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更新日:2014年11月5日

記者会見 平成26年8月29日

会見概要

平成26年8月29日

広報
課長

定刻となりましたので、市長会見をはじめます。
今日は、9月議会関連の議案から2件、その他3件の合計5件のトピックスを予定しております。
最初に、9月議会の二つの議案について、市長の方から説明をさせていただいて、その質問を受けさせていただきます。
市長、よろしくお願いいたします。

 市長会見次第(PDF:25KB)

市長 :

 今日はお時間をお取りいただきましてありがとうございます。よろしくお願いいたします。
まず、総論部分ですが、9月議会についてもですが、繰り返しになりますが、明石のまちを将来に子どもたちに借金のツケを残すことなく、より良き自然を残し、より良い明石を残していきたいという想いでまちづくりを進めているという認識です。
そういった中で、今回につきましては、9月議会に提出した議案のうち、二つばかり先にお伝えしたいことがございます。

【あかしの生態系を守る条例の制定に向けて(議案第75号)】
いわゆるミドリガメに関する施策は、明石においてはすでに様々な形で、カメポストやカメダイヤルなどの取り組みを進めているところですが、それをさらに一層進めるべく、9月議会で条例議案を提案する次第であります。これにつきましても、環境省ともすりあわせを続けているところでありまして、ご覧のとおり、先だってのフォーラムにも環境省からパネラーとしてご参加いただくなど、積極的な応援をいただいたところです。市民に近い自治体としては、国と相談をしながら国を待つことなく、しっかりとやれることはやっていくということから、今回の条例化ということになりました。

 

【資料】(仮称)あかしの生態系を守る条例を制定(PDF:272KB)


【「こどもスマイル100%プロジェクト」を実施(議案第81号)】
二つ目でありますが「こどもスマイル100%プロジェクト」と銘打っていますが、要は100%しっかりと明石の子どもたちの笑顔を確認したいということです。明石だけに限らず、どこもそうだと聞いていますけれども、「来てください」と言って、検診などのご案内を差し上げても、お越しになられない方もいます。そういった中で、なかなか連絡がつかない。連絡がついても保護者の方が「子どもは元気です」と言われてしまうと、それで子どもは元気だという処理をしているのが実態です。
しかしながら、社会的な状況を見ますと悲しい出来事が続いているところでありまして、市民に近い自治体としては、親御さんが大丈夫だからというだけで、それ以上しないのではなく、お子さんの笑顔を確認する、少なくともお子さんの安否確認と健康確認については、100%を目指すではなくて、100%にするという想いでのプロジェクトのスタートであります。
実質的には連絡の取れない方について、しっかりと連絡を取り、自宅訪問をすることに留まらず、いよいよとなった場合には、児童手当や児童扶養手当についての送金を止めて、窓口での受け取りというような支払方法を工夫することなどによりまして、より積極的にお子さんの安否確認や健康確認につなげていきたいと考えているところです。このテーマにつきましても関係の部署と協議をするとともに、そういったことが可能かどうか詰めてきたところでありまして、可能だというなかで、今回100%しっかり実現するという想いの中で補正予算という形で議会にもお示しし、より多くの方の賛同を得る形でしっかりと明石の子どもたちについては笑顔を確認するのだという取り組みと認識しているところです。
タイトルが「こどもスマイル100%プロジェクト」ということで、わかりにくい面もありますが、子どもたちを親任せ、家族任せにすることなく、行政が責任も持ってしっかりと子どもたちを守っていく取り組みのスタートだとご理解いただきたいと思っているところです。


【資料】

 すべての子どもの笑顔に出会います「こどもスマイル100%プロジェクト」を実施(PDF:367KB)

〈質疑応答〉

広報課長 :

それでは、今の2点のトピックスにつきまして、質問がありましたらお受けさせていただきます。

記者 :

生態系を守る条例について市長にお伺いしたいのですけども、13条の罰則ということで、中止または現状回復等の命令に違反したものは30万円以下の罰金とありますが、これを読むと、市民も対象となるということでしょうか。また、中止または現状回復の命令というのが何回くらい出してとか、どういったくらいの悪質性を持って、罰金というのを考えているのか。現時点で詰まっているところがあれば、教えてください。

市長 :

 条例の検討過程でいくつか論点がありました。そのうちの一つはおっしゃるとおり、市民と事業者を分けるか否かというテーマがあります。また、罰則のかけ方ですけど、すぐに罰金という形もありますけど、今回の場合はいったん中止命令を出して、それを守らない時に罰則という順を使っています。この間、検討してきたわけですが、まず一つ目につきましては、その背景としてはですね、明石にミドリガメが大量にいるのは、確かに明石が自然豊かで非常に環境にいいという点も当然大きいですが、加えて、大量に捨てられた過去があったという指摘も聞くところでありますので、大量に特に業者さんがですね、縁日のミドリガメが大きくなったからということで捨てられるということがあったら、いくら市の方が取り組んでも追いつきませんので、そういった悪質性の高い行為については罰則をもってしてでも規制をかけていく必要があるという価値判断がまずございます。
そういった中で戻りますけれども、市民と事業者を分けるという選択肢はなきにしもあらずでした。当初、その案も考えましたが、やはりそれは行為の悪質性を持って考えるのであって、事業者か否かという分け方ではなくて、行為の悪質性でもってとらえると。また、今回、間接罰ですので、まず禁止し、中止命令を出し、それでも聞かない場合はという形ですので、それほど悪質性の高くない事案については、その中で現実的な対応は可能だと考えています。小さな子どもさんが、ミドリガメはかわいいけれども、ちょっと逃げてしまったという行為を罰するというわけでは当然ございませんので、悪質性というキーワードで対応していきたいと考えているところであります。

記者:

 佐賀県とかでは県レベルでやっておられますね。明石の場合は調査の時にすぐ上流が神戸市であったりとか、隣接する加古川とかにもため池がありますよね。周辺の自治体と一緒にやっていかないと、明石だけでやっても効果が100%あがらないという考え方もあると思いますが、市長として他の市に対して呼びかけたりするのは考えられているのでしょうか。

市長 :

 当然あります。7月のフォーラムでも近隣の11市に声かけして、フォーラムにご参加いただいてます。あと、私もこのテーマにつきましても環境省に何度も通っておりますが、そこでもお願いをし、本来は国が迅速に対応するのが望ましいという考え方でありますが、少なくとも市レベルじゃなくて、県レベルの対応が必要ですので、国に県の方によろしくお伝えくださいとお願いしておりまして、現に兵庫県の方にも働きかけをしていただいていると認識しています。
 いずれにしても、明石だけがやればいいとは思っていませんが、だからと言って、県や国を待っていればいいという訳ではなくて、現に明石市はため池も多く、ミドリガメも多く、現に施策に取り組んでいますので、国や県を待つことなく、しかしながら国や県とちゃんと情報共有をしながら施策を進めていきたいというスタンスです。

記者:

これは、とりあえずはミシシッピアカミミガメ1種類のみを対象としていると。

環境総務課長 :

はい。

記者:

今後、他のものについては、指定するかどうかは進めたうえで考えるということですね。

市長: そうですね。いろいろ植物関係もまたテーマとしてなくはありませんので、動物に限らず、長い歴史によって培われた自然環境が人間のある意味一種の営業的な行為によって害されてしまって、生態系が狂ってくるというのは非常に看過しがたいと思います。
記者:  それとスマイル100%ですけど、これは、他市の事例としてはどうなんでしょうか。いったん現金を手渡し支給をするという方法を採っているところは実際あるのでしょうか。
子育て支援課長:
同じような出生数のところで、聞き取りはしていますけれども、実際に児童手当を渡す時に、子どもさんの確認をしながら渡しているという市はあるんですけれども、このように確認できない場合に、そのような渡し方をしているというところは聞き取りの中ではございません。
市長: 
ここは、発想というか、別に当たり前のことだと私は思っているんですが、誰のためのお金かと言うと、お子さんのための児童手当、児童扶養手当なわけですから、お金の目的であるお子さんの安否すら確認できていないにも関わらず、漫然と公金、お金が流れることの方が問題です。少なくともお子さんの安否確認、健康確認をした上で、そのお子さんにお金をお渡しするという趣旨ですので、これは別に条例化も規則も必要なくて、運用でできることだと認識をしています。
子育て支援課長 

条例、児童福祉、児童手当法につきましても、そういった分からない場合については、いったんその額の全部または一部を支給しないことができるということがありますので、そういった法に基づいてしっかりとやっていきたいと考えています。
記者:  これと直接関わりはないかもしれないですが、仮に虐待を疑われるような場合、虐待をしている保護者をどうケアしていくかという話が、今非常に重要だというので、結局子どもさんは、その後もずっと何年も親御さんと一緒に暮らしていかないといけないわけですから、そのあたりのことをいずれ中長期的には発展させていってというお考えは市長の中でお持ちなんでしょうか。
市長

もちろん強く思っています。このテーマは総合的な施策が必要だと思います。親御さんというか加害者側になるわけですが、こちらに対してはまさにフォローもいると思っています。例えば教育現場において、すでに明石市では教育現場にスクールカウンセラーを配置し、市単独予算でスクールソーシャルワーカーという生活支援担当も配置し、弁護士をスクールロイヤーとして配置することを決めたところであります。それに加えて、不登校についても単独の学校に任すだけではなくて、もう少し市全体で対応できる体制づくりについても検討を始めております。まさにご指摘のとおり、このテーマは、子どもですけれども子どもだけにアプローチをしたらいいというわけではなくて、親御さんやその地域に対するアプローチ、フォローなどが不可欠だと認識しておりますので、総合的に施策展開をしていきたいと考えています。
ただ、そうは言っても子どもの顔を100%確認するという強い意志なくしてこの施策は前に進まないと思いましたので、この時点にて、こどもスマイル100%という形の立ち上げたところでございます。
広報課長:  それでは残りの三つのトピックスについて市長の方から説明をお願いします。

市長 :

【「明石市高齢者見守りネットワーク事業」の開始】
これは関係機関と連携をして、高齢者の見守り活動をしっかりとやっていくもので、ポイントは実効性の担保でありまして、協定を結んだらいいということではなくて、調整会議を開くなどして、協定を結んで終わりではなくて、しっかりと実効性のあるものにしていきたいと考えています。

 

  【資料】宅配時に高齢者の安否確認(PDF:80KB)


【「本のまちづくり」「シティセールス」担当に専門職を募集】
明石市はご案内のとおり、全体的には総人件費の削減をしながら、市民サービスを低下させることなく、まちを発展させる意味において専門性の高い者をそれぞれの分野に配置しているところです。
その一環として、このたびは本のまちづくりとシティセールス担当を各1名、全国公募にて募集したいと考えています。
本のまちにつきましては、ご案内のとおり、明石駅前の再開発事業の進捗も合わせまして、図書館を作るだけではなくて、しっかりと本のまちとしての明石を展開していく意味において、専門性の高い職員を配置したいと思っております。
また、さまざまな取り組みをしております明石の良さをしっかりと発信し、より魅力的な明石であることを知っていただく意味でも、シティセールス。いわゆるシティプロモーションについても広報分野に詳しい方に来ていただきたいと考えているところです。

  

  【資料】任期付専門職採用試験の実施について(PDF:118KB)


【大蔵海岸多目的広場がオープン 多様なイベントも開催】
大蔵海岸多目的広場につきましては、これもご案内のとおりですが、9月14日にオープンをします。ここのキーワードは高齢者も子どもたちも、健常者も障害者もというキーワードだと思っておりまして、より多くの色んな方々にご利用いただきたいと思っておりまして、オープニングにつきましてもその観点から、ご高齢の方のグラウンドゴルフや子どもたちのフットサルに留まらず、ランニングの好きな方のいろいろなイベントであるだとか、また、障害をお持ちの方のイベントなども入れまして、年齢問わず、障害の有無を問わずしっかりと市民の皆さんにご利用いただきたいという趣旨から、今回さまざまなイベントを企画しているところであります。
多目的広場設置のポイントは三つあります。一つは有効活用なんですね。新たな土地を購入してではなくて、すでにある大蔵海岸の利用の少ない駐車場の有効活用をしました。二つ目はお金についてですが、満額を市が持つような発想ではなくて、いわゆる振興くじなども活用しまして、市の負担の少ない形で作ったのが二つ目。三つ目はランニングステーションとして使用することについては、昨年、庁内職員の公募による政策立案プロジェクトにより、若手職員が企画、立案したもので、いわば職員の知恵が詰まったものであります。その三つが私としては非常に大きな要素だと認識しており、まちづくりの施策展開の象徴的な空間にしたいという想いがあります。 

 

 【資料】大蔵海岸多目的広場がオープン(PDF:341KB)

 〈質疑応答〉

広報課長 :

それでは、今の三点のトピックスにつきまして質問がありましたらお願いします。

記者:

一人暮らし高齢者台帳に登録をされている65歳以上の方は現時点で何人いらっしゃるのかを教えてください。

高年福祉課長 :

8月28日現在で7694名の方が登録いただいております。75歳以上人口につきましては、平成26年4月1日現在で3万1342名です。

記者:

もう一点、市長におたずねしたいのですが、シティセールスですが、色んなまちがシティセールスの職員を採用して、非常にすべっているということが多くの自治体で問題になっています。そして、シティセールスをする難しさがこの十数年の間にものすごく浮かび上がってきていると思うのですが、明石市が貴重な公金を投じて人を雇って、そういうことに陥らないために、こういう仕事をしてもらいたい、こういうことをしてもらうという、現時点での考えを聞かせていただけますか。

市長: 
これからのテーマでもありますけど、想いとしては2点ばかりあります。今、ご指摘がありましたけど、どこのまちもこの手のテーマをよく言うのですが、私の想いは、思いつきの計画ではなくて、明石のたからものとよく言うのですが、明石はすでに魚、タコ、時のまち、歴史のまちなどすでに根付いた「たからもの」がいっぱいあります。それをしっかり生かした展開が大事だと思っています。
何か思いついたことを「我がまち」としてやっても長続きはしません。そういうことではなくて、明石はすでにいい「たからもの」があります。その事例がさかなクンでありまして、そういったタコをキーワードに、たこ大使にご就任いただいて、時のまちとコラボして天文科学館でやったりもしています。方向性としては、明石の「たからもの」をしっかり発信していくんだという観点が重要だと考えています。
二つ目ですが、これはまだ検討中ではありますけども、すでにご存じかと思いますが、人口が明石はこの間少し減っていたのですが、最新の統計で人口増加に転じたという情報が入ってきています。特に30代の社会流入が一気にきておりまして、分析はこれからですが、こどもを核としたまちづくりの施策展開が子育て世代に反応しているという面もあろうかと認識しています。
私としては、明石のまちは住みやすい、子どもを育てやすい、そういったまちであるという観点をしっかり発信し、人口減少社会においても漫然と人口減少に甘んずることなく、しっかりと選んでいただける明石にしたいと考えています。単に思いつきのアイデアを発信すればいいという段階ではないと思っています。
広報課長  それではこれで会見を終わらせていただきます。

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