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更新日:2017年1月30日

記者会見 平成28年11月14日

会見概要

平成28年11月14日

 

広報課長

 市長記者会見を始めたいと思います。本日はトピックスを2つ用意しています。1つ目は、待機児童緊急対策について、もう1つは、先日の道路の空洞化の件についてです。市長よろしくお願いします。

市長記者会見次第(PDF:77KB)

資料 待機児童緊急対策 追加版!~保育士のお子さんは優先入所できます~(PDF:213KB)

市長

 待機児童緊急対策追加版ということで、保育士のお子さんの優先入所をスタートしたいと思っています。

 ご案内のとおり、明石市はこどもを核としたまちづくりを進め、子育て世代を中心に人口が流入してきている状況であり、有難いことではありますが、それに伴って待機児童が発生しており、いまだ解消に至っていません。あらかじめ一定程度予測していましたので、今年の1月に待機児童対策緊急対策室を設け、一気に来年4月には1000人の受け入れ増という形で、この間対応してきました。おかげさまで、いわゆるハコモノにつきましては1000人分の施設整備については目途がほぼついた状況であります。もっとも大切なのはハコだけではありませんで、まさに子どもにしっかり対応できる人こそが重要だと思っております。この人につきましても、単に量として人がいればよい、保育士が入ればよいということではなくて、やはり自分の子どもをしっかりと預けて安心できる、しっかりとした質の高い保育士の確保が必要だと思っていますので、誰でもよいわけではなくて、子どもに寄り添えるような保育士をしっかりと確保したいと思っております。

 そういった観点から、ご案内のとおり明石市ではこれまでいくつも保育士確保に向けて対策を行ってきました。例えば、保育士の給与改善に向けた取り組みであるとか、順次ではありますが30万円の現金支給であるとか、家賃については8万2000円まで公費補助であるとか、またさまざまなバスツアーなど、そういったこともやってきたところです。一定程度その成果も出ているわけでありますが、まだまだ必要でありますので、さらに追加対策としてこのたび、ご自身のお子さんを優先入所という形で、お子さんを預けないと保育士として働けない方につきましては、お子さんについて責任をもって優先入所の対応をさせていただくということを決めたところであります。その観点でさらに一層、より優秀な子どもに寄り添えるような保育士さんに来ていただきたいと強く思っているところであります。繰り返しになりますが、こういったテーマにつきましては、できるだけ幅広い方々にこのメッセージを届けていきたいと思います。その観点からも、ホームページにつきましても、新たに特設ページを設けまして、そこにアクセスすれば明石市の各保育所の情報が得られるような工夫もし、これを選択いただけるような形を市としても全力を挙げて取り組んでいきたいという思いでありますので、是非ともご理解、ご協力、応援をいただければと思っております。

記者

 保育士をもっと増やさないといけないということだが、実際予定に比べて保育士の確保が厳しいというような状況でしょうか。

市長

 一般論で言えば、皆さんご存知のとおり、保育士の確保は喫緊の課題であり、どこも楽ではありません。明石市も相当頑張っていますが、かといってもう既に大丈夫という段階ではありません。まださらに何十人の保育士の確保が必要であると認識していますので、しっかりやっていきたいということです。特に遅れているという認識ではないですが。

記者

 保育士さんで今、明石以外に住んでいる方でも、明石で働かれる保育士のお子さんは入れるということですか。

市長

 そうです。

記者

 そうすると、今、明石市の中で待機されている方で、ちょっと待ってもらう可能性のある方も、もしかしたら出てくるかもしれないということですか。

市長

 実際のところは、保育士さんの子ども1人分をお預かりすると、1人分は預かれなくなりますけど、その方が保育士になれば、その保育士さんが数名預かることができます。結果的には1名確保して来ていただいたほうが、受け入れ枠が広がるかたちになりますので、そこは広がるという認識をしております。

記者

 保育士さんへのこういった対策というのは、県内の他市町ではやられていたりするんですか。

市長

 やっているところがないわけではありません。多くの場合が、明石もそうですが加点方式で、一定程度点数を上げることによって、結果においてはまず入れるだろうというくらいの加点といいますか、点数を上げますので、結論から言えば、責任をもって優先入所できるようにしているスタンスになります。そこは点数がいろいろありますので、点数が多くないと優先入所といっても現実的に点数が足りなかったりするのかもしれません。

記者

 1000人のお子さんを受け入れるためには、保育士さんがどれくらい必要で、今どれくらいの確保ができているのか、民間もあるのできっちりした数字でなくても結構ですので、現状について教えてください。

保育士確保担当課長

 1000人の規模に対して190名の保育士の採用が必要というなかで、現在100名強の採用が進んでいます。残り約80名ほど必要になってくると考えております。

記者

 質の確保というお話がありましたが、大幅な点数加算以外に、どんなところが質の確保につながるとお考えですか。

市長

 そこは誰も来なくてその人しか来なかったら、その人を採るしかありませんので、より多くの保育士さんにご応募していただくことで、その中からより適した人を採ることにつながると思います。

 また、明石市では保育所見学バスツアーもすでにやっていますし、今回ホームページなどもしますけど、その中では情報としては単なる待遇面だけではなくて、それぞれの園の特徴であるとか、方針などもご理解いただけると思いますので、市としては待遇面の改善にも努めますけど、各園ごとの特色とか子どもに向き合う姿勢をPRしていただいて、それに合った方に来ていただくのが望ましいと思っています。単に給料が高いから行くだけではなくて、その園の方針とか、明石市の子育てに対する意気込みとかいうのも含めて、来ていただいたらと思っています。

記者

 ハコモノについては1000人分の確保の目途がついたとおっしゃいましたが、これまでどれくらいの園を建ててこられたんでしょうか。

待機児童緊急対策室課長

 現在確保を予定しているのは964名ですが、新設が9か所、分園が5か所、合わせて14か所の施設の増を来年度予定しています。

記者

 認定子ども園への移行というのも進められているんですか。

待機児童緊急対策室課長

 認定子ども園への移行は、既存の幼稚園が1か所予定しております。新設も1か所で、合計2か所です。

市長

 今年4月明石市の待機児童は85人だけでしたから、一気に1000人の受け入れを増やすということはかなり大きな数字でしたけど、少なくとも1000人はという思いの中で現場は頑張ってきて、ほぼ1000人の目処はついた状況です。しつこいようですけどハコモノについては何とか目処がつきましたが、要は質の高い保育士の確保がセットでないと意味がありません。うちの方針は子どもは荷物ではないと、保育所はコインロッカーではないと言い続けていますので、どこでもいいから入れればいいわけではなくて、安心して預けられるような質の確保のある保育所をしっかり整備していくという方針ですので、その観点からも今回の緊急対策をさらに追加したいという考えです。

記者

 これまでいろんな施策をされて、お金を使って緊急対策をされているという印象を受けるんですが、今回は予算としてはつかないんですか?優先的に加算、加点するだけですか。

待機児童緊急対策室課長

 特に予算を伴うものではありません。

記者

 市長にお伺いしますが、今後さらなる保育の質ですとか、確保に向けて今後の策のお考えなどありましたらお聞かせください。

市長

 若干抽象的な言い方になりますが、良い意味において各園の切磋琢磨が必要だと思います。その観点は情報の透明化、共有化を図る必要があります。これまでは、待遇面においても園の方針などにつきましても、それぞれの情報が必ずしもすべてオープンになっていたとは言い難いと思います。そのあたり市としてもできるだけお互いに良い事例を参考にしあって、良い意味での自由競争といいますか、それによって質をあげていきたいと思います。具体的な施策はこれからですが、検討中です。

記者

 現在の待機児童数は何人ですか。

待機児童緊急対策室課長

 11月1日現在で534名です。

記者

 なかなか難しいと思うんですが、来年4月の見込みなどは出ているんですか。

こども未来部長

 今、11月の1か月で新年度の申し込みをしているんですが、1日50~100件申し込みがきていますので、11月末で来年度の新規の申し込みの締め切りをさせていただかないと来年度の見込みが出ない状況です。

市長

 ちなみに、ご存知のとおり、小学校1年生にあがる子どもで1000人くらいいますから、簡単に言うと1000人分は増えるということです。1000人足す1000人で2000人くらいは枠ができることになりますね。

記者

 対策すればするほど待機児童が増えるという面もあるかもしれませんが、1000人分の枠を確保し、必要な保育士も確保できたとしたら、一応順調にいけば待機児童はゼロになるという見通しですか。

こども未来部長

 先ほど申しましたように、昔でしたら大体1万6000人の児童の中で保育所に行きたいという方が2割くらいだったんです。今はそれが3割を超えていまして、都市部では4割くらい就学前児童の割合でいえば出ています。それが毎年上がっていますので、その辺今年この一月で何人くるかというのがキーポイントになってきます。

市長

 人口が10月の1月で230人増えていますので、たった1月で230人の社会増です。これは30歳前後の夫婦が小さいお子さんを連れて転入されているのは明らかです。そういう意味では続々と増えてくる面がありますので、ある意味人口増の面では有難いんですが、待機児童の面では逆にそこがよりしんどくなる面がありますので、しっかりやっていきたいという認識です。

 ただ、第2子以降の無料化を実施したからといって、そこまでびっくりするほどみんなが預けているという認識はなくて、本来預けるべき人が預けているという認識でありまして、一部に無料化すると本当に必要のない方まで入れるのではといわれた面もありましたけど、そういう認識ではないですね。

こども未来部長

 そうですね。必要な方が今までもたくさんいらっしゃって、今も来られるという状況です。

市長

 そういう認識ですので、そこが無料化によってびっくりするほどの数になっているとは思っていないので、一定程度、想定の範囲内で推移しているという認識であります。ただ、如何せん、毎年のことですが、頑張っても頑張っても4月1日付の待機児童数はなかなかゼロにはなりにくいです。加えてもう少しお伝えしておくと、隠れ待機の問題があります。言葉を選ばないといけませんが、これもどう見るかでかなり違います。それこそ、世田谷区なんかは待機児童ワースト1と言われていますが、隠れは少ないわけです。横浜市や川崎市なんかは待機児童は1桁と言いますが、実際は3000人もの隠れがいるわけですので、単純には言い難いと思います。国の方も、待機児童の概念を厳格ではなくてより緩和の方向で見直しするのではないかと言われていますので、そうなると今の概念で待機児童がゼロだとしても、国の基準が変われば待機児童がもっと増えるということもあり得なくはありませんので、そこもちょっと関係してくると思っています。

 ただ明石市としては、隠れというかは別として、必要な方に対してはしっかりと対応するのが行政の責任だと思っていますので、ベストを尽くし続けるということになると思います。

記者

 隠れ待機児童、いろんな定義があるのは認識しているんですが、明石市ではどのような定義をして、11月1日現在でどのくらいいるか。そして、小学校にあがる1000人と、新たな受け入れ枠1000人でこの隠れ待機児童まで解消できると考えておられるのか、見解を聞かせてください。

待機児童緊急対策室課長

 まず定義ですが、明石の場合は、できるだけ除外をしないようなカウントをしておりまして、例えば他市では育児休業中の方は除外しているところもあるんですが、明石市では全部待機児童に加えているという状況です。また、他市では認証保育園といいまして、市が特定の基準で補助を行うような施設に対しても関東圏では除外しているんですが、明石の場合はそのような施設がないですが、そのようなところも除外していません。あとは国の定義どおりしているんですが、534名の国基準の待機児童に対しまして、潜在の部分も加えますと、正味の数字が11月1日時点で950名というふうになっていまして、概ね534名の数字に対して1対1というようになっています。県内でも隠れの部分の数字が多い自治体もありますので、逆に明石は正直に数字をあげている状況になっていると思います。

記者

 概ね420人くらいが潜在待機児童ということですね。

待機児童緊急対策室課長

 そうです。

記者

 今人口増加と保育士・保育園の確保に関して、人口が増加している地域と保育園をつくっている地域とうまくフィットしているのか現状どうなのか教えていただけますか。

待機児童緊急対策室課長

 人口が増えている地域に対しまして、実際の待機児童が多くなってきますので、その箇所に今重点的に保育所の整備を行っている状況です。今回メインとして大久保エリアをかなり重点的にやっていますので、やはり人口が増えている地域にたくさん保育所を整備しているというのはマッチしていると思います。

市長

 1000人の整備にあたっても、現場の方で見通しを立てて、各ブロック単位とか地区ごとで調整を図りながら、ご相談を受けた社会福祉法人と場所とかも相談した経緯もありますので、本当に必要なところにつくりたいですので、そこはかなりこの間マッチングといいますか、調整は図ってきた認識であります。

記者

 今回募集対象になっている保育士はおよそどのくらい市内にいらっしゃるんですか。

保育士確保担当課長

 現在、採用面接を受けられている方で、認可保育園全園で10名ほどは確認しております。これをきっかけに増える可能性はあると思います。

記者

 もし子どもを預けられるなら働きたいという方が10名くらいいらっしゃって、今回の実績を踏まえて積極的に募集をかけていこうということですね。

市長

 この施策によって少なくともまず10名が来てくれたと。これからもっとPRしてさらに増えるだろうということです。施策効果はかなり見込めているというか、最低でも10名くらいはくるだろうという読みはしています。

記者

 関連してですが、10名は現在選考中という段階ですか。

保育士確保担当課長

 はい。

市長

 市としてできることはやっていますが、市としてできないこともあります。国にも、厚生労働大臣にも直接お願いして、県にもお願いしているんですが、何かというと、中長期的にはいわゆる保育士になるための学校に行く時のお金は、国の方が9割もってくれるんです。修学援助、勉強するお金ですね。そのお金についてはその都道府県で保育士になれば返さなくていいという制度を国が緊急対策でやっているんです。これは大阪府も京都府も滋賀県も奈良県も和歌山県もやっているんですが、兵庫県だけやっていないんです。

 明石市としては国に対して、明石市を主体としてやってくれませんかとお願いしているんですが、国としては都道府県単位だということですから、明石市としてはできないんですね。それで、兵庫県に対してぜひ他県でもやっていますので、お願いをということで言い続けています。1年だけではなくて、3年後4年後を考えて明石市としては保育士確保が必要なわけですけど、そういった学生さんが結局、大阪府や和歌山県からお金を借りるかたちで勉強したら、その結果そこで就職しないと返さないといけませんので、みんな大阪府や和歌山県や京都府に行ってしまうわけです。明石に来てくれないんです。そういう意味では、国が随分緊急対策をしており、負担割合も国が9割で県が1割なので、兵庫県にもやっていただきたいということをお願いしており、検討中ということでとまっているので、要望していることの情報提供をしておきます。

広報課長

 では次のトピックスに入ります。先日の道路の空洞化に関して、道路の緊急点検の実施について説明をお願いします。

資料 ”水際の道路”緊急点検~誰もが安全で安心して暮らせるまちの実現をめざして~(PDF:688KB)

市長

 すでに報道していただいておりますが、明石市の明石公園のお堀の近くで空洞を見つけました。市民の中で一部誤解があって、博多の陥没のようなのを想像されている方もいますが、それは誤解であって陥没が起きたわけではなくて、空洞を見つけてそれを掘り起こして、安全に対策したというのが事実です。時期も時期ですので、また博多と同様かと言われがちですけど、そうではなくて逆に明石市はしっかりと点検をした結果、早期に空洞を確認した状況であります。

 その空洞につきましては、確認したところ、原因としてはお堀の水が影響した結果だというような認識になりましたので、今後明石市としては、いわゆる水、お堀と同様のため池などを中心に、緊急点検を年内を目標に102か所、総合計延長36キロにわたる緊急点検を実施し、目視や音で聞くだけではなく、レーダー探査や実際掘ってみて対応するということをやりたいと考えているところです。

土木交通部長

 まず11月10日に、前日の9日に空洞を確認したことを受けまして、歩道のレーダー探査を行いました。その結果、市道の300メートルにつきましては、空洞発見箇所以外には特に異常はなかったという結果が出ております。それを踏まえて次に、掘削調査ということで、空洞を発見した箇所について、詳細の調査を11月11日に実施しました。その結果、お堀の側から水が構造物の下をくぐり抜けて歩道内に侵入したということが原因として判明しました。

 イメージ図で説明しますと、まず平常時、お堀があって水面があって、それと同じ高さに歩道部にも水が浸透して土の中に水が混じっているという状況です。これが今の現状の状況です。これが大雨が降った時には、池の水位が上がりますので、それと連動して歩道内に侵入している土の中に混じっている水位も上がります。その後、雨が止むと水位が下がっていきます。そのときに、歩道内の高い位置にある水位も下に下がっていきます。下がる時に、その水が池側に戻っていくことになります。その水と合わせて、歩道の下の土が、水と一緒に引っ張られて池側に戻っていったという状況になります。それを受けて、歩道の一部に小さな空洞ができ、それが大雨を何度も繰り返すうちに、小さな空洞が大きくなって、今回の1メートル程度の空洞が確認できたというところになります。

 そういった原因を究明しまして、次に対策をしました。11月12日に実施しましたが、空洞の箇所を実際に下まで掘り下げて状況を確認しました。その結果、構造物の底あたり、歩道の下に大きな石が発見されました。

 そこから上の土を新たに10~15センチメートルの大きな石に置き換えました。その石の上に4センチメートル程度の採石を詰めることによって、間詰みをして上まで埋め戻しをしました。

 最終的に砂を引きならした上に、レイバンブロックをいったん復旧をしております。こういった状況で対策は完了しておるところでして、日曜日と本日の2日間、工事の後の様子を見ております。本日この後、ハンマーで打音検査をします。それで最終点検をして、安全であると判断できましたら、カラーコーンを撤去しまして開放する予定です。以上が今回の一連の取り組み内容でございます。

市長

 県の資料では、県の方の確認だと3か所の空洞を確認し、対応をされたと認識しております。

記者

 吸い出し防止シートの対応について、今まではなかったものですか。

土木交通部長

 今まではありませんでした。今回の原因が池側に土が引っ張られて流れたということが判明しましたので、その土の代わりに大きな石に置き換えるとともに、さらに安全対策として、石と一緒に流出しないようなシートも復旧段階で施しております。

記者

 これがあれば砂も流れ出ないようになるということですか。

土木交通部長

 はい、そういう対策をしております。

記者

 穴ができたのは初めてですか。

土木交通部長

 ここはそうです、初めてです。

市長

 ここのお堀の近くで発見して、どうやら水の関係が大きいということで、今後まずはお堀と同等のため池などを中心に空洞があるかないかの緊急点検をするという立場ですね。早期に発見することによって、未然に防ぐという観点です。

記者

 今回掘削調査をされてこの原因が分かったということですか。

土木交通部長

 はいそうです。

記者

 掘削調査をしたら、なぜ土が流れたというのが分かるんですか。

土木交通部長

 実際掘ってみて、掘ったところで水が溜まっていますので、水を一度汲み上げたんです。その時に、池側から水が上がってきたという状況を確認しましたので、原因が分かったということです。

市長

 結局、お堀は2メートルくらいあるので、その下で水が行き来していたんだろうということです。

記者

 ここは歩道のすぐ横は車道ですよね。車道の同じ地面の中というのは、歩道とは遮断されているんですか。土砂も流れる可能性はあるんですか。

土木交通部長

 今回、どこまで車道に影響するかというところですが、その範囲がなかなか目に見えないところですので、そこは日々の日常点検の中で、まずは変状があるかないか確認をし、打音検査などをしていくなど、日常管理をしていく中で安全を確保していくという考えをしております。

記者

 確認になりますが、石垣のコンクリート性のある部分が2メートルあって、吸い出し防止シートが1メートル50敷設されたということですね。

土木交通部長

 ブロックの歩道の上からいくと、1メートル70です。20センチブロックの厚みがありますので。

記者

 点検の完了予定は年内となっているんですが、一次検査をいつまでに、二次検査は解析もあると思いますので、二次検査が年内ということでいいでしょうか。あと一次検査はいつまでに終わられる予定でしょうか。

道路管理課長

 点検につきましては、一次点検は15日から17日間で考えています。18日目以降につきましては、一次点検で異常があった箇所につきまして、レーダー探査、掘削を行っていきたいと考えております。

記者

 なんでここだけなのかという原因がちょっとよくわからない気がするのですが、たとえば水位が上がると歩道の地下の水位も一緒に上がるという意味ですよね。それは全部共通なわけですよね。そういう現象はずっと何年、何十年と繰り返されているわけですよね。それで他は大丈夫だけど、ここだけ今のところ空洞ができているという話ですよね。そこで空洞ができた原因と言えるのかなと思いますが。

土木交通部長

 一点ですね、絵にも示しています通り、復旧の断面図ですけれど、既設の栗石というところで、1メートル70センチ掘り下げたところで石が出てきています。これが何か昔にそこに池から出る構造物があったのかもしれませんので、昔の状況の情報をちょっと調べる状況があるかもしれません。

記者

 石の大きさはどれぐらいですか。

土木交通部長

 10センチから15センチの大きな石が下に埋まっていました。

記者

 確認している範囲で数は何個くらいですか。

道路管理課長

 4から5個出てきました。

記者

 普通2メートルぐらい掘ると地層はどうなっているんですか。そういう大きな石があるのは不自然なんですか。

土木交通部長

 通常ですとあまり大きな石が並んでいる状況はありません。何か構造物があったのではないかと推測されます。

記者

 もし仮に大きな構造物があったとか、特殊な場所であったとするとそれが原因で土砂が堀側に流れ出た可能性があるということですか。

土木交通部長

 当時の資料を確認させていただいたのですが、古い地図を調査しますとなかなかそこまではっきりと示されていません。

記者

 もしそうだとすれば、そもそも空洞状態がコンクリートの下あたりにあったのか、なんでそこがまたつながるのか、流れ出る原因なのか。また、大きな構造物があったことが原因だとしたら、可能性としてはどういうことが考えられるんでしょうか。

土木交通部長

 大きい石があると、池の水がそこを伝わってそこに水が流れやすいです。大きな石ほど隙間があるので。

市長

 大きい石があったので、水も来やすいし、砂も流れやすいです。ぎっちり詰まっていたら流れません。大きい石があって隙間がいっぱいあり、水が入りやすい。水が上がってきて、ひくときに砂を持っていってしまった構造であったということですね。

 県の資料を見ますと小さな空洞が3箇所あって、うち2箇所お堀の水に吸い出された。これも同じように、お堀の方に砂を持っていかれた結果、小さな空洞ができたというのが県の資料です。

市長

 いずれにしても水が出るところから砂が出ていったのだろうと推測されます。

土木交通部長

 現場、現場の条件で水の流れも変わります。一概に一つの原因だけではないと考えられます。

記者

 どちらかというと、堀に水が流入そのものは現象としてあることで、それに伴って土砂が出てしまうことが問題なんですか。

土木交通部長

 水が戻る時に、砂も一緒に出てしまうことが問題であって、それを改善するために今回シートを入れて、大きな石を入れたということです。

 最後に、11月15日、明日から緊急点検を開始したいと考えておりまして、最初の点検個所ですが、明石公園の薬研堀。明石公園周辺ということで、ここから明日の13時より点検を開始しまして、年内随時、市内の緊急点検を行っていきたいと考えております。

広報課長

 続きまして、明石の人口増加継続中というトピックスです。

資料 明石市は人口増加継続中!(PDF:221KB)

市長

 うれしいお知らせで、すごいと思ったことなのですが、10月の人口がわずか1か月で230人増えました。3月、4月は大きな変動がある住民票の異動の手続きの関係でありますが、それを除くと、数年来で最も大きな数字で、たくさんの方が明石にお住いいただいているなという状況であります。平成21年度から見ますと、平成22、23、24年と減っていた人口が、24年を境に、25、26、27、28と今年に入っても増加傾向が続いておりますので、4年増加傾向が続いております。これは今日のテーマの待機児童などにも関係している大きな事情であります。

記者

 ちなみにどこの市町村からの引っ越しが多いのですか。

市長

 神戸市、姫路市、加古川市ですね。神戸市の西区、垂水区も多いです。人口も多いですから、そこからの流入が多いのは統計上出ています。年齢的には30代・40代と10歳までだけが増えている状況なので、30歳前後が小さな子どもの手をひいて明石にお引越ししてきていただいている状況は垣間見えます。なお、自然減にしても、昨年1年はじめて明石が死亡と出生の数が逆転しましたが、今年はまた自然増になっておりますので、そういう意味では、小さな子どもを連れてきたご家族が、2人目3人目生んでいただいているのではなかろうかと推測しております。

 明石市の積極的な子ども施策が具体的に人口のみならず、子どもの数に反映してきたのではないかと思っています。その分、待機児童が大変であります。ここは、価値判断ははっきりしております。人が集まらないまちになれば待機児童は減るわけですから、待機児童をなくすには嫌われるまちになればいいわけですが、それは本末転倒でありまして、しっかりと選ばれるまち、特に子育て世代に選ばれるまちとしてしっかり明石市はやっていきたいと思いますので、その分なお一層、待機児童対策もより本腰を入れてさらにやる必要があるという認識で両方並行してやっていく認識です。

広報課長

 これで市長記者会見を終わります。

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