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更新日:2023年3月1日

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第261号 令和5年3月発行 臨時号

あかし市議会だよりは、日刊新聞6紙に折り込んで各家庭に配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。

目の不自由な方々等を対象に、点字版と音声版(CD)を作成しています。点字版は、総合福祉センター、あかし市民図書館、明石市立西部図書館、市役所1階の行政情報センター、市役所議会棟3階の議会図書室でお読みいただけます。なお、音声版(CD)の貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。

PDFファイル

全ページ(PDF:535KB)

ページ別 詳細

1ページ(PDF:385KB)

  • 主な議案の紹介
  • 3月議会の日程
  • テレビ・インターネットでご覧いただけます
  • 会派名簿
2ページ(PDF:277KB)
  • 豊かな海を未来につなぐ
  • 県立明石高校生・県立香住高校生との意見交換
  • 豊かな海づくり大会推進委員が市内の小学校を訪問
  • 意見を募集しています

第261号  令和5年3月発行 臨時号 テキスト版(音声読み上げ用)

あかし市議会だより261号
2023年(令和5年)3月1日発行

1面
新年度予算などを審議する3月議会が開会


第1回定例会3月議会が2月21日に開会しました。3月2日・3日・6日の本会議では代表質問や質疑・一般質問を行い、市政の重要課題について市の見解を求めます。3月13日の本会議では令和4年度補正予算議案を議決します。3月14日からの常任委員会では令和5年度予算議案を審査し、3月24日の本会議では令和5年度予算議案などを議決します。

巻頭写真
 

主な議案の紹介


令和5年度明石市一般会計予算(案) 

新年度予算案は、エスディージーズ未来安心予算として、これからも、すべての人にやさしいまちづくりを目指しています。主な取り組みと予算額は次のとおりです。
■高校生世代への児童手当の支給(4億8240万円)
 手当の対象月は令和5年4月分からで児童1人あたり月額5千円
■豊かな海づくりの推進(2400万円)
    施肥(せひ)やタコつぼの投入、下水処理場での栄養塩管理運転、海洋ごみの回収など
■消防機能の強化(7億6357万円)
 新中崎分署の基本設計や既存施設の改修、指令センターなどの更新
■西明石地区活性化に向けた取り組み(11億2290万円)
 JR西明石駅および駅周辺の安全性と利便性の向上や地域交流拠点の充実を図るための用地取得、測量および設計

 

明石市こどもの養育費に関する条例の制定(案)
こどもの最善の利益を実現するため、養育費確保支援に係る基本理念を定め、市、父母および市民などの責務を明らかにするとともに、施策を推進するための基本となる事項を定めています。


明石市犯罪被害者等の支援に関する条例の一部改正(案)
犯罪被害者等がその尊厳にふさわしい日常生活および社会生活を営む権利を有することを条例で明記するほか、支給する支援金の上限額などを引き上げています。


明石市工場立地法地域準則条例の一部改正(案)
令和4年5月に公布された同条例の一部を改正するもので、エスディージーズの理念に基づき、経済・環境・社会の三側面に配慮した取り組みを推進します。具体的には、特定工場の緑地が施設の増改築などで法定の面積率を下回る場合、同工場は、市が策定する指針に基づいた取り組みを積極的に実施するよう努めるとともに、地域組織へ説明会を開催し、住民の理解を得るよう努めることなどを新たに定めています。

 

令和5年 第1回定例会 3月議会の日程


日程は変更になる場合があります
本会議 2月21日 10時から
■ 開会
■ 議案上程
  議案の概要はこちら
■ 市長施政方針および提案理由説明

本会議 3月2日・3日・6日 10時から
■ 代表質問
■ 質疑・一般質問
    発言通告書はこちら

常任委員会 3月7日から10日 10時から
■ 議案・請願の審査および市からの報告
■ 令和5年度予算の説明
  7日 総務常任委員会
  8日 建設企業常任委員会
  9日 文教厚生常任委員会
  10日 生活文化常任委員会

本会議 3月13日 15時から
■ 委員会審査報告
■ 議案採決 (令和4年度補正予算)

常任委員会 3月14日から17日 10時から
■ 令和5年度予算の審査
  14日 総務常任委員会
  15日 建設企業常任委員会
  16日 文教厚生常任委員会
  17日 生活文化常任委員会

本会議 3月24日 10時から
■ 委員会審査報告
■ 議案採決(令和5年度予算など)
■ 閉会

 

テレビ・インターネットでご覧いただけます


本会議
▼明石ケーブルテレビ
 717チャンネル「ミルルチャンネル」で生中継
※代表質問は地上デジタル11チャンネルでも録画放送
 放送日時
   3月2日 20時から23時
   3月4日 10時から13時(再放送)
▼インターネットで録画映像を配信
常任委員会
▼ユーチューブで録画映像を配信

 

会派名簿


自民党 真誠会
 石井 宏法
 井藤 圭順
 灰野 修平
 林 健太
 榎本 和夫
 千住 啓介
 三好 宏
 穐原 成人
 辰巳 浩司
 坂口 光男
公明党
 国出 拓志
 飯田 伸子
 尾倉 あき子
 佐々木 敏
 松井 久美子
 梅田 宏希
明石かがやきネット
 竹内 きよ子
 林 丸美
 吉田 秀夫
日本共産党
 楠本 美紀
 辻本 達也
維新の会
 北川 貴則
 森 勝子
未来明石大路
 大西 洋紀
 出雲 晶三
スマイル会
 家根谷 敦子
フォーラム明石
 宮坂 祐
かけはしエスディージーズ 
 丸谷 聡子
リーベの会
 寺井 吉広
(会派別・議席順)

 

2面

 

豊かな海を未来につなぐ


令和3年6月に設置した明石市議会豊かな海づくり大会推進委員会では、昨年11月に開かれた第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会の開催後も、先人から引き継いだ豊かな海を次の世代へ引き継ぐための活動を続けています。委員会では、大会の運営などに関わった高校生や小学生と豊かな海づくりに必要なことについて意見交換を行いました。今後は水産関係の団体との意見交換も予定しています。

 

豊かな海づくり大会推進委員会と県立明石高校生・県立香住高校生の意見交換

 

海づくり大会の式典で介添え、ナビゲーターを務めた明石高校と放流行事で介添えを務めた香住高校の生徒14名と意見交換をしました。

豊かな海って何だろう

━全国豊かな海づくり大会に参加した感想を聞かせてください。
●多くの人が関係して、大会を作り上げていくところを見ることができ貴重な体験になりました。
●天皇陛下にお会いし、お話ができて光栄でした。
●今まで豊かな海について、あまり深く考える機会がありませんでしたが、この大会に参加したことで、豊かな海って何だろうと考える機会になりました。
●学校であった大会ボランティアの募集に対して応募者が多く、選考がありました。昨年の夏休みから、大会に向けての練習が始まり大変でしたが、いい思い出になりました。
●明石高校の放送部では、映像を作るために取材を行いました。その中で、海はきれいなほうがいいと思っていましたが、きれいな海がイコール豊かな海ではないと知って、大きな衝撃を受けました。

豊かな海について学ぶ機会を

━これからの豊かな海づくりに必要だと考えていることを聞かせてください。
●海洋ごみの問題に取り組むために、海岸清掃などを行ってはどうでしょうか。
●もっと学ぶ機会が増えればいいなと思います。学校で豊かな海について、自分たちで調べる時間を設け、その内容を校内だけでなく、地域の人にも発表してみたいです。
●私は校外学習などの機会を増やしてほしいです。実際に体験したほうが記憶に残ると思います。
●若い世代と昔の豊かな海を知っている世代の交流により、お互いが協力することが重要だと思います。
●養殖の餌を魚粉飼料から大豆やトウモロコシに変えれば小魚をとらずに済むので、資源量が減らないと考えています。
●地元の魚について知ることが大切だと思うので、学校給食で地元の魚を使用すればいいと思います。
━大会に携わったことで自分の夢・目標や将来につながることはありましたか。
●水族館の飼育員になり、海の豊かさが、いかに大切であるかを伝えていきたいです。
●カキの養殖業者になりたいと思っているため、海の環境を考えて事業をしたいです。また、私の地元である相生の海は魚が少なくなっているので、稚魚の放流活動を行いたいと考えています。
●将来の夢は1級建築士なので、海の環境に配慮した材料で海上に建築物を建てたいです。

学んだことを伝えていきたい

━豊かな海づくりに向けて、自分たちができること、やりたいことを聞かせてください。
●海の環境についてしっかり学んで、海の大切さを自分の言葉で伝えていくことが大事だと思います。
●子どもに伝えていくことが大切だと思うので、現場に足を運び体感してもらう取り組みを行いたいです。
●海に人の出入りが増える夏には、ごみも増えるため、積極的に自分から海岸清掃を行いたいと思っています。
●海に少しでも悪影響を与えないように、ごみの分別をしっかりと行いたいです。
●魚料理など、明石の食文化をもっと知りたいと思いました。それを伝えていけたらいいなと思います。

写真説明

1月30日に開催した高校生との意見交換会

写真説明
香住高校の生徒はオンラインで参加

 

豊かな海づくり大会推進委員が市内の小学校を訪問


2月8日に大観小学校を訪問し、昨年タコつぼの絵付けを行ったクラスの授業に参加しました。これまでの環境学習を振り返り、今後どのような海になってほしいか、豊かな海を実現するために自分たちは何ができるのかを話し合いました。児童からは「タコ、イカナゴなどがとれないので、魚がたくさんいる海にしたい」「ごみのない海にしたい」「魚のすみかをつくって壊さない」「川にごみを捨てると海に流れつくので、ごみを捨てないように気をつける」などの意見が元気いっぱいに次々と飛び出しました。
2月9日は中崎小学校を訪問し、全国豊かな海づくり大会で、テーマソングに合わせて手話を行った児童などと意見交換を行い、「歌詞の一つ一つに意味があるので、思いを込めて手話をした」「豊かな海について、みんなにも関心を持ってもらいたい」「明石の魚を給食でもっと食べたい」など、さまざまな意見が出ました。
このほか、二見西、二見、江井島、林小学校にも訪問して意見交換を行いました。

写真説明

3年生の授業に参加(大観小学校)

 

意見を募集しています


委員会では、大会を契機として豊かな海づくりに関する取り組みをさらに積極的に進めるため、基本理念と市および市民、水産業者等の役割などを定める条例の検討を行っており、皆さまからの意見を募集しています。
■募集期間■ 2月15日(水曜日)から3月16日(木曜日)(必着)
■提出方法■ 次のいずれかの方法で議会局議事課へ
       ①持参 ②郵送 ③ファックス ④メール
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