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更新日:2021年7月2日

記者会見 2021年(令和3年)6月30日

「(第7回)明石市ウィズコロナ官民連携会議を受けて」
「明石商業高校での生理用品配備モデル事業の実施」「国土交通省からの職員の派遣について」  

資料 (第7回)明石市ウィズコロナ官民連携会議(PDF:2,545KB)

資料  明石市3つのポイント・ワクチン不足による緊急対応(パネル)(PDF:1,221KB)

市長 

今日はテーマが3つありますが、まずコロナ関連の説明をさせていただきたいと思います。

先ほど明石市ウィズコロナ官民連携会議を開催しご説明したところで、お手元に資料をお配りしていますが、改めて私から大きく明石市としての考え方と、特に本日はいわゆる予約の受け付けについての一部延期をお伝えする立場でございますので、そのあたり少しご説明申し上げます。

明石市として現時点においては、3つのポイントを前提に対応をとっています。スピード、合理的配慮、差別禁止の3つであります。誤解はないと思いますが、明石市はスピード感のある対応をとっている認識ですので、全員打たないといけないかのような誤解が生じかねませんが、そういうわけではありません。打てない人、打ちたくない人もおられますので、そういった対応は大変重要であり条例改正を予定しておりますし、また障害をお持ちの方や認知症の方などについてのしっかりとした対応も当然必要でありますので、丁寧さ、合理的配慮についても心配りさせていただいている認識であります。

もっとも、希望者については2回接種を9月末完了という形でお伝えした立場であります。この点につきまして、国からの供給量の見通しが立たない状況になりましたので、そのあたりをご説明したいと思います。

9月末までに明石市が必要なワクチンのうち、138箱については国から供給をいただいておりますが、7月6日に国から配送いただける数が、希望数の47箱に対し22箱で、25箱の不足となっています。1箱が1170回分になっていますので、分かりやすく言えば、明石市は約3万回分が足りない状況で現時点を迎えているところであります。

この間明石市としては、6月11日付で国の関係省庁に対して強く要望をあげるとともに、改めて6月25日に国の方に赴きまして、必要量の供給をお願いしている立場ですが、残念ながら現時点において前向きな回答は得られておらず、7月6日から必要な47箱のうち22箱しか見通せていない状況となっています。加えて一般的なスケジュールでいきますと、もうすでに連絡があって然るべきそれ以降のスケジュールも、国から示されることなく連絡がございませんので、7月19日以降の数も不透明な状況になっているところです。

これもご案内かと思いますが、ファイザー製だけではなくて、モデルナ製についての不足もすでに報道されていますし、先ほどの会議でも複数の方から、例えば兵庫県立大学でも大学接種を予定していたけど、国からモデルナ製のワクチンが来ない状況になっているというお話でした。また商業者の方も職域接種で対応を予定していたけど、国からワクチンが来ないという形で、今明石市内は行政のみならず、大学関係や職域関係にも影響が及んでおります。いずれについても、国からワクチン供給の連絡がないという状況は同様でございます。

そういった状況なども踏まえまして、明石市としてはこのワクチンの不足に伴う対応として、予約受付の一部延期という形をお伝えせざるを得なくなりました。

分かりやすく言えば、明石市はワクチン接種は順調に進んでいますので、これまでの医療従事者に加え、いわゆる高齢者については予定通り、7月末で接種を終えることは何も変更はありません。加えて、今日から一般受付を始めている60歳から64歳についても、予定通り順調に行える見通しになっていますので、このあたりに影響はありません。加えて年齢を問わず、基礎疾患のある方についても予定通りでありますので、これらについて特に今回変更を余儀なくされたわけではありません。

ポイントはそれ以外の方、すなわち60歳未満で基礎疾患のない方につきまして、順次予約受付を始め順次接種し、9月末完了で体制は組めていましたが、肝心のワクチンが見通せない以上、接種を始めるわけにはいきませんので、やむなく予約の受付を一部延期するという形のご報告でございます。

すでに広報あかしの6月15日号でスケジュールをお伝えしていますし、明日付の7月1日号の1面でもそれぞれの方の予約受付について、いつから一般予約を受付して、いつから接種出来ますという内容で発行予定ですが、本日このような形の発表でありますので、早急にこの1面の内容についての訂正を広報などを通じて説明申し上げ、また該当する方々全員に対し、はがきで予定受付の延期をご連絡するとともに、今後再開の目処がつきましたら、改めてはがきをお送りする予定です。

また日程としては、明石市は月2回の広報紙の発行ですが、7月1日号は明日ですので、次の7月15日号には新たな予約受付スケジュールを掲載したいと考えていますが、いずれにしても国からワクチンが来ないことには、いくら会場設営をして、医療関係者がスタンバイしていても接種出来ませんので、この点につきましては本当に国に対して必要なワクチンの供給をお願いし続けていきたい立場です。

なお、明石市はシステムの入力が遅いのではないかという一部誤解がありますが、そんなことはありません。すでに明石市は高齢者の1回目接種について、80%以上の入力も終えていますので、入力が遅いわけではありません。一部誤解が生じていますが、ちゃんと入力しています。国から今回の7月6日の連絡があったのが6月15日ですが、いきなり入力の多いいくつかの市以外は、基本的に一律希望の半分の供給という形の対応をとられたわけであって、まさに騙し討ちであり、そもそも入力がなければワクチン供給がないということが分かっていれば、当然入力をしているわけでありますので、聞いていなかった話でそのあたり誤解が生じていますので、明石市が遅かったわけではなく、明石市はちゃんと入力をしていたということは私からお伝えしたいと考えています。

記者

現時点では国からワクチンの供給について、全く連絡がないということですか。大臣にお会いしに先週東京に行かれて、その後の状況で何かやり取りはあったんですか。

市長

率直にお伝えすると、巷でワクチンが足りなくなるのではないかという噂がとんでいましたので、私も大学時代の友人やいろんなつながりもありますので、やばいのではないかという話は6月頭ぐらいから聞いていましたので、そういう意味では早めに明石市としては動きまして、6月11日付で河野大臣や藤井副大臣、西村大臣宛の要望書を提出した経緯であります。その際西村大臣からは、ファイザー製については十分あるので大丈夫だという回答を得ていましたので、明石市としては大丈夫だという認識をしていた状況であります。ところが突然、6月14日、15日になりまして半分しかこないという連絡があったということです。ただ、兵庫県でも入力の進んでいるところだけ例外的にプラスアルファが積まれましたので、結局明石市が遅かったわけではなくて、極端に人口が少なくて接種が進んでいるところだけが必要量が充てがわれて、それ以外は一律半分に減らされたというのがいきなり連絡がきたというのが実態であります。

それで急遽慌てて、それは困るという形で働きかけを続け、先週の金曜日も直接西村大臣にもお会いして要望書を改めて提出した経緯であります。西村大臣からは月曜日の夜に直接電話をいただき、私は電話があったので25箱来るのかと思ったんですが、明石市長提案があると、県にお願いするか、自分自身で他の市と掛け合ってほしいということを言われました。

そういった状況の中で、分かりやすく言うと明石市は47箱必要だけれども22箱しかなく、25箱足りないわけですから、せめて次の7月19日以降にこの部分を積んでいただければ、予約枠を少し細くしながら何とか対応は可能だと思っていましたが、これのみならずそもそも的に見通せない、どのくらい来るか分からない状況で今この瞬間を迎えている状況なので、全く分からない状況です。

そういう意味では、先が見通せないのに予約を受け付けてしまって、市民にご迷惑をかけるわけにはいかないという立場ですので、一旦一般予約の受付については延期という対応を本日とらせていただいている経緯です。

記者

西村大臣から県にお願いするか、自分で他市と交渉してやり繰りしてと言われ、どう市長は答えたんですか。

市長

私としてはお願いしますという立場ですから、引き続きお願いを続けていきます。一旦延期してもまだこれからもありますので、国に対しては必要な量の供給をお願いしていく立場なので、これはコロナ担当の西村大臣に加えて、当然のことながらワクチン担当の河野大臣や藤井副大臣にこの間も連絡を取り合ってお願いしていますが、改めてしっかりとお願いを続けていく立場です。

記者

地元も同じで昔から知っている方だと思いますが、特に抗議をしたというわけではないですか。

市長

やはり市民からすると、国、県、市であろうが行政なんです。市長はある意味、市民に最も近い立場で市民に責任を負っており、市民に対してまず何が出来るかという観点ですから、見通せない以上一旦受付を延期して、早急に国などと調整をして再開の目途をお伝えする立場ですから、国や県に対してはもちろん思うところは多々ありますが、思うところがあるからといってワクチンが来るとも限りませんので、何らかの形でワクチンの供給が得られるようなことを、さまざまな知恵をさらに絞っていきたいと思っています。

記者

7月6日の22箱はもう届いているんですか。

市長

届いていないです、7月6日に届く予定です。6月15日に、7月6日にいくら提供しますという連絡があって、明石市としては希望数が来ると思っていたわけですから、47箱と言っているのに22箱と言われたので、それはびっくりしたということです。

記者

60歳から64歳がまかなえるのが、この22箱ということなんですか。

市長

要は1回接種すると、3週間後の基本的に同じ曜日に2回目の接種ですから、当然1回目の接種に責任を負うということは2回目もちゃんと接種するということですから、1回目、2回目を接種できる量を確保したうえで予約を受け付けるテーマです。ですから現時点の見通しとしては、高齢者、60歳以上、基礎疾患のある方については1回目も2回目もワクチンは対応できるけど、それ以降については極めて不透明なので一旦受付を止めるという理解をいただいたらいいと思います。

記者

つまりその22箱の中には、すでに1回接種している人の2回目の分もかなり入ってくるということですか。

市長

もちろんそうです。すでに138箱と22箱あれば160箱ですから、160箱ということは1170を掛けてもらったら一定数の数が出ますので、それぐらいの回数のワクチンはあるという理解でいいと思います。ただ明石市の場合、高齢者もかなり9割以上予約を受け付けていますので、高齢者は大変高い接種率です。ただ若い方がどれほど打たれるかはまだ不透明ですので、これからです。繰り返し言いますが、全部が全部変更ではなく高齢者、60歳以上、基礎疾患のある方、いわゆる国が定めたリスクの高い方々については予定通り対応できるという立場です。ここで整理をしたということです。

記者

今60歳未満の方たちというのは、まだ1回分の確保も出来ていないぐらいの計算なんですか。または1回分ぐらいで、2回分までは無理みたいな状況ですか。

ワクチン対策室次長

ただ第9クール部分の22箱についてであれば、次の世代の分の1回目がないという事ですので、一旦延期をさせていただくということになります。この後の分につきましては、市長が今申し上げました通り、まだ7月19日以降の分の分量が示されておりませんので、それを踏まえた上で今後設定をしていく予定でございます。現状では59歳以下の方の分については、第1回目の分が確実な確保ができていないということでございます。

記者

その1回目分でさえ難しいんですか。

ワクチン対策室次長

ただ一定量来るとは見込んでいますが、そこははっきりまだいくらということが示していただいておりませんので、まずは一旦延期をさせていただくということでございます。

市長

あまりにも不透明なのと、状況もあまり率直に言うとよろしくなくて、これまでは各自治体さん頑張ってくださいと、早く打ってくださいと国の方は言い続けておられたのであって、明石市としてはそうであればということで、全庁を挙げての体制を組み、医師会の全面協力を得ながら9月末で打てる体制を作り上げているわけですので、明石市としてはちゃんと体制を整えましたので、ワクチンは大丈夫ですねという立場です。

現に6月11日に西村大臣からファイザー大丈夫という回答をいただいていたわけですから、まさか6月15日に半分しか来ないとはさすがにそれは思わなかったです。この件は明石市だけではなくて、私もいろいろな市長とやりとりをしていますが、ほとんどの市長さんは皆さん思うところ大でありまして、県内でもすでにいくつかの市が予約の受付停止を表明しておられますし、ある別の市では国の方からファイザーではなくモデルナを勧められて、モデルナに切り替えて方針転換した瞬間にモデルナは無理と言われて、国から言われてモデルナに変えたらモデルナは無理と言われたという形で、思うところがある市長さんもおられます。

明石市は個別接種中心で対応しておりましたので、基本的にモデルナは小分けに向かないと言われていますので、ファイザーをベースにしてこの間やって来続けてきて、ファイザー大丈夫だと言われ続けてきた経緯です。なお昨日時点で河野大臣もモデルナについては足りないと言っていますが、ファイザーはいまだに足りていると言い続けておられます。だから河野大臣は、ファイザーは足りないと言っておられなくて足りていると。ただ文書を読めばいいんですが、要は明石市のことか分からないけれども、9月中に打ち終えるような自治体があるから合わないのだと言っておられて、私から言えば、要はゆっくり11月までやってくれたらいいのに、早くする自治体があるから数字が合わないというニュアンスに読み取れるような記者会見をしておられます。率直なところ、いやいや早く打ってくださいという話だったじゃないですかというのが正直な気持ちです。

記者

9月末で接種完了という目標は、どのような位置付けになりますか。

市長

それもワクチンが7月19日に25箱追加分が来れば打てますので、まだ9月末を諦めたわけではありません。いわゆる国の方は VRSの数字を見ると言っていますが、明石市は明らかに高いですから、そういう意味ではそれに見合う形の在庫がないのは明らかです。明石市は在庫が無い訳ですから、ちゃんとそれに見合うだけの供給をいただければ間に合うとまだ思っています。

ちなみに先週金曜日の河野大臣の会見で全国の自治体に8000万回分打てるファイザー製ワクチンを提供したと言っておられて、そのうちの3500万回分だけ使われていて4500万回分はまだ使われていないと聞いております。いわば半分以上が在庫状態だという話だと理解しております。ということは基本的に全国に配ったうち半分以上は、先週金曜日時点ではまだ使われていない在庫状況な訳ですから、在庫調整の問題だと思います。河野大臣も8月以降についてでありますが、在庫のある所は在庫で対応いただいて、つまり在庫のあるところにはプラスは出さずに、足りないところに提供するという方針を示されておられています。そういう意味ではその方針に従えば、8月以降は明石市も現に足りませんので、8月以降は在庫のある自治体には送らず、明石市のように在庫が尽きた自治体に配布される可能性がまだあるとは思っております。市長としてはもう国を信じるしかない立場です。

記者

今までの9月末までというスケジュールは、今回の遅れがあったとしてもワクチンが次来たら予約状況関係なくまだ可能なんですか。

市長

明石市は本当に万全の体制で9月末とお伝えしていましたが、9月末を待つことなく9月の中旬ぐらいで終わるくらいのスケジュール感を組んでいたので、少し延びたとしても、当初の9月末が現時点で無理になったわけではありません。簡単に言うと連絡が間もなくあるであろう7月19日分に、いくら明石市に提供いただけるか次第になると思います。その連絡がそう遠くないうちに来ますので、そこで一定程度見込めれば戻せると思います。それがかなりきつければ、現実対応としてスケジュールの変更も余儀なくされるとは考えています。

記者

9月末までという大目標は変えないということですが、公表している年代ごとの予約開始、接種開始も遅くなると思います。ワクチン供給があるという前提でされて、市民にも早く打ちたいというニーズがあると思うので、それに応えられたと思いますが、期せずして予定変更になったことに関し、スケジュールを組んでやったことは仕方がないというか、現実と折り合いをつけながら進めなければいけないという感じでしょうか。

市長

市長の立場としては繰り返し言いますが、早く打ちたいニーズ、丁寧に打ってもらいたいニーズ、打たないという方の3方向に目配りをする立場は何も変わりはありません。明石市としては体制を整えて、一定程度目処を付けて9月末という立場ですから、現時点ではそれを維持したまま国にお願いする立場です。

ただ何が何でも1月早い遅いがどうこうという議論があります。明石市としては医師会も含めて体制を作っていますから、お医者さんに来ていただくとか看護師さんの数とか、市役所にしても相当な人事異動をしてワクチンに対応しています。市役所からすれば9月末までに一定の目途を付けて、10月以降にある意味通常体制に戻せれば、他のテーマも数多くありますので。そこが延びてくるといろいろ影響が他にもいくし、ましてや医師会や看護師さんほか医療関係者もスケジューリングが違ってきますので、できるだけ後で変更のないようなスケジュールはお示ししたいという立場ではあります。本当にそこはもう率直に、まさかこんな極端な半分以下しか来ないとは思わなかったです。 

記者

先ほど国だけではなく、すでに配られていて各地に在庫として眠っているワクチンがあるという状況をご紹介いただきましたが、調達に関しそこへの要請をするとか、分けてほしいという働きかけは今後される予定なんでしょうか。

市長

明石市としてはワクチンは必要ですから、様々な知恵と工夫を絞りながら対応していきますので、もしそういったご協力いただける自治体があるのであれば、もちろん一つの選択だと思います。もっとも、在庫がある自治体が明石市にどうぞと言っていただけるかという問題はありますので、明石市としてはそういうことも含めて対応していきたい思いはあります。

記者

少なくとも県内をみている感じでは、在庫が余っているような感覚はあまりないんですが、他の市長さんとのやり取りの中では、自治体の管理の方に問題があるのか、在庫に問題があるのかどんな感じでしょうか。

市長

簡単に言うと、河野大臣がVRSシステムをご利用くださいと言っておられて、全国の自治体に端末なども配っておられましたが、特に兵庫県の場合は対応している自治体は少なく、そこの重要性なり必要性の認識がほぼなかったと思います。なので簡単に言えば、これは大阪の松井市長も言っておられますが、やはり目の前の接種に集中して実際打つ現場に人的エネルギーを投入したのであって、終わった後の入力作業というものに対する認識は皆さんなかったと思います。

ところが実際国が6月15日付で、入力の早いところだけは特別扱いするけど、入力が極めて早いところ以外は半分に減らすという対応を取られましたので、みんな一斉にびっくりして一気に入力作業に取り掛かっていて、一気に上がってきたというところだと思います。それは多くのところがそのように言っておられます。兵庫県は当初少ない数字が出ていましたが、それを入力していなかっただけであって、実際少なかったわけではなく、入力をしなければいけないという認識をほとんど誰も持っていなかったということです。

在庫については、一般論で言えば明石市は9月末でスケジュールを組んでいて、9月末どころかもう少し早いスケジュールで出来る体制を組んでいましたので、当然打つ数が多いわけですから、在庫が減る量は多いです。それに比べて、11月末とか年内いっぱいぐらいを想定している自治体のスケジュール感のところは在庫はあるのだろうと察しますし、いくつか思い当たる自治体はありますが、まだ私の口でこの場で言うのは控え差し控えたいと思います。

記者

VRSの入力の作業ですが、今となっては入力状態が国のワクチン供給に関わってくるという認識が今回県内でも広がったと思います。今後の入力体制について教えてください。

市長

明石市はちゃんと入力していますので、すでに80%を超えていますし、ちゃんと入力体制はしています。それこそ入力の重要性、入力が供給に関わるということであれば、明石市に限らず当然やるに決まっています。そういうのも言わずに、まさに騙し討ちをしたと、ワクチンが足りると言っておきながら、いきなり足りなくなったので半分に減らす理由付けとしてそれを使っただけですから。ただ一気に減らしてしまうと批判が来るので、一部入力の早いところだけを特別扱いにしたということだと理解しています。まさに騙し討ちそのものだと思います。

記者

ワクチンを打ちたいという市民の方もいらっしゃると思います。明石市としては全力を尽くされてきたと思いますが、その上でこのような事態になったことについて、市民の方に一言あればお願いします。

市長

先ほどもお伝えしましたが、市民からすれば国も県も市もどうこうではなくて行政です。行政というのは市民に対して責任を負っていますので、そこに最も近い市長として、市民の皆さんにお伝えしたスケジュール変更を余儀なくされたわけですから、そこは率直に申し訳ない思いですし、早急にワクチンの確保をして予約の再開に努めるのは自分の役割、仕事だと思っています。

記者

市として今後、国にどういったことを訴えたいとお考えですか。

市長

これまでも同じことをお伝えしていますが、行政というのはそれぞれ役割というのがあると思うんです。明石市のような市町村は市民に近いので、生活支援とかワクチン接種に関しては現場対応です、これは市の責任だと思います。ただワクチンの確保と供給は国の責任ですので、それはやはり国において責任をもって確保いただいて、しっかりと供給いただきたい。供給についても十分にないのであれば、率直にどの程度あるのかをちゃんとご説明いただいて、それに沿ったような形でご指示いただければ、自治体としてはそれに応じて対応する立場ですから。分からないことが一番困るわけです、見通しが立たないので。無いなら無いなりに、無いと言っていただいた方が自治体としては市民にも説明できますので。どうなるか分からないのが、一番自治体としては市民への説明に苦慮している立場です。

記者

供給がないということで、今後どのような困ったことがあると想定されますか。

市長

お伝えしたように明石市の場合、9月末までに接種完了できる体制をすでに備えておりますので、スケジュールが全部違ってきてしまえば、様々なところ、すなわち10月からは通常体制に復帰するところが出来なくなれば、他の政策テーマにも影響が及びます。行政のみならず、医療関係者などもスケジュールが違ってくると対応が変わってきます。また一定程度ワクチン接種が進むと、商業関係もそれに合わせた様々な対応の変化も予定していると聞きましたので、それも全部影響を受けてきます。やはりスケジューリングはとても重要で、市民生活にも多大なる影響があろうかと思います。繰り返しになりますが、国としては供給スケジュールをお示しいただくのが大事ではないでしょうか。

 

「明石商業高校での生理用品配備モデル事業の実施」

資料 ~学校のトイレに生理用品を配備~明石商業高校でのモデル事業の実施について(PDF:628KB)

SDGs推進室次長

本年4月1日より実施しています生理用品サポート事業、きんもくせいプロジェクトです。5月1日からも窓口を拡充して、引き続き継続することをお伝えしておりました。このたび学校のトイレへの生理用品の配備について、明石商業高校で7月1日からモデル事業として実施していくことをご報告させていただきます。

学校のトイレに生理用品を配備することにつきましては、これまで本市としましては、衛生面の課題やクリアしなければならないことなど、本来生理用品を配布するだけで終わるのではなく、その後継続した相談支援につなぐことが目的ということで申し上げていましたが、実際生徒が先生に生理用品の相談をすることについては、心理的な負担が大きいのではないかというご意見等もいただいております。そういったことを踏まえ、さらに生徒に寄り添った支援につなげるため、このたびモデル事業として実施することになりました。

モデル事業の概要ですが、生徒が安心して学校生活を送れるよう、学校の女子トイレ内に生理用品を配備し、生理用品をいつでも入手できる環境を整えます。また今後のために生徒へのアンケート等も実施したいと思っています。実施期間ですが、やるからにはスピード感をもってということで、まず7月1日から夏休みに入る前日の20日までを予定しています。

生理用品の配備場所ですが、明石商業高校には女子生徒が使用出来るトイレが全部で67か所あるんですが、各クラスの教室がある本館にあたるA棟の女子トイレ及び男子トイレと、B棟は保健室の隣にあるトイレ、それから体育館にあるトイレ、全部で45室のトイレの個室内に置くことにしています。

生理用品の配備イメージを掲載していますが、トイレの水栓タンクの上にきんもくせいボックスということで、蓋付きのボックスの中に生理用品を数個入れたものを、それぞれのトイレの中に配備します。7月20日まで配備し、生徒へのアンケートも学校と調整のうえで実施することを予定しています。

市長

このテーマはいろいろ報道もあるところですが、明石市としては繰り返しお伝えしているように、生理というのは1か月で終わるわけではありませんので、継続的な対応が必要です。あるものを配って終わりではなくて、予算をとって新品を購入して提供することも含めて行っていますし、次年度以降も継続事業としてすでに位置付けているところです。加えて、実際のニーズに合った対応が必要ですので、保健室にくださいと言いにくい生徒もいますので、トイレで自然に対応していくことも必要だという判断で、今回モデル的な形でスタートします。

これが一定程度、継続的な対応が可能であれば、市長としての思いとしては、これを順次市内すべての小中学校等に広げていき、明石市の子どもたちについては、トイレに行けば生理用品があるという状況にもっていければという思いは持っています。ただやはり私は男性で、このテーマについては難しく、想像力の限界を強く感じていて、実際庁内の女性職員に集まってもらい知恵を絞り、現場の声を踏まえながら、ニーズに合わせて柔軟に対応しているところです。あまり軽々に市長として先走るよりは、実態に即した形で位置付けていきたいと考えています。

記者

7月1日からどれくらいの量を配備する予定ですか。

SDGs推進室次長

スタートとしては、ボックスの中に5個ずつ入れていますので、袋で言うと1日9袋ぐらいを配備しています。計算が合っているか分かりませんが、明石商業高校の女子生徒が468名です。生理周期28日のうち5日間生理があるとして、学校にいる間に1日3個交換するという計算で、1日9袋ぐらい、期間中に126袋配備しているところです。

記者

明石商業高校がモデル事業の対象になった理由はなぜですか。

市長

市立の唯一の高校ですから、正直話がしやすかったというところです。まずモデル事業なのでやりやすい所からです。実際これも、なかなかピンときにくくて、みんながこれを使うのかどうかも分かりません。ただ聞くところによると、ポーチを持ってトイレに行くと、生理用品が入っていることを知られるような状況もあるので、ポーチを持たずにトイレに行けて換えられたらいいのではないかという意見も聞きます。実際今まさにモデル事業で、どの程度これが利用されるのかということも含めてのモデル事業になろうかと思っています。

記者

先生への相談は心理的負担が大きいのではという意見は、生徒からあったんですか。

SDGs推進室次長

保健室の先生からです。実際今回置く場所の検討のために学校に出向いたときにも、生理用品をトイレの共有部分の洗面台に置いてはどうかという意見もあったんですが、他の女子生徒が髪をとかしたりしているところに、手を伸ばして生理用品を取ったりするのも人に知られる負担もあるという話も出ています。そういった女性の心理的負担は私自身も感じる部分もありますし、学校現場からも聞こえている声です。今回のモデル事業を通して、生徒にもアンケートで聞ければと思います。

記者

4月から始まっている事業について、生徒へのアンケートは実施しているんですか。

市長

個別のお手紙をいただいたり、学校で生徒にお配りした資料で、親御さんから希望やコメントがあったりという形で、いろんな声はあがっています。アンケートという形はまだで、今回の事業で実施する形です。実際ニーズはあって、やはり継続的に利用されている方は現におられます。こども食堂などでも対応していますが、このテーマは気づきにくく、気づかれにくく、声を上げにくいテーマなので、本当にそういう意味では配慮の上にも配慮がいるテーマですから、丁寧にやっていきたいとは思っています。

記者

今回の事業は利用が少ないからということではなく、より実態に合わせた形で行うということですか。

市長

そうです。必要な人が一人でもいればやり続けるべきだと思います。つまり人数が多い、少ないではなくて、必要な方が現にいれば対応すべきだと私は考えています。特にお子さんの場合は、自分自身でお金を稼いていませんから、事情のある親御さんからお金をもらえない子も現にいます。親からもらえないと買えませんので。そういう意味では現に児童相談所の対応をしている明石市としては、さまざまな事情のある子どもたちも現に私自身も知っていますし、すべての親が気持ちよく生理用品のお金を子どもに渡すわけではありませんので、そういう意味では当然ニーズはあると認識しています。

記者

このテーマは国内外で広がっていますが、配布の仕方は、今回のトイレに置くような無人形式が主流なんですか。対面と比べてどちらが多いんでしょうか。

SDGs推進室次長

学校のトイレに置くという動きは、東京都立の学校で始めるというお話も伺っていますが、全国的な調査の中では主流ではございません。ほとんどが対面でお渡しするのが主流です。

記者

トイレへ置くのは、どれくらいの先行ぶりかというのは分かりますか。

SDGs推進室次長

県内では初めてです。

市長

可能性があるのは東京と神奈川が検討中とは聞いており、他はないと思いますから、その2県がすでに実施しているか検討中かではないでしょうか。明石市としても率直なところ、誰にも見られないところに置くということは、いろんな事情もあり得ますが、ただ子どもたちですので、基本的に誰もが出入りするトイレではありませんので、そういう意味では必要な数を持っていっていただければいいと思っています。

記者

今回モデル事業ですが、期間内でどのようなことを検証というか、把握されたいと考えていますか。

SDGs推進室次長

一番は利用のされ方です。今まで私たちが課題だと思っていた衛生面の課題がないのかどうか、きちんと学校で管理を続けていけるか、また生徒がどう感じているのかといったところはぜひ検証していきたいと思っています。

市長

この活動をしている中心の方などは、トイレットペーパーと同じように各トイレにというご意見も言っておられます。トイレットペーパーも置いてありますが、みんながトイレットペーパーをとっていくわけではありませんから、そういう意味ではトイレットペーパーのように当たり前に配備されるというのも一つの考え方だとは思います。

市長としてはニュージーランドをかなり強く意識していて、調査をかけようとしているところで、詳細までは把握していませんが、ニュージーランドは6月から子どもたち全員に配布という対応をスタートしているはずですから、今調査をかける手前です。スコットランドはすべての女性ですから、すべてにという形で少しテーマは違いますが、明石市としてはすべての女性というのはさすがに市外とつながっていますのでしんどいですが、学校で実施すれば一定程度対象者はクリアですから、すべての女性の子どもたちに対してのニュージーランド方式は、十分検討して然るべきだと思っています。

 

「国土交通省からの職員の派遣について」

市長

明日付で、国土交通省からまた新たに明石市に着任いただける形ですので、楽しみにしております。国土交通省も大変範囲が広く、明石市も都市整備系もこれから順々続きますし、また女性の方ですので、今お伝えしたようなテーマについても、すでに担当を超えて行っていますので、今後こういった生理の貧困のテーマに留まることなく、育児休業のテーマとかジェンダー平等のテーマなどについても、お手伝いいただきたいと市長としては考えています。

明石市長チャンネル(動画)

新型コロナワクチンの不足状況(外部サイトへリンク)

 

 

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