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更新日:2020年8月14日

記者会見 2020年(令和2年)8月13日

「高齢者へのPCR検査の拡充について」「軽症者向け宿泊施設の整備について」

資料 高齢者施設への新規入所者希望者全員にPCR検査を実施(PDF:168KB)

資料 「市立少年自然の家」を無症状者や軽症者の宿泊療養施設として活用へ(PDF:162KB)

資料 新型コロナウイルス陽性患者の状況(8月12日時点)(PDF:657KB)

資料 明石市ウィズコロナ指針(PDF:410KB)

 

報道担当課長

お待たせいたしました。定刻になりましたので、市長記者会見を始めさせていただきます。本日はテーマを2つ用意しております。「高齢者へのPCR検査の拡充について」と「軽症者向け宿泊療養施設の整備について」です。まずは泉市長の方から説明をよろしくお願いいたします。

市長

今日の2つのテーマに入る前にお手元の資料をご覧いただければ、明石においても新型コロナウイルス陽性患者につきましては、7月以降また大幅に増えておりまして、改めて明石市としてまさにウィズコロナ時代に、しっかり責任を果たす必要性を強く感じておるところであります。そういった中で改めて、明石市としてこのウィズコロナ時代に対する大きな指針というものをお示し申し上げるとともに、更なる感染対策をしていく必要性があると考えております。感染対策につきましてはいくつもポイントはありますけれども、あえて3つばかりお伝え申し上げます。やはり明石市においても、これだけ感染者が増えている状況の中での病床確保をしっかりとする必要があるというのが1つ目です。そして明石市においても、一旦軽症者用のホテルから出た方が再陽性になった事案も見られることから、しっかりと感染拡大防止を徹底していく必要性も、さらに強く感じているところであります。そしてもう1つは、県内におきましても高齢者施設などでクラスターが発生などという状況も起こっている中において、特に重症化リスクの高いご高齢の方をしっかりと、まさに命を守ると、ご高齢の方々の命を行政が責任を持って守っていく必要性もさらに高まってきたと、そのように認識をしております。そういった観点から今日大きく2つばかりと、あともう1つが少し今後の方向性につきましてもご説明申し上げたいと思っております。少しパネルを使ってご説明申し上げますが、明石市としては明石ウィズコロナ指針というかたちで、「感染するな」と行政が市民や事業者に、そういったかたちのメッセージを発するよりもむしろ、感染から市民をしっかりと守るという行政として責任を果たすという姿勢を示した上で、市民や事業者の皆さんに、共に、一緒にこのウィズコロナという状況に、しっかりと対応していきましょうという、官民連携の体制を作っていくということが、私は大変重要であるという認識であります。この点については、人によって色々価値判断や考えが一定程度違うテーマかもしれませんが、明石市としてのまちづくりと関係しますけど、明石としてはこれまでも全ての市民にやさしいまちづくり、誰一人排除することなく、皆でそれを受け止めていくんだというまちづくりをしてきた経緯がございます。そういった中で、今回のコロナのテーマにつきましても、感染したものを批判したり、感染してはいけないかのような、そういった誤解を招くようなメッセージを発するのではなくて、例え感染したとしても、しっかりまちぐるみで、その市民や家族や事業者を守っていくんだというスタンスが重要であると私は考えているところであり、後でお伝え申し上げますが、市民や事業者にメッセージを発するのであれば行政がしっかり責任を果たすということと、市民・事業者にお願いするのであれば、それに伴う行政としてのお金を含めた、しっかりとした助成支援というものがセットであるべきであると私としては考えているところであります。

こういった考えを踏まえまして、明石市として本日大きく具体的には2つ、そして方向性として1つの、合計3つを考えており、ご説明申し上げたいと思います。「市民目線の3つの対策」と書かせていただいております。まず1つ目がPCR検査の大幅拡充でありまして、これも明石市としては、3月時点ではある意味、県の方にお願いをして検査をしておりましたが、4月以降は明石市は中核市に移行し、自ら保健所を設置した市でもございますので、検査体制を整え明石市独自にPCR検査に対応してまいりました。これまでは1日あたり最大60件という形でご説明申し上げておりましたが、7割増やして102件、1日について102件の検査のできる体制をしっかり整えたいと考えております。そういったことも踏まえまして、特にリスクの高いご高齢者につきましては、高齢者施設に新たに入所なさる方がおられる場合、強制ではございませんが、希望者全員につきましてPCR検査をさせていただいた上で、当然のことながら陽性であれば、病院の方などでしっかり早期に対応させていただき、陰性であれば安心してそういった施設に入所いただけることは、ご本人や家族や施設の方々にとっても、より安心になると考えており、また市民理解としても、こういった高齢者については重症化リスクが高く命の危険もありますので、こちらの方々から優先してPCR検査を柔軟運用することについては理解を得られると考えております。なお、明石市はこれまでに53ケース、陽性という形で報告されておりますけれども、これまでお二方が亡くなっておられ、お二方とも70代の方であります。重症で入院されたもうお一方も70代で、実際明石の場合でも70代の方々が大変リスクを負っている状況でありますので、特に優先して高齢者の命を守ることからスタートしたいと考えております。また状況を見て、PCR検査の体制につきましては、更なる拡充も考えていきたいと思っております。

続きまして、2つ目につきましては、「宿泊療養施設を市内に整備」であります。具体的には、明石市内にあります少年自然の家という公共施設を、いわゆる無症状者や軽症者用の宿泊療養施設として整備した上で、今のところ明石市では、明石の市民病院にて病床確保しておりますが、最近の感染者の増加を受けまして、病床について早めから安定的な対応をとっていく意味から、宿泊療養施設を新たに市内に整備した上で、もし感染者が急増した場合でも、自宅にそのまま帰していただくようなことがないような形で、しっかりと対応していただきたいと考えております。これにつきましては先程お伝え申し上げましたように、現状明石市内の市民病院に入所された軽症者が3日後4日後に、市外のホテルの方に移られましたが、その後4日後にそのホテルを出られて、その2日後に再度発症と言いますか、熱が出て再陽性というケースも見られます。やはりこういったケースがあることを鑑みますと、明石市としては、しっかりと感染拡大防止の観点から無症状軽症者につきましても、しっかりとした陰性の確認が出来た後に、いわゆるご自宅に帰っていただくという対応が必要だと考えており、他府県などでもすでに自宅療養なども始まっておりますが、それは望ましいとは私としては考えておらず、そのために必要な整備をしていきたいと考えているところでございます。
最後の3点目は、これは9月議会で市議会とご相談の上で、具体的な予算計上を含めて対応していきたいと思っておりますので、今日の段階で具体的な金額や対象店舗数などについては控えさせていただきますけれども、方向としてはいわゆる感染対策を継続していただくような事業者などにつきましては、公費でその実費+α、ハード・ソフト両面から対応いただきたいわけでありますから、単なるかかった実際の金目のかかるモノだけではなくて、大変気苦労や色々な配慮をしていただいておりますので、そういった事業者がハード・ソフト両面で対応することにつきまして、しっかりとお金も含め情報も含め、市の方がしっかり応援をしていき、ある意味官民連携で一定程度の期間にわたるかもしれない状況を踏まえました時に、一緒に共に頑張ろうというメッセージを発していきたいと考えているところでございます。

広報相談部長

私の方からPCRおよび少年自然の家の件について、先ほどの市長と重なる部分もありますがご説明させていただきます。資料の方をご覧いただきたいのですが、まずPCR検査につきましては、明石市の場合は現状感染疑いのある方、あるいは濃厚接触者等につきましては、速やかに検査をしていただいて検体を取ると明日の午後には分かるような形で、迅速な対応をしているところでございますが、今若者等も増えておりまして、やはり行動範囲が広いという中で濃厚接触者についてもかなり多数、あるいは複雑になっている状況もございます。また、クラスター等の発生も危惧しているところでございますので、さらなる強化をしていくということでございます。検査数については先ほど市長から申し上げたように、現状の機器をフル稼働して102件通常運用をさせていただきたいということが1点目でございます。それから2点目の高齢者施設についても、やはり全国でいろいろクラスター等も発生している状況を踏まえまして、リスクの高い高齢者を抱える施設の不安を解消する、入所者あるいは家族の不安を解消するという意味で、新たに入居される方については全員にPCR検査を行っていこうというものでございます。見込み数については、だいたい入居者が特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等で、ここはもう少し精査していきたいと思っておりますが、大体約7か月で1100人ぐらいを想定しています。それから3つ目は引き続き、保健所としてクラスター等の目を捉えながら、例えば病院で1例でも発生したり、あるいは老人施設等で発生した場合には、速やかに網を広げて検査をしていきたいと考えております。 PCRについては以上でございます。

次に少年自然の家の部分につきましては、皆さんご承知の通り県の方につきましては、感染者の対応について、軽症者および無症状者については、宿泊施設での療養を運用しているところでございます。現状余裕があると聞いておりますが、感染状況の見通しが立たない中、さらにはこれをやるとなればやはり準備期間も必要になりますから、今のうちから明石市として少年自然の家を活用する準備を図っていきたいと考えております。少年自然の家の概要につきましては記載のとおりでございまして、宿泊用に使っている宿泊室が25室ございまして、ここが8人定員なんですが、宿泊施設になると国のマニュアルでは個室にしないといけないということになりますので、想定人員につきましてはここを活用するという意味で、家族の場合は別の問題になりますが、25人を想定しております。配置人員につきましては医師とか看護師とか、その他スタッフを含めて10名程度が必要ではないかと考えておりますが、今後引き続き精査をしながら、早急に検討してまいりたいと思っております。

市長

若干補足をさせていただきますが、今説明申し上げたうちの高齢者施設に関してでありますけども、79施設とご説明申し上げました。これも、明石市は早い段階から高齢者施設に対しまして、巡回で様々な応援といいますか支援をさせていただいた経緯があり、これまで3巡といいますか79施設にすでに3回、早い段階から色々必要なものをお届けしたり、情報をお届けしたり、お困りごとを確認したりしてきた経緯がございます。そういった形の延長線上で、この度この79施設と連携を取りながら、入所の予定が決まった場合に対応させていただくということを考えております。私としては単に入所時にPCR検査をすることに意味があるのではなく、これまでの延長線上でさらにしっかり高齢者施設と連携をし、もし感染者が発生したとしても早期に対応し、実際の利用者入所者がしっかりとその後も対応できるような体制をとることも重要と思っておりますので、これを契機にさらに高齢者関係施設と連携をして、中長期にわたるかもしれないこの難局を共に対応していきたいという思いを強く持っております。

理事(福祉・こども担当)

やはり高齢者施設の方との意見交換等をさせていただく中で、新しく家庭から入所される方のPCR検査についての必要性というのもご意見としていただいているところでございますし、また市民の方からもご意見をいただいている中で、希望者という形ではございますけれども、施設の方と連携をしながら行ってまいりたいと考えております。事業継続していただくということも大変重要なことだと思いますが、この中ですので様々な介護サービスをされている施設もございますので、家庭にいらっしゃる方のサービスも継続していただきたいという思いから、こういったPCR検査の導入を検討したものでございます。

市長

あと資料もお配りしておりますが、こういった施策を始める上で、今年度10回目の人事異動となります。まさに適宜適材適所、臨機応変な対応で、今回につきましては現職の感染対策部長に局長に上がっていただき、次長が部長に上がり体制強化し、さらに感染対策局長につきまして、市民病院の方でしっかりと医療連携、病床確保そのあたりの連携のキーマンになっていただきたいという趣旨での人事でございます。

記者

これまでPCR 検査は、基本的には行っている場合は無料でしていて、無症状の人については今のところ対応はしていない状態で、今回は無症状の人に対してもこの高齢者施設に新規入所する人に対しては、優先的に無償の範囲を広げていくという流れでよろしいですか。

広報相談部長

結構です。

記者

高齢者向けの施設については、もう少し拡充してほしいという声があったんでしょうか。

理事(福祉・こども担当)

してほしいと言うか、施設側としてはクラスター発生を予防しないといけないという思いがある中で、施設の方とお話しする中では、検査の導入ということについても1つのご意見としてお聞きしていたということです。

市長

明石市では早い段階から高齢者施設と連携をしてきて、やはり本当に現場は大変で、よく耳にする声としては高齢者同士でうつるのもですし、働いている職員も、もし自分がかかってしまって高齢者にうつすと本当に命の危険というリスクが高い現場でありますので、大変緊張感をもってこの間も対応いただいていると認識を持っています。ですから本当に福祉現場の方々は大変なご苦労をされております。しかしながらやはり出入り業者がいたり、色々な形のリスクの中でやらざるを得ない中で、新規入所者につきましてもやはりご本人も家族もまた施設側も、しっかりと対応を取らせていただいた方がより安心だろうと思っており、それは既に入っている入所者本人やその家族にとっても安心につながると思っております。私事ですが、私の父も明石市内ではありませんが市外の特養に入っており、面会できません。実は今年母が亡くなった初盆なんですが、父は外出できず特養にいたままでして、会いたくても父とも面会できない状況です。施設側としてはやはり外部の者と接触をして、感染した時のリスクがあまりにも高すぎるということですので、私もその点については理解しているつもりです。その施設につきましても実は出入り業者で陽性者が発生しまして、大変気を使っていただいて、様々な情報提供を私自身も1家族として受けておりますけれども、いかに福祉現場、特に高齢者の現場が高齢者の命を預かる立場から、大変本当に緊張感をもって働いていただいていることを私個人としてもつぶさに感じている立場であり、明石市としてそういう頑張る高齢者施設に対して、さらなる安心を提供していきたいという思いも込めたつもりであります。

記者

今回対象者を新規入所者に絞ったというのは、どういったところからですか。

市長

実際の現実の対応ができる状況から、まずそこからという趣旨です。理論上できることであればもっと広げたいという思いはありますけれども、まずは新規入所者からスタートするのが現実的だと思います。その数も一定程度対応し始めてからまた見えてきますけども、PCR検査の対応検査数を一定程度埋める形になりますので、様々な形で今かなり増えてきておりますので、まずそこからという趣旨です。状況が許せば更なる展開を考えていきたいと思っております。

記者

持ち込まれるという意味では職員の方の検査も必要かなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。

市長

もちろん必要性は認識をしており、まずは新規入所の高齢者から始め、状況が整い次第、更なる拡充は考えたいと思っています。

記者

 60件から102件に増やされる中で、このPCR検査をやっていくという理解でよろしいでしょうか。特別に何かまた予算を計上したりされますか。

市長

現場はそれでやれるという認識です。

記者

さきほど市長おっしゃったメッセージの所で、感染してはいけないのようなメッセージというのではなくてとおっしゃっていましたけれども、これはこの間知事との話の中で出てきた話につながるのかなという印象を持って聞いていたんですけれども、この間の知事との話の中でだいぶ激しく批判された部分がありましたけれども、県の施策についてこういう所が不十分だという部分についてお考えを教えていただけますか。

市長

そこは既に報道された面もありますのでそれを踏まえてのご質問かと思いますが、私の認識は「明石市長」です。繰り返しになりますけど、明石市は私が市長に就任した時は中核市ではありませんでした。私は10年前の市長選立候補の時に、明石の市民の命は明石で守るんだと、児童相談所もそうでありますけれども、そういった思いから中核市に移行することを最初の選挙の公約に掲げて立候補し、そしてその後中核市に移行し保健所を設置した経緯がございます。もちろん児童相談所も設置しました。それはまさに、明石の市民の命と生活は明石市長として責任をとりたいという思いからであり、そこは何も変わっておりません。そういった中で、明石市は自ら保健所を設置した市として今日のテーマにつながりますけども、PCR検査についてもしっかりできる体制を取ってきましたし、今日改めて7割増やす体制をとった認識です。そういった中で明石市長としては繰り返しになりますけど、明石の市民の命と生活というものは明石市長として責任を持って対応していきたい、これにつきます。明石市長として、明石市外の行政の対応について特に現時点でコメントはありません。

記者

先日は、県知事に対して上から目線ということをおっしゃっていました。後大阪府は頑張っているけど兵庫県は頑張っていないという批判があるという話がありましたけども、それから1週間ぐらい時間が経っていますけども、市長の考えは変わっていないでしょうか。

市長

考えというよりも先ほどと一緒です。私自身の考えとしては、まさにウィズコロナだと思うんです。アフターコロナが早く来ることが望ましいですけど、コロナが一気に終息すればいいと思っていますけれども、一定程度コロナというもののリスクと付き合っていかざるを得ないのであれば、官民連携で共に頑張りましょうと。メッセージとしては共に頑張ろうであって、市民や事業者に頑張ってくださいというよりは、行政がまず頑張るので一緒に頑張ろうだと思います。私のイメージは災害の時なども自助共助公助と言いますけど、行政としてはまず公助を果たすべきであって、皆さん自分の命は自分で守ってくださいというメッセージが間違っているわけではありませんけども、だったら避難所をしっかり開設するとか、避難情報をしっかりお伝えするとか、やはりそれとセットでないとですね、自分の命を自分で守ろうというのは行政の言葉としては先に言うのではなく、まず行政が責任を果たす。そして逃げ遅れないように、まさに要支援者などについては地域の方々と一緒に、共助も含めて対応していく仕組みを作っていくということが、行政の役割責任だということが私のスタンスで、ご質問の趣旨は分からなくありませんけど、私は明石市長ですので、明石市長としてできることを精一杯やっていくということに尽きるということです。

記者

Web会議の翌日に保健所設置市との共同メッセージを出しましたけども、明石市が賛同していないというようなことを小耳に挟んだものですから、その辺の趣旨もちょっと明石市の考え方も合わなかったということでしょうか。

市長

新聞に報道もいただいており、担当者のコメントが既に掲載されておりますけども、当日の午後2時30分に県の担当の方から市の担当の方に「共同メッセージを出します」と文面が来ました。それまで共同メッセージを出すことすら知りませんでしたし、私のところに情報が入ったのはちょうど別の協議をしている最中の3時10分で、「市長こういうのが県から来ました」と言われたので見たら締め切りが3時半だというので、さすがに今協議中で3時半は間に合わないからちょっと待ってもらうように言ってくれといった経緯です。待って下さいと県に連絡したところ、県の方がその後記者会見をされてコメントされたという認識なので、私としては文面の内容も確認できない時間、状況の中で待ってくださいという認識です。それ以上でもそれ以下でもないという認識です。

記者

PCR検査ですけれども60件から102件に増強する、これは目途はいつ頃ですか。

広報相談部長

今からです。今日からしようと思えばできます。

記者

PCR検査見込み数1100人で、当面令和2年9月から令和3年3月までということですが、継続状況にもよりますよね。

市長

コロナの状況によりますし、既にご質問いただいていますけど、私としてはまずここからという趣旨ですので、これで足りるとかこれで十分と思っているわけではなく、ご指摘のようにさらに職員であるとか他の施設、デイサービスについても新しく始まる時などはリスクもありますので、やはりその辺りはさらなる検討を続けながらさらに拡充の方向で検討したいと思っております。

記者

新規入所者希望者全員にということですけど、やり方として施設に入る前に自宅に伺って PCR検査をするということですか。

市長

そこはいろんな柔軟な対応があると思いますが、一般的に考えれば、高齢者施設の入所が今日明日ということは珍しくて準備をされますので、その段階でおそらく施設の方がおすすめされると思います。その中でご本人が希望する状況であれば明石市として市民病院で検体を取るのか、だ液をどこかで取るのか、含めた対応でしていきたいと。そういった方の身体状況によりますので、ここに来てくださいと言って来ることができる方ばかりではありませんので、そこは個々別々に対応が可能だと思っております。

記者

病院もあるし、自宅でもあるし、だ液やPCR検査、いろいろ柔軟に対応していくということですか。

市長

はい。

記者

それと少年自然の家ですが、場所が江井ヶ島で古いまち、高齢者が多い場所だと思います。付近住民の方も宿泊療養施設がそこにできるということで、不安に思っておられる方がたくさんいらっしゃるかと思います。そういう方に対する説明というのはどういうふうにされているのですか。

市長

そこは地域の方々にしっかりと、不安や心配におよびませんと、感染対策を徹底することをしっかりご説明申し上げるのが当然だと思います。地域の方々が、一般的に市内にできることについては賛成であっても、自分の家の隣にできることについては、それはやめてほしいと思うのは人情として、お気持ちとしてはごもっともなことです。そのご心配というのは、そこの方がどこかへすぐ出歩くのではないかとかいう不安もあろうかと思いますけど、明石市としてはちゃんと対応します。導線をきっちりしますし、そこに入所の際も、完全に感染対策した車で入りますし、その後の宿泊棟での過ごし方につきましても、地域の方々がご心配されるような対応にはなりませんので、そこをしっかりと地域の皆さんにご説明申し上げ、ご理解を賜るということになると思います。心配のお気持ちはごもっともですけど、市長としては心配や不安を払拭させていただくような対策をしっかりとりますということをお伝えする立場だと思います。

記者

地域の高齢者団体の代表であるとか、まちづくり協議会とかには説明されているんですか。

市長

一定地域の代表の方に少し頭出しはしていますが、さらにしっかりと説明申し上げたいと思います。地域のフォローを踏まえながらさらなる対策の強化も、もちろん言われるまでもなくしますけれども。そのご心配ごとについて、しっかりと不安を解消できる対策を取るのは当然のことだと思います。

記者

少年自然の家は実際、活用できそうなのですか。時期的なことも踏まえてですが。

市長

順番でいくと、今言った地域の理解がありますし、施設の整備も必要です。後は、実際は看護師常駐体制で、医師は巡回になりますので、医師会などとご相談したうえで、そのあたり実はかなり早い段階で、もしもの場合の少年自然の家の活用は、4月の頭くらいから私の中では想定していて、4月の中下旬ぐらいに、おそらく福井県とかで宿泊療養施設が始まったのですが、それよりも早い段階で、実は内々には、市としても検討を始めておりました。4月にすごく数が多かったものですから。場合によっては、明石市としても、少年自然の家の活用の可能性があることを、私としては思っておりまして、一定程度の関係機関には若干の情報共有化を図ってきた経緯はございます。ただ改めて人的体制とか、施設整備も地域の不安もありますので、しっかりとした導線なり、新たな金網を張るなりですね、いろいろな対応も必要だと考えておりますので、それらの工事などが終わってからになると思います。基本的に今日明日できる話ではありません。繰り返しになりますが地域へのしっかりしたご説明もしていく必要があると思います。

記者

明石市の中で感染が確認された方は、市外で感染が確認された方よりも優先的にこの施設を使うということになるのですか。

市長

その辺は県との相談になると思います。状況で、明石市がかなり抑制されていて、近くの所が増えてきたとなれば、もちろん市外の方を市としては別に、お互いさまですからとは思います。逆に、明石がこれを作っても大変な時に、近くの方々よろしくお願いしますということと同じなので、こういった時はお互いできることをそれぞれやっていくのだと思います。私の性格、明石の市長としては、やはりこの状況は予断を許さないと。まさにその想定内というよりは想定外も起こりうると考えた方がいいと思うので、感染状況については、軽々に見通しを立てにくいと思うんです。そういう意味では行政のトップである立場としては、もしもに備えてしっかりとした体制をとっていくのが、準備していくのが、自らの使命だと思っていますので、おそらく大丈夫ですというコメントはトップとしてするべきではなく、どういう事態になっても安心してくださいと、責任持って対応しますということだと思います。そういう意味でも、今日の時点で、こういう形で記者会見させていただいて、繰り返しになりますが、地域の方々が不安に思われるのは、ごもっともです。それも含めて、しっかりと真正面から感染対策しますので、ご理解くださいと言っていかないと、急にしますと言ってできるわけではありませんので。もう状況としては、明石も連続して、感染者が出ていますので。これが今と同じだとは限りませんので、ぐっと上がってくる可能性がゼロではありません。そういう意味では、そこはもしもに備えていくという思いです。

記者

これは公立の施設ですか。

市長

はい、そうです。

記者

民間の施設についても、そういう宿泊療養施設を確保する必要があるとお考えですか。

市長

そこは状況に応じてでしょう。少年自然の家を整備しても、なおかつ、それでは回らない状況になった場合には、民間の宿泊施設と連携をして、対応していくのは当然想定内だと思います。少年自然の家も、今の国基準では個室対応なのです。8人部屋に1人だけしか入れないわけですけど、家族利用とか、いろいろな柔軟な対応もあり得ますし、そこは本当に感染状況との中で、一定程度、運用も国や県とも相談していくことになるとは思います。私としては、漫然と無症状だから、ご自宅でしっかりやってくださいという部分については、なかなか市民としては、そうではなくて、やはりPCR検査で陰性になるまでは、別の場所にいてほしいと思う人が多いかなと思っています。

記者

宿泊療養施設ですけれども、これまで市内の感染者は53人いらっしゃって、市外の宿泊施設に入所された方はいらっしゃるのですか。

広報相談部長

はい、おられます。53人中、9人います。

記者

9人の方が、市外の施設に入所されたということですか。

広報相談部長

はい。そのうち7人の方が退所されました。

記者

基本的には、県の施設を利用なさっていたということですか、それとも神戸市ですか。

広報相談部長

県の施設です。

記者

市外に移らないといけない。その間に、感染拡大というのが懸念されるということで、市内につくられるということですね。

広報相談部長

はい。

記者

宿泊療養施設についてお伺いしますが、大阪の施設で、中の方が相次いでコンビニに買い物に出かけたとかいうのがありましたが、いろいろ対処することがあると思いますが、中の人が出てしまうということについての対処はどういうことを考えていますか。

市長

そんなことはありえないことです、何のための宿泊療養施設か分かりませんので。当然、明石市としては、少年自然の家に、一旦お入りいただければ、PCR検査で陰性が出るまでは、その中で間違いなくいる体制をとります。それはもちろん高い金網を、すでにありますけれども、警備も含めて、夜間にどこかコンビニ行くようなことは、そのようなことはあってはならないことだと思っております、趣旨が叶いませんので。判定で陽性が出た方については、陰性になるまでは、その中でお過ごしいただくと。狭い病室や、狭いホテルの個室でお過ごしされるよりは、少年自然の家は、芝生もあったりしますし、一定程度その中で日数を過ごされることにも対応可能かと思います。細かいことのようですけれども、Wi-Fi環境などもしっかり整備して、その中にはいてもらえますけれども、その中でできることは、できるだけ可能なことを増やしていくということを考えないと、やはりそういった感染した方の人権とかプライバシーとか、生活にも配慮することは当然だと思っております。

記者

周辺の住民に対する説明会みたいなものは、これから行っていくのですか。

市長

当然開いていくことになります。私自身が説明することを含めて、市長の責任で地域の皆さんにご理解を賜るテーマですので。ただ、ここは大事なポイントなのですが、このテーマは気持ちが分かります。例えば、小さいお子さんがいるとか、ご高齢の方を介護されているご家庭からすると、少しでもリスクを減らしたいので。近いところで何かリスクを感じるようなものが来ることに対する不安感は、ある意味ごもっともで、自然な感情です。ただ、それを受け止めたうえで、しかしながら、明石市長としては、市内の中でちゃんと感染拡大を防止する観点から、総合判断として、少年自然の家でしっかりとお過ごしいただくことが、当該本人にも、家族にも、市民全体にとっても、その方が感染拡大防止につながるという観点での選択ですので。きっちりご説明申し上げ、地域の不安を解消することも、市長の責任だと思っています。

記者

施設は年度内に整備できるんですか。

市長

地域に説明し、並行して施設の整備をし、医師会などの体制を整えます。あとは、市民病院で、対応が可能な段階での見極めがあります。市民病院のベッドで、かなり収まってきていれば別ですので、状況に応じて対応していくことになると思います。もちろん、感染が収まることを強く願っている立場ですから、感染拡大を願うわけではありませんけれども、その状況に応じた対応になりますので。結果において、少年自然の家を整備したけれども、明石の感染者がずっとゼロになっているのであれば、そのほうが望ましいと思いますが、少し今の状況からすると、どうなるかはちょっと余談を許さないので。

記者

開設は急ぎたいということですね。

市長

はい。

記者

先ほどの話の中で、入口と出口があるということですけれど、出るときに全員に自然の家でPCR検査するということですね。

市長

私はその考えです。現状の運用はかなり柔軟な運用で、検査せずして、出ておられるということを耳にしておりますけれども、やはり市民のお気持ちからすると、やはり陽性であれば入っていただいて、陰性になれば出られるという方がいいと思っておりますので、私としてはそういう考えです。

記者

もちろん、無症状の方も検査するということですね。

市長

そうです。無症状でも陽性なわけですから。陰性の確認をしてから、出るべきだと考えております。現場はPCR検査なくして、ホテルを退所していると聞いておりますので、その運用については、市民の方が不安に思われているのではないかと、私としては認識しております。

記者

先ほどの話ですが、再陽性になった方がホテルから出られた際に、その方もPCR検査をしていなかったから再陽性になったということですか。

広報相談部長

おそらく運用上、PCR検査をしなくても出られるようになったと、一定時間がたっている場合は。確認はしていないのですが、現在の運用はそういうかたちです。

記者

市長の考えとしては、そもそも国がそう言っていても、兵庫県の宿泊施設に入る場合、PCR検査で陰性になったら出てもいいというふうに戻してほしいというお考えで良いですか。

市長

詳細を確認できている段階ではありませんけれども、私の認識としては、今回、再陽性の方、明石市の感染者番号30番の方が、感染が判明した後、市内の病院に入りましたけど、その3日後に市外のホテルに移られたケースで、移った4日後に市外のホテルを出られて、明石市内の自宅に戻られた2日後に、また発熱されて、再陽性というケースだと理解しています。期間にしては、市民病院で3日ほど、ホテルの方で4日ほどのケースだと思われますので、その時にPCR検査したかどうかという事実は確認しておりません。そこの判断については、明石市で判断するテーマではないですので。ここは何度も質問いただいていますが、明石市長としては、明石市民の命と生活に責任を負っている立場としては、明石市として、しっかりと対応できる体制をとり、今お伝え申し上げているとおり、陽性になれば、一定程度ゆっくりお過ごしいただき、陰性になってからご自宅に戻っていただく運用を、明石市としては考えたいです。市外のことについては、コメントを控えたいと思います。

記者

陰性になってホテルから出ても、再陽性になっている方も全国でいると思いますが、これは基準を1つ上げておいた方が、市として受け入れるのであれば、そのほうが良いという理解で良いですか。

市長

現状認識としては、状況によって違いますけれども、明石の状況は、もちろん感染が増えてきています。だからこそ、病床確保と感染拡大防止の観点から、今回のような対応を取らしていただいています。この増え方のカーブの状況によって、かなり違ってくると思います。全国的に見た場合、既に無症状者については、初めから自宅療養というところもありますので。これは感染状況との兼ね合いだと思いますが、どうしても病床が埋まったりすると、早め早めに病床を空けてくださいと言わざるを得ない面が、なきにしもあらずなので。だからこそ明石市としては、早め早めにしっかりとした病床確保に努め、ちゃんとした本来型の、市民から見てそうあった方が良いというような、このテーマは不安心理や安心感というテーマなので、厳密に神様から見て何が正しいかというのは分かりにくいです。しかしながら、行政としては、市民の不安に寄り添う、市民の不安を払拭できるような体制をとっていく、それに加え、しっかりと行政が責任を果たすメッセージも含めたなかで、市民や事業者の皆さんに一緒に頑張っていただけると思っていますので、明石市としてはしっかりベストを尽くしたいという思いです。

記者

最短でどれくらいには感染者が増えたら、受け入れられたらいいなと思っているというのはありますか。

市長

今8月で、このあと今お伝えしたように施設整備の工事や体制づくりがありますから、基本的には秋ということだと思いますけれども。

記者

工事の予算はどれぐらいになりますか。

市長

それはもう現行で対応可能な範囲です。びっくりするような建物を建てたりするわけではないので。基本的にはフェンスを建てるとか、地域とも相談しますが、全体を囲むのかどうするのかを含めた対応は、地域の声も含めて対応を取らせていただきますが、新しい建物をゼロから作るわけではありませんので、現行予算の運用の中で対応できる範囲だと思っています。

記者

何度か先ほど話に出た金網の話ですけれども、ホテルの近くにそういうものを張れば出て行ったりしないような対策を取れると思うのですが、金網を張るというのは具体的にどう考えていらっしゃるんですか。

市長

すでに全体のフェンスは立っています。入口は少し開いていて、車が出入りできるようになっていますので、そこのフェンスを高くするのか、または駐車場と体育館もあるので。そこを今回使うわけではなく宿泊棟を使うので、地域とご相談ですが、地域の方々が少年自然の家の一番端の体育館などは、よくご利用いただいている状況があります。そこを引き続き使うのであれば、体育館だけ切り離して、体育館と宿泊棟の間に高いフェンスを張って完全に分離するというかたちで、地域の方が安心して、体育館などを使っていただくということもあり得ると思います。地域とご相談をして、地域の方々が「ちょっともう少年自然の家はしばらく使わない」ということになるのか、そうはいっても、体育館は別に距離が離れているので、基本的に何十メートルもウイルスが飛ぶわけではないので、安全だと思っています。地域のお気持ちもあるので、そこと相談して、全体を高くフェンスを張るのか、そこをお使いいただいて、間にフェンスを張るのか両睨みで考えたいと思います。

記者

高齢者施設について、介護老人保健施設というのは、ショートステイとかの通いで利用サされる方も対象ですか。

理事(福祉・こども担当)

入所される方というところで、今のところは考えています。

記者

通いで利用される方は対象外ですか。

市長

そうです。繰り返しになりますが、まずは入所からというかたちです。状況が整い、可能であれば、まさに通所の方とか、既に入っている方とか、職員とかというテーマも出てくると思います。趣旨としては、高齢者施設は大変リスクが高いので、まずは高齢者施設の連携を強化して、できることから始めようという趣旨であります。

記者

これまでに感染された方で、高齢者施設に通われていた方が感染したことはないでしょうか。

広報相談部長

ないです。

記者

高齢者施設について、今回79施設が対象となっていますが、これは市内の全施設になるのか、それとも市が指定管理している施設とか、そういう扱いになるのか教えてください。

理事(福祉・こども担当)

市内にある施設で、市立というよりは、皆さん法人化されている施設なので、市内にある施設ということで理解していただければと思います。

記者

市内にある全施設ですか。

理事(福祉・こども担当)

そうですね。こういった高齢者の方の入所をしていただくような施設ということでやっている施設です。

市長

入所の全施設で良いと思います。市内にある高齢者入所施設全施設です。79施設、特養とか、いわゆる入所施設です。通所を入れると、ぐっと広がってきますので、数的に。先程の質問で、気持ちとしては、いっぱいやりたいです。実際は、60件を102件に増やしましたけど、ベースのところも、ニーズが高まっているんです。だから、一定程度空けておく必要もあります。今日も説明しましたが、明石市の場合、一定の福祉施設などで感染者が出れば、かなり柔軟に一気に、関係者をPCR検査させていただいているので、そういう意味では、一定程度の対応可能な状況にしておかないといけない面もあるので、あまり埋めてしまうのもしんどいのが正直なところです。まずは、今回高齢者の入所施設を対象に、新規入所のご高齢の方からスタートすると。その運用をしながら、高齢者施設の声などを踏まえながら、更なるできることを考えていきたいというスタンスです。

記者

PCR検査希望者というのは、思いとしてはできるだけ協力してもらいたいとか、どういうふうな感じでしょうか。

市長

基本的に手続きとしては、入所される場合には、本人や家族さんが当該施設と相談されたなかで決まっていくので、そこで施設の方から「明石市はこういうかたちで検査をしていますが受けませんか」と言えば、一般的に考えれば本人や家族さんもその方が安心ですし、施設の方からも、おそらくやっていただきたいという思いが伝わるでしょうから、基本的には皆さん希望されるものだと認識はしています。ただ、もちろん強制するものではありませんので、「そんなの受けなくても自分は大丈夫だ」と強い意思があって、希望されなければ、市が無理強いする話ではありませんが、基本的には全員検査を受けられるだろうと想定しています。

記者

新規入所する方に対するPCR検査は、他の自治体ではやっていないことですか。

市長

聞いた事はないです。

記者

少なくとも県内では初めてのようなかたちですか。

市長

そもそも高齢者施設に3回も巡回しているのは、明石ぐらいじゃないですかね。明石も4月から高齢者施設が気になって、色々と情報提供したり、色々なものを持っていったり、79施設を3巡しています。早い段階から、リスクの高いというのはどこかというと、高齢者、基礎疾患のある方です。それはある意味、命を守るというキーワードを使えば、高齢者の命を守ることが最重点化されるべき状況だと思いますので、そういう意味では、これまでの施策の延長線上で今回新たにするというイメージです。

 

 

 

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