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更新日:2019年2月14日

記者会見 平成31年(2019年)2月1日

市長辞職会見

市長

まず最初に改めて今回のことにつき、明石市民をはじめとして、本当に申し訳ないと思っています。

1月29日、記者会見を開かせていただいて、許されない行為であり、当然のことながら自らに対して、処分をする旨お伝えしておりましたが、自分が自分自身に対して処分をするというのは大変難しいテーマでありますが、今回の行為に対する処分は、辞職をもって、他に選択肢はないという結論に至りました。

この間、市長としての責任、責任という文字を本当に必死に考えました。また、リーダーとしての資質、そういったテーマについても精一杯考えてまいりました。

もちろん市長として、4年の任期をしっかりとやり遂げるという責任もあります。しかしながら、その責任があるからといって、処分内容が変わることはないと考えました。

今回の私の行為は断じて許されない行為であり、それがいかなる動機から発したものであったとしても、その動機によって行為が許されることにはならない。私のしたことは、許されないことであるということは明らかだと思っています。

また、今回のきっかけとなった、いわゆる立ち退き交渉の遅れについては、その責任は一手に市長にあるのであり、部下にあるわけではありません。もっとしっかりと早い段階から、その状況をつぶさに確認をし、市長は当然人事権もある立場ですから、重要事業であれば、その分野により多くの人員を配置するなど、やれるべきことは数多くあったにも関わらず、それを放置したのは市長である私の責任であり、その責任も合わせて私が負うべきだと考えています。

今回については、自らに対する処分、これまでも不祥事に対して厳しい対応をとってきた者として、自分自身に対する処分がそれよりも軽い、そういったものになることはあり得ません。自らにこそ厳しい処分を下すべきだと考え、辞職という決断に至りました。

また、どうして本日なのかということにつきましては、結論が明確である以上、速やかにそれに沿った対応をすべきであるということに加え、この間の報道などを含め、現在、市役所の業務が、数多くの電話などにより支障をきたしている状況にあり、市役所業務に支障が生じれば、それは市民に迷惑が及ぶことでありますから、一刻も早くそれを解消すべきであると、そういう思いもあります。特に今回の報道を受け、明石市の職員が、その仕事の仕方が問題ではなかったかのような意見も出ている中で、それは明確に違うんだと。今回の立ち退き交渉が予定通りに終わらなかったのは、市長の責任であり、市役所の職員の責任ではないということは、はっきりと私の方からより早く伝えたいという思いもありました。

また、この間、リーダーとしての資質について考えたとき、今の私がリーダーとして資質を欠いているのは明らかであります。部下を怒鳴ったり、土下座をさせたりするのが市長の仕事ではありません。自分の感情をコントロールできず、激高することそのものが、リーダーとしての資質を欠いているのは明らかであります。

加えて、自らの得意分野である子育てや福祉行政については、密に連絡を取り合いながら、しっかりと施策を進めていたにも関わらず、自分の苦手分野である道路行政については、いわば任せきりにし、苦手分野の道路行政の勉強もしっかりすることなく、今日に至ったこともリーダーとしての資質を欠いていると私は思っています。今回の報道の中で、しんどいことを後回しにするなと私が発言したという報道もありますが、自分の欠点である自分の怒りという感情をコントロールできないこと、得意分野にばかり関心がいき、苦手分野を後回しにする、この2つが自分自身の欠点であり、その欠点はすなわち、リーダーの資質を欠いていると、改めて今回のことを受けて深く反省しているところであります。

改めて本当に今回のことは、明石市民の皆さんをはじめ、明石のまちづくりに応援してきていただいた皆さんに対して本当に申し訳ないと、深く深く反省をしています。

最後に、明石市の職員は本当にしっかり仕事をしています。一生懸命それぞれの持っている力を発揮しながら仕事をしているのであって、決してさぼっているわではありません。市役所の職員は本当に頑張っている。こんな欠点だらけの市長とともに、明石のまちづくりを一緒になってやっていただいた市の職員に本当に感謝を伝えたいし、この間の自分の対応について市の職員に本当にお詫びしたい気持ちでいっぱいです。

申し訳ありませんでした。

記者

4月に選挙が控えていますが、29日の会見では市民にそこで判断してほしいとおっしゃいましたが、改めてそこへの立候補などの意向はいかがですか。

市長

29日の記者会見ではおっしゃっていただいたような話はしました。ただ、処分をする必要があります。自分自身への処分をいかにするかということについて、先ほどお伝えしたように、自分への処分は辞職だというのが本日の結論であり、それ以上のことはまだ考えられる段階にはありません。

記者

火曜日からの数日間市民の声を聞きますと、今回辞職表明を受けて、「辞めなくてもいいのではないか」という声もありますし、得意、不得意の分野があるとおっしゃいましたが、得意分野の方でかなりの実績をあげているという実感として、市民の方は考えていらっしゃいます。そういう市民もいるということに関して、どのようにお考えですか。

市長

今回のことを考える際に、さまざまな責任について考えました。繰り返しになりますが、選挙で選んでいただいた立場として、4年の任期をしっかりといかなる状況であろうが全うする、そういう責任もあろうかと思います。また、今やりかけの状況の仕事をしっかり引き続きやっていくという責任もあろうかと思います。ただ、今回については、自分が今回したことの責任というものについて、いかなる処分をするかというテーマであり、他の責任があるからといって処分を甘くするわけにはいかない。今回自分がしたことは、いかなる理由をつけたとしてもそれは許されないことであって、許されない行為が、許されることにならないと思います。今回の自分の行為については、辞職以外に処分はないと考えています。 

記者

29日の報道後、どのような形で辞職を決意されたのか、支援者の方、ご家族など、どんな方と相談して、支援者の方からは慰留の声もあったと聞いていますが、それでもなぜ辞職するに至ったかという経緯を教えてください。

市長

この間、いろんな声が寄せられてきました。自分の応援をいただいている者が、もちろん私と連絡をとれる立場ですので。私に、支援者の中で辞職を言うものは一人もいません。ただ今回は、市長という処分権者が自らという今回の行為をした者に対して、いかなる処分をするかというテーマでありますので、それは他の支援者の声がどうであれ、処分をする立場としては辞職以外に責任をとりようがないという結論に至ったということです。最終的には、最後は今朝であります。昨日の夜に情報が広がった面があって、数多くの者から「辞めるな」という声をたくさんいただきましたが、いかなる理由をつけ、今回の行為は許されないんだという思いに変わりはありません。

記者

先ほどの質問で分からなかったんですが、結局次の選挙は出るんですか、出ないんですか、今後考えるんですか。もう少しはっきり教えてください。

市長

そこは本当に分からないです。まだそこの部分の検討はできていません。正直言って、支援者は辞めろという声さえないわけですから、当然出るという声ばかりです。ただ当然のことながら、早く辞めろという声もたくさんありますし、ただ、自分としては先ほどお伝えしましたが、今回は、今回の処分の対象となっている1つの行為ではありますが、それだけではなくて、自らのリーダーとしての資質が問われたと思っています。怒りという感情をコントロールできない者が、リーダーにふさわしいわけではないと思いますし、苦手分野は手放しにし、漫然と放置しておきながら、期間を過ぎたことを部下を叱責するようなリーダーは、リーダーにふさわしいとは思いません。その点についてもっと真剣に考える必要があると今はそういう気持ちでいっぱいです。

記者

そうした反省をお受けとめになって、今後じっくり考えられるということですか。

市長

今日の時点では、自分自身が自分に対してどういう処分をするのかということで精一杯だったというのが正直であって、その先のことを何か言える段階では本当にないです。

記者

今回叱責されたことについて、すべて私に責任があり職員に責任はないとご発言されていますが、29日の会見のときは、金額提示すらしていなかったことに対し言ってしまったと理由を説明されています。この変化というのは、この2日間に考えた中で生じたのか、それとも提示しなかったことについて怒ってしまったという考えのままですか。

市長

そこは29日の記者会見の後、改めて自分自身の今回のとった行動がどうしてそうなってしまったのか、その原因は何なのかということを真剣に考えました。そういった中で、繰り返しになりますが、自分の怒りという感情のコントロールができなかったことと、そして何よりも苦手分野である道路行政について、しっかりと対応してこなかったのは自分自身であり、そういったことをやってこなかった責任はまさに自分にあるのであって、現場の職員が悪いわけではなく、市長がちゃんとやってこなかったんだと。ですから今回の処分については、いわゆる暴言のみならず、その暴言のきっかけとなったことについても、ある意味立ち退き交渉が予定期間内に終わらなかったということも含めて自らの責任だと、そのように思ったということです。

記者

怒りのコントロールの部分ですが、市長がこれまでいろいろ政策を打ち出されてきた中で、自分の中で怒りの背景は何にあると分析されていますか。自分が政策を進めたいのと職員との温度差なのか、何にあると思いますか。

市長

もちろん、市長として自分のふるさとである明石を良くしたいというのは、幼心から思っていたことですし、そのために自分なりには一生懸命努力を重ね、情熱をもって取り組んできた認識ではありますが、だからといって怒りの感情をコントロールできなかった理由にはならず、むしろ自分自身もある意味、近しい者からも私が時に激高することについて、「そういう時こそ少し間をおいて」「ぐっとこらえて」というようなことを言われたことは実際にありましたので、自らがそういった友人の忠告を聞き入れることなく、放置してしまったということについても本当に反省しています。

記者

リーダーとしての資質がない、自分は不適格だと思うんであれば、政界を引退すると言われるのが普通だと思うんですが、そうではなくてまた出直して、市民に判断を仰ぎたいという気持ちがまだ残っているということなんでしょうか。

市長

29日の記者会見の後、あの時にもお伝えしているように、当然今回の行為は許されない行為であり、当然のことながら重い処分をするとお伝えしたと思います。今日についてはその後、29、30、31日と必死に自らの処分はいかにあるべきかということを考えた結果、辞職という処分しかないという結論に至ったということであって、それ以上のことを本当に何か言える段階ではありません。

記者

市民の方が納得しにくいのではないかと思うんですが。どっちなんだろうというのがよく分からないんですが。

市長

それは本当に、今この場でこの段階で何か言える状況では全くありません。私自身のもう1つの欠点として、自分が正しいと思うと突っ走ってしまうのも私の悪い欠点ですから、今回ばかりはしっかり周りの意見を聞こうと思います。

記者

29日の段階では信を問いたいという趣旨をおっしゃっていましたが、翻意したということでいいんでしょうか。

市長

何度も同じ答えになってしまいますが、いろんな責任がある中で、その全ての責任というものを満たすような、連立方程式の解を解くようなことはできない。そういう中で、繰り返しになりますが、今回については自分自身が自分のしたことに対して、いかなる処分がいいのかという中で、辞職という処分しかないという結論に至り、そのことを今この場でお伝えしている段階で、本当に申し訳ないですけど、それ以上のことは何か言える段階では本当にありません。

記者

出るのか出ないのかという判断も、今のところはもう見送るというか、分からないですか。

市長

繰り返しになりますが、本当に今回ばかりはというか、本当に周りの多くの人の意見をしっかりまずは聞きたいと思います。

記者

辞職に至った背景には、やはり市役所のほうに苦情というか、いろんな声がきたというのがやはり大きな原因にあったということですか。

市長

処分の内容が辞職であるという結論は、ある意味他にないという意味においてはその通りであり、時期について、ではいつ処分をするかについては、できるだけ早くという理由については、やはり今この市役所の業務に支障が生じているということから、一刻も早くという中で、今朝辞職願の提出に至ったということです。

記者

リーダーとしての資質が欠けているというお話の中で、まわりの意見を聞きながら今後のことを考えるということですが、ご自身の中ではリーダーの資質を欠いているということは、選挙に出ないということになると思うんですが、それはいかがですか。

市長

そこは本当に繰り返しになります。自分自身がリーダーとしてやれるとこの間思ってきた、だからこそ立候補をし、この間やってきたわけであります。ある意味今回のことを受けて、自分自身の欠点、すなわち怒りの感情のコントロールができないこと、そして苦手分野を後回しにしてしまっていること、このようなことについては自分自身の個人としての欠点のみならず、リーダーとしての資質についても欠いているという認識に今至っているところだということです。それ以上のことは言える段階では本当にありません。

記者

市長選は必ず行われますが、そう考えると出ないと受け取ってしまうんですが、出ることもあり得るわけですか。

市長

そこは本当に何度も同じ質問ですが、29日以降の自分にいかなる処分をするのかという一点で考えてきた結果を、より早くという段階でこの場を迎えているのであって、繰り返しになりますが、それ以外のことについては本当に周りの意見をよく聞きたいということにつきます。

記者

今2月に入って、予算編成の大事な時期ですが、その時期に市長を離れるということについてはどのようにお考えですか。

市長

そのことについても本当に申し訳ないと思います。市長という仕事は、それこそ365日24時間市長であり、いつ何時災害が起こるかもしれない状況の中で、空白期間を作るべきではないという思いは当然強いわけです。ただ、繰り返しになりますが、他のいかなる理由があれ、今回の自らのとった許されない行為が許される行為になるわけではなく、結論が変わることはないということです。あと、今日付けで議会に辞職の申し出をいたしましたが、議会の手続きがありますので明日付けにて辞職という形の辞職願を出しております。明日議会を開いていただいてお認めいただき、明日以降は副市長がしっかりと市長の任を務めていただきたい。それは、空白期間をつくりたくない。いつ何時災害などが発生するかも分からない中で、空白期間をおくことなく、しっかりと対応していただきたい。その点についても副市長をはじめ幹部職員に強くお願いしたところであります。

記者

市長としての心残り、これからも市長として市民のために働きたいという意思は、現段階ではどうお考えですか。

市長

大変無念ですよね。ただ、繰り返しになりますが、自分自身の気持ちがどうかではなく、今回の処分は辞職以外の結論はありませんので、そこはしょうがないです。申し訳ないです。

記者

選挙に出る出ないの判断というのは、市民のためにも早く出すべきだと思うんですが、大体どのくらいになるだろうというのはありますか。

市長

それは本当に今日辞職するかどうかで精一杯です。今ご質問をいただきましたが、4月には児童相談所がオープンになりますし、やりかけの仕事もいっぱいありますし、まだまだやりたいこともいっぱいありますし、そんな自分自身の気持ちを言ったら辞めたくなんかありません。ただ、自分のやったことの責任は自分がとるのであって、自分の言った言葉は自分の言った言葉ですし、自分のとった態度は自分のとった態度ですから、その責任は本人である私がとるんだという思いです。

記者

周りの意見を聞きたいということでしたが、次の市長選への出馬について退路を断っているわけではないということでいいですか。

市長

ご質問はよく分かりますが、本当に気持ちとしては辞めたくないですよ。であれば、ああいった暴言を吐かなければよかったわけであって、現に自分がしてしまったことですから、自分がしたことの責任はとるんだということだと思います。

記者

次の市長選について、確実に出ないということは今はおっしゃらないですか。

市長

繰り返しになりますが、今回ばかりは、本当に周りに聞いてみようと思います、今の話も含めて。いつも周りの意見をあまり聞かなかったことが私の1つの欠点ですから。今回ばかりは周りの意見をしっかり聞こうと思います。

記者

辞める時は周りに意見を聞かずに、次どうするかは意見を聞くということで、もちろん辞めるにあたって仮定ですが、次選挙に出られて通った場合、1か月後にまた市長選になるということも含めて、もっといろんな意見を聞いた上で、辞める、そしてこの後どうするべきかということを考えるべきだったと思うんですが、そのあたりいかがですか。

市長

いろんな要素があると思います。途中で投げ出すことになる無責任さもありますし、やりかけの仕事が途中になりかねないという、いろんな無責任さがあると思います。すべての責任を果たしたいという思いは強く持っていましたけど、すべての責任というものを満たすような答えは見つからなかったということです。そういった中で、今回については自分のした行為についての、その責任についての処分ですから、その処分については辞職をもって他に方法はないという結論を導き出したというのが今の段階で、それ以上何か言える段階では本当にありません。

記者

辞められるという決定をされて、後任の方に託すということは、今後の自分の進退を説明する責任があると思うんですが、出るのか出ないのか明言は今はできないということですか。

市長

今回のことを受けてリーダーって何なのかなって本当に真剣に考えました。自分としてはこのまちへの思いは誰よりも強いと自分では思っていますし、そのために精一杯この間、子どもの頃から一生懸命努力を重ねてきたと自分では思っていて、そういう意味では自分こそリーダーに向いていると正直自分は思ってきました。ただ今回のことを受けて、リーダーとしての資質について、自分自身何か勘違いがあったのかなと、本当にそれを思い知るに至ったというのが正直です。

記者

リーダーとしての資質が足りないのであれば、選挙に出るという判断にはならないのではと思いますが。

市長

そうですね、そこは分からないですね。ただこの間もですが、改めて怒りの感情というものをコントロールする、アンガーマネージメントといった分野もあり、そういった専門家もいるということであって、自分の怒りの感情をコントロールするということが本当に可能なのかどうか、正直強い感情なり、強い自らの思いによって行動してきたというこれまでの経緯でして、しかしやはり改めて激高などしてしまうということは、それはやはりリーダーとしては適格性を欠いていることでありますから、それが何とかなるものかどうか、そのあたりも自分自身が考える大きな要素だと思います。あと苦手分野についいては、子どもの頃から得意分野は得意ですが、苦手分野はどうしても後回しにしてしまい、得意分野ばっかり一生懸命やる癖がありましたので、苦手な事こそしっかりとやっていくということはできると思っています。

記者

この報道以降3日間、進退を含めて大分考えられたと思うんですが、今一度自分の音声を聞かれて、改めて発言されたことについてどう思うか、また、次どうされるかは明言されませんでしたが、2期8年の自分の評価を総括していただけますか。

市長

まず1つ目の、自分自身の発言というものを自分自身が聞くというのは、今回のテープを聞いたのが初めてだったものですから、その時は自分なりの感情の中で対応していますので、受け手というか言われる側の立場というものに正直、そこまで思いなり想像力が至っていなく、今回自分自身が発している言葉を自分自身が聞くことによって、いかにひどいことをしていたのか、本当にそのように思います。

もう1つのこの間の評価については、正直今そのことを語れるような状況ではありません。まさか、こういった形で、辞めることになるとは自分自身も思っていませんでしたので、この間の評価をどうこうというご質問には、答えられるほど何か言葉はありません。

記者

今回怒りをコントロールできず激しく叱責がありましたが、他にも怒りにまかせて叱責したことがあれば教えてください。

市長

改めて思い返して、職員に対して厳しい口調で対応してきたことは多々あったと正直思います。特に大きなまちづくりの方向転換であるとか、予算を減らす場面であるとか、大きな人事異動であるとか、例えば国の方針と違った対応を明石市として行っていく時とか、そういった時に相当強い思いの中で、厳しい対応をしてきたという認識はあります。

記者

その時に激しい口調で、言ってはいけないことまで言ってしまったことは、振り返るとありましたか。

市長

どういった言葉を言ったかまでは覚えていませんが、相当激しい態度をとってきたことがあったことは覚えています。

記者

問題となっているやり取りの中で、「交差点でチャリンコが巻き込まれて人が死んだでしょうが」とおっしゃっていますが、自転車が巻き込まれた死亡事故というのは、本当に交差点で起きていたんでしょうか。

市長

そのことも含めて、いわゆる道路行政に関して自分自身は正直苦手分野で、そういう意味ではある意味、現場任せにしてきており、そういった中で入ってくる情報の中で、自分として言った言葉だと思います。ですので、私自身が手元に何年何月何日にどういった事故があったかということを明確に認識していたというよりも、死亡事故が起こってあの工事が始まり、そして工事が始まった後も死亡事故が起こったという認識の中で、あの時に至ったという認識で、そのことも含めて自分自身が重要事業であると認識しながら、その進捗管理というか、そのことを怠っていたということも私の責任だとそう思っています。

記者

工事が始まったのが平成22年ですが、その前に起きた死亡事故というのはいつのことでしょうか。そして、工事が始まった後の死亡事故というのはいつのことでしょうか。

市長

今回のテープの書き起こしというのが出ていますので、私もいくつか目にしていますが、私自身がその時に言った言葉を記憶しているわけでは全くなくて、とにかく激高して一刻も早く交渉を始めるべきだという思いが強かったので、その認識は当然残っているんですが、自分の認識としては死亡事故が発生した危ない交差点だという認識であって、それが何年何月何日ということも認識していなかった自分についても反省しています。ですから、書き起こしを見て自分自身がそんなことを言ったのかというのが正直なところです。

記者

書き起こしではなく現在の会見で、死亡事故があって工事が始まって、工事の後に死亡事故があったとおっしゃったと思うんですが、それはいつのことでしょうか。

市長

いつといいますと?

記者

今会見の中で、死亡事故があって工事が始まったとおっしゃっていて、書き起こしのことを私は言ったのではなく、書き起こしのことを市長がお話されたのではないと思うんですが、今の認識としてもそういった死亡事故があったと認識されているんでしょうか。

市長

私の認識では交通事故が多く、死亡事故が発生した危ない交差点なので、道路工事を速やかにしているという認識のままです。私の認識は、私が市長になった平成23年の前に事業が始まっていて、その事業は危ない交差点であるという認識であり、その工事が終わるのが明石駅前再開発と同時であるという認識でいたという認識で、それ以上の認識がなかったことも含めて、自分自身がしっかりとそのことについて対応していなかったということも責任だというのが私の認識です。

記者

市役所の中でいろいろ声を発したとおっしゃっていますが、外部のケースでも声を荒げて注意したり忠告したことはあったんでしょうか。

市長

そういう意味では、市長になる前から時に激高してしまうというのが私の欠点で、特に受け手の側からどう感じるかという部分も大変大きいテーマですから、自分としては自分なりの思いの中で発言したり、態度をとっているわけですが、相手がどのように受け止めるかについては、改めて今回テープを聞いて自分が思ったように、自分自身ではなかなか自覚できてこなかったんだろうと、自分では正直反省しています。

記者

いろんな声も届いていると思いますが、市民の方に向けてこれまでのことで反省していることがあればお伝えしていただきたいんですが。厳しい態度をとったという思いがあるなら、改めて市民向けに今回のことも含めてもう一度語っていただけませんか。

市長

今回のテープを自ら聞いて、いかに自分がひどいことを言い、威圧的な態度で臨んでいたかということを、実際自分自身がある意味初めて自分の声を聞いたわけであって、ただこの間も、近しい者からも、「もっと落ちついて」「怒鳴ったりするな」ということは言われることはありましたので、それはそういった状況があったから注意を受けてきたんだろうと、改めて今回思うに至っていますので、この間職員もですが職員以外に対しても、私の態度によって被害というか、そういう方がいればお詫びしたい気持ちです。

記者

これまで市長の思いこみで怒鳴られることもあると聞いたこともありますが、それについてこの3日間考えられたり、どんな思いを持たれましたか。

市長

先ほどもお伝えしましたが、自分自身の得意分野というか、子ども時代から、福祉のことであるとか子育てのことであるとか、犯罪被害者のことであるとか、そういった自分の関心が強く得意分野については必死に勉強を重ね、いろんな事を確認し、やってきたわけですが、自分自身の苦手分野である、いわゆるハード整備系であるとか、道路行政などについては、これまで全くといってもいいほど知識もなく、勉強したこともなく、自分の苦手分野、本当に苦手中の苦手分野でしたので、そこについてしっかりと勉強することをしてこなかったことを改めて今回思いましたし、だからこそしっかりと対応できなかったんだと。

今日もお伝えしたように、市長というのはある意味、まちづくりのすべての分野において責任を負っているわけであって、もちろん子育てや福祉が大事であるという思いは何ら変わりませんけれども、それ以外の自らの苦手分野についても、しっかり市長として分からないのであれば、そこの担当の者から教えを乞うて、しっかりと勉強するなり本を読むなり含めて、しっかりとやっておくべきところ、それをすることなく、苦手分野については現場任せにしておきながら、逆に言えば苦手であるが故にしっかりとした指示も出せずに、漫然と放置をしてきたことが私の欠点でもあり、市長としての資質を欠いている1つだと改めて認識したということです。特に今回どうして起こったかについては、つまり逆に言えば自分の苦手分野だからこそ、もっと明確にこうしたらとか、こういう方法があるだろうという指示ができなかったのであって、単なる自分なりの思い込みや正義感みたいなところで感情が爆発してしまったことそのものについて、自分自身本当に反省しています。ですから道路行政について、苦手であればあるほど、もっとしっかりと早い段階で対応すべきだったと本当に反省しています。

今回一部報道によって、あたかも市の担当職員が職務を怠っていたかのような誤解が生じておりますので、そこは本当に私の口からもそんなことはなく、市の職員は一生懸命この間も、今も仕事をしているのであって、ひとえに私がそこの進捗管理を怠ったことが責任であり、予定通りに計画が進まなかったことも含めて、当然私の責任であると今はそのように思っています。ですので、自分の責任であるにも関わらず、あのような口調で部下を叱責したことそのものが、リーダーとしての資質を欠いていたと今は思っています。

あとこれはぜひお願いしたいんですが、明石市の職員はしっかり頑張ってきたし、今も頑張っているということはお伝えいただきたいと思います。明石市の職員が仕事をさぼっているかのような誤解が生じてしまったことについても、深く責任を感じています。そんなことはありません。市の職員は一生懸命働いています。そのことはぜひ、お伝えいただきたいと思います。

記者

辞職願が受理されると、50日以内に選挙を実施しなければならないので、仮に出直し選挙に出られることになって当選されると、統一地方選の任期までで、短期間で2度の選挙を実施する可能性があるわけですが、この可能性について市長のご認識はいかがでしょうか。

市長

繰り返しの答えになりますが、市長としての責任という観点からすると、本当にさまざまな責任があり、いずれの結論を導き出したとしても、どこかにさらなる迷惑がかかる話であり、その点について本当に真剣に、改めてしっかりと自分なりには一生懸命考えましたが、今回の自分の整理としては、29日にすでにお伝えしたように、自らに対して処分した上でと言っていた自らの処分というものが、辞職以外に選択肢はないという中での結論を本日この場でお伝えしているという認識であって、そのことによってさまざまさらなるご迷惑がかかってしまうことも含めて本当にお詫びしたいということであります。

記者

職員がさぼっているという誤解を晴らしたいとおっしゃっていましたが、確かに音源では「7年間何しとったんや」と、市長ご自身もその職員、その部署がさぼっていると認識されていたと思うんですが、そこは考えを改められたということですか。

市長

そもそも今回の報道で、どういう形でそこの部分を見るかによって違うと思いますが、私の認識はさぼっていたというのはそうではなくて、一番角の困難であろう物件が最後になったことを言っているのであって、逆に一番大変であるところから始めていれば、少なくとも交差点の改良はできたのではないかという思いです。ただそのことも、実際上道路行政に詳しい方などからすれば、恐らくこれまでのいろんな事情などもありますから、今回職員のとった対応が別にイレギュラーなわけではなく、これまでの一般的な対応をとってきたんだろうとは思っていますので、さぼっていたとは全く思っていません。ただその時は思いとしては、どうして人が死んだ交差点の改良工事をもっと早くやれないんだという中での発言であって、その時の認識でも職員がさぼっているという認識ではありません。その順番が違うのではないかという認識の中での7年間さぼっているという対象が、別にずっとさぼっているという意味ではなくて、その順番が反対側からいくのではなくて、逆に一番大事な角のところからどうしていかなかったのか、という思いの中で出た発言であるという認識です。

記者

その大事なところもちゃんと交渉を進めていたということだったのか、交渉は進めていなかったと受け止めたからそういう発言になったんですか。

市長

そこも実際のところは私の認識の問題であって、私自身が確認についてももっとしっかりとペーパーを部署からあげてもらう指示をし、確認をすべきところをそれを怠り、ああいった経緯になったと認識していますので、先ほどからお伝えしているように、苦手分野である道路行政につき、現場に任せきりにしておきながら、その期間が超過している責任を、ある意味部下を叱責した自分自身を本当に深く反省しています。

記者

道路に関しても取材した限りでは、そこを最後に交渉を始めたわけではなくて、並行してやって長くなったという認識なんですが、それ自体は思い込みのところがあると思います。その他で、思い込みがあるということを問題視されている中で、短期間に2度選挙することになり得るということが、いいことだと思い込んで結論を出されたと感じかねないんですが、それについてはどのように思われますか。

市長

本当にいろんな要素があって、さまざまな要素をすべてクリアするような良い答えが見つからないかという思いで、この間一生懸命、自分なりには必死に今回の処分がいかにあるべきかということを考えてきたわけですが、やはり他のいかなる理由なり事情をもってしたとしても、今回の自分のとった行為については辞職以外をもって処分のしようがない。今ここで辞職以外の処分、例えば減給であるとかそういったことで済ましたのであれば、それは組織として示しがつきませんし、これまで処分してきた職員とのバランスもとれていませんので、今回の自分のとった許されざる行為は、辞職以外の処分はないというのが私の結論で、全てはそこに帰着します。処分をすべき立場である自分が、自らを処分する時に甘い処分をするわけにはいかないということ、最終的にはそこを優先したということです。 

記者

今後の身の処し方で、今のお話を聞くとこちらとしては次、直近であれば統一選ですが、出るかもしれない、出る可能性があると受け止めますが。

市長

そこは本当に、この瞬間、この時点では何とも本当に言えないです。本当につい先ほどまでも、近しい者で「会見を止めろ」「辞職するな」という方もいっぱい来ていました。昨日の夜中もずっと連絡があった状況の中で、しかしながらも辞めるという決断について今この場に臨んでいる状況であって、それ以外のことについて何か言える段階では本当にありません。ただ辞職については、一刻も早くすべきだという思いは大変強く、今ここで会見をしている状況です。

記者

いずれにしろ選挙は行われることになると思いますが、今回はリーダーとしての資質がなかったということで辞められますが、次の市長にはどういう人がふさわしいと思いますか。

市長

それは何とも私の口から言える立場ではありません。こういった形で辞職をしていく者が語る資格はないと思います。

市長

改めて本当にこういった形で、不名誉なことで明石の名前が全国に知れ渡ることになってしまって、市民の皆さんや職員や、明石を応援いただいてきた皆さんに対して、本当に申し訳ないというか、馬鹿なことしたなと。55歳ですけど、55になるまで、そういった怒りの感情を抑えるとか、苦手分野もしっかり頑張るとか、そういったことが出来なかった、本当に自分の愚かさというか、その結果こういうことになってしまって、本当に申し訳ないし、恥ずかしいし、無念ですね、やっぱり。ただやっぱり、今の段階では気持ちがまとまらないので、でもやっぱりもう一回同じになりますけど、今回ばっかりはこの後、本当に周りの声をしっかり聞こうと、そういう思いです。本当に申し訳ありませんでした。

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