ホーム > ようこそ市議会へ > 議会の広報 > 明石市議会だより一覧 > 第265号 令和5年11月発行 第2回定例会9月議会

更新日:2023年11月1日

ここから本文です。

第265号 令和5年11月発行 第3回定例会9月議会

あかし市議会だよりは、日刊新聞6紙に折り込んで各家庭に配布しています。
議会局のほか、行政情報センター、各市民センター・サービスコーナーで無料で配布しておりますのでご自由にお持ちください。

目の不自由な方々等を対象に、点字版と音声版(CD)を作成しています。点字版は、総合福祉センター、あかし市民図書館、明石市立西部図書館、市役所1階の行政情報センター、市役所議会棟3階の議会図書室でお読みいただけます。なお、音声版(CD)の貸し出しを希望される方は、議会局総務課までご連絡ください。

PDFファイル

全ページ(PDF:5,295KB)

ページ別 詳細

1ページ(PDF:1,860KB)

●議案関連記事

  • 令和5年度明石市一般会計補正予算(第4号)を全会一致で可決
  • 山陽電鉄藤江駅 バリアフリー化へ 令和8年度末の完成を目指し設計
  • に着手
  • 令和8年の開業目指す複合施設 (仮称)西明石地域交流センター 特
  • 色を生かした蔵書を

●目次

2ページ(PDF:569KB)

●質疑・一般質問

  • 消防署中崎分署の移転 市役所新庁舎整備に合わせ 令和9年度の完成目指す
  • 財政の硬直化を示す 経常収支比率改善へ 施策の柔軟性確保を
  • 財政健全化を推進 事務経費の削減 取り組みの効果は
  • 市のDX推進事業 市民視点の行政サービス 行政運営を効率化
  • タウンミーティングで出た意見 明石のまちづくりにどう生かす
  • 民間主導の 明石駅周辺開発 市の参画は

●発言者一覧

3ページ(PDF:611KB)

●質疑・一般質問

  • 監査における指摘事項 責任持った是正が肝要 改善なければ随時監査も
  • 動物にやさしいまち 実現に必要な ボランティアの協力
  • 負担大きい不妊治療 安心して産み育てるため 本市独自の取り組みを
  • 新ごみ処理施設 事業費削減遺向けた 取り組みは
  • 明石港東外港地区再開発 にぎわい創出に向け県と協議
  • 子宮頸がん 予防ワクチン接種 勧奨を再開
  • 老朽化が進む卸売市場 安全面の課題抱え対応急務 令和6年度に在り方検討へ

●請願

●意見書を提出

●議員よもやま話

4ページ(PDF:544KB)

●質疑・一般質問

  • モバイルバッテリーなど 小型充電式電池の回収 リサイクルの仕組み構築を
  • 小学校給食の無償化 年間9億円の費用負担が必要 財源の確保が課題
  • 旧市立図書館 設置許可期限切れ 今後の対応は
  • 死亡・重傷事故を防ぐ 自転車利用者のヘルメット着用 購入費用を助成できないか
  • 小中学校の水泳授業 民間委託を検討 谷八木小で試行実施
  • 見守りサポーターによる高齢者の安否確認事業 今後は対象者を拡充
  • フレイル状態の高齢者が増加 新たにチェック事業を導入し 予防のためサポーター養成に注力
  • あかしフリースペース・トロッコ 入所待機者が増加 新たな居場所づくりを検討
5ページ(PDF:600KB)

●質疑・一般質問

  • 多くの人が訪れる海岸 ごみ放置・利用マナーが課題 ボランティアと連携
  • 小児救急医療体制 市内での完結を目指し検討を
  • 産後ケア事業を充実 心身の回復や安定を 産後うつ予防の強化へ
  • 海岸でのバーベキュー 利用者マナーが問題 啓発活動に努める
  • 低コストで導入可 移動式バスケコート 設置検討を

●監査委員選任に同意

●選挙管理委員会委員を選出

●教育委員会委員任命に同意

●固定資産評価審査委員会委員選任に同意

●人権擁護委員推薦に同意

●議会運営委員長に聞く

6ページ(PDF:820KB)

●令和4年度 決算を認定

●総務常任委員長に聞く

●文教厚生常任委員長に聞く

7ページ(PDF:905KB)

●決算認定にあたり 出された意見

●生活文化常任委員長に聞く

●建設企業常任委員長に聞く

8ページ(PDF:813KB)

●第3回定例会9月議会議案の賛否一覧

●夏休み親子で議会体験ツアーを開催しました

●旧明石市立図書館跡地に係るSNS投稿に関する調査報告について

●12月議会の予定

●編集後記

第265号  令和5年11月発行 第3回定例会9月議会 テキスト版(音声読み上げ用)

あかし市議会だより265号
2023年(令和5年)11月1日発行

1面

巻頭写真

安全・安心な水を市民に供給(魚住浄水場・配水塔)

第3回定例会
9月議会

令和5年第3回定例会9月議会が9月5日から10月11日まで開かれました。物価高騰対策補助事業費を含む令和5年度明石市一般会計補正予算(第4号)など、議案14件、諮問1件を可決・同意、報告7件を了承、請願2件を採択しました。また、令和4年度決算14件を認定しました。

 

令和5年度一般会計補正予算(第4号)を全会一致で可決
山陽電鉄藤江駅 バリアフリー化へ
令和8年度末の完成を目指し設計に着手

9月25日の本会議では、物価高騰対策支援事業費や山陽電鉄藤江駅バリアフリー事業補助金を含む令和5年度一般会計補正予算(第4号)を全会一致で可決しました。

市内における駅舎のバリアフリー化は、鉄道事業者だけでなく、国、県、市が連携し支援しながら進められています。山陽電鉄の市内駅舎は12駅あり、7駅でバリアフリー化整備が完了しています。
山陽電鉄の駅舎の整備については、事業者が利用者から料金を徴収し、徴収分を整備に充当する国の鉄道駅バリアフリー料金制度を活用することになっていますが、藤江駅は乗降者数が多く、市としても移動等円滑化促進地区に位置付けていることから、より早期のバリアフリー化を目指して、県と市が協調し6分の1を限度に補助する県の制度を活用して整備が進められます。整備案では、今年度から南改札やバリアフリートイレ新設などの設計を行い、8年度末を完成予定としています。
審査を行った建設企業常任委員会では、委員から、藤江駅の整備がようやく進むが、市内の残る未整備4駅の整備計画はあるのかとの質問がありました。市からは、残る未整備4駅は、国の制度を活用して17年度までに整備完了予定と聞いている。今後も国や県、山陽電鉄とも連携し、早期のバリアフリー化に取り組んでいくとの答弁がありました。

 

写真説明
南改札やバリアフリートイレを新設予定

 

令和8年の開業目指す複合施設
(仮称)西明石地域交流センター
特色を生かした蔵書を

総務常任委員会では、(仮称)西明石地域交流センター建設設計に係る公募型プロポーザルの結果および西明石地区活性化に向けた取り組みについて報告がありました。 本施設は、今年8月に整備計画に基づく基本設計および実施設計について公募型プロポーザル方式により設計業者を選定しました。同業者からは、ワンフロア当たりの面積の拡大により整備計画の5階建てから4階建てへの低層化、図書館機能をワンフロアにまとめ、誰もが使いやすく管理しやすい図書空間の創出、環境への配慮やバリアフリー・ユニバーサルデザインの導入、工事費の抑制と工期の短縮、誰もが訪れやすくにぎわいや交流が創出できる利用しやすい複合施設とする提案がありました。
今後、協議を重ねながら設計内容を決定し、令和8年にJR西明石駅の新改札や駅ビル等と同時開業を目指します。
委員からは、基本設計がまとまった後、市民意見を聴取する機会は設けられるのか。どのような蔵書を考えているのかとの質問がありました。市からは、基本設計がまとまれば市民参画手続きを行う。蔵書については、現在の市立図書館の状況も踏まえ、どのような特色を生かした図書資料をそろえるのか庁内で相談の上、整備を進めていくとの答弁がありました。

写真説明
受託者から提案の設計概要パース

 

もくじ

2 質疑・一般質問
3 請願・意見書
3 議員よもやま話
5 委員長に聞く
6 令和4年度決算を認定
7 決算の認定にあたり出された附帯意見
8 議案の賛否一覧
8 夏休み親子で議会体験ツアーを開催

 

マチイロ
市議会だよりを
スマホで読める
※利用にはアプリのダウンロードが必要です。
2面
質疑・一般質問

9月12日、13日、14日の本会議では、27人の議員が登壇し、令和4年度明石市一般会計決算や教育環境の充実等について、市の見解を求めました。発言者と質問項目の一覧は下段に、主な内容は2面から5面に掲載しています。なお、QRコードを読み取ると本会議の録画映像をご覧いただくことができます。

 

発言者一覧

国出 拓志(公明党)
1 令和4年度明石市一般会計決算
2 バッテリーの回収
3 住民税非課税世帯へのエアコン購入費用の給付・貸与 
4 農業施策

黒田 智子(市民の会)

1 重層的支援体制整備事業
2 不登校と行きしぶりの児童生徒と保護者の支援 
3 水泳授業の民間委託

寺井 吉広(明石かがやきネット)

1 副市長人事
2 海岸・沿岸の保全と利活用

正木 克幸(明石維新の会・代表質問)

1 令和4年度明石市決算 
2 明石市の危機管理体制

千住 啓介(自由民主党明石・代表質問)

1 令和4年度決算 
2 福島県への非科学的ないわれなき風評被害の撲滅 
3 明石市西部地区のまちづくり 
4 明石市消防署中崎分署の移転

長尾 博子(公明党)

1 自転車用ヘルメット購入費補助事業 

2 フレイル予防のさらなる取組で健康長寿のまちづくりを

山下 祥(市民の会)

1 魅力ある「海のまち」づくり
2 魅力ある「スポーツのまち」づくり 
3 魅力ある「子どものまち」づくり 
4 魅力ある「本のまち」づくり

宮坂 祐太(明石かがやきネット)
1 財政健全化推進計画の各種数値目標を踏まえ、令和4年度決算から見えてくる本市の現況

上田 雅彦(明石維新の会)
1 明石市新ごみ処理施設整備 
2「コミュニティバス」市内東部エリアへの延伸 
3 あかし保健所所管の問題 
4 今後の本市の観光

石井 宏法(自由民主党明石)
1 明石市の交通政策 
2 公職選挙法違反 
3 タウンミーティング

飯田 伸子(公明党)
1 民間資源を活用した市民への支援体制整備
2 小児医療提供体制の充実 
3 小学校給食の無償化

中川 夏望(市民の会)
1 令和4年度決算 
2 市民の財産と市職員を守るための監査の実効性確保に向けて 
3 子育て支援のさらなる発展のために

林 丸美(明石かがやきネット)
1 こどもの居場所、遊び場
2 高齢者等の移動支援

髙尾 秀彰(明石維新の会)
1 新庁舎 
2 不妊治療

辰巳 浩司(自由民主党明石)
1 明石駅周辺の民間開発への参画 
2 学校の水泳授業の民間委託

河村 和歌子(公明党)
1 あかしソジトモスターカンパニー制度 
2 9価HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの導入

山中 裕司(市民の会)
1 高齢者の熱中症対策 
2 持続可能な里海づくり

竹内 きよ子(明石かがやきネット)
1 本市の小学校の抱える課題とその対応
2 公立中学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行
3 安全で安心して暮らせるやさしいまちづくり

中村 茂雄(明石維新の会)
1 市政運営及び人事行政 
2 あかし動物センター
3 大久保駅周辺市有地

榎本 和夫(自由民主党明石)
1 高丘小中一貫教育校 
2 旧明石市立図書館

金尾 良信(市民の会)
1 明石商業高校福祉科開設 
2 住みなれた地域で安心して暮らせる障害者支援及び福祉現場の人材確保の観点からも定年退職後の高齢者が福祉現場で働けるような仕組み作り
3 自転車のヘルメット着用普及拡大

出雲 有希子(自由民主党明石)
1 明石市の産後ケア事業 
2 歳入歳出決算書 
3 事業所税

井藤 圭順(自由民主党明石)
1 DX推進事業 
2 明石市土地開発公社の解散後の取組

三好 宏(自由民主党明石)
1 明石市公設地方卸売市場のこれからの在り方
2 山陽電鉄藤江駅周辺バリアフリー整備 
3 西明石地区活性化に向けた取組

辻本 達也(日本共産党)
1 小学校給食の無償化 
2 幼稚園・保育所の消防用設備等の不備 
3 生活福祉課の紛失金203万7,115円 
4 職員の健康管理と健康面に配慮した人材登用

中西 礼皇(対話の会あかし)
1 生産緑地制度の導入 
2 明石港東外港地区再開発の兵庫県との協議 
3 中崎分署の移転

家根谷 敦子(スマイル会)
1 高齢者の見守り施策の推進

 

消防署中崎分署の移転
市役所新庁舎整備に合わせ
令和9年度の完成目指す
問 明石市消防署中崎分署の移転について、進ちょく状況を聞く。

答 築50年を経過した中崎分署は、老朽化や耐震性の問題から、市役所新庁舎整備に合わせ中崎遊園地への移転を予定している。今年9月4日から土質調査のためボーリング工事を行う予定であったが、市民団体から計画変更を求める要望書が提出されたため見合わせ、これまでの経緯を再確認した。これまで市民へ説明や意見聴取を行ってきたこと、移転先は歴史的価値の高いとされる場所から外れていることを確認し、可能な樹木は移植することを決定し、工事の再開を指示した。今後、こうした市の考えを市民に説明する機会を設けるとともに、計画どおり令和7年度から建築工事を行い、9年度に新中崎分署の業務開始を目指したい。

 

財政健全化を推進
事務経費の削減
取り組みの効果は
問 令和5年度で終了する明石市財政健全化推進計画では、事務経費の削減目標を10年間で13億円としていたが、4年度決算における現状を問う。

答 本市では、卸売市場やあかし斎場旅立ちの丘などの施設で指定管理者制度を導入したほか、水道と下水道の包括管理や給食調理等の業務委託を拡大した。さらに、公共施設の点検管理を一括委託する市有施設の包括管理業務については、今年度170施設へ拡大するなど、年間5千万円を削減している。また、光熱費はLED化を順次推進し、年間2億円超の削減を見込んでおり、電力・ガスは平成29年度から一括入札を行い総額8億円の削減、さらに全庁挙げての節電により電気料金8千万円を削減している。

 

タウンミーティングで出た意見
明石のまちづくりにどう生かす

問 タウンミーティングにおいて、市長の考えと違う意見や市民同士で異なる意見等が出た場合、どう扱うのか。

答 現在実施しているタウンミーティングは、市の施策の方向性について合意形成を図るものではなく、参加者同士の自由で活発な対話によって多様な意見をいただくために実施している。参加者の声は関係部局と情報共有し、すぐにできるものから速やかに対応を行い、市の施策に生かしていきたい。なお、参加者の声は市ホームページに全て公開し、広く情報発信している。今後も引き続き、タウンミーティングを毎月開催し、多様な市民の声をしっかりと受け止め、明石のまちづくりに生かしていきたい。

 

財政の硬直化を示す
経常収支比率改善へ
施策の柔軟性確保を
問 財政構造の弾力性を示す経常収支比率は他自治体を上回っているが、改善の取り組みは。

答 経常収支比率は、数値が大きいほど財政が硬直化し、施策の自由度が小さくなる。近年、本市の経常収支比率は、福祉制度充実に伴い扶助費等の義務的経費が増加し94%前後である。今後さらに扶助費の増加や新庁舎建て替え等の公共施設整備に市債を借り入れることにより、公債費が増加し、経常収支比率の悪化が見込まれる。今後も、こどもを核としたまちづくりによるまちの好循環を図り、人口増等に伴う市税や地方交付税の増収を継続させるとともに、施設整備は地方交付税措置率の高い市債を活用し、公債費の償還に充てることで経常収支比率の維持改善に努めていく。

 

市のDX推進事業
市民視点の行政サービス
行政運営を効率化
問 DX推進事業の進ちょく状況や、今後のDXを活用した取り組みについて聞く。

答 現在、明石市行政DX推進方針に沿って、市民視点の行政サービスの実現、デジタル技術の活用による行政運営の効率化、デジタル化基盤の確立の3つの観点から取り組んでいる。具体的には、スマートフォン等で申請できる行政手続きのオンライン化、紙の公文書の電子化により事務の効率化を進めるほか、国のDX推進における情報システムの標準化・共通化へのシステム移行に向け、現行システムとの比較・分析を行っている。今後は、行政のデジタル化やデジタル人材の育成などの取り組みを進め、デジタルツールを活用した自治会へのアプローチなどを検討していく。

 

民間主導の
明石駅周辺開発
市の参画は
問 アスピア明石西側の山陽電鉄所有地およびらぽすビルの現状と開発への参画について、市の考えを聞く。

答 山陽電鉄所有地については、同社より、今後の開発を検討するにあたり、市がかつて整備した当該土地西側のラポール明石2階部分への公共通路を延伸する意向があるのかと確認があり、前向きに検討したいと回答した。また、らぽすビルについては、市が5階部分を区分所有しているが、耐震性能の問題により市民ホールの使用を中止している。当ビルの大部分を所有している株式会社明石商工会館などは取り壊す方向で進めていると聞いているが、市としては、保有する権利を最大限活用し積極的に関わっていきたい。

 

3面

監査における指摘事項
責任持った是正が肝要
改善なければ随時監査も
問 監査で指摘を受けた事項の確認や対応は。

答 明石商業高校は、令和元年度の行政監査で準公金に係る改善の指摘を受け、改善措置を行うとしたにもかかわらず、今年5月に現金盗難事件が発生した。監査委員が指摘した事案は、被監査部局が責任を持って是正し、それを継続することが肝要であり、これまでも注意喚起してきた。今後改善が見られない場合は、フォロー対応として随時監査の実施や監査計画の修正などを検討したいと考える。市は、今回の現金紛失を重く受け止め、現金の取り扱い等の調査と管理方法の見直しを行い、チェックリスト等を作成するなど、監査における指摘事項について全庁的に対応できるよう、引き続き取り組んでいく。

 

明石港東外港地区再開発
にぎわい創出に向け県と協議
問 明石港東外港地区について兵庫県との協議の進ちょく状況を聞く。

答 当該地区について、県主体のサウンディング調査では、大型商業施設の誘致は難しい、コロナの影響により経済活動が回復しておらず事業着手を遅らせてほしいなどの意見があり、再開発計画のコンセプトである民間によるにぎわいづくりの条件は整っていないと認識している。現庁舎跡地との一体的な土地利用について、県と定期的に協議の場を設けているが、現時点では具体的な計画やスケジュールは未定である。土地利用は、令和9年度の新庁舎移転後となるが、本市中心市街地の南の拠点としてにぎわいの創出を図りたい。

 

動物にやさしいまち
実現に必要な
ボランティアの協力
問 人にも動物にもやさしいまち明石を目指すにはボランティアの協力が重要と考える。活動を継続するための経費を支給できないか。

答 現在、あかし動物センターのボランティアは、離乳していない犬猫の世話をするミルクボランティア、譲渡対象の犬猫のシャンプーやカットをするトリミングボランティア、飼い主のいない猫の去勢不妊手術等の手伝いをする猫サポートボランティアの3種類である。登録条件は無報酬とし、交通費は自己負担でお願いしている。今後、ボランティアと行政が一体となって多様な地域課題に対応するためには、内容に応じた実費相当分の経費支給が必要であり、前向きに検討していく。

 

新ごみ処理施設
事業費削減に向けた
取り組みは
問 新ごみ処理施設整備の事業費削減に向けた取り組みと、ごみ袋の有料化の考えを聞く。

答 新ごみ処理施設は、可能な限りコンパクトにし、民間事業者が施設整備から管理運営まで一体的に事業を実施するDBO方式を採用することで、運営・維持管理、改修を含めたトータルコストの削減を見込んでいる。物価高騰等の影響により事業費は高騰しているが、付帯設備のスリム化や施設規模の見直しによる費用削減を図る。ごみ袋の有料化は、ごみの減量に大きな効果が期待できるが、市民に金銭的な負担が生じるため、導入に関しては、ごみの減量がより一層必要となる場合に検討する。

 

老朽化が進む卸売市場
安全面の課題抱え対応急務
令和6年度に在り方検討へ
問 開場から47年目の明石市公設地方卸売市場は、耐用年数が過ぎ、耐震基準も満たしておらず、老朽化が著しい。建て替えも含めた大規模な再整備の必要性が高いが、市の現状認識と今後の方針を聞く。

答 卸売市場は、老朽化が進み、安全面や衛生面の課題を抱える中、修繕や応急処置により機能を維持している。市としても、この現状を把握しているが、全国の市場で取扱高が減少傾向にあるなど、卸売市場を取り巻く環境の変化は大きく、必要性を踏まえた将来像の検討が必要と考える。また、現状のまま使い続けることは限界があるとも認識しており、令和6年度に予算措置を行い、今後の在り方をしっかりと検討していく。

 

負担大きい不妊治療
安心して産み育てるため
本市独自の取り組みを

問 令和4年4月から不妊治療が保険適用となったが、保険適用外の診療を選択せざるを得ない人もいる。本市独自の取り組みも必要ではないか。

答 特定不妊治療の保険適用に伴い、治療費が3割負担や高額療養費制度の対象となるメリットがある。しかし、先進医療に指定されている治療については保険適用外となる。保険診療と保険適用外の自由診療との併用は認められていないため、先進医療を1種類でも行うと全額負担となり、自己負担額が増える場合も考えられる。本市としても安心して子どもを産み育てる環境整備は重要な課題と考えており先進事例を参考に助成の範囲や回数等の調査研究をしていく。

 

子宮頸がん
予防ワクチン接種
勧奨を再開
問 国の子宮頸がん予防ワクチン接種勧奨の再開を受け、勧奨を差し控えていた間に3回接種を完了できなかった人への周知と取り組み状況を聞く。

答 本市は、積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を逃した人に対して、接種期限を令和7年3月末まで延長するキャッチアップ接種を開始し、昨年6月にリーフレットと接種券を発送、子宮頸がんと予防ワクチンについての周知・啓発を行った。さらに、接種率を向上させるため、今年7月にワクチン接種が未完了である約1万1千人に勧奨はがきを送付し、接種期限や接種券を紛失した場合の手続き方法などを周知したところだ。

 

請願
採択された請願

〇教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための、2024年度政府予算に係る意見書採択の請願
〇明石市公設地方卸売市場の再整備に関する請願

不採択となった請願

○小学校給食の無償を求める請願
〇健康保険証の存続を求める意見書提出の請願

 

意見書を提出
意見書1件を可決し、政府・関係機関に送付しました。以下はその要旨です。
◎教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の堅持に係る意見書
政府に対し、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、次の事項の実施を強く要望する。

1 中学校・高等学校での35人学級を早急に実施すること。さらなる少人数学級について検討するとともに、教室不足にも早急に対応すること。

2 加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。

3 国の学級編制標準より引き下げた学級編制基準の弾力的運用ができるよう、加配の削減は行わないこと。

4 教職員未配置問題の解消に向けて、必要な財政措置を講じ、人材確保に努めること。

5 定年引き上げ期間中に教職員の安定的な新規採用ができるよう、定数加配措置をはじめとした必要な財政措置を講ずること。

6 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を堅持すること。

 

議員よもやま話
すっかり朝夕涼しくなり、最近は自転車で市役所へ。明石海峡大橋や淡路島、行き交う船が織りなす大パノラマを楽しみながらペダルをこいでいます。帰るときには、空がオレンジや赤など、ドラマチックに変化する「マジックアワー」に遭遇することも。空が広く、そのグラデーションを余すことなく堪能できるのも明石の好きなところです。おすすめは、秋と冬の大蔵海岸。普段は街に沈む夕陽が、この季節だけは水平線に沈むのです。運が良ければ「だるま夕陽」が見られることも。ぜひサイクリングがてら見に行ってみませんか。そういえば、明石市の自転車用ヘルメット着用率は全国平均よりも低いとか。お越しになる際は、ヘルメットを着用してご安全に。

 

 

4面

モバイルバッテリーなど
小型充電式電池の回収
リサイクルの仕組み構築を
問 廃棄が困難なバッテリーなどを回収する仕組みを構築できないか。

答 モバイルバッテリーや電動自転車のバッテリーに使われているリチウムイオン電池などの小型充電式電池は、機器メーカー等に回収・再資源化が義務付けられており、充電式電池リサイクル協力店が店頭にボックスを設置して回収している。なお、リチウムイオン電池は強い力が加わると発火する危険性があり、明石クリーンセンターでは、燃やせないごみとして排出されたことによる火災が令和3年度に43件、4年度に31件発生している。今後とも電池類の正しい排出方法を市民に周知しながら、回収方法について調査・研究していく。

 

小中学校の水泳授業
民間委託を検討
谷八木小で試行実施
問 小中学校の水泳授業の民間委託は、多額の施設改築費の抑制や教員の負担軽減等を図るため、取り入れる自治体が出ている。今後の市の方針を聞く。

答 市は、今年度から試験的に民間委託を実施している加古川市を視察し、施設の維持費用や学習効果面などの利点を確認した。水泳授業の民間委託は、毎年のプール維持管理費用が割高となるが、施設の全面改築費用を含めた場合、一般的な耐用年数とされる40年間で比較すると安くなることが分かっている。今後の方針として、全面改築が必要となる学校の民間委託を検討しており、来年度は谷八木小学校で実施する方向で調整している。

部活動の地域移行
次年度モデル事業
剣道部で実施予定
問 本市の中学校部活動の地域への移行状況は。

答 今年度は部活動のあり方検討委員会に加え、部活動との連携を考える会を立ち上げ、地域移行に向けた課題整理を行うなど、体制整備を検討している。課題は指導者の確保、教員と地域指導者の協力体制、実施に向けた推進体制などである。来年度はモデル事業として、明石市剣道連盟に運営を委託し、2校程度の剣道部に対し地域指導者を派遣する派遣型に加え、全中学校を対象に合同練習を実施する集合型の休日部活動を実施する予定だ。このモデル事業の中で効果を検証し、令和7年度以降は他の競技にも拡充したい。

 

小学校給食の無償化
年間9億円の費用負担が必要
財源の確保が課題
問 小学校給食の無償化について、市の考えは。

答 本市は、こどもの成長をまち全体で支えるという理念に基づき、教育費の負担が大きい中学生のいる世帯の経済的負担軽減を図るため、令和2年度から中学校給食を無償化している。小学校についても子どもたちが経済的に不安なく安心して学べるよう、社会全体で支えるという考え方は中学校と同じであるが、小学校給食の無償化の実施は、新たに年間約9億円の費用を要する。小学校給食の無償化は、国の動向も踏まえながら、市の施策の優先度や財政状況などを総合的に考慮する必要がある。まずは、保護者に今以上の新たな負担を求めずに、今後もより良い給食を提供できるよう努めていく。

 

見守りサポーターによる
高齢者の安否確認事業
今後は対象者を拡充
問 高齢者安否確認事業について、現状と今後の予定を聞く。

答 同事業は、見守りサポーターが75歳以上のひとり暮らし高齢者を月1回、飲料の配布をきっかけに訪問し、安否確認を行うとともに各種相談の窓口となり、必要な支援につなげることを目的に、今年4月から社会福祉協議会に委託している。訪問や電話を繰り返しても会えないなど、緊急対応が必要と判断した場合は、警察や消防と連携し、室内調査による安否確認も行っている。今後は認知症や老々世帯、引きこもりなど、さまざまな事情により不安や困難を抱え生活している人も含めた体制へと事業を拡充し、住み慣れた地域で安全安心な生活ができるまちづくりを実現したいと考えている。

 

フレイル状態の高齢者が増加
新たにチェック事業を導入し
予防のためサポーター養成に注力
問 加齢に伴い心身の機能が低下した状態であるフレイルの予防について、市の取り組みは。

答 コロナ禍で活動や居場所が制限されたことによるフレイル状態の高齢者が増加しており、予防や改善への対応は急務である。市は、高齢者の健康づくりなどのノウハウがある、ふれあいの里をフレイル予防の拠点として、新たにフレイルチェック事業を導入し、取り組みを充実させる。10月にフレイル予防講演会、11月にフレイル事業の実施・運営に携わるサポーター養成研修を実施し、ふれあいの里等でサポーターによるフレイルチェック会を開催する。来年度以降も継続的に実施し、サポーターを増やすとともに、高齢者の健康長寿のための取り組みを進めていきたい。

旧市立図書館
設置許可期限切れ
今後の対応は
問 旧明石市立図書館は、県からの設置許可期限が切れているが、いつまで放置するのか。今後の対応を聞く。

答 市は県に対し、現状や今後の進め方に関する協議、調整をお願いしており、県からは撤去に向けた手続きを進めている間は違法ではないとの認識を示していただいた。今後は、令和6年度上半期までに活用計画を策定し、7年度にかけて新施設の設計、現施設の解体、9年度までに新施設の開設を想定している。なお、県知事から直接電話があり、明石公園の価値を高め、県民や市民に喜んでもらえる施設にしたいとの市の考えを伝えた。県知事からも明石公園を一緒に回る機会を設けたいとの提案があった。

 

死亡・重傷事故を防ぐ
自転車利用者のヘルメット着用
購入費用を助成できないか
問 道路交通法改正により自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となった。着用率向上のため、購入費用の一部を助成できないか。

答 本市は、ヘルメット着用の努力義務化に合わせ、広報あかし等で啓発記事を掲載するとともに、交通安全イベントや交通安全教室でヘルメット着用の重要性を啓発してきた。ヘルメットの着用は、死亡・重傷事故を防ぐだけでなく、安全意識の向上にもつながると考えている。今後は、購入費用の補助を導入している他自治体の調査・研究を行い、効果的な施策の検討を進めていく。なお、兵庫県が発表した自転車ヘルメット着用促進キャンペーンについても市民への周知・広報に努めていく。

 

あかしフリースペース・トロッコ
入所待機者が増加
新たな居場所づくりを検討
問 不登校の子どもにとって、学校以外の居場所は非常に少なく、こどもの居場所づくりの必要性を感じている。市の取り組みを聞く。

答 市は、令和3年9月から、こどもの居場所として、あかしフリースペース・トロッコの運営を開始した。さまざまな理由で学校になじめない市内の6歳から18歳までの子どもたちに安心できる空間で遊びや学習支援を行っており、子どもたちの主体性を尊重し、地域のイベントに参加するなど多様な体験ができるよう取り組んでいる。また、保護者からの相談に応じて必要な情報提供や助言をしている。なお、4年4月から定員を30人に拡大したが、入所待機者は多く、新たなこどもの居場所づくりを検討していく。

 

5面

多くの人が訪れる海岸
ごみ放置・利用マナーが課題
ボランティアと連携
問 海岸・沿岸利用の現状と環境保全の取り組みについて聞く。

答 本市は、海水浴のできる砂浜や生物観察のできる磯浜を整備するなど、市内各地域の特性に応じた海づくりに取り組んでいる。これらの取り組みにより、今夏の大蔵海岸は海水浴利用者が約10万人、林崎海岸はバーベキュー利用者が約4千人と多くの人が訪れている。一方、利用者の増加により、ごみの放置など利用マナーの課題が生じ、警備員による巡回や啓発、注意喚起を行っている。また、ボランティアに清掃活動を行ってもらい、市は軍手やビニール袋を提供するとともに、集積したごみの運搬や処分を行っている。今後も地域住民と市が連携し、良好な海岸環境づくりに努めていく。

 

小児救急医療体制
市内での完結を目指し検討を

問 市の小児救急医療体制の現状と認識を問う。

答 小児救急医療体制は、軽症で緊急性の低い1次救急と手術や入院が必要な2次救急に区分される。本市の1次救急体制として、平日は市内の病院や診療所で対応し、休日や夜間に受診の判断を悩んだ場合は、電話相談を実施している。2次救急は、明石市立市民病院、明石医療センター、加古川中央市民病院の3病院が輪番制で東播磨地域の救急を担っている。現在、小児科医師の体制が充実している加古川中央市民病院の輪番割合が高いが、保護者の利便性向上のためにも、可能な限り市内で完結する小児救急医療体制を目指し、対策を検討していきたい。

 

低コストで導入可
移動式バスケコート
設置検討を
問 バスケットボール(以下バスケ)人気が高まる中、ゴールの設置を希望する声は多い。移動式バスケコートを活用するなど、市民がスポーツを楽しむ機会を設けることはできないか。

答 移動式バスケコートを活用した社会実験は、市民ニーズや騒音問題などの課題を把握する上で有効な手段である。比較的低コストでレンタルできるため、管理者が常駐し利用者の多い公園を候補地として検討できると考える。また、明石中央体育会館等の屋内競技場では、有料だが気軽にバスケを楽しめるよう時間を区切り、スポーツ開放を行っている。こうした取り組みをPRし、バスケを楽しめる環境整備の検討を進めるなど、魅力あるスポーツのまちを目指したい。

 

産後ケア事業を充実
心身の回復や安定を
産後うつ予防の強化へ
問 本市の産後ケア事業の状況を聞く。

答 産後ケアは、産婦の心身の回復や安定を図るため、助産師等による育児方法の支援や母親の休息を目的に、令和2年度から通所・宿泊・訪問型で実施している。昨年10月からは利用期間を産後1年まで延長し、今年4月から通所・宿泊型の利用回数を合計7回から各7回までに拡充した。なお、現在、通所・宿泊型は、市内・市外の産科医療機関と助産所22カ所に委託している。今年10月からは産後うつ予防を充実させるため、産婦健康診査の助成を開始する。今後は県内各市町への調査の結果も踏まえ、委託先の拡充や支援内容の充実に努めたい。

 

海岸でのバーベキュー
利用者マナーが問題
啓発活動に努める
問 バーベキュー利用後の炭を砂浜に埋めるなど、利用者のマナーが問題になっている。明石の美しい砂浜を守るための対策を聞く。

答 本市の海岸は年間を通じてバーベキュー利用者でにぎわっているが、ごみやバーベキュー後の炭を砂浜に放置する一部の利用者がいる。燃え残っている炭は、他の利用者がやけどをする恐れがあり、安全面の問題がある。そのため、利用者に炭を含めたごみを持ち帰るよう、海岸管理者の県と連携して啓発看板の設置や、市が委託した巡回警備員による注意指導を行っている。今後も、来た時よりも美しく、安全・安心に利用してもらえるよう啓発活動に努める。

 

監査委員選任に同意
識見を有する者の中から選任する監査委員のうち、令和5年10月31日で任期満了となる藤田隆大氏を引き続き選任することに同意しました。同氏は、平成13年に公認会計士登録、17年には税理士登録され、現在は税理士・公認会計士藤田隆大事務所長、各種団体や企業の監査役を務められています。令和元年から同委員に就任し、今回で2期目となります。本市の監査委員の任期は4年です。

 

選挙管理委員会委員を選出

令和5年10月28日で任期満了となる選挙管理委員会委員および選挙管理委員会補充員を選出しました。新委員は、宮脇俊夫氏、絹川和之氏、高橋嗣郎氏、岸本智洋氏の4人です。

また、同補充員は、冨田賢治氏、穐原成人氏、松井久美子氏、安藤正博氏の4人です。本市の選挙管理委員会委員と同補充員の任期は4年です。

 

教育委員会委員任命に同意
令和5年10月27日で任期満了となる教育委員会委員の後任として、荒川眞規氏を任命することに同意しました。同氏は、翻訳者、幼稚園の英語教師として活躍され、市内小中学校に通うお子さまの保護者であり、教育委員会委員には公募により選ばれ、今回初めての就任となります。本市の教育委員会委員は4人で任期は4年です。

 

人権擁護委員推薦に同意
人権擁護委員のうち、令和5年12月31日で任期満了となる水田和子氏の後任候補者として、水澤仁代氏を法務大臣に推薦することに同意しました。同氏は、民生・児童協力委員などを務められています。本市の人権擁護委員は13人で任期は3年です。

 

固定資産評価審査委員会委員選任に同意
固定資産評価審査委員会委員のうち、令和5年10月4日で任期満了となる大家通孝氏を引き続き選任することに同意しました。同氏は、平成17年から同委員に就任し、今回で7期目となります。本市の固定資産評価審査委員会委員は3人で任期は3年です。

 

議会運営 委員長に聞く

梅田宏希

在職8期。議長、副議長、監査委員、文教厚生常任委員長などを歴任。71歳。

【担当分野】

議会の円滑な運営に必要な協議や意見の調整、法定の事項に関することなどを審査します。

開かれた議会を目指す

―重点的に取り組む事項

開かれた議会を目指し、会議の内容などを市民の皆さまにお届けするため、市議会だよりやホームページ、ケーブルテレビなどを通じて情報発信してまいります。令和3年からは、本会議中継に手話通訳映像を組み込み、より多くの方に映像を通して本会議をご覧いただけるようになりました。さらに、4年からは委員会審査について、動画サイトを活用したインターネット録画配信も開始しています。ホームページも全面リニューアルしており、今後は動画も活用して、タイムリーな情報発信を行ってまいります。

―委員長として一言

円滑な議会運営を進めるとともに、市議会が市民の皆さまの身近な存在となれるよう、取り組んでまいります。

6面

令和4年度 決算を認定

 

 9月14日に令和4年度決算審査特別委員会を設置し、9月26日から10月10日まで各会計の決算議案を詳細に審査した後、10月11日の本会議で原案どおり認定しました。

 

一般会計

歳入(A)

1268億1732万円

歳出(B)

1258億5589万円

形式収支

(C=A-B)

9億6143万円

繰越財源

(D)

2億4574万円

実質収支

(C-D)

7億1569万円

 

歳 入

1268億円

(対前年比2.6%減)

※( )は構成比

市税447億円

(35.3%)

国庫支出金328億円

(25.9%)

地方交付税150億円

(11.8%)

県支出金88億円

(6.9%)

市債73億円

(5.7%)

地方消費税交付金68億円

(5.4%)

その他114億円

(9.0%)

 

 前年度比で市税は、法人市民税や個人市民税などの増加により、10億円の増。

 国庫支出金は、価格高騰緊急支援給付金にかかる国庫補助金などが増加した一方で、子育て世帯への臨時特別給付金にかかる国庫補助金や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金にかかる国庫補助金などの減少により、53億円の減。

 

歳 出

1259億円

(対前年比1.6%減)

その他48億円

(3.7%)

民生費620億円

(49.3%)

総務費135億円(10.7%)

衛生費124億円

(9.9%)

教育費117億円

(9.3%)

公債費117億円

(9.3%)

土木費72億円

(5.7%)

消防費26億円(2.1%)

 

 前年度比で民生費は、価格高騰緊急支援給付金給付事業費や私立保育所等の運営にかかる幼保給付費などが増加した一方で、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費の減少などにより、32億円の減。

 総務費は、市民全員・事業者サポート事業費や財政基金積立金が減少した一方で、国県補助金精算等償還金や電力高騰等対策事業費の増加により、4億円の増。

 

決算のポイント

 一般会計の歳入は2.6%、歳出は1.6%減少し、令和3年度から2年連続の減となりました。

 一般会計の実質収支額は、7億2千万円と47年連続の黒字。財政基金と減債基金からの繰入金を除くなどした実質的な単年度収支は、7億2千万円と3年ぶりの赤字となりました。

 特別会計(国民健康保険事業や介護保険事業など)は、実質収支で6会計が黒字、4会計は収支差し引きゼロ、土地区画整理事業清算金の1会計は赤字となったほか、企業会計(水道事業、下水道事業)の2事業は黒字となりました。

基金と市債の状況

 市の貯金である財政基金など3基金の現在高は119億円で、1億6千万円の減。

 借金である市債の一般会計の現在高は1128億9千万円で、38億8千万円の減。

市財政の健全度

 財政破綻を未然に防ぐための「財政健全化法」では、健全度を判断する4つの指標(健全化判断比率)を市民に公表することを義務付けています。

 本市の指標は、下表のとおりで、全ての基準を満たしています。

 

健全化判断比率    本市の

令和4年度決算    法で定める

早期健全化基準

実質赤字比率

(一般会計の年間赤字割合)           -           11.25%

連結実質赤字比率

(全ての会計の年間赤字割合)       -           16.25%

実質公債費比率

(借金返済の割合)           4.0%      25.0%

将来負担比率

(将来負担が見込まれる負債割合)              21.0%    350.0%

 

※実質赤字比率と連結実質赤字比率は、赤字でないため値なしとして「-」表示

 

総務 常任委員長に聞く

石井 宏法

在職2期。総務常任副委員長、議会運営委員などを歴任。42歳。

【担当分野】

市政の総合企画や広報、財政・市税、消防など、総務・財務部門や市民の安全に関わる分野を審査します。

 

市民の幸福の実現に向けて

―重点的に取り組む事項

 SDGsのさらなる推進という観点から、大久保北部市有地の利活用についての検討が重要です。

 本市は、第二神明道路明石サービスエリア付近に甲子園球場約5個分の雑木林を所有しています。この土地は土地開発公社解散の際に約106億円を投じて市が取得したものです。もともと開発用地でしたが手付かずのため貴重な生物の生息地となっている箇所もあります。当委員会は現地視察を行うなど支払った多額の費用の有効化を検討しながら生物多様性を保全する方法を議論し、この問題にしっかりと取り組んでまいります。

―委員長として一言

 明石市の将来に影響を及ぼす重要な施策を審査する委員会の長として、多様な意見を尊重しつつ市民の幸福の実現に努めます。

 

文教厚生 常任委員長に聞く

飯田 伸子

在職2期。文教厚生常任副委員長、議会運営委員などを歴任。59歳。

【担当分野】

教育や福祉、介護保険、子育て支援・子どもの健全育成、保健衛生など、市民の暮らしを支

える分野を審査します。

全ての市民が安心して暮らせるまちに

―重点的に取り組む事項

 今年10月から児童手当の支給対象を高校生世代まで拡充しました。また、来年4月の市立明石商業高等学校福祉科開設および市立幼稚園全園の幼稚園型認定こども園移行に向け、準備を進めています。

 高齢者・障害者支援については、福祉ニーズの増加に対応できる人材の確保・育成、明石養護学校へのスクールバスの導入、認知症あんしんプロジェクトのさらなる推進、高齢者見守り訪問の対象を拡大するなど、あらゆる世代への支援に取り組みます。

―委員長として一言

 全ての世代の市民を対象とし、数多くの事業を所管する委員会として、しっかりと慎重に議案等を審査し、市民の皆さまが安心して明石で暮らせるよう尽力してまいります。

7面

決算認定にあたり

出された意見

一般会計

【総務費】

①地域防犯事務事業

 犯罪捜査や犯罪抑止を含めた地域防犯のため、防犯カメラの整備をさらに推進するとともに、被害の拡大が懸念される特殊詐欺への効果的な対策についても調査研究されたい。

②自治体DX推進事業

 デジタル化の推進には人材の充実が不可欠であることから、全庁を挙げてデジタル人材の育成に取り組まれたい。

③財政健全化推進事業

 明石市財政健全化推進計画終了後も引き続き財政健全化に資する取り組みを年次的に推進するため、今後の財政運営の方針を盛り込んだ新たな計画を策定されたい。

④犯罪被害者等支援事業

 全ての市民が安心して暮らせるまちづくりのために、犯罪被害者のセーフティネットとして、より一層迅速かつ、きめ細やかな施策展開に努められたい。

⑤ふるさと納税促進事業

 歳入確保の観点のみならず、さらなる地元企業との連携強化により、寄付者にとってより魅力のある明石産品が提供できるよう努められたい。

⑥契約事務事業

 物価高騰など社会情勢の変化に応じた、実効性のある入札方法に変更されたい。

⑦広域行政事務事業

 周辺自治体との情報交換・連携を図り、良好な関係の構築に努め、広域的な行政課題に対処されたい。

⑧都市開発一般事務事業

 市内全域の均衡ある発展を実現するため、各地域における適切な予算措置を講じられたい。また、大久保北部エリアの市有地については、スマートインターチェンジの設置を含む利活用の可能性を調査し、設置に向けた予算確保に努められたい。

⑨JT跡地等活用事業

 先導的官民連携支援事業による調査報告を生かしつつ、地域住民が望むまちづくりとなるよう合意形成を図りながら、JR大久保駅周辺市有地の利活用に取り組まれたい。

⑩男女共同参画推進事業

 DV被害の未然防止の観点から、若年層へのジェンダー平等意識の啓発に一層取り組まれたい。

⑪市民会館運営事業

 令和4年7月から閉鎖している、らぽすビル5階の市民ホールについては、漫然と維持管理費用が支払われている状況から、今後の利活用に向けて検討し、費用の圧縮に取り組まれたい。

⑫生涯学習センター運営事業

 令和2年4月から閉鎖している、旧生涯学習センター分室については、漫然と維持管理費用が支払われている状況から、今後の利活用に向けて検討し、費用の圧縮に取り組まれたい。

⑬市民全員・事業者サポート事業

 事業実績を踏まえ、同様の事業を実施する際には、利用券のデジタル化を検討するなど、経費削減に努められたい。

 

【民生費】

①要配慮者支援事業

 災害時における要配慮者の円滑で迅速な避難が可能となるよう、地域の理解と協力を得ながら、個別避難計画の作成促進、避難行動要支援者名簿の提供拡大、福祉避難所の充実に向けて、引き続き取り組まれたい。

②福祉施設整備・人材育成事業

 本人の状態に合った適切な専門人材および施設が不足していることから、住み慣れた地域で暮らせるよう、人材の確保・育成とともに施設整備に引き続き取り組まれたい。

③人権教育・啓発推進事業

 拉致被害者の一刻も早い救出に向け、市民に対する意識啓発に一層取り組まれたい。

④高齢者福祉サービス推進(敬老優待乗車証)事業

 たこバスの乗車料金は無料となっており、運行の有無による地域間の不公平さは残るため、時代や社会情勢の変化も踏まえて、公平性の確保の観点からも検討されたい。

⑤こども夢応援プロジェクト事業

 保護者の経済状況に依拠せず、子どもが自らの意思で夢に向かえるよう、必要な支援に取り組まれたい。

⑥おむつ定期便事業

 育児の不安や悩みを聴きながら見守りを行うという事業の理念に重点を置いて、取り組みの充実に努められたい。

⑦生活保護運営事業

 保護費の紛失事案から年月が経過する中、収入未済額として計上されたままであり、今後の対応策を早急に示されたい。

 

【農林水産業費】

①農業一般振興事業

 将来の農業の担い手になりうる子どもたちに向けたイベントの実施など、明石市農業の振興と発展のために積極的に取り組まれたい。

②豊かな海づくり事業

 豊かな海を取り戻すための施肥等による漁場環境の改善に向けた事業を推進するため、十分な人員配置と予算確保に努められたい。

 

【土木費】

①安全・安心な海岸づくり事業

 水上オートバイ対策用の二重ブイ設置期間の適正化など、コスト削減に向けた検討を進められたい。

②江井ヶ島松陰新田線道路事業

 国道175号までのアクセス確保に向け、神戸市との緊密な連携により、具体的な協議を進められたい。

③水路維持管理事業

 治水対策として、浸水危険箇所の早期改善を図るとともに、必要な人員配置と予算確保に努められたい。

④コミュニティ交通運行事業

 交通不便地域を縮減するための路線の拡充や見直しなどを検討するとともに、明石市総合交通計画に掲げているキャッシュレス決済の導入を検討するなど、利用者のさらなる利便性向上に取り組まれたい。

⑤山手環状線街路事業

 慢性的な渋滞の解消および市民生活の利便性や安全性の向上を図るため、計画どおり事業を完遂するよう取り組まれたい。

 

【消防費】

①消防車両整備事業

 救急車両数の適正配備により、市民の救急要請に対応できる体制に努めるとともに、救急安心センター事業(#7119)の運用について、他都市との連携に努められたい。

②災害対策一般事務事業

 南海トラフ巨大地震など大規模災害に備えて、災害弱者をはじめ市民の安全安心のために、十分な備蓄物資の確保と備蓄倉庫の整備を図られたい。

 

【教育費】

①特別支援教育推進事業

 個別の学び支援システムの不登校児童生徒への活用を検討されたい。

②不登校対策事業

 小中学校の在籍者数に対する不登校の割合が依然として高いことから、未然防止および早期発見・早期対応など、新たな居場所づくりも視野に入れながら、さらなる充実に努められたい。

③小学校、中学校施設整備事業

 学校施設については、学びの場であることに加えて、災害時の避難所としても利用することから、安全で安心な環境が提供できるよう、トイレの改修やエレベーターの設置など早期の整備に努められたい。

④図書館運営事業

 蔵書の質に注力し、良い本に触れることを目的として人が集まる図書館を目指し、取り組みを進められたい。

⑤小学校等給食一般運営事業・中学校給食運営事業

 食材高騰の影響がある中でも、給食における地産地消の推進は、月1回の兵庫県産食材の提供のみならず、食育の一環として、明石市独自で明石の食材を積極的に取り入れ、さらなる充実を図られたい。

 

特別会計

◎地方卸売市場事業特別会計

①明石市地方卸売市場事業特別会計

 施設の老朽化が著しい卸売市場については、今後の在り方を含めた方向性を早急に決定されたい。また、水産物分場については、年間の使用日数が極めて少ないため、さらなる利活用に努められたい。

 

◎介護保険事業特別会計

①在宅ひとり暮らし高齢者等安否確認事業

 高齢者が住み慣れた地域で安全に安心した生活を送ることができるよう、利用者の声を聞きながら、高齢者に寄り添った見守り、支援に取り組まれたい。

 

公営企業会計

◎水道事業会計

①管路更新と適正な人員配置

 老朽管については、早期に更新を図るとともに、安全安心な水の供給に向けて人員体制の強化や技術職員の技術継承にも取り組まれたい。

 

◎下水道事業会計

①浸水対策

 慢性化している地域について、市民の安全・安心な生活を守るための早期の管渠整備を図られたい。

 

 

生活文化 常任委員長に聞く

林 丸 美

在職2期。建設企業常任副委員長、総務常任委員などを歴任。47歳。

【担当分野】

コミュニティや文化・スポーツ、環境、産業振興など、市民生活に身近な分野を審査します。

市民の暮らしに密着した施策を

―重点的に取り組む事項

 整備費が400億円を超える新ごみ処理施設、公設地方卸売市場や市民会館の老朽化など、私たちの生活の中でとても身近で重要な施設について検討課題があります。新ごみ処理施設は、整備費用を抑える必要がありますが、私たち市民一人一人も、ごみ分別の徹底や買い物の仕方など、ごみを減らす工夫も必要です。市民生活をはじめ農水産業、商工業、環境問題など市民の暮らしに密着したさまざまな課題をSDGsの考え方に基づき議論しています。

―委員長として一言

 事業者の方、また、市民の皆さまの暮らしや活動に必要な拠点に関する課題も山積しています。コロナ禍から日常が戻りつつある中で、臨機応変に施策を推進できるよう取り組みます。

 

建設企業 常任委員長に聞く

千住啓介

在職5期。議長、副議長、監査委員、議会運営委員長などを歴任。47歳。

【担当分野】

道路や河川、公園などの整備や都市計画、上下水道など、市民生活の基盤となる分野を審査します。

―重点的に取り組む事項

持続可能な都市基盤整備を

 持続可能で安全・安心のやさしい都市空間づくりを進めるため、西明石町・和坂地区において浸水対策工事を実施するとともに、幹線道路においては、道路機能の向上を図るため、山手環状線大窪工区と江井ヶ島松陰新田線について令和8年度中の完成を目指して整備を進めてまいります。

 また、安全・安心な水道水を市民の皆さまに届けるため、水道事業の健全経営に取り組んでまいります。下水道においては、市内の浄化センターなどの下水道施設の老朽化に伴う施設更新などについて議論してまいります。

―委員長として一言

 市民の皆さまがいつまでも安心して暮らせるよう、都市基盤整備を進め、災害にも強い持続可能なまちを構築してまいります。

8面

議案第56号 明石市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第57号 明石市印鑑条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第58号 明石市市税条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第59号 明石市保健関係手数料徴収条例及び明石市旅館業法施行条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第60号 明石市建設関係手数料徴収条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第61号 明石市都市公園条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第62号 明石市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第63号 明石市営水道事業における利益の処分に関する条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第64号 明石市火災予防条例の一部を改正する条例制定のこと

議案第65号 令和5年度明石市一般会計補正予算(第4号)

議案第66号~第77号 令和4年度明石市一般会計歳入歳出決算ほか11件

議案第78号 令和4年度明石市水道事業会計決算

議案第79号 令和4年度明石市下水道事業会計決算及び利益の処分のこと

議案第80号 固定資産評価審査委員会委員選任につき同意を求めること

議案第81号 教育委員会委員任命につき同意を求めること

議案第82号 監査委員選任につき同意を求めること

諮問第 9 号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること

議員提出議案第3号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度の堅持に係る意見書提出のこと

請願受理第7号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための、2024年度政府予算に係る意見書採択の請願

請願受理第8号 小学校給食の無償を求める請願

請願受理第9号 健康保険証の存続を求める意見書提出の請願

請願受理第10号 明石市公設地方卸売市場の再整備に関する請願

議案の概要については、市議会のホームページもしくは市役所1階の行政情報センターで閲覧できます。

夏休み親子で議会体験ツアーを開催しました!

令和5年8月19日土曜日に小学生を対象とした議会体験ツアーを午前(高学年の部)と午後(低学年の部)の2部に分けて開催しました。
高学年の部は28組、低学年の部は19組の親子の参加がありました。
高学年の部では、議会の仕組みを学習してから、「模擬本会議」を実施し、希望者が演壇に立って質問しました。その後、各部屋に貼られたキーワードを探しながら、「議会棟探検」を実施しました。
低学年の部では、議会のルールを学習してから、「めざせ!市議会クイズ王」を実施し、グループに分かれて「議会棟探検」を実施しました。その後、テーブルを囲み、議員と楽しく話をしました。

参加者からの声(抜粋)

子どもから

・貴重な体験ができ、とてもうれしかった。

・演壇に立って質問した時、初めは緊張したが、景色がとても良かった。

・議会棟探検が楽しかった。

・議長と会えて良かった。また参加してみたい。

保護者から

・小学生議員の質問のするどさに驚いた。

・議会を身近に感じることができた。

・今後の学習の糧になると思う。

ご応募・ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

旧明石市立図書館跡地に係るSNS投稿に関する調査報告について

旧明石市立図書館の跡地の利活用について、丸谷市長と齋藤知事が電話で会談されたことが泉前市長に伝わり、誤った内容がSNSに投稿されました。9月15日の総務常任委員会において、市民や県に対する説明責任を果たして信頼回復に努めるべきとの意見が出されたことから調査が開始されました。
10月5日の総務常任委員会では、情報を直接把握していた者による情報提供や盗聴器による盗聴はなかったとの報告がありました。

 

令和5年第3回定例会

12月議会の予定

※日程は変更する場合があります

11月

29日水曜日10:00            本会議(議案上程・提案説明)

12月

 6日水曜日10:00           本会議(質疑・一般質問)

 7日木曜日10:00  本会議(質疑・一般質問)

 8日金曜日10:00本会議(質疑・一般質問)

11日月曜日 10:00  文教厚生常任委員会

12日火曜日 10:00 総務常任委員会

13日水曜日 10:00生活文化常任委員会

14日木曜日 10:00建設企業常任委員会

20日水曜日 10:00本会議(委員会審査報告・議案採決)

会議は傍聴していただけます

本会議は明石ケーブルテレビ717chで生中継されます

 

編集後記

 昨年に続き、夏休み親子で議会体験ツアーを開催し、たくさんの親子に参加いただきました。参加した小学生からは、キーワードを探しながら各部屋を回った議会棟探検や、緊張しながらも質問した模擬本会議が楽しかったといった感想が多くありました。普段あまり関わることのない市議会を少しでも身近に感じてもらえていたらうれしいです。(や)