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更新日:2023年3月30日

口腔機能の向上

ここ最近、

  1. 半年前に比べて固いものが食べにくくなった。
  2. お茶や汁物などでむせることがある。
  3. 口の渇きが気になる。

といった状態はありませんか?

このような状態が見られたら、お口の機能(話す、食べる、飲み込む力)が低下している可能性があります。早めにお口の健康対策を行いましょう。

お口の機能が衰えると、食べられるものが偏ることで栄養バランスがくずれたり、飲み込む機能が低下し誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。

また、滑舌が悪くなった、口臭が気になる等の理由から、人と話す機会が減るなど社会性の低下にもつながり、その結果として、要介護状態になることがあります。

★お口の健康を維持するためには、口腔ケアが大切です。

口腔ケアには、口腔清掃と口腔トレーニングがあります。

口腔清掃

  • 食事の後は歯みがきをしましょう義歯の清掃
    歯ブラシ以外にデンタルフロスなど用途に応じて使い分けましょう。
  • 時々舌の清掃をしましょう
    細菌の繁殖を防ぐには舌の清掃も大切です。歯ブラシで磨いても良いですが、舌清掃用ブラシなども販売されています。
  • 入れ歯(義歯)のお手入れを忘れずにしましょう
    入れ歯にも歯垢や歯石などの汚れがつきます。水で流すだけでなく、入れ歯専用のブラシを使い、ていねいに清掃しましょう。

口腔トレーニング

1.お口の体操をしましょう

口や舌を動かすことでお口まわりや舌の筋肉が鍛えられ、食べ物を噛みやすく飲み込みやすい状態を維持することができます。お手本を見ながらやってみましょう。

健口体操(PDF:366KB)

2.しっかり噛んで食べましょう

無理をしない範囲で、食べ物の食感(歯ごたえや舌ざわり)を楽しみましょう。

3.姿勢に注意して食べましょう

背中を伸ばしてあごを引いた姿勢で食べると、誤嚥(誤って気管に食べ物や飲み物が入ること)が起こりにくくなります。机やいすの高さも自分にあったものを選びましょう。

【姿勢を整えましょう】

  • 背もたれのあるいすに深く腰かけ、背筋を伸ばす
  • あごは引き気味にする
  • いすの高さはひざが90度に曲がる程度
  • テーブルの高さは、腕を乗せてひじが90度に曲がる程度
  • 足は床につける姿勢(歯の健康)

4.楽しみながらトレーニングしましょう

うたを歌うことは、話すこと以上にお口のトレーニングになります。感染症の予防に留意し、カラオケや井戸端会議で楽しみながら口腔トレーニングをしましょう。

健康推進課作成パンフレット「みんなの元気はお口から」(PDF:1,143KB)

 

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お問い合わせ

明石市福祉局あかし保健所健康推進課

明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7 あかし保健所

電話番号:078-918-5657

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