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更新日:2019年6月7日

記者会見 2019年(令和元年)6月3日

配布資料

有料老人ホーム等における安否確認の徹底に向けて

市長

とても大切なテーマですので、市長である私自ら皆様にしっかりとお伝えしたいと思い、こういった場を設けさせていただきました。よろしくお願いします。

まず、今回の報道を受けてですが、まず私自身も土曜日に現地の方に行き、亡くなられたお部屋の方にも行かせていただき、実際に現場の方々から事情説明もお伺いしてまいりました。それらも踏まえまして、今後の明石市のとるべき対応について、今日の時点における大きな方向性を3つばかりお伝えしたいと思います。

まず1つは、老人ホームにおける毎日安否確認の徹底であります。毎日安否確認をしたつもりではなく、しっかり記録に残す形で、それぞれ個々の方々について、どういった形で安否確認をしたのか、食事を食べに来たところを見かけたのか、介護サービスを利用されたのか、外出から戻って来られたところを目視したのかなど、そうでない時には部屋を訪問したのか、電話をかけていることを確認したのかなど、どういった方法で安否確認したのかしっかりとチェックできるような、記録で残す形での毎日安否確認を徹底していきたいと思っています。

この点につきましては、明日中には私自身が改めて明石市内にある、5か所の有料老人ホームに赴きまして、明石市長名における通知をしたうえで、早急に毎日安否確認をしていただくという形をとりたいと思っています。

2つ目につきましては、今回は自律という形で、介護サービスを特に受けておられない方がテーマでございましたが、同様の状況というものは、いわゆる有料老人ホームだけではなくて、明石市内におけるケアハウスやサービス付き高齢者向け住宅などにおいても、同様の心配がある状況でございまして、全体で明石市内に30か所あります。有料老人ホームが5か所、ケアハウスが3か所、サービス付き高齢者向け住宅が22か所ございますので、合計30か所につきましても、今月中を目途にすべて訪問調査をしてまいりたいと考えております。

最後に、今回の一件を受けまして、明石市としましても緊急の検証チームを立ち上げまして、このテーマの高齢者総合支援室のみならず、法人指導課や弁護士職員も加え、早急に事実関係を確認し、今回の課題についてしっかりと確認したうえで、再発防止に向けて取り組んでまいりたいと考えています。明石市としましては、昨年中核市に移行しまして、これらにつきましてもしっかり明石市において、責任を果たしていく形をとっていく方向でございますので、今回の一件を受けまして改めて、明石の空の下における市民の安全は、明石市が責任を持つんだという思いでございます。これが県の管轄とか、どこの管轄とかではなくて、明石の空の下の市民の安全は、まさに明石市が守るという思いを持って取り組みをしてまいりたいと考えているところであります。

 記者

毎日安否確認の徹底ですが、記録媒体に残すとありますが、どういった記録を残して共有していこうとお考えなのか。また、今回亡くなられたお部屋に市長が訪れたということですが、訪れてみてどう感じられたかという点をお伺いできますか。

市長

1つ目の記録に残す形ですが、土曜日に施設に赴きまして、かなり意見交換を密にさせていただきましたが、その際すでにその施設でも、毎日人の名前があり、日付があり、チェックする形でスタートされておられました。拝見いたしましたが、改めて具体的にその人が、その日大丈夫だったということの確認の必要性を改めて感じました。その書式などにつきましては、各施設ごとなのか、明石市である程度参考書式を作って、それを活用いただくのかはこれからでありますが、いずれにしても単に全員安全を確認しました的なことではなくて、一人ひとり、どういった形で確認したかということをしっかりと記録に残していくということが必要であり、その記録についても明石市に報告いただいて、明石市としても検証可能な形にしていくということを考えているところです。具体的な書式を明石市で用意するのか、施設と相談するのか、各施設に任せるのかはこれから相談していきたいと思います。いずれにしても、記録に残すこと、しっかり確認したことを行政である明石市がチェックすることが不可欠だと考えております。

2つ目ですが、お亡くなりになった状況がそのままでしたので、正直、一定時間そこに滞在し、思うところはありましたが、基本的には何とかなったのではないかという思いは正直しました。つまり2週間も放置するようなことがあったわけですが、もちろん施設としても何とかなっただろうし、行政としてもさらに出来ることはあるとは感じました。

 記者

何とかなったというのは、もっと早く見つけられただろうということでよろしいでしょうか。

市長

そのあたりは、まさに検証していくテーマですし、市もまだそこまで詳細な情報を把握しているわけではありませんので、軽々にこの時点で一定の結論をつけられるわけではないと思います。ただいずれにしても、いわゆる老人ホームにおいて、2週間も経ってしまったということが持つ意味は重たいものでありまして、明石市としては全力を挙げてしっかり取り組んでいくという思いです。

記者

検証チームの立ち上げということですが、この検証の中で今回の経緯を詳しく調べて、最終的には報告書を作成するということになりますが、その調査方法として例えば聴取や現地調査など中身について伺えますか。また、最終的に報告書を作成してそれをどちらに提出し公開という形になるのか、それらの行き先を教えてください。

福祉局長

今考えていますのは、当然チームとして現場をしっかり確認するということ、それと合わせて現場のスタッフの方から、詳しく事情をしっかり聞くということです。ここは配慮をしなければいけないんですが、入居者の方もその方の生活ぶりを良く見られていたと思いますので、入居者の方でもご協力いただける方にはお声を聞きたいと思っております。あと報告書ですが、当然公の手段として調査いたしますので、作成したものは公表を前提で考えています。

市長

やはり大きな出来事ですので、これを踏まえて早急に事実関係を確認し、課題をしっかりと明確にしたうえで、再発防止、同種関連施設も含めて、このようなことが二度とないようにしっかりやっていく必要性を感じています。そのためには事実の確認と課題をしっかり整理する、それに対して遅滞なく出来ることをしっかりやっていくことだと思います。そういった観点からも、同種関連的な、サービス付き高齢者向け住宅やケアハウスにつきましても、訪問調査したうえで実態を把握し、それも含めて今後検討に付していく形になろうかと思います。

記者

今具体的な調査内容についても現場で確認をして、スタッフの方からも聞き取りを行って、できれば入居者の方にもご協力をいただいて調査を進めたいということですが、こちらにも6月中を目途に調査結果の取りまとめとあるんですが、調査日とか、どなたが行かれるとか、どのような形で行うとか、そういった具体的な計画については現段階で何か決まっていますか。

福祉局長

調査日は近々ですが、少なくとも今週中には行く予定です。メンバーは、他の公務の関係でまだ決まっていません。

市長

私自身も先ほどお伝えしましたように、土曜日の午後に行かせていただき、明日も改めて当該施設の方には行く予定です。ただ、調査については一定時間を要しますので、調査チームの方でしっかりと今月中を目途に、一定の取りまとめをお願いしたいと思っているところです。

記者

報告内容については、最終的に報告書を作成するという形になりますが、それらについて、おそらく皆さんで検討や討議をする時間も必要になると思います。そのような検討会議を実際に開いて、それを公開する予定はありますか。

福祉局長

我々が検討する部分に関しては、非公開にする理由はありませんが、ご家族の方がかなり心理的にダメージを受けておられますので、そのあたりは配慮して、ご家族の状況も踏まえながら、記者の皆さんには提供したいと思っています。当然検討会議は行いますので、詳細は別としてこんなことをしているということは、我々も報道にご協力はしていきたいと思っています。

記者

厚生労働省が毎日安否確認をするように通知を出したとのことですが、明石市は厚生労働省の通知を踏まえてということですか。また通知は今日付けですか。

福祉局長

通知は明日付けになります。

市長

厚生労働省の通知は金曜日付けだったと理解しております。もちろん厚生労働省の通知を踏まえた対応でありますが、通知がなくても明石市としてはしっかりと毎日安否確認をしていただくべきものだと考えているところです。今論点整理をしておりますが、例えばサービス付き高齢者向け住宅の場合には、調べたところでも規則において「各居住部分への訪問その他の適切な方法により、毎日1回以上確認をする」というような趣旨が定められているようです。それに対して老人ホームについては、そこまで明確な規則があるわけではなくて、指導指針のような形になっているようです。今回通知もありましたし、明石市としてはそのあたり整理しながらになりますが、いずれにしても通知があろうが無かろうが、そういった施設内における安否確認というのは当然必要なことです。明石市長としては、地域においてもある意味必要なことでありますが、ましてや施設という形で福祉人材がおられるわけでありますから、そういう観点からは、ある意味施設内での日々の安否確認というのは必須だと考えております。私の中ではどういう形かはさておき、地域における安否確認もさらにしっかりやっていくというのが、今回を踏まえての対応になろうかという心づもりであるところです。

記者

各施設で安否確認をして、明石市に報告してもらうということですが、イメージとしては毎日ということはないと思いますが、1か月とかどのくらいを考えられていますか。

市長

そこも相談というか、状況をみてですね。メールとかであれば、かなり頻繁な形も可能でしょうし、紙提出ならその紙をFAXしてもらうのかどうかなど、いろいろあろうかと思います。一般的な行政運用としては、年1回報告して確認する形が多いと思いますが、今回の事態を受けてということになりますから、頻度としてはしっかりと確認すべき状況であることは間違いないと思っています。ただ、今日の時点でどのくらいの期間でどうするかというのは、もう少し検討させてください。

記者

緊急検証チームの立ち上げですが、具体的に今議題に載せようと思っている内容等あれば教えていただけますか。

市長

今回のことを踏まえての事実確認、当然それがスタートです。実際どうだったのかということの事実の確認が大前提、その中で課題、どうしてこういうことになったのかという原因、課題このあたりをしっかり整理する必要があると思います。その課題からみえてきたことに対して、再発防止策についてつながる形で報告書は作っていただきたいと思います。そういった中で、できることをしっかり、できることから始めていくということになろうかと思っています。

記者

安否確認を有料老人ホーム、軽費老人ホーム(ケアハウス)、サービス付き高齢者向け住宅に対してとりあえず行うということで、養護老人ホームとか、グループホームとかは入れずに、この3つをとりあえず行うというのは何か理由があるんですか。

市長

まず今回有料老人ホームというテーマですから、まずは市内の5か所の有料老人ホームにつきましては、日々の安否確認はまさに今からといいますか、当然のことながらやっていただくということが最優先だと思います。2つ目のどうしてサービス付き高齢者向け住宅、ケアハウスかということにつきましては、自立の方がおられるということになります。特別養護老人ホームとかそういうところは、要介護認定を受けて、介護サービスを受けておられますので、基本的には人が接している状況がありますが、ケアハウスやサービス付き高齢者向け住宅につきましては、自立している方がおられまして、介護サービスが入っておられない方がおられます。まさに今回の方は自立で、いわゆる通常の介護サービスや、施設が予定していた何らかのサービス契約もしておられなかった事情があったわけですので、そことかなり関連性が深いというテーマから、第二段階でそちらの方という、本日における論点整理です。将来的にはもちろん、特別養護法人やいろんな各種福祉施設も含めて、しっかりとそれが本人、利用者の利用の観点からどうかということを見ていくのも、明石市という行政の務めだと思っておりますので、もちろん視野には入っています。ただ、今日の時点ではまずは有料老人ホームで毎日安否確認をしていただく、そして、同様の状況だと思われるところも訪問調査をして、まずは実態確認をさせていただく、それと並行しながら検証チームにおいて、そのあたりも整理していく、それもいつまででもなく今月目途でというのが今日の段階です。

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