールを視覚的に表現したリーフレットや交通安全教室などで交通ルールの周知・啓発に取り組んでいく。法定速度の引き下げについては啓発ポスターの掲示や広報あかしへの掲載等で周知に努めている。また、通学路の路側帯の拡幅やグリーン塗装などの歩行者安全対策を進めるとともに、車両の速度抑制対策が必要な道路の中央線の消去等の道路改良にも取り組んでいる。

 

持続可能な
水道事業に向け
DX化の取り組みは

問 持続可能な水道事業に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)による経営改革について聞く。

答 本市水道事業は現在、経営戦略と中期経営計画を策定しており、施策目標にDXによる効率化・省エネ化を掲げている。DX関連の取り組みとしてスマートメーターの導入、AIや人工衛星データを活用した漏水調査等があるが、進歩する技術開発の動向を注視しながら調査研究していきたい。また、水道事業の経営改革は、経営戦略と中期経営計画に基づくDXを核とした業務の効率化を図ることで、継続的に経営改善を進め、持続可能な事業運営を目指していく。

 

経営状況厳しい水道事業
料金改定へ市民理解求め
健全経営を図っていく

問 令和7年度決算を踏まえ、今後の水道事業経営の見通しを問う。

答 本市水道事業は市民の生活様式や社会経済情勢の変化の影響で営業収益が減少し営業費用が増加しており、7年度決算は21年ぶりに単年度赤字となる当年度純損失に陥った。厳しい経営状況から上下水道事業経営審議会の答申を踏まえ9月議会に水道料金増額の条例改正議案を提出した。料金改定すると来年度には当年度純利益を確保でき12年度まで毎年純利益を確保できると予測するが、改定しないと12年度中に運転資金が枯渇し企業倒産状態に陥る見込みだ。事業の重要性と経営の厳しさを市民に説明し、健全経営を図っていく。

 

山手環状線大窪工区
安全を最優先に
道路整備を

問 都市計画道路山手環状線(大窪工区)に信号機や横断歩道を設置することになった経緯を聞く。

答 本市は当初、山手環状線から大窪八幡宮の北東にある三差路交差点への双方向通行を確保し右左折が可能な計画としていたが、車両の通行路が歩道と交差し、事故の危険性があるため山手環状線に直接接続しない計画に変更した。しかし、山手環状線に接続しないことにより大久保病院南側交差点に車両が集中すると見込まれるため、県公安委員会と協議し、信号機と横断歩道の設置が承認されることとなった。今後も関係機関と連携し安全確保に努めていく。

 

副市長 選任に同意

令和8年9月27日で任期満了となる副市長に佐野洋子氏を引き続き選任することに同意しました。同氏は、昭和63年から明石市に奉職され、こども局長、統括理事などを歴任し、令和4年から副市長を務められています。本市の副市長は2人制で佐野氏の任期は8年9月28日から4年間です。

教育委員会委員 任命に同意

令和8年10月16日で任期満了となる教育委員会委員の後任として、森一美氏を任命することに同意しました。同氏は、市内の保育所所長、社会福祉法人監事などを務められており、今回初めての就任となります。本市の教育委員会委員は4人で任期は4年です。

固定資産評価 審査委員会委員 選任に同意

令和8年10月4日で任期満了となる固定資産評価審査委員会委員の後任として、澤田良一氏を選任することに同意しました。同氏は、兵庫県地価調査鑑定評価員や神戸地方裁判所司法委員などを務められており、今回初めての就任となります。本市の固定資産評価審査委員会委員は3人で任期は3年です。

人権擁護委員 推薦に同意

令和8年12月31日で任期満了となる人権擁護委員のうち、水澤仁代氏を引き続き法務大臣に推薦することに同意しました。同氏は、令和6年から同委員に就任し、今回で2期目となります。本市の人権擁護委員は13人で任期は3年です。

 

公正かつ円滑な議会運営を目指す 議会運営 委員長に聞く

【担当分野】

議会の円滑な運営に必要な協議や意見の調整、法定の事項に関することなどを審査します。

宮坂祐太 

【議員歴】

在職4期。副議長、監査委員、文教厚生常任委員長などを歴任。43歳。

︱重点的に取り組む事項

市民の皆さまからお預かりした大切な税金の活用方策等を決める市の予算、より良いまちづくりのため市が独自で定めるルールである条例、その他、市の主要な人事や契約等については、議会が慎重審議の上、最終的な意思決定を担っています。議会運営委員会は、議会の日程や本会議の次第など、議会を公正かつ円滑に運営するために必要な事項について協議を行います。今年度は特に議会内のルールについて必要に応じ、より良い形に改めるべきものについては改めていく、そのための議論を行っていきたいと思っています。

︱委員長として一言

9月議会では正副議長を除く全議員が本会議質問をするなど、活発な議論が行われました。ぜひとも市議会の審議にご注目ください。

6面

令和7年度 決算を認定

9月16日に令和7年度決算審査特別委員会を設置し、10月1日から10月14日まで各会計の決算議案を詳細に審査した後、10月15日の本会議で原案どおり認定しました。

一般会計

歳入(A) 1368億9413万円

歳出(B) 1353億1611万円

形式収支(C=A-B) 15億7802万円

繰越財源(D) 4億6447万円

実質収支(C-D) 11億1355万円

歳 入

1369億円

(対前年比4.3%増)

市税482億円(35.2%)

国庫支出金329億円(24.0%)

地方交付税209億円(15.3%)

県支出金109億円(7.9%)

地方消費税交付金77億円(5.6%)

市債54億円(4.0%)

前年度比で市税は、個人市民税や固定資産税および都市計画税、法人市民税の増加などにより、32億円の増。

国庫支出金は、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などが減少した一方で、児童手当負担金や物価高対応子育て応援手当支給事業費補助金などの増加などにより、9億円の増。

歳 出

1353億円

(対前年比3.8%増)

民生費717億円(53.0%)

教育費141億円(10.4%)

総務費138億円(10.2%)

衛生費109億円(8.1%)

公債費102億円(7.5%)

土木費66億円(4.9%)

消防費33億円(2.5%)

その他47億円(3.4%)

前年度比で民生費は、価格高騰緊急支援給付金給付事業費が減少した一方で、児童手当支給事業費や物価高対応子育て応援手当支給事業費、訓練等給付事業や障害児通所支援事業などの障害福祉事業費の増加などにより、18億円の増。教育費は、図書館運営事業費や幼稚園施設整備事業費などが減少した一方で、中学校施設整備事業費や学校給食支援事業費の増加などにより、5億円の増。

決算のポイント

一般会計の歳入は4.3%、歳出は3.8%増加し、令和5年度から3年連続の増となりました。一般会計の実質収支額は、11億1千万円と50年連続の黒字で、前年度実質収支を控除し、財政基金の積立額と取崩額を加味した実質単年度収支は、6億9千万円と3年連続の黒字となりました。特別会計(国民健康保険事業や介護保険事業など)は、実質収支額で6会計が黒字、4会計は収支差し引きゼロ、土地区画整理事業清算金の1会計は赤字となったほか、企業会計(水道事業、下水道事業)の2事業のうち、水道事業は21年ぶりの赤字、下水道事業は10年連続の黒字となりました。

基金と市債の状況

市の貯金である財政基金など3基金の現在高は130億円で、9億7千万円の増。借金である市債の一般会計の現在高は1028億円で、42億円の減。

市財政の健全度

財政破綻を未然に防ぐための「財政健全化法」では、健全度を判断する4つの指標(健全化判断比率)を市民に公表することを義務付けています。

本市の指標は、下表のとおりで、全ての基準を満たしています。

健全化判断比率 本市の令和7年度決算 法で定める早期健全化基準

実質赤字比率(一般会計の年間赤字割合) - 11.25%

連結実質赤字比率(全ての会計の年間赤字割合) - 16.25%

実質公債費比率(借金返済の割合)   3.2% 25.0%

将来負担比率(将来負担が見込まれる負債割合) 16.0% 350.0%

※実質赤字比率と連結実質赤字比率は、赤字でないため値なしとして「-」表示

 

総務 常任委員長に聞く

市民の声に耳を傾け明石の未来のために

【担当分野】

市政の総合企画や広報、財政・市税、消防など、総務・財務部門や市民の安全に関わる分野を審査します。

黒田 智子

【議会歴】

在職1期。文教厚生常任副委員長、議会運営委員などを歴任。49歳。

︱重点的に取り組む事項

本常任委員会は、市政全体の方向性を決定し、市民の皆さまの暮らしを支える分野を担当しています。今年度は、市役所新庁舎の整備、大蔵海岸から明石港東外港地区、明石公園へとつながるまちづくり、大久保駅周辺の活性化などを審査します。防災への備えやデジタル化も市民の暮らしに直結する課題です。人口減少や物価高の中、一つ一つの事業が本当に必要か、将来世代に過大な負担を残さないかをしっかりと確かめ、限られた予算の使い方を丁寧に議論してまいります。

︱委員長として一言

市民の皆さまや現場の声に耳を傾け、委員会での議論を分かりやすくお伝えします。市民に開かれた委員会を目指し、明石の未来のために取り組んでまいります。

 

文教厚生 常任委員長に聞く

誰もが安心して暮らせる明石へ

【担当分野】

教育や福祉、介護保険、子育て支援・子どもの健全育成、保健衛生など、市民の暮らしを支える分野を審査します。

長尾 博子

【議会歴】

在職1期。生活文化常任副委員長、議会運営委員などを歴任。62歳。

︱重点的に取り組む事項

今年度は全小学校体育館へのエアコン整備を進めるとともに、学校給食の完全無償化や有機食材・地産地消を推進し、子どもたちの健康と食育の充実に取り組みます。また、明石市立市民病院の再整備の検討や、防災では要配慮者の避難支援に向け、個別避難計画やひなんサポーターの養成を進め、避難所環境の充実にも取り組みます。部活動の地域展開では、あかしタイムを創設し、地域と連携しながら子どもたちのスポーツ・文化活動の機会を広げ、健やかな成長を支えてまいります。

︱委員長として一言

暮らしに身近な委員会として、市民の皆さまの一つ一つの声を大切に、誰一人取り残さない、安心して暮らせる明石を目指して取り組んでまいります。

7面

決算審査認定にあたり各分科会で出された意見

決議審査特別委員会は、4つの分科会に決算議案を分担しています。4つの分科会で出た意見を一部紹介します。

総務分科会

●消防通信施設維持管理事業

高機能消防指令センター等の安定稼働と将来的な保守コストの適正化を図るとともに、大規模災害時に向けた各種システムの習熟と119番通報の適正利用に向けた啓発活動の持続可能な運用に引き続き取り組まれたい。

●シティセールス事業

引き続き明石の魅力を発信するとともに、転入超過の成果指標を複数設定して、交流人口や関係人口、移住・定住などが具体的な成果につながっているかを検証し、効果的な情報発信と事業展開に努められたい。

●人事管理事務事業

職員の人員配置については、幅広い経験を積ませることに加え、専門性を高めるため一定期間同一分野に配置するなど、職員の特性に応じた人材育成に努められたい。

●観光協会支援事業

SNSの動画を活用した観光情報の発信や近隣自治体や民間団体と連携した広域での観光振興を充実させるとともに、観光協会の組織強化に努められたい。

●明石駅周辺地区整備事業

プロジェクトの推進にあたり、議論や検討を重ね、より市民の利益に資する事業となるよう十分かつ適時適切な情報を議会や市民に報告されたい。

文教厚生分科会

●要配慮者支援事業

個別避難計画の作成にあたっては、単に計画を作成するだけでなく、災害時の安全な避難につなげることも重要であるため、一人一人の実情に応じて作成し、避難訓練等を繰り返し行うなど、実効性のある計画となるよう取り組まれたい。また、地域版ひなんサポーター研修や避難訓練などを繰り返し行い、顔の見える関係づくりや、実際の避難支援を想定した役割の確認等を進められたい。

●福祉施設人材育成事業

介護支援専門員の確保、育成、定着のための支援を引き続き行うため、国や他市の動向を注視し、必要な支援を多角的に検討して必要な予算の継続的な確保に努められたい。

●こども夢応援プロジェクト事業

支援対象の子どもたちが安心して進学できるよう個別面談に至るまでの伴走型支援や個別面談等を通じて本人の悩みや家庭環境を把握し、寄り添った支援を進めるとともに、高校進学後の3年間をしっかり学び卒業できるよう、切れ目のない支援を丁寧に進められたい。

●保育士確保等対策事業

待機児童ゼロの達成に向けては保育士の確保と処遇改善が重要なポイントであるため引き続き事業の充実に努められたい。

生活文化分科会

●商業振興対策事業

商店街若者・女性新規出店チャレンジ応援事業補助は、若者や女性の新規出店を後押しできる有意義な事業であることから、新規出店者のニーズ把握や制度の検証を行い、より多くの応募が集まるよう改善に努められたい。また、チャレンジ・スタートアップ事業者支援補助の利用者に対する起業後の伴走型支援や中小企業への経営指導を充実させ、まちの発展に不可欠である市内企業の活性化に尽力されたい。

●環境基本計画推進事業

ゼロ・カーボンあかしの実現に向け、次世代技術であるペロブスカイト太陽電池なども最大限に活用し温室効果ガス削減に向けて行政が率先して取り組む姿勢を示されたい。また、ネイチャーポジティブ宣言後の取り組みにより自然環境がどう変わったか、成果の見える化が重要なため明石にふさわしい成果指標の検討や市民が関心を持ち、実践できるような取り組みの発信に努められたい。

●インクルーシブ施策推進事業

合理的配慮の提供を支援する助成制度は、障害当事者にとっても事業者にとっても有益な制度であるため、新規事業者も含めたさらなる周知・啓発に取り組まれたい。

建設企業分科会

●危険なブロック塀対策

市民が身近なブロック塀の安全性を簡単に確認できるよう、分かりやすい点検項目を提示するとともに、危険なブロック塀を発見した際の相談場所についても、市民の認知度を向上させるため、広報等を含めたさらなる対策の強化に努められたい。

●プレーパーク事業

現在、子どもたちが安心して遊べる場所が少なくなっているが、プレーパークの体験は、子どもたちの生きる力や社会性を育む貴重な学びにつながるため、さらなる取り組みに努められたい。また、開催のたびに多くの参加があるが、この事業を支えているプレイリーダーを中心としたボランティアの熱意や善意に頼りすぎない運営体制にするとともに、担い手の育成や活動を支える体制について検証し、事業の充実に努められたい。

●管渠整備

他市の下水道管路の事故を受けて全国的に特別重点調査が実施され、本市においても危険箇所が判明しているが、緊急度の高いところから早急に改善するとともに、計画的な管渠の点検・調査を行い、道路陥没事故や浸水に備えた効果的な管渠整備に引き続き取り組まれたい。

 

生活文化 常任委員長に聞く

魅力と活力あふれるまちづくりを

【担当分野】

コミュニティや文化・スポーツ、環境、産業振興など、市民生活に身近な分野を審査します。

井藤 圭順

【議会歴】

在職2期。監査委員、文教厚生常任委員長などを歴任。55歳。

︱重点的に取り組む事項

国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し19歳以上の市民一人につき3千円分のプリペイド式ギフトカードを配布しました。また、歩きたばこによる被害を防止するため路上喫煙防止条例の制定を進めるとともに喫煙者と非喫煙者が共に暮らしやすい環境整備にも取り組みます。さらに、ゼロ・ウェイストあかしの一環として市指定ごみ袋への切り替えを進めていき、ごみの減量と資源循環の推進に向け市民の皆さまの理解と協力を得ながら持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。

︱委員長として一言

新ごみ処理施設整備や明石市公設地方卸売市場の老朽化対策、農水産業・商業の活性化等の課題に丁寧に取り組み魅力と活力あふれるまちづくりを進めてまいります。

建設企業 常任委員長に聞く

将来にわたり安全・安心な暮らしのために

【担当分野】

道路や河川、公園などの整備や都市計画、上下水道など、市民生活の基盤となる分野を審査します。

髙尾 秀彰

【議会歴】

在職1期。生活文化常任副委員長、議会運営委員などを歴任。44歳。

︱重点的に取り組む事項

本常任委員会では、道路、公園、都市計画、上下水道など市民生活を支える都市基盤について審査しています。今年度は、老朽化が進む水道施設・管路への対応やPFAS対策など、将来にわたり安全・安心な水道サービスを維持するための取り組みをはじめ、公園を活用したプレーパークの推進、スマートインターチェンジの設置検討、幹線道路の整備、山陽電鉄藤江駅のバリアフリー化などが主なテーマです。いずれも日々の暮らしに直結する大切な課題です。

︱委員長として一言

公平で円滑な委員会運営に努め、現場や市民の皆さまの声を大切にしながら、各委員と活発な議論を重ね、より安全で暮らしやすい明石のまちづくりにつなげてまいります。

8面

議案第62号       明石市いじめ問題対策審議会条例制定のこと

〃第63号          明石市新ごみ処理施設整備・運営事業者選定委員会設置条例を廃止する条例制定のこと

〃第64号          明石市立市民ホール条例を廃止する条例制定のこと

〃第65号          明石市法令遵守の推進等に関する条例の一部を改正する条例制定のこと

〃第66号          明石市市税条例の一部を改正する条例制定のこと

〃第67号          あかし市民広場条例の一部を改正する条例制定のこと

〃第68号          明石市都市景観条例の一部を改正する条例制定のこと

〃第69号          明石市水道条例の一部を改正する条例制定のこと

〃第70号          令和8年度明石市一般会計補正予算(第3号)

〃第71号          令和8年度明石市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)

〃第72号          江井ヶ島松陰新田線(大窪工区)道路改良(その2)工事請負契約のこと

〃第73号          議決事項一部変更のこと

〃第74号          調停の成立のこと

〃第75号          令和7年度明石市一般会計歳入歳出決算

〃第76号          令和7年度明石市葬祭事業特別会計歳入歳出決算

〃第77号          令和7年度明石市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算

〃第78号          令和7年度明石市財産区特別会計歳入歳出決算

〃第79号          令和7年度明石市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算

〃第80号          令和7年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計歳入歳出決算

議案第81号       令和7年度明石市地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算

〃第82号          令和7年度明石市介護保険事業特別会計歳入歳出決算

〃第83号          令和7年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計歳入歳出決算     

〃第84号          令和7年度明石市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算

〃第85号          令和7年度明石市病院事業債管理特別会計歳入歳出決算   

〃第86号          令和7年度明石市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算

〃第87号          令和7年度明石市水道事業会計決算

〃第88号          令和7年度明石市下水道事業会計決算及び利益の処分のこと

〃第89号          副市長選任につき同意を求めること

〃第90号          教育委員会委員任命につき同意を求めること

〃第91号          固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めること

諮問第9号       人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること

議員提出議案第2号        子どもたちのゆたかな学びと育ちを保障するための2027年度政府予算に係る意見書提出のこと

請願受理第5号        子どもたちのゆたかな学びと育ちを保障するための2027年度政府予算に係る意見書採択の請願

  〃 第6号       (仮称)明石市ケアラー支援条例制定に関する請願

 

 

議案の概要については市や市議会ホームページの「議案・審議結果」→「議案一覧」から、もしくは市役所内1階の行政情報センターで閲覧できます。

 

 

夏休み 親子で議会体験ツアーを開催! 子どもたちと夏の思い出づくりができました

 

令和8年8月22日(土)に小学生を対象とした夏休み親子で議会体験ツアーを高学年と低学年の2部に分けて開催しました。高学年の部は17組、低学年の部は18組の親子の参加がありました。議員による模擬シナリオ実演の後、小学生が議長役、議員役、市長役、局長役になって、シナリオ体験を行いました。議会棟の各部屋を回るクイズラリーをしながら、議会棟を探検しました。その後、議場に戻り、どの部屋が一番楽しかったのか投票を行いました。

参加者に聞きました

 子どもたちの声

・議員の仕事がよく分かりました。

・クイズで知らないところを知ることができて、とても楽しかったです。

・難しいところもありましたが楽しかったです。

・参加してみて、議員が話していることを理解できたし、すごくいい経験をしたと思いました。

 保護者の声

・議員とわが子が直接触れ合える機会はとても学びになりました。

・大人でも知らないことが多くて大変勉強になりました。

・普段立ち入ることができない場所に入れたことが、とてもよい経験になりました。

ご応募・ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

令和8年第2回定例会

12月議会の予定

※日程は変更する場合があります

11月

26日(木)  10:00      本会議(議案上程・提案説明)

12月

  3日(木)10:00      本会議(質疑・一般質問)

  4日(金)   〃         本会議(質疑・一般質問)

  7日(月)   〃         本会議(質疑・一般質問)

  9日(水) 〃         総務常任委員会

10日(木) 〃         文教厚生常任委員会

11日(金) 〃         生活文化常任委員会

14日(月) 〃         建設企業常任委員会

18日(金) 〃         本会議(委員会審査報告・議案採決)

会議は傍聴していただけます

本会議は明石ケーブルテレビ地デジ12chで生中継しています

 

令和8年熊本地震の被災者を支援

明石市議会では、熊本地震により被災された方々を支援するため、8月28日付で、全議員からの義援金35万円を令和8年熊本地震義援金(熊本県)名義の口座に送金しました。

編集後記

8月22日に「親子で議会体験ツアー」を開催しました。準備や運営など、苦労したこともありましたが、子どもたちの楽しむ姿は、そんな苦労も吹き飛ばしてくれました。参加者の皆さんからいただいた声を参考に、今後もより良い企画となるよう取り組んでいきたいと思います。なお、来年度も開催できれば、新庁舎建て替え前に実施できる最後のツアーとなります。    (い)