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更新日:2019年5月14日

記者会見 平成31年(2019年)4月22日

配布資料

泉市政3期目スタートに向けて~声を聞く~

市長

本日は、先ほど午前中に当選証書を受け取った状況を踏まえまして、3期目スタートに向けて、会見をしたいと思います。特に一連の経過の中で、改めて本日皆さんにお伝えしたい思いとしては、泉市政3期目に向けて、「声を聞く」ということを大切にしていきたいと強く思っています。声を聞くとは、幅広くなりますが、市民や職員からしっかりと声を聞いていきたいと思っているところであります。具体的には、「市民の声を聞く」というのと「職員の声を聞く」という形で2つそれぞれ挙げさせていただいています。

まず、「市民の声を聞く」につきましては、「タウンミーティングの開催」を改めてしっかりやっていきたいと思っています。具体的には、西明石や大久保や魚住や二見地区をはじめとする各地域に出向き、しっかりと地域の皆さんからお声を賜りたいと強く思っており、できるだけ早い段階で夏までには各地域で開催していきたいと考えているところであります。

もう1つは、「市政推進会議の設置」であります。これも大所高所からさまざまなご意見を各界の方から賜りたいと思っており、イメージとしては、8名程度の各界の方にご就任いただいて、市政全般に対するご意見などを賜りたいと考えております。

続きまして、「職員の声を聞く」でありますが、まず1つは「ランチミーティング」の実施であります。特に若手職員とはなかなか膝を交えて話す機会も多くない関係もありましたので、いわゆる若い職員も含めてしっかりと、お昼時、ランチミーティングをとりながら、忌憚のない意見交換をしていきたいと思います。もう1つが「職員代表との定期協議の実施」であります。詳細はこれからでありますが、職員の立場から市長に物を言いやすくという環境づくりのことも含めまして、いわゆる職員の組合の責任のある立場の方々を想定しておりますが、ご相談のうえで、定期協議を開催し、忌憚のない、匿名でも市長や市の幹部級に対して言いたいことを組合の方からも言っていただくことの工夫、そういったこともしていきたいと思っています。これはすでに、これまでの記者会見でも特に一連の経過も踏まえて、第3者の目というものと、職員の立場というキーワードを使っておりますが、そういう意味ではまさに第3者の目として、市政推進会議が位置づくと思っておりますし、職員の立場ということから、職員代表との定期協議、こういったものも位置づくのではないかと思っておるところであります。

いずれにいたしましても、まず3期目に際しまして、声を聞いていく、市民、職員の声を聞くというところから始めたいというのが、本日皆さんにお伝えしたいことであります。

なお、お手元に資料を配っておりますが、これは最近の明石の状況をとりまとめたものであります。具体的には明石駅前の人出がこれまでは4割増といっておりましたが、改めての調査によりまして7割も増えていると、3年前に比べて明石駅前の人出が7割も増えているという形になっていますので、少し時点修正したものをお配りしております。もっともこれも、かねてからお伝えしていますが、明石駅前だけが明石ではありませんので、繰り返しになりますが、西明石、大久保、魚住、二見をはじめとする各地域をしっかりと市民の皆さんと一緒に応援をしていきたいと思っているところであります。

記者

タウンミーティングの開催を計画されているということですが、定期的に任期中続けていくのか、それぞれの地域で1回ずつやるということでしょうか。

市長

イメージとしては6月議会が終わり次第、7月中くらいには各地域をまわっていきたいと思っています。とりわけ、地域ごとの課題がありますので、地域のことは地域の市民の声を聞いて前に進めていくことが重要だと思っています。具体的には、西明石もいよいよ具体化する段階が迫っていますので、地域の声を聞きたいと思います。大久保もJT跡地のみならず、さまざまな課題がありますので、聞きたいと思いますし、魚住、二見然りであります。その他の地域もいっぱいあるわけですが、少なくともその4か所についてはしっかりと早い段階でお声を賜りたいと思います。そういった意見を踏まえて、今後のまちの大きな方向性を見出していきたいと考えています。いずれにせよ、地域のことは地域の市民から聞くというスタンスをしっかり打ち出したいという思いであります。

記者

最低4か所で7月中に開くということで、その後は定期的に開くというよりはまずは7月にということですか。

市長

まず今日の時点では。その状況も踏まえた上で、どうしていくか考えていきたいと思います。

記者

市政推進会議の設置ですが、各界の方を選ぶということですが、これはどのようにして選んでいくんでしょうか。

市長

詳細はこれからです。思いとしては、市政運営上、大所高所からそれぞれの分野の方の意見を聞くということが大事だと思いますので、各分野の人選を今検討している最中です。今日の時点では明確には言い難いですが、イメージは10名を超えないくらいの人数で、さまざまな課題について大所高所からご意見を賜っていきたいと思っています。

記者

市政推進会議ですが、定期的に会議を開いて意見を賜るというイメージですか。

市長

これも今日の時点で少し早すぎたかもしれませんが、第3者の意見を聞いていく、多様な意見を聞くという意味からの今日の会見ですので、具体的にどういった形でやっていくかはこれからです。できるだけしっかりとしたものを作りたいと思っていますので、これという方にご就任いただきまして、一定程度意見を言えるような体制をとっていきたいと考えております。

記者

今回の市長選に出馬するにあたって会見を開いていただいたときに、本のまちを目指すというところで、図書館を最低でも2倍にしたい、5館以上にしたいとおっしゃっていましたが、どのように進めていくのかを伺いたいんですが。

市長

本のまちというのは、かねてからお伝えしているとおりであり、市民からも好意的に受け止められていると思います。象徴的な図書館についても、非常に賑わっておりますし、移動図書館車についても走っております。学校司書の配置も順々やっていますし、子どもたちへのブックファースト、ブックセカンドなど、さまざまなことをやってきておりますが、そういった中で、明石市の人口規模において、人口30万人で図書館2館というのは、全国的に見ても比率としては必ずしも多い状況ではありません。市長への意見箱なども読む中で、今あるのは明石駅前と魚住だけでありますので、他の地域の方々からご要望もいただいているところでございますので、こういったことも先ほどお伝えしたタウンミーティングの際などで、各地域の中で各地域に必要な施設などの具体的なやりとりの中で、皆さんの意見を賜りながら考えていきたいと思います。

記者

具体的にここまでという目標は、今のところは定めているわけではないということですか。

市長

そうですね。全国的な平均規模から言えば、明石で5館ほどの図書館があってもまだ多い比率になりませんので、今日の時点で具体的に言うのは早すぎますが、明石の駅前と魚住に図書館はありますが、すでに他の地域の方からも、「いつでもどこでも誰でも手を伸ばせば本に届くまち」というのであれば、もう少し近いところにという声はいただいております。移動図書館車とかいろんな形で周ってはいますが、そうはいってもやはり図書館というのは本を借りるだけではなくて、そこで出会ったり交流したり、いろんな発信をしたりする場でもありますから、交流型というか、交流発信型の図書館を目指していきたいと私は思っています。

記者

市内は大きく分けると5地域ですが、今回は7月中の開催地域として4つ挙げられました。もう1つの地域はやらないというか、とりあえずおいておいてという感じですか。

市長

いえ、やる方向ですが、人口的には多いわけですので、そこをまとめて1回やるのか、少しエリア分けするのか考えたいと思います。やるのはやると思います。そういう意味では最低5回はやることになると思います。

記者

先行して4つということですね。

市長

まず、はい。特に明石駅前については、いろいろすでに言われておりますし、声もたくさん聞いてきた経緯がありますが、西明石、大久保、魚住、二見については、改めてもう1回地域の声をお伺いしたいと思います。ご質問があったような、図書館なのか、どういった課題なのかも含めて、改めて地域の声を聞いてから整理していきたいと思います。

記者

市民の声を聞く、職員の声を聞く、議会の声を聞くを含めて、当然のことですが、それをあえてこうやって仕組みも含めて示したいというのは、今まで聞いてこれなかったということですか。

市長

そんなことはないです。これまでも私としては、有力者ではなく、市民一人ひとりに寄り添う政治、そういったまちづくりをしていきたいと思っていましたし、そういうふうに努めてきたつもりではあります。改めて今回の一連の経緯を踏まえて、市民一人ひとりの強い思いをお聞かせいただく中で、もう一回改めて自ら地域に出向き、地域の声を聞くところからスタートすべきだと改めて強く思っています。特に、地域のそれぞれのテーマについては、地域に赴いて、地域を歩いて、地域の方と一緒に考えていくのが望ましい、特に繰り返しになりますが、西明石エリア、大久保エリア、魚住エリア、二見エリアそれぞれごとの特性もありますので、そこを市役所の中で考えるのではなく、現地に行って、現地で暮らしておられる方々の声を聞き、現地を歩きながら考えていくというイメージです。そこをスタートにすべきだという趣旨です。それはすでに何度もお伝えしている、明石駅前のみならず、市内のすべての地域をしっかり応援していくという意味において、具体的な行動としてそこをお伝えしたいということも含まれています。

記者

政治姿勢としてということですね。

市長

そうです。政治姿勢の問題です。現地に行くとか、まさにそこで暮らしている市民の声を大事にするという政治姿勢を最初に表すという意味です。もちろん、それぞれのエリアについて、市役所内部でこの間、いろいろ検討もしていますし、さまざまないわゆる選択肢として考えているところはありますが、そこを市役所の中で考えるのではなくて、暮らしておられる地域の方々と一緒にやっていくというスタンスの問題です。

記者

職員の声を聞くですが、ランチミーティングはいいと思うんですが、くだけた場とはいえ、なかなか市長に話しにくいと思うんですけど、そのへんはどうやって、反応を引き出そうと今考えていますか。

市長

個人的にはそんなに喋りにくいタイプだとは思っていないんですけど、工夫はいるでしょうね。あまり大人数だと講義形式になってしまうので、ある程度お昼を食べながら喋れる中でやるのかなと思いますね。少しテーマ性を決めるのか、フリートークにするのか、いろいろあると思いますが、特に最初は若手あたりから始めたいと思います。なかなか普段会いませんので、言いたいことがあれば言ってもらいたいと思いますし、私も50半ばですから、やはり20代とかの意見はできるだけ聞くように努めていきたいと強く思います。幹部級は皆さん、年齢が私に近いですから、そうではなくて、特に若い意見を聞きたいと思います。

記者

若い職員とはやっぱり、どうしても接点はないですよね。課長とか部長とかは当然ありますけど、そういう方の意見も聞きたいということですね。

市長

そうですね。しかもラインというか、いわゆる局長、部長、次長、課長のラインだと協議になってしまいますから、あまり協議、協議ではなくて、言いたいことを言ってもらう場を設けていきたいと思います。そこは一連の経過を踏まえて、職員と膝を交えて話せる環境を作っていくスタートの1つだと思います。こういうものも、何が良いかと考えたらきりがないですけど、できるだけ早く始めてやりながら考えていきたいという思いです。

記者

このへんは、いつぐらいにやろうと決められたんですか。当選後とか当選する前とか時期は?

市長

3月の出直し選挙の後ぐらいには、こういったことはやるべきだと思っていました。具体的には、思いとしては10連休明けには、早速できることは始めたいと、姿勢の問題ですから、できるだけ早く地域に行き、できるだけ早く若手職員をはじめとした職員と膝を交えた姿勢を見せていくということだと思います。

記者

市政推進会議で、さまざまなテーマとおっしゃいましたが、これといった具体的なテーマ、例えば市役所の建て替え問題とか、皆さんに特に聞きたいと思っていることはありますか。

市長

いろいろあると思いますが、今日さすがに言うのは差し支えがあると思いますので。ただ本当に幅広く、産業界、労働界、地域とか、当然性別とかも意識しながら一定程度、大所高所からはっきりと市長に物を言える人選をしたいと思います。逆に言うと、私に対して気をつかわず、意見を言える方々にはっきり物を言っていただいた方がいいのかなと私は思っているところです。テーマについては数多くありますが、今日の時点ではまだ差し支えがありますので、すみません。

記者

市政推進会議ですが、役割というか実際の運用の仕方については、市長がこのテーマでお願いしたいというような形で利用されるというように考えておられるのか、イメージはどのようにお考えですか。

市長

イメージとしては、市長に対して物を言える方々です。諮問して言ってほしいことを言ってもらうイメージではなくて、市長に対してはっきり物を言える方々を一定のお立場としてご意見をくださいと、ご意見番かな、ご意見番を位置付けるイメージですかね。はっきりと市長に対して、「それはアカンよ」と言っていただいた方がもちろんいいと思っています。

記者

諮問形式ではなくて、逆に推進会議の方から意見が自然に出てくるようなイメージですかね。

市長

イメージはこれから詰めていきます。人選にもよりますけど。私に対して物を言える方々の集まりのイメージです。私に気を使うのではなくて、私に物を言える方々になっていただこうと思います。

記者

ランチミーティングとか、職員代表との定期協議のスタート時期はできるだけ早くというお話でしたが。

市長

タウンミーティングは早くしたいんですが、そうは言っても地域に行きますので、ここは多分7月だと思いますね。実際6月議会が終わった7月かなと思います。ランチミーティングは10連休明けたらすぐにでもというイメージですね。お昼は食べますので、これはお昼を一緒に食べようというお話ですから、特にフリートーキングであれば、それほど準備がいるわけでもありませんので、と思っています。市政推進会議は、少し整理しないといけないし、お願いをしないといけませんので、時期的にはまだ分かりません。職員代表との定期協議についても、少し整理をしないといけませんが、イメージとしては職員を代表する方と、私に対してコンプライアンスの問題とか一連の今回のことも踏まえて、市長や理事者側に意見というか、言っていただく場をしっかり設けていくというイメージです。いわゆる労使協議とは別にやっていくイメージです。

記者

1つは市政推進会議、諮問というよりは物を言ってもらう会議とのことで、例えば最終的に議決は議会の場なので、議会との役割として重なるところがあるのかなと思いますが、そのへんはどうお考えですか。

市長

あんまり重なるイメージはないですね、決定機関ではないですので。

記者

決定機関ではないんですが、そこである程度たたいたもので考えをまとめられて、それをまた議会に出していく、そんなイメージですか。

市長

そういうイメージではなくて、「市長もっとこうせなあかんよ」とか、「最近こうだよ」とか、要はご意見番的なイメージですね。

記者

具体的な施策というよりは?

市長

固有名詞はまだ早いですけど、一定程度私に対して物を言える方々にお願いをして、市長に対して逆に厳しい意見ほど有り難いというか、たしなめていただくことも含めて、お願いしたいというイメージですね。

記者

市長への人事委員とか監察とかそんなイメージですか。そこまで固くはない?

市長

固くはないですけど、ちょっともう1回整理しないといけません。幅広く声を聞くという観点と、一連の経過を踏まえて、私自身の職員に対しての対応について、これまでも言われることがなかったわけでもないわけで、もう少し早い段階で自分として改めることができたと思います。そういったことも含めて、気になること、噂話も含めて、「市長最近こんなうわさがあるけど、もっとこうせなあかんよ」とか「もう少し丁寧に市民に説明せなあかん」とか「議会対応ももっとこうやったらいいのではないか」とか、そういったことも含めてまさにご意見番的なイメージで考えています。いずれにしても、私に対して物を言える方々をラインナップしてご就任いただいて、市長に物を言う方が私にとってかえっていいのかなと思います。

記者

職員との定期協議、先ほど労使とは別とおっしゃいましたが、今まで労使以外でこういう場というのは特に設けていらっしゃらなかったんですか。

市長

基本的には労使は組合交渉的な場で、市長として要望を受け取ったり回答をしたり交渉の経過の中で対応してきましたけど、そういった中で例えば不祥事が起こったときなんかは、私の方から労使協議の際に、職員の方も組合の方もぜひ協力してくださいとか、いろんな話を当然その中でやってきました。今回それとは別に、いわゆる労使協議とは別の枠組みで作りたいと思っています。

記者

組合側の方もそのような要求というものはあったんですか。

市長

特に要求を受けたわけではなくて、私として職員の声を早い段階で把握する意味です。今もいろんな制度はありますけど、どうしても匿名性の問題とか、いろんな関係でなかなか課題がないとは言えません。そういう意味で言うと、まさに職員のグループのそういったところに相談をしていただいて、そこから具体的なプライバシーを守りながら理事者側に対して、こういった噂があるし、こういったことを聞いているけれどもどうなんだと、早く言っていただいた方が対応もとりやすいと思います。逆に言うと、組合であればいろんな情報を持っていますので、その立場から特定されないような言い方で、最近こんな噂があるんだけど大丈夫かと言ってもらえば、こちらもある程度察しますから、改めて確認もできます。やはりより早い段階で情報を得たいですし、より早く伝えていただいた方が助かります。私としても、職員の立場からして自分のやろうとしていることとか、その制度が妥当かどうかということも話した方がいいと思いますので。ここは悩ましいですね、私自身、弁護士時代はどちらかというと労働者側の弁護士ではありましたが、今はある意味市長という立場ですから、いくら職員の立場といっても悩ましい面があります。そういう意味ではそういった職員を代表するような方と、しっかりとした場を設けた方がいいという判断をした次第です。

記者

要はチャンネルをたくさん作っておいて、内部通報制度みたいなものであがってくる声、または先ほどおっしゃった職場のラインを通じてあがってくる声、それにも引っかからないけど労組の方にはそういう話が出ている、じゃあ労組からも話をもらいましょう、そういう感じですか。

市長

イメージはそうです。チャンネルも増やしますし、通常ラインだと上下関係もありますし、なかなかあがりにくい面はなきにしもあらずだと思います。通報制度もあり、それはそれできっちりしているつもりですけど、かといってすぐに利用する方ばかりではない中で、職員同士の口コミとか情報共有の中で、職員の労組の中に寄せられた情報も含めて早くお寄せいただき、対応していった方がいいという判断です。

記者

3期目のスタートということなので、当選証書を市長も受けられましたが、市議も今日受けられて、任期は5月からですが実際に始まったと思うんですが、以前の会見で市議の顔ぶれもまだなので言えることはないとおっしゃっていましたが、退職金のこととか、パワハラ対策とか何か進んだことがあるのであれば教えてください。

2点目は、2011年に市長が就任された直後くらいから給与カットを続けられていると思うんですが、恐らく年限が時限立法的に4月末、3期目に入る前だったという認識でいるんですが、それについては3期目に入るにあたって今後どのようにされるのか教えてください。

市長

ご質問については、以前答えたところから今日の時点で大きく変わることはなく、まさに昨日市議会議員の投開票も終わり、これから議会の構成も決まっていく中で、議員の皆さんといろいろ相談しながら対応していきたいと思っているくらいですので、今日の時点では新しい情報が何かあるわけでは正直ありません。

記者

給与カットのことに関しては、もし続けられるのであれば、それなりの時期に議会に提案されないといけないと思うんですが、そのへんのお考えはまとまっているんですか。

市長

まだまとまってないです。そのあたりもすみませんが、ここでコメントできるほどの何か整理をしているわけではないのが正直です。

記者

3期目の始まりにあたって、中期的な話を伺いたいんですが、まちの好循環、明石市は人口を増やすことによって税収が増えてと、今回選挙戦でも何回もおっしゃっていました。この人口が増えていくということに関してですが、現在人口が増えているのが近隣の地域から子育て世帯を、ある種転入、パイを奪っていくという言い方もできるかと思うんですが、これってある種限界もあるのかなという見方もあると思います。ずっと人口増というのが続いていくというイメージなのか、ある程度のところで頭打ちになるけど、そこで安定的に経営していくというイメージなのか、少し抽象的な話ですがどういうビジョンを持っていらっしゃるのかを伺いたいんですが。

市長

そこは大変重要なテーマだと認識しています。まず大前提で、私は人口増論者ではありません。別に産めよ増やせよ人口が増えればいいという考えではなく、大事なのは持続可能性だという考えの持ち主なので、人口が減ろうが一人ひとりの市民が暮らしやすいまちを作る方が大事だという考えの持ち主であります。もっとも、持続可能なまちづくりの観点で重要なのは、いわゆる支え手と支えられ手のバランスです。もちろん物事をするにはお金も要りますので、そういった観点からやはり支え手となる、分かりやすく言うと働いて税金を納めるような方々と、支えられる方の数のバランシングのことは大変強い問題だと思っています。その観点から私としては市長になる随分前から、明石市としてはそういった層をしっかり安定的に確保していく必要があるとかねてから思っていました。国会議員の2003、4年くらいからそれはできると確信的に思っていて市長になった経緯なので、逆にそれを2011年から具体化し順次やっていき、そこは予想以上に数字がクリアに出てきたと思っています。つまり、ある程度は予想していて、こうやれば人は集まってくる、人が集まってくれば税収が増えるとは思っていましたので、予想通りではありますが、予想以上に人が集まり税収も確保できてきている状況です。理由は大きく2つあって、1つは10数年前に思っていた頃よりも市民の生活が苦しくなっているんだと思います。特に子育て層が、喉の渇きのように水を求めるが如く、本当に子育て支援策に対して強く関心を持ち、それをまさに選択のキーとしてまちを選ぶ、そこが加速してきていると強く認識します。つまり明石市としてのインセンティブが見えれば、明石に引っ越すというのがかつて以上に加速してきていることを強く感じます。もう1つは、近隣市が明石市と違う状況が続いている、これは予想外です。もう少し、近隣市が明石市と同じようなことをすると思っていましたが、意外とどこも明石と同じことをしてこないので、だから明石の優位性が保たれ続けている状況だと思います。その2つが大きい、やはり実際の市民の生活が苦しい、特に子育て層の生活が苦しい、それが故に2人目、3人目を躊躇している、明石であれば2人目、3人目が産める、ここは非常にクリアだと思います。

記者

支え手と支えられ手のバランスというところで、支え手が子育て層として入ってきて、その人たちが年を経ていって納税額があがっていくという、定着を図ることが大切かと思うんですが、今後何かしていくことはあるんでしょうか。子育てだけをして出ていくということではなくて、その人たちがずっと明石で育ってどんどん納税をしていって、子育てだけをして出ていったら支え手にならないというか、ある種明石のいいとこだけを取って出ていくということもあるのかなと・・

市長

そこは完全に誤解だと思います。大変な誤解です。そんなことは起こらないです。逆に言うと、明石の場合は18歳で大学が少ないので、一旦減ります。これは過去もそうですし、これからもそうです。あとは22、3歳で大学を卒業した方が就職先も少し減りますから、そういう意味ではそこはそうなんです。それは過去もこれからも変わらないと思います。ただ、明石に移り住んでいる方とかは、基本的にはある意味、家を買われたり、マンションを買ってローンを組まれる方も多いわけですから、30年~35年のローンを組んで来られる方はそう簡単に出ていくとは思い難いです。子どもたちがある程度大きくなって、明石は0歳~4歳が増えていますので、当面はいるわけです。中学、高校を卒業するくらいまでは大抵います。一旦出ていっても、まさに今の明石がそうであるように、戻ってきます。現に今の明石の特徴は、明石に生まれ育った者が一旦出た者がどんどん帰って来ています。これ特徴です。これには理由があります。2人目、3人目を育てるのにはお金がかかります。それだけではありません。人の手が要ります。本当は助かるのは親の手です。そういった部分で、いわゆる里帰りというか、戻って来るんですよ。そこが典型的なパターンで、これも読み通りです。これも間違いなくそうなると思っていましたので、自信を持ってやりましたが、なってきています。だから、明石に移り住んだ子育て層は、ローンを組んだりして親世代は残ります。子どもも一旦高校を出て大学を卒業して就職しても、また30歳くらいになって帰って来るという構造になると思います。そこは安定的に保てると思っており、よくネットなんかで子どもにお金を使って、大きくなって出ていってと言われますけど、それは明らかに違うと思います。それは現実を見ていないと思います。

あと人口の部分ではむしろ上方修正をしないといけない状況で、明石の人口増、赤ちゃん増は加速しています。率直に言うと、一定程度いっても他市が真似するという状況になってくると違ってきます。2つポイントがあって、1つはいわゆる日本と諸外国との人件費率で経済の部分が変わるのと一緒ですが、段々上がってくると人件費が上がりますからメリットが薄くなってくる、明石の場合も同じように、人気があがると地価が上がりますから、いわゆる明石の方がお買い得とか、そういった部分が薄れてくる面はあります。もう1つは近隣が真似をすることによって、いわゆる区別化が減ってくるという2つの要素があると思うんです。1つ目は確かに明石の地価の上昇、中古マンションも値上がってきていますので、そこは一定程度は抑制が働く余地はあります。2つ目の近隣市については、意外とどこも真似してこないので、まだ当面明石の優位性は保たれると思います。それに加えて明石はさらに積極的な施策を打ちますので、1つ目の地価が上がる部分における差が縮まりますけど、それでも明石を選ぶメリットを打ち出せば、まだ来ると思いますので、当面明石は人口増、出生数増、税収増は維持できると考えています。

記者

当面とはどれくらいの期間ですか。

市長

5年~10年は大丈夫だと思います。少なくとも近隣より明石を選ぶ方は5年~10年は続くと思います。そこの理由の大きなのは予算シフトです。結局市長をやっていて、予算シフトは大変です。明石は予算シフトをしたのが特徴です。子どもに関わる予算をほぼ倍増したわけですから、それをするためにはやりくりが必要です。やりくりをするのはそう簡単ではないことを改めてまわりを見ながら感じ取っているところであり、明石の場合は予算シフトをしましたので、そこが決定的に違うと思います。

記者

シフトの話で、私も明石市民なので、西明石に住んでいて東西いろいろ動くんですけど、やはり道路事情が良くない。南北に行けばすぐどん詰まりになるし、東西に行く道路はどれもいつも渋滞している、住宅街に抜ける動線が最後までつながっていないなど、道路事情がまだまだ悪いと思うんですけど、そのへんはどうお考えですか。シフトの部分で、明らかに効果が出ているところにシフトして効果が出続けているのは当然ですが、それ以外の部分で我々はじめ、動き回る人間からすると動線の確保も大きな課題だと思いますが、そのへんはどうお考えですか。

市長

そこはおっしゃる通りです。ただ、例えば一定程度人口が増えてくるエリアがあると、渋滞が起こったり、学校の施設整備の必要性が高まりますから、当然ソフト施策を進める中で、ハード面の整備も必要になってきますので、その段階が来ていると思います。それは順々にやっている認識です。優先度を決めてやっている認識です。

記者

計画というのはある程度立てていらっしゃるんですか。国でも老朽化したインフラの重要度を立てて、優先順位の高いものから取り組んでいっていますけど、明石市でもそういう感じですか。

市長

そういう認識です。ですから道路とかハード整備についてもまさに優先度を決めて、優先度の高いものから順にやり、待てるものと急ぐものと分けているのは一貫してその姿勢です。あとはお金のやりくりを多方面からやっている認識です。あとは明石の場合、いろんな観点からお金をつくってきたわけですが、例えば私が市長になったときには、アスピアなども1億数千万円、補助金を出していたわけですが、今はゼロですから。補助金ゼロでアスピアは十分自律経営ができているわけです。市民病院につぎ込むお金も減ってきていますし、卸売市場も自分たちでやっていく中で良くなってきているという意味においては、さまざまな関連機関においても改革してきた認識です。それはさらにこれからも続けていく認識です。そういったことによって、お金を産み出していくというスタンスです。

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