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更新日:2017年1月30日

記者会見 平成28年12月27日

会見概要

平成28年12月27日

 

広報課長

 それでは定刻になりましたので、今日1時30分にJR西日本大阪本社の方に要望書を提出に行かれた件につきまして、市長と障害者団体の代表による共同記者会見を始めたいと思います。

資料 ホームドアの早期整備に向けて-JR西日本に「要望書」と「1万名の署名」を提出-(PDF:208KB)

市長

 今日のテーマはホームドアの早期整備に向けて、JR西日本大阪本社の方に要望書を提出して参ったことと、ご一緒にこの間署名活動をされた皆さんの方から署名書の提出に至りましたので、その件についてご報告申し上げたいと思います。

 有難いことにと言いますか、JR西日本大阪本社にてご対応いただきまして、今日私どもの要望書につきましては、明石市の市長である私と、市議会の議長である深山議長と、明石商工会議所の平岡会頭の3者揃って行ってまいりました。国土交通省の末松副大臣にもご同席賜りまして、ご一緒にお話いただいたところです。

 また、障害者団体の取りまとめ役の松本会長や浅生会長などとも、ご一緒に行かせていただいたところであります。

 結論から言いますと、非常に前向きなコメントをいただいたところでございます。具体的なコメントとしては、要望に対しては「できるだけ速やかに実現に向けて頑張りたい」という表現を使っておられました。繰り返しになりますが、先方の半田真一 取締役兼常務執行役員、今回の国土交通省の検討委員会のメンバーでありますが、半田取締役兼常務執行役員のほうから、できるだけ速やかに実現に向けて頑張りたいというお話もいただいたところでありますので、非常に前向きなご回答をいただいたと認識しているところであります。またその際、明石市の事務方とも話を進めさせていただきたいとのお話もいただいておりますので、明石市としてももちろん早急に刷り合わせに入っていきたいと考えているところです。

 そうは言っても、今日明日というわけにはいきませんが、私のほうからは、2019年に明石市が市制100周年を迎えますので、その時には安全な明石駅として迎えたいという話はさせていただいたところでございます。

 1日に10万人以上利用する駅というのは他にもあるわけですが、その中でもとりわけ明石駅については、危険であると、死亡事故が現に昨年発生し、かつ視覚障害者のセンターの最寄り駅でもあり、現に障害をお持ちの方の利用頻度が高い駅でありますので、ホームドア設置の必要性が高いということもお話しました。加えて整備費用の確保についても、市は出す予定は当然ありますし、井戸兵庫県知事からも公の場において、JRが出すのであれば県もしっかりと出すというお話をいただいていることも伝えたところであり、末松副大臣からも国もしっかりお金をつけますとのお話もいただきましたので、国も県も市もしっかりと対応できますということも伝えたところでございます。

 また、オール明石でまさにこの問題に取り組んでいることもお伝えし、障害者団体を中心に、1万人を超える署名が集まっている旨もお話をしたところでございます。

明石市障害者当事者等団体連絡協議会松本代表(以下松本代表)

 この間、署名運動をしてまいりまして、1万人以上の人から賛同を得ております。ご署名いただくときに、障害者だけでなく、高齢者とか子育ての最中のお母さん方からも、応援の力強いお言葉をいただきまして、1万人を超えるという、大変嬉しい結果になっております。この旨も今日JRのほうにお伝えしたところであります。まだまだ、これからも署名運動のほうは実現に向けてやっていかないといけないと思っておりますが、とりあえずは現状、1万人を超えて、それを持っていけたということは、市民の大きな後押しで、大変嬉しく思っております。

明石市視覚障害者福祉協会 浅生会長(以下浅生会長

 今まで明石市内の各駅にホームドアをということで活動してまいりました。私は明石市の住民なので、わりとよく明石駅を利用するので要領は分かっているのですが、本当は明石市外から来られる視覚障害者、あまり明石に来たことがない視覚障害の人たちに安心して明石駅に降り立っていただける、そんな駅であってほしいと思っていまして、そういう人のためにも一刻も早く、鉄道の安全対策、ホーム対策及びソフト面を充実していただきたいと思います。

市長

 今のお話に関連して少し補足させていただきたいんですが、普段使っている駅であれば、ある程度状況も理解しやすいですが、初めて明石駅を使われる方にとっては、より危ないところだと思います。その点、私から説明させていただいたのは、明石駅は国立の視覚障害者センターの最寄り駅でありまして、初めて来る視覚障害者も多かろうというお話もさせていただきました。

加えて、JRグループであるピオレ明石にもご協力いただいて、点字メニューや筆談ボードなどもたくさん置いていただき、駅周辺が障害者に優しいまちづくりをしていて、市を挙げて障害をお持ちのみなさん明石はそういったことに対して力を入れています、ぜひお越くださいと言っているまちでありますので、初めて訪れる方を増やそうとしております。障害のあるなしに関わりなく、明石を訪れてほしいということを市を挙げてやっているところでありますから、まさに初めて明石に来る方が降り立つわけでありますので、より危険度につきましても、高まるリスクがありますので、その点も含めてしっかりと、明石駅に早期にホームドアの整備を願いたいというお話をしました。

 加えて、市制100周年の年、2019年度には、県とも今話をしているところでありますが、築城400年と合わせて、かなり継続的な明石公園を使っての賑わいあるイベントを予定している話もしました。2019年度には数多くの明石公園を含めた、明石駅周辺の賑わいが作られる、すなわち、初めて明石を訪れる方が増える、駅の利用者が増えることもお話させていただきました。目処としては2019年の市制100周年を、しっかりと安全な明石駅として迎えさせていただきたいとお願いをしたところであります。

記者

 改めて今日、JRにどういうことを訴えてこられたのか。先ほど言われたこと以外で、具体的にこんなことを話してきました、こんな反応がありましたなど、市長、松本会長、浅生会長それぞれの目線でお伺いできますか。

松本会長

 署名のことで話をした中でも、大変熱心に聞いていただけまして、明石の駅に付けないといけないということへの、熱心さというか、関心さは伺えました。ただし、いつ付けるとかいう話はなかったんですが、できるだけ速やかにという話はありました。

記者

 そのお気持ちはどうでしたか。

松本会長

 今までなかったことがここまで来ているわけですから、我々のやっていることはよかったんだという気はしています。

市長

 それと先方からは、社として、つまりJR西日本として明石駅が危険なことは認識しているという発言もありました。これ実は大事なコメントでありまして、平成23年の国土交通省の取りまとめのときの2要件は、1日10万人以上の利用と、視覚障害者からの強い要望があるという要件でした。すでに明石駅はそれを満たしているわけですが、それに加えて、JRとしてのスタンスは、危険度です。危険性の高い駅を優先するというスタンスでこの間きております。そういった意味におきましては、JRの要件である危険度の高い駅ということをJR自らが認識しているというコメントには意味がありまして、すなわち明石駅についてはJRの立場からみても、早期に整備しうる要件をすべて満たしているということを、今日言っていただいたと思っております。

浅生会長

 先日、私はJR六甲道駅のホーム柵に実際触れて来ましたというお話をさせていただいて、触れるとすぐに警告が流れるということで、この部分がホーム柵に関してはこれからまだまだ改善が必要だというコメントもありました。

市長

 先方からは六甲道駅については先行してまず取り組んで、これからさらにバージョンアップする、よりセンサーの鳴り具合とか調整するという話もありました。だから六甲道駅で取り組んでいることをさらに工夫しながらより良いものにしていきたいという話でした。

記者

 松本会長、浅生会長にお聞きします。今回集まった署名が1万人以上ということで、3箱分、かなり重たかったと思うんですが、その重みといいますか、集まったことに関してそれぞれの思いをお聞かせください。

松本会長

 これは大変な重みでございまして、大変大きな背中を押していただける力だと思っております。当初、5000人くらいと思っていたのが、倍になりましたので。本当に力強い後押しだと思っております。

浅生会長

 私が持たせていただいたのは、1箱、つまり3分の1ですね。これ結構重かったんで、これが3つですから。何よりも私たちが要望書を出し、それぞれの思いをお伝えしましたが、あの重みが何よりの説得力ではなかったかなと私は実感しております。

市長

 今のことに関連して、率直な思いとしては、B-1グランプリの時とすごく近いものを感じました。話が違うようで重なっているんですが、先だってのB-1グランプリで明石市がゴールドグランプリを受けることができたんですが、あの時のポイントはやはり、市民と一緒に、まち一丸となって取り組んだ結果だという印象を受けました。具体的には子どもたちが箸袋に1枚1枚絵を描いたり、メッセージを寄せたりしました。そういった箸袋を添えて、東京に行った者たちがそれを渡したわけですが、そこは東京に行った者だけではなくて、1枚1枚箸袋を書いた子どもたちの気持ちが来場者に伝わり、そのことが実際のゴールドグランプリにつながったと思います。

それと同様に、今回については、署名を書かれた1人1人の重みがJRに通じたのだと思います。当初は、お会いできるかどうか、そもそも要望書や署名を実際に責任ある立場の方が受け取っていただけるかどうかすら心配もありましたが、それをしっかりとこういった場が設けられ、しかもその場でかなり前向きなと言っていいと思いますが、考えます程度ではなくて、できるだけ速やかに実現に向けて頑張りたいというコメントまでに至ったのは、やはり署名の重み、署名活動に取り組まれた障害者団体の皆さんの思いが通じたのだと思います。

 加えて、今日は議会の代表である議長と、経済界の代表である商工会議所の会頭ともども行かせていただきました。これもまさにまち一丸で、B-1グランプリのときも応援団を結成してまち一丸で取り組んだわけですが、あれはある意味シティセールス的な楽しいテーマでありました。今回はまちの安全という、またこれは違う意味において重要なテーマについて、市民の皆さんの署名と一緒にまち一丸となって要望に行けたこと自体に意味があり、有意義だったと思っています。このことは必ずJRの判断につながると期待したいと思います。

記者

 今後JRの交渉というのは、具体的にどのようにしていくんですか?

市長

 正直に言って、かなり前向きだったという印象を受けました。半田取締役から、できるだけ速やかに明石市の事務方とも話を進めさせてくださいと言われたので、かなり踏み込んだ発言だと思いましたので、喜んで話をしたいと思います。

記者

 事務方というのは、どこの部署ですか?

理事兼政策部長

 事務方同士、JRの担当課と明石市の政策室とまずは窓口同士で早く目処がつくように調整していきたいと考えております。

記者

 始めは現地調査とかそういうものをするんですか?

理事兼政策部長

 調査設計に向けた準備だと思います。そこでスケジュールとか工法とか詰めていくことになると思いますので、まずその場を持たせていただくことが第一だと思います。

記者

 調査というのは例えば、市も立ち会ってどこが危ないとか、市の意見も聞きながらですか?

理事兼政策部長

 現状はJRも把握もされていると思いますので。その話し合いをさせていただきたいと思います。

記者

 2019年度だとするとあと3年くらいですか?

市長

 希望とすれば次々年度くらいですね。2017年度か2018年度の予算でやっていただくと2019年度を安全な明石駅で迎えられるのではないかとは個人的には思っています。それは何かコメントをもらっているわけではありません。こちらの希望の段階です。できるだけ速やかですから、早い段階であることを願いたいです。私からは遅くともそのときまでにはという趣旨でしたが、実際上、予算も組まないといけませんし、次年度はJRとしても一定の方向が出ていますので、もちろん次年度に追加していただければ有り難いことですけど、次々年度についてまだ決まっていないのであれば、ぜひ明石駅をというイメージですね。

記者

 今日は明石駅という具体的な駅名をあげて話をされたんですか。

市長

 もちろん、明石駅と西明石駅でしたが、明石駅についてはかなり詳しい話をしました。

記者

 西明石駅については特に話はしていないんですか?できるだけ速やかにというのは西明石駅もですか?

市長

 両方です。市としてはすべての駅ですが、その中でも明石駅、西明石駅です。加えてすべての要件を満たしている明石駅は10万人以上の駅でもあります。もちろんお願いする立場ではありますが、西明石駅もJRも整備の方向性を打ち出していただいています。責任ある立場の方から前向きなコメントをいただきましたので、この間の請願から始まりましたが、請願の採択、署名活動を含めて市民一丸となって取り組んできたことに意義があるんだということは感じています。もちろん、これで終わったわけではありませんから、しっかりと事務方同士の擦り合わせをしながら、やっていきたいと思います。

記者

 JRは六甲道駅のような昇降式のホーム柵をニュースリリースしていたんですが、今日の話では、柵なりドアなり、どういう形態の設備か具体的な話は出たんですか。

市長

 そこまで具体的な話はないです。

記者

 いわゆるホームドアという一般的なお話の中でということですね。

市長

 そうです。

記者

 松本会長、浅生会長にお聞きします。ホームドアと昇降式の柵ありますが、柵でもできるだけ早い設置というのがいいのか、最終的にはやはりホームドアの設置がいいのか、そのあたりいかかでしょうか。

松本会長

 やはりホームドアが一番ですが、今日の話にもありましたが、六甲道の柵を参考に今改良を考えておられるようですから、その改良柵が出来てくればその柵でも良いのかなという気はしています。無いよりはましなので。何がなんでもホームドアでなくても、改良された柵が早く付くようでしたらそれはそれで有り難いと個人的には思っています。 

浅生会長

 私はホームドアにまだ触れたことがないので、何ともコメントのしようがないのですが、ホームドアを付けるとなると、経費はもちろんホームの構造などいろいろあるようで、ホーム柵なら2019年に間に合うかもしれないけど、ホームドアならあと何年もかかるということでは、非常に私たちとしても具合が悪いというのは事実です。ですから、今のホーム柵をより改善していただいて、駅員さんの対応など他のソフトの部分を充実していただければ、ホーム柵でもいいかなと思っております。

記者

 市長の思いとしては2019年の3月まで、18年度中というお気持ちはあるんですか。

市長

 率直なことを言うと、いきなりこの時期で来年度にやってくれと言うのも、私も市長をやっていて予算を組んでいる立場からして、またJRとしても一定の方向性を言った後ですので、追加いただければ有り難いですが、現実的には次々年度が可能性として高いかなと正直思っています。そうであれば、次々年度にやってほしいという趣旨を含めたことを言い方を変えて、2019年度は賑わいの年ですので、その年を安全に迎えさせていただきたいという言い方はしました。でも趣旨は伝わっていると思います。

 あと、明石駅は現に死亡事故が発生している駅ですので、そんな悲しい事故が起こる前に設置願いたいということは強く言いました。

記者

 9月末だったと思いますが、明石駅でも同様の要望書を出されていると思いますが、その時との反応の違いとか、向こうの対応が変わったと思われる点があれば、市長、松本さん、浅生さんそれぞれお願いします。 

市長

 当初は、JRの前向きな対応が見えない状況が続いていましたので、市民の署名の力、障害者団体の力、議会や商工会議所も含めた、まち一丸となった動きが通じたと思います。

 また、国土交通省の石井大臣にも議長とご一緒に行って、大臣にもお会いしましたし、国土交通省の末松副大臣にも交渉で2度お会いしましたし、藤井政務官にもお会いし、要望をあげ続けてきましたので、本当に市民の声と、そういった応援が1つになってJR西日本をして今日の段階までしていただくに至ったと思っております。頑張り甲斐があったと思いますし、市民1人1人の署名の部分が大きいと思っています。

松本会長

 明石駅に要望書を出したときには、どちらかと言うと設備よりはソフト面で、視覚障害者の方を見かけたら声をかけましょうとか、その方向でしたが、今日行かせていただいた感じでは、JR側としては積極的に取り組んでいこうという感じはしました。要望書の重みはつくづくと感じました。

浅生会長

 請願が採択された当日、要望書を持って行きましたが、その時は事務的な対応で、この程度かなと思ったんですが、今日署名を持って行って、1万人を超える人がこういう意思を表明しているということですので、国土交通省の副大臣の同席もあったこともあり、やはり全然違う対応でした。できるだけ速やかにというコメントで、時期ははっきり言われませんでしたが、事務方と話し合いをしてというところに、私は少しでも早く始めるからという具体性を感じました。

広報課長

 これで共同会見を終わります。

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