明石市ジェンダー平等の実現に関する検討会 第1回(2022年1月28日) 委員提出資料1 提出委員氏名 まさきやすこ 意見  平成28年、子育て、保育、学童、介護、結婚、貧困、就業、及び、市役所内部の取組などの分野において、女性の活躍推進のための施策事業にかかる提案等を行うことを目的に「あかし女性の活躍推進会議」が設置されました。同会議では、精力的に検討をし、平成28年10月に「女性の活躍推進に向けた政策提言〜一人ひとりが活躍できる社会の実現に向けて〜」をまとめました。  私は、同会議の会長を務めました。委員は、私(弁護士)を含め、公募市民3名(男女)、学者、産業界関係者、様々な分野で活躍する女性の15名でした。  同提言では、同会議の目的の一つである市役所内部の取組に関して、「明石市役所における先導的な取り組みの推進」というタイトルを設け、その中で、市の政策、方針決定に男女が共に関わることができるよう、外部からの人材登用も視野に入れ、副市長、理事等に女性の登用を行うことを提案しました。  同提言を公表してから5年余りが経過しましたが、いまだに副市長に女性の登用がなされていないことははなはだ遺憾です。そして、いまだ、その施策の道筋すらもない状況のように思われ、とても残念です。  政策方針決定に女性の参画は重要であり、仮に人材が育っていないのであれば、外部登用、全国公募も含め検討し、早急に女性の副市長誕生に向けて施策を進めていただくことを求めます。