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更新日:2020年3月11日

記者会見 2020年(令和2年)3月9日

 新型コロナウイルス感染症対策の体制強化について

資料 新型コロナウイルス感染症拡大対策本部会議(第1回)(PDF:593KB)

資料 新型コロナウイルス専用ダイヤルをご利用ください(啓発チラシ)(PDF:1,759KB)

報道担当課長 

 本日午後1時半からの「新型コロナウイルス感染症拡大対策本部会議」を受けて、市長記者会見を始めたいと思います。泉市長お願いします。

市長

 先ほど本日午後1時半から、新型コロナウイルス感染症に関する拡大対策本部を設置し、第1回会議を開催しましたのでご報告申し上げ、合わせて人事異動などにつきましてもご説明申し上げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 お手元の方に、先ほど拡大対策会議で使用した資料一式をお配りしておりますので、こちらに沿ってご説明申し上げたいと思います。冒頭、挨拶でも申し上げましたが、趣旨としては明石市内ではいまだ、いわゆる感染の確認には至っていませんが、この間の事情に鑑みまして、早め早めにしっかりとした体制を強化して、この問題について向き合っていく観点から、本日対策会議の拡大版を設置した経緯です。ポイントとしては、関係医療機関など、官民連携してしっかりやっていくということであります。まずご関心も強いと思いますので、お手元の資料の「新型コロナウイルス感染症の県内発生状況等」について、保健所長の方からご説明申し上げたいと思います。

保健所長

 皆さんご存知の通り、現在国内では480例(3月8日現在)、県内では今日1例増えまして13例です。市内は今のところ0件です。PCRの検査ですが、兵庫県全体で279件、そのうち明石市は24件ということで、すべて陰性、しっかりと必要な症例については検査をいたしております。

市長

 若干補足を申し上げますと、市民の方に正しい情報をお伝え申し上げないといけないので、明石市としてはしっかりと検査をさせていただいております。比率から見ましても、県内279件のうち約1割の24件という件数でございますので、しっかりと対応をとっているということは是非ご理解いただきたいと思います。

 続きまして資料の3です。まずは本日人事異動を伴う形での体制強化を図らせていただいているところであります。部長級をはじめとする体制強化を図っております。ポイントとしては、すでに明石市は感染をしたかもしれない方のダイヤルなどで、相当深夜も含めて対応しておりまして、かなり今大変な状況でありますので、保健所の体制強化を図る、しっかりと人員増加を図り、長期化も予想される中において、しっかりとした保健所体制を敷いていくのが1つ目です。

 2つ目は、全庁的な総合安全対策、しっかりと情報共有化を図り、全庁的全市的な対応をとっていく必要性からも、こちらも増員を図っています。加えて、高齢者関連施設などについての巡回指導、巡回相談も実施しますので、その分野についても増員を図っております。かなり大幅な人員増を年度途中でありますが、図らせていただいたところでございます。

職員室長

 担当者等、主に3月末までとしていますが、状況によっては延長も含めて柔軟に対応していきたいと考えております。

市長

 続きまして2つ目のテーマ、総合相談であります。すでに明石市は早い段階から専門相談という形で、感染症に関連する窓口を開設し対応してきておりますが、それに加えて、総合相談ダイヤルを本日付にて開設したいと思います。要は、2つのダイヤルを開設したいと思います。感染したかもダイヤルというのは、自分が感染したかもしれない時におかけいただく電話です。ただ実際は、こちらのダイヤルにも対策をどうしたらいいかとか、諸々の不安についてもたくさん電話が寄せられています。そうなりますと、24時間体制で行っておりますが、電話に忙殺されてしまって、真に感染リスクが高く感染の可能性の高い方に対する対応がおろそかになってはいけませんので、むしろ諸々の相談については総合相談ダイヤルを開設し、時間も朝の9時から夜の8時まで開けております。そこで例えば子どもを急に預けたいとか、自治会の活動はどうだろうかとか、デイサービスに行っていいんだろうかとか、いろんな市民の不安がありますので、そういった幅広いご相談をこの電話でお受けして、全庁体制をとっておりますので、そこでしっかりと把握した上で、適切な情報を市民にお届けしていきたいという趣旨ですので、総合相談ダイヤルを開設したことが大事であります。このことは、是非広報面でも市民の皆さんに広報いただいた方が、これは両面に意味がありまして、こちらの電話に電話が鳴りまくりますと本当に必要な方に対して対応ができません。こちらは、かなり専門性の高い保健師などが、感染症のリスクの問題とか対応を含めてやっておりますので、それはそれでしっかりとやっていきたい、体制強化も図っていますが、諸々の相談については総合相談ダイヤル、こちらの方におかけいただいて、そちらの方で色々とご相談させていただきたいということであります。

 これにつきましては、本日からポスターを公共施設などに貼る、高齢者施設にも掲示するなどしまして対応していくわけでありますが、ぜひメディアの皆さんにもご協力をお願いしたいと思います。心配なことはデマとか世の中の風評ではなくて、ちゃんと市に相談いただいたら、夜の8時までしっかりお答え申し上げますので、本当にこういう時に大事なのは、いろんなデマとか噂話が本当にすぐ広まってしまいますので、やはり正確な情報を市民の皆さんにお伝えする責任が市にあると考えております。こういった形で市の職員がシフトを組んで対応いたしますので、ぜひお伝え申し上げたいと思います。

理事(総合安全対策担当)

 総合相談ダイヤルにつきましては、先ほど午後2時にすでに設置しておりまして、運用開始しておりますのでご紹介申し上げます。

市長

 続きまして重症化予防の観点からは、まず入院病床を新たに明石市としても確保することや、高齢者施設に対する巡回指導や啓発広報などでありますが、まず入院病床の確保について保健所長の方からお願いします。

保健所長

 ご存知の通り今回のコロナの特徴は、高齢者や基礎疾患を有する患者さんが悪化するということです。しかも、特効薬なしワクチンなしということで、長期化すれば当然ベッドが足りない事が予想されます。現在の決まりでは、患者さんが見つかれば感染症指定病院、加古川医療センターに行くことになっていますが、もしここがオーバーフローしてしまった時のために、明石市内に具体的に入院を受けてくれる病床の検討に入りました。

福祉局長

 2点目の高齢者福祉施設に対する巡回ですが、本日から巡回をしています。高齢者総合支援室の職員が3班に分かれて、1日最大7施設を目標に、市内141施設を順番に回ってまいります。早ければ2週間で1巡目を終えたいと思っております。1施設でどれだけ時間がかかるか読めませんので、遅くとも今月中には1巡目の巡回を終えたいと思っております。この巡回ですが、全く任意で行うものではなくて、中核市に移行した権利移譲に伴うもので、社会福祉法人、社会福祉施設への監督指導、それから保健所が設置されたことによる保健衛生指導、この2点からの訪問であります。1巡目は事務職、福祉職で回るんですが、その際に衛生指導、あるいは助言等を求められれば、保健所の専門職につないでいくという対応を考えております。それから訪問時にはチェックリストをお渡しして、時間があれば職員の方と一緒にチェックさせていただきますが、大変忙しい中ですので、チェックリストを確認するというような形で回っていきたいと思っております。

 続いて3番目の啓発広報ですが、チラシ等もあろうと思いますが、2つの電話についてのチラシと、もう1つは上下を入れ替えたものの2種類を作っております。それぞれこういったサイズの大きいポスターも貼っていきたいと思いますので、市民の皆さんは感染したかもしれないという方は感染したかもダイヤル、諸々の相談は総合相談ダイヤルにかけていただいて、正確な情報を市民にお伝え申し上げたいという思いを強く持っております。加えて手洗いと咳エチケット、もう1つはやはりちょっと心配だなと思った方は休んでいただくことが一番大事で、うつされたくないのは分かりますが、自分自身がうつす側になる面もありますので、そこの意識づけをしっかり啓発広報していきたいと思っております。加えて広報紙も、3月15日号につきまして、1、2、3面で特集を組み、早ければ今日の夕方にでもデジタル版では、市のホームページ上に、3月15日を待たずしてこの広報を、いわゆるホームページ上にあげる予定です。相談窓口の開設とか市民の皆さんに気をつけていただきたいことを、保健所長のQ&Aもありますので、多くの市民の皆様が正確な情報を欲しがっているのは当然でありますので、市としては広報の期日を待つことなく、本日からデジタル版で配信を始めたいと考えているところでございます。

 そしてもう1つが生活の安心確保と言いますか、ここは冒頭もお伝えしましたが、市長の思いとしては、市民の健康と市民の生活もしっかり守っていく必要があります。こういったイレギュラーな状態が長期化しますと、弱いところにしわ寄せが行きかねません。もちろんひとり親家庭の子どもさんであるとか、お年を召した方もデイサービスを遠慮されますと、かえっていろんな状況が孤立化とかも考えられています。出来る限りのそういった様々な弱い立場の方に対する最大限の目配りも合わせてやっていきたいと、これは本当に悩ましいテーマでありますが、やはりそちらも必要だと考えておるところでございます。 

 そういった中で、すでに明石市としては、3月15日までの一定の対応を示しておりましたが、もう1週間を切りましたので、その後の対応につきまして、大きくはイベントなどについての市の主催については、3月末日まで延期中止を継続したいと思っておりますし、民間の皆様にも趣旨をお伝え申し上げて、それぞれごとの判断を仰ぎたいと思っております。なお、ご案内かと思いますが、明石市としては3月まで、民間の方も市の公共施設についてのキャンセルは料金を取りませんので、お止めいただいたとしてもお金は返ってきますという状況でございます。

 加えて、高齢部門につきましての高齢者ふれあいの里につきましては、これは3月末まで引き続き休館をとりたいと思っております。それ以外の学校園やコミュニティセンターなどにつきましては、原則として15日までの休校措置を延長する予定は現時点ではありませんので、16日から再開したいと考えているところでございますが、最もコミセンの中でスポーツ関連とかで換気の悪い所でのスポーツ関係については、ご遠慮いただきたいと思います。合わせて再開発ビル内のこども広場5階でありますが、子育て支援センターについては16日から再開したいと考えておりますが、いわゆる親子交流スペース「ハレハレ」につきましては、スポーツジム同様の要素もございますので、3月末日まで閉める状況を続けたいと思っておりますし、中高生交流スペース「ユーススペース」につきましても、通常の本を読んだりすることは結構なんですが、奥にダンススタジオと音楽スタジオ2部屋あり、そこはかなり密閉性が高いので、そこについては3月末まで閉めたいと思っています。要は、スポーツジムとかライブハウスに準ずるような密閉性の高いような空間については継続して閉める、高齢部門についても、重症化リスクの観点からも休館を継続する、しかしながら学校園や子ども関連につきましては、休館については15日までという方針を出しておりますので、現時点においては16日から再開したいと考えております。市内で感染が判明したとしても、基本的には16日から再開したいと考えているところでございます。もっとも、明石市内において集団感染とか非常に大きな事情の変化があった場合には、もちろんその時点において判断するのは当然だと思っておりますが、今県内で順次感染確認されているような延長線上における市内感染の場合には、今の方向性でいきたいと考えておるところでございます。

記者

 学校園のことですが、3月16日から再開に至った思い、考えをお聞かせください。

市長

 子どもが困っています。ひとり親家庭も困っています。数多くの悲鳴が聞こえます。しわ寄せが子どもたちやひとり親家庭にいっていますので、率直に何とかしたいという思いです。

記者

 国はまだ方針を出していないし、隣の神戸とか姫路とか、若干感染確認されていますが、それでも明石としてはまだ出ていないし、困っている人がいるのでということですか。

市長

 そこは是非メディアの皆さんにご理解いただきたいんですが、結局物事は総合的に見るべきであって、明石市は本日付で人事異動を伴う形で、このテーマについて体制強化を図り、特に重症化リスクの高い高齢部門については、巡回相談、巡回指導を含めてしっかり対応していく、そしてポスターを貼るなどして市民の皆さんの不安や相談にもしっかり対応していきます。そういうトータルな中において、子ども達にしわ寄せがいかないように対応していきますので、当然学校園を開く場合であっても、重症化リスクを伴うと思われる、例えばすでに基礎疾患のあるようなお子さんについては、学校に来なくても欠席扱いを当然しませんし、保護者の中でも不安に思われる方はおられると思いますので、基本的に学校園を再開したとしても、いろんな形で欠席した場合でも欠席扱いせず、欠席した方に対する学習フォローはしっかりやっていくということになりますので、いわゆる保護者の選択権の保障のイメージであります。このテーマについては、どちらにしたとしても意見が割れますので、いろんな意見があって当然です。そういう意味ではバランスをとるということになると思いますので、欠席なさっても結構です。その場合でもちゃんと学習フォローしますし、欠席扱いしません。ただこれ以上、さすがに子どもさんを1人で家においておけない方もいますので、しっかり学校を再開した上で 子どもを見守っていくという対応したいと考えております。ここは是非ご理解いただきたいと思います。

記者

 今回保健所の方からPCRの検査数を出していただきました。これまでは、保健所としては検査数と感染というものに明確な関連性がないということで、件数の公開は避けるということにされていましたが、明らかにされたのはどういう方針転換があったんでしょうか。

保健所長

 厚生労働省の方から最終的な公表の判断については、自治体の判断に任せるということ、加えまして、西宮市さんも発表されていますので、明石も発表するという経緯です。ただ、数を論じるときに注意していただきたいのは、例えば和歌山県で集団感染があった時に大阪で検査をしていたりとか、保健所同士が協力体制に入りますので、その数が何を示しているのか、十分ご考慮の上解釈ください。

記者

 それはこの明石市として24件以外のものでも、明石市の方の感染が確認されることがあるということですか。

保健所長

 今のところありませんが、あるとすれば勤務先が明石で、住所が他の所ということは十分想定されますので。

市長

 あと24件で、24人ではありません。同じ方で複数回の方がゼロではありませんので、24件です。

記者

 人員体制の強化ですが、総勢で何人になりますか。

職員室長

 総合安全対策室は3名、保健所はもともと保健所におる者を除きますと6名、 高齢者総合支援室にも6人事務従事という形で入っております。

市長

 総合安全対策室の方は、まさに総合相談からスタートしますので、幅広い相談に対応し、全庁的な情報共有化を迅速に図っていくような役割ですので3名増員です。保健所につきましては、もうすでに忙殺されておりますので、保健所の強化は必須でありまして、24時間対応でやっておりますので、シフトを組んでしっかりと中長期化にも備える体制を作ったということであります。高齢部門も先ほどお伝えしましたが、チームを組んで早め早めに対応して、しっかりと情報共有化してやるべき対応を取っていかないと、高齢者施設なので蔓延しますと大変リスクが高いので、早目早めに対応をスタートしたということです。

記者

 感染症対策部長は新設ですか。

市長

 そうです。

記者

 主にどういうところを担ってもらうんですか。

市長

 やはり迅速な情報の把握と全庁的な調整をと思っております。

感染症対策部長

 保健所の体制強化で参りますので、保健所長以下、専門の方がいろいろ大変な、忙殺されている状況ですので、我々はそういうのを吸収して、まず庁内調整とか医師会ですね、PCRとか混乱がありますから、その辺と調整して、やはり最大は市民の不安をどう取り除いていくかになると思いますので、そこについてはしっかりとした正しい情報をお伝えするような形で、庁内部局とか関係機関としっかり連携して取り組んでいきたいと思っています。

市長

 最後に改めて、こういう会見をしますと、それぞれの立場で報道いただくんですが、16日の再開だけがメインではありません。繰り返しになりますが、体制強化を図り、高齢者部門にしっかり対策をとるというのと、私としてはやっぱり市民の健康と生活をしっかり守っていく、こういった事態が中長期化しますと、本当に弱いところのお子さんとか高齢者も含めて、そういったところが取り残されるリスクもありますので、そこをしっかりやっていきたい中での学校園についての再開だというご理解をいただけたらと思います。特に学校園については、先ほども世論調査で何割が賛成、反対と言いますけど、多数が賛成したとしても、超少数の者がこういう時はえてしてリスクと言うか、しわ寄せがいくのは少数でありまして、何割が賛成だからどうということになると、かえって見失うものがあります。例えば高齢者がデイサービスに行かなくなったら、これまでデイサービスやショートステイで持ちこたえていたところがなくなってしまうと、そこのリスクも高まるわけでありますので、本当にここは悩ましいテーマですが、いわゆる同調圧力的な、多数派がこうだから少数者は従えではなくて、少数の者にこそ目配りとのバランスだという理解であります。繰り返しになりますが、再開を仮に16日にしたとしても、基礎疾患のあるようなお子さんについてはリスクがありますので、欠席の中で学習支援しますし、親御さんで不安な方は、お子さんに無理して学校にお越しいただかなくてもしっかり対応していくのとセットでございますので、そのあたり合わせて正確な情報を是非ご発信願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
 

 

 

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