令和8年6月30日(火曜日) ○議事日程  令和8年6月30日(火)午前10時開議  日程第1 議案第60号       ⑴ 上程       ⑵ 市長提案理由説明       ⑶ 質  疑  日程第2 議案付託のこと  日程第3 議案第61号のこと  日程第4 諮問第1号から同第8号までのこと  日程第5 議案第47号から同第60号まで、及び議員提出議案第1号一括上程  日程第6 委員会審査報告  日程第7 採  決  日程第8 議員派遣のこと  日程第9 常任委員会の閉会中の継続調査申出のこと         ○会議に付した案件  日程第1 議案第60号       ⑴ 上程       ⑵ 市長提案理由説明       ⑶ 質  疑  日程第2 議案付託のこと  日程第3 議案第61号のこと  日程第4 諮問第1号から同第8号までのこと  日程第5 議案第47号から同第60号まで、及び議員提出議案第1号一括上程  日程第6 委員会審査報告  日程第7 採  決  日程第8 議員派遣のこと  日程第9 常任委員会の閉会中の継続調査申出のこと         ○出席議員(30名)                1番  家根谷 敦 子                2番  出 雲 有希子                3番  正 木 克 幸                4番  中 村 茂 雄                5番  長 尾 博 子                6番  河 村 和歌子                7番  上 田 雅 彦                8番  中 川 夏 望                9番  山 下   祥               10番  金 尾 良 信               11番  黒 田 智 子               12番  山 中 裕 司               13番  林   丸 美               14番  竹 内 きよ子               15番  尾 倉 あき子               16番  飯 田 伸 子               17番  髙 尾 秀 彰               18番  石 井 宏 法               19番  井 藤 圭 順               20番  灰 野 修 平               21番  榎 本 和 夫               22番  千 住 啓 介               23番  三 好   宏               24番  辰 巳 浩 司               25番  国 出 拓 志               26番  梅 田 宏 希               27番  宮 坂 祐 太               28番  寺 井 𠮷 広               29番  中 西 礼 皇               30番  辻 本 達 也         ○欠席議員             な      し         ○出席説明員(18名) 市長 丸 谷 聡 子 副市長 佐 野 洋 子 副市長 永 野   潔 理事(総合政策担当) 福 嶋 慶 三 教育長 福 本   悟 危機管理監 仲 川   剛 政策局長 久保井 順 二 総務局長 岸 川 暢 之 市民生活局長 吉 野 恭 子 環境産業局長 請 井 孝 博 福祉局長 多 田 宏 明 こども局長 原 田 浩 行 都市局長 田 辺 明 博 公営企業管理者 東   俊 夫 ・上下水道局長 教育局長 高 橋 啓 介 消防局長 大 西 秀 師 財務部長 丸 山 明 則 産業振興部長 水 野 賢 一         ○出席議会局職員(5名) 議会局長 上 田   法 議会局次長 勝 見 圭 吾 議事課長 佐 伯 竜 也 議事課係長 清 水 健 司 総務課係長 小 川 真 生                  会       議                                                   午前10時 開議  ○議長(寺井𠮷広)    ただいまから、休会中の本市第1回定例会を再開いたします。   これより本日の会議を開きます。           議案第60号上程   市長提案理由説明 ○議長(寺井𠮷広)    議案第60号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第2号)を上程議題に供します。   ただいま上程されました議案は、本日、追加提案されたものでありますので、これより提案理由の説明を求めることにいたします。   議案の朗読は省略いたしますので、御了承願います。   丸谷市長。 ○市長(丸谷聡子)登壇  ただいま上程されました議案の概要を御説明申し上げます。   今回御提案いたしました議案は、補正予算議案1件で、一般会計において国の補正予算に伴い、物価高騰の影響を受けた生活者を支援するため、プリペイド式ギフトカード配布事業費のほか、指定ごみ袋の配付や子供の居場所、食支援のための経費を追加しようとするものです。   以上、今回御提案いたしました議案につきまして、提案の趣旨等を御説明申し上げました。何とぞ意のあるところをお酌み取りいただき、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。           質  疑 ○議長(寺井𠮷広)    提案理由の説明は終わりました。   それでは、本案に対する質疑に入ります。   通告を受けておりますので発言を許します。   中西礼皇議員。 ○議員(中西礼皇)登壇  議案第60号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第2号)に対する質疑を行います。   この議案は、国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金約1億700万円を活用した事業の提案ですので、この提案が最も効果的な使い道として議会で可決できる内容なのかを問います。   1点目、活用方針を伺います。明石市として、今回の臨時交付金の活用方針をお示しください。また、事業をどのようにして決定されているのかお答えください。   2点目、65歳以上への市民生活応援事業追加給付について伺います。これは夏に配付予定のギフトカード事業に65歳以上のみ1,000円を上乗せするものですが、この事業に今回の交付金の約8割を費やすことになります。高齢者は1,000円の追加によって生活が守られることになるのか、消費を喚起することになるのか、むしろ受給する65歳以上から反発を受けるということは考えなかったのでしょうか。   3点目、他の事業との比較について伺います。今回の交付金の規模であれば、交通事業者や農水産事業者への支援が効果的であると考えます。市民の移動や食を支える事業者が苦境に立たされてしまえば、結果として値上げやサービスの停止といった市民生活に影響が出ます。ギフトカード給付との比較はどのようにされたのでしょうか。   以上です。 ○議長(寺井𠮷広)    久保井政策局長。 ○政策局長(久保井順二)登壇  政策局長でございます。   私からは、議案第60号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第2号)についての3点の質問に順次お答えいたします。   物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金は、エネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者、事業者を支援するため、地方公共団体が地域の実情に合わせて必要な事業をきめ細やかに実施できるよう交付される交付金でございます。国からは、推奨事業メニューが示されており、生活者支援の例として、プレミアム商品券や電子クーポンなど、食料品の物価高騰への支援や学校給食等の負担軽減など、子育て世帯への支援。事業者支援の例として、中小企業等の賃上げ、環境整備や医療、介護、保育施設等への食料品価格の高騰分の支援、地域公共交通、物流事業者等に対するエネルギー価格高騰の影響緩和などが挙げられております。同交付金につきましては、昨年12月及び本年3月議会でお示ししたとおり、国の令和7年度補正予算において、本市には令和7年度から令和8年度にかけて、約26億円が交付されることとなっており、これを活用して小学校給食無償化の2か月前倒し、水道基本料金の4か月分免除、高齢者のインフルエンザ予防接種の無償化、社会福祉施設等への支援金の給付、あかしタコPay50(プレミアム付きデジタル商品券事業)などを実施しており、本年8月からは19歳以上の市民1人当たり3,000円分のプリペイド式ギフトカード配布事業を実施する予定としております。   こうした中、本年6月5日に国の令和8年度補正予算が成立し、1,000億円が新たに交付金として地方自治体に交付されることとなりました。そのうち本市の交付限度額は1億758万1,000円となっており、これを活用して65歳以上の高齢者に1人当たり1,000円を8月に配付予定のプリペイド式ギフトカードへ追加する事業、指定ごみ袋の全戸配付、夏休みの子供たちへの居場所・食支援の3つの事業を実施する補正予算案をこのたび御提案させていただいたところでございます。   議員御質問の1点目、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の活用方針についてでございますが、重点支援交付金が交付される際には、並行して国や県においても物価高騰などに対する支援策が実施されていますので、これら国や県の支援策とのバランスを考慮しつつ、推奨事業メニューに示されている事業を基本に、市民生活、事業活動の両面で必要な支援がしっかりと届くよう、とりわけ市民に最も身近な基礎自治体としましては、市民生活にきめ細やかに目配りをしながら、様々な事業を組み合わせて活用策を組み立てていることとしております。また、市民の皆様に少しでも早く交付額をより多くお手元にお届けする観点から、迅速に実施でき、事務に係る負担及び経費をできる限り圧縮できる手法とすることも念頭に検討しているところです。庁内での事業の決め方でございますが、これまでもまずは庁内各局からアイデアを募るとともに、市議会の皆様からの御提案や、各種団体からの御要望なども参考にしているところであり、今回も同様に決定をしたところでございます。   次に、2点目の65歳以上への市民生活応援事業追加給付についてでございますが、市内の非課税世帯のうち65歳以上がいる世帯が3分の2以上を占めるなど、物価高騰の影響を受けやすい高齢者への支援の充実を図るとともに、現在、配付準備を進めておりますプリペイド式ギフトカードに追加でチャージする方法を取るため、追加の郵送費をかけずにお手元へお届けできることから実施しようとするものでございます。追加給付する1,000円の金額につきましては、今回の交付限度額の範囲内で、できる限りの支援になっているものと考えております。   次に、3点目の他の事業との比較についてでございますが、交通事業者や農水産事業者向けの支援につきましては、現状、国や県において一定支援が行われております。また、本市におきましても、交通事業者に対しては敬老優待乗車券や障害者優待乗車券の事業費を今年度から増額していることに加え、たこバスの運行補助に関しても、令和7年度補正予算に伴う重点支援交付金を活用して、燃料費等の上昇相当分の増額を図っております。さらに、農水産事業者に対しましては、国の令和7年度補正予算に伴う重点支援交付金を活用して、漁業用の燃油価格高騰の影響を緩和するための助成や、緑肥作物の種子購入への上乗せ補助を実施しております。   こうした状況も考慮して、今回は生活者支援に重点を置いた活用策としております。本市といたしましては、重点支援交付金を活用して、物価高騰に直面する市民の皆様に迅速にしっかりと支援をお届けしてまいりたいと考えております。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(寺井𠮷広)    中西議員。 ○議員(中西礼皇)    まず、活用方針ですが、年度当初の26億円の話も出ましたが、私は直接給付が必ずしもいかんとは思いませんが、一定規模の給付ができない場合、今回のような場合は、なるべく後々にも効果が生じるもの、給付して終わりではなくて、後々にもいい影響が出るものを優先すべきではないかと思いますが、そういったお考えはいかがですか。 ○議長(寺井𠮷広)    久保井政策局長。 ○政策局長(久保井順二)    政策局長でございます。   中西議員の再度の質問にお答えさせていただきます。先ほども御答弁申し上げましたとおり、今回、給付された交付上限額、それから各局からの提案内容などを総合的に考慮しまして、総合的に判断し、今回は市民生活に寄り添った形での迅速な対応ということで、今回は御提案させていただいたものでございます。   以上でございます。 ○議長(寺井𠮷広)    中西議員。 ○議員(中西礼皇)    同規模の自治体の事例を見ても、今回は直接給付を必ずしもしようという自治体は少ないのかなという印象を持っています。事業者に活用している事例を多く見かけます。一定の規模が入った場合は、市民に対する給付も効果があると思いますが、今回のような規模では、どれほどの効果が生じるのかなというところを考えると、直接の給付、その場で終わる給付ではなくて、なるべく後々にも効果が生じるものに使うべきだと私は考えております。   2点目ですが、65歳以上に1,000円追加ということですが、これ、私の下にも当事者、65歳でいざ給付を受けるという方から、ほかに使い道はなかったのかという声をたくさん頂いております。近隣の自治体では7,000円分の給付があるしというような話も聞きます。それぐらいの規模になったら、あ、たくさんもらったなという気はするかもしれませんが、今回、3,000円にさらに1,000円追加しますということが、どれだけのインパクトやメッセージ性があるのかというところを問いたいんですが、いかがですか。 ○議長(寺井𠮷広)    久保井政策局長。 ○政策局長(久保井順二)    政策局長でございます。   65歳以上の方に、1人当たりとしては1,000円という金額にはなるんですけども、今回並行してやろうとしておりますギフトカード、1人当たり3,000円のところに1,000円を上乗せするという形で、対象者の方につきましては3,000円が4,000円になるというような形でお届けできるかというふうに思っております。そういうことで、このたびにつきましては、少しでもそういった物価高騰に大きな影響を受けていそうな方につきまして、少しでもそういった国からの給付金をお届けしたいという考えでさせていただいておりますので、それでも喜んでいただけるような方がおられるというふうには、こちらとしては考えております。   以上です。 ○議長(寺井𠮷広)    中西議員。 ○議員(中西礼皇)    3点目行きますが、交通事業者に私はばらまけと言ってるんではなくて、例えば、バスの事業者がQRコード支払いを導入する場合の支援であったら、この交付金が使えるわけですね。事業としての業務効率化を上げる事業なら使えると。でしたら、敬老優待乗車券が紙ベースで120円握っていかなあかんという問題はずっと言われてますので、そういったものにもQRコード支払いの導入支援という形で、この1億円を活用することができたんじゃないかと思いますが、まずその事業ですね、例えば、バスのQRコード支払いなんかで、この事業が活用できるかどうかお答えください。 ○議長(寺井𠮷広)    久保井政策局長。 ○政策局長(久保井順二)    政策局長でございます。   中西議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。御提案のありましたQRコード決済等についての、同交付金の活用については可能でございます。   以上でございます。 ○議長(寺井𠮷広)    中西議員。 ○議員(中西礼皇)    私は、明石市民は、1億円入ったからといって、じゃあ自分に幾ら入るんだというような話をしてくる者ばかりではないと考えていまして、しっかりと仕組みをお伝えして、これが回り回って市民のためになるんですということを御説明すれば、必ず分かっていただけると思うんですが、明石市としては、給付金が入れば、幾ばくかは市民に給付しないといけないと考えておるんでしょうか。 ○議長(寺井𠮷広)    久保井政策局長。 ○政策局長(久保井順二)    政策局長でございます。   中西議員の再度の質問にお答えをさせていただきます。臨時交付金につきましては、先ほども御答弁させていただきましたとおり、国・県それから地方自治体と、それぞれ役割があるというふうに理解をしております。やはり市民に一番近い基礎自治体としては、やはり現場で様々な職員が目にしている課題、それをやはり施策に結びつけていくということが重要かなというふうに思っておりますし、そんな中に様々な課題が出てくるわけですけども、それの優先順位というのをしっかり判断をさせていただいて、やっていくものであるというふうに考えております。その結果が、やっぱり1つの施策として出てくるというふうに考えておりますので、それが結果としてばらまきかどうかというのは、ちょっと御判断はお任せするところになると思いますけれども、市としては、やはり緊要性をしっかりと考慮した上で、提案させていただいている施策だというふうに考えております。   以上でございます。 ○議長(寺井𠮷広)    中西議員。 ○議員(中西礼皇)    現場の課題を積み上げていったら、給付にはならないんじゃないかと私は考えております。   答弁の中で、例えば、農水産事業者や交通事業者にこれまでも出しているというような話がありましたが、種子代や燃料代補助は、どれも非常に小さい額ですね。私は、事業者、一次産業を支えるというメッセージ性は、これでは感じられないと考えてますので、こういった今回のような1億700万円が後から来た場合なんかには、しっかりそこに充てて支えるんだと、そのメッセージを出していただきたいと思いますし、それを市民に伝えることで、市民は必ず納得していただけるし、明石市はいい使い方をしているなと、市民が共感をしていただけるものと思っております。これはもう意見として申し上げて終わります。 ○議長(寺井𠮷広)    以上で、本案に対する質疑を終結いたします。           議案付託のこと ○議長(寺井𠮷広)  次に移ります。   おはかりいたします。   議案第60号につきましては、お手元に御配付いたしております付託区分表記載のとおり、それぞれ関係委員会に付託し、御審議願うことにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、議案第60号は付託区分表記載のとおり、それぞれ関係委員会に付託することに決しました。   関係委員会におかれましては、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。   この際、議事の都合により暫時休憩いたします。   再開につきましては、追って御連絡申し上げます。                               午前10時19分 休憩                                       午後 4時    再開 ○議長(寺井𠮷広)    休憩前に引き続き、会議を再開いたします。           議案第61号のこと ○議長(寺井𠮷広)    議案第61号、農業委員会委員任命につき同意を求めることを上程議題に供します。   それでは、提案理由の説明を求めます。   議案の朗読は省略いたしますので、御了承願います。   丸谷市長。 ○市長(丸谷聡子)登壇  ただいま上程されました議案第61号について御説明いたします。   農業委員会の委員といたしまして、議案書に記載しております農業に関する高い識見をお持ちの14名の方が適任と考え、任命しようとするものでございます。   御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(寺井𠮷広)    提案理由の説明は終わりました。   おはかりいたします。   本案は人事に関することでありますので、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、本案は、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入ることに決しました。   それでは、採決に入ります。   議案第61号につきましては、原案どおり同意することに御賛成の方は御起立願います。 〔起立全員〕 ○議長(寺井𠮷広)    全員起立。御着席願います。   全員起立。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。           諮問第1号から同第8号までのこと ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   諮問第1号から同第8号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることの諮問8件、一括上程議題に供します。   それでは、提案理由の説明を求めます。   諮問の朗読は省略いたしますので、御了承願います。   丸谷市長。 ○市長(丸谷聡子)登壇  ただいま上程されました諮問第1号から同第8号までについて御説明いたします。   車谷京子氏、堺 眞砂子氏、安田俊彦氏、西海陽子氏、金丸美奈子氏、藤本志貴子氏、小田幸子氏及び岸本洋一氏は、令和8年9月30日をもって任期満了となりますが、人権擁護について御理解の深い各氏を適任と認め、再度、人権擁護委員候補者として法務大臣へ推薦いたしたく、市議会の御意見をお伺いするものでございます。   以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(寺井𠮷広)    提案理由の説明は終わりました。   おはかりいたします。   これら諮問8件は、人事に関することでありますので、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、これら諮問8件は、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに一括採決に入ることに決しました。   それでは、採決に入ります。   これら諮問8件につきましては、原案どおり推薦同意することに御賛成の方は御起立願います。 〔起立全員〕 ○議長(寺井𠮷広)    全員起立。御着席願います。   全員起立。よって、本案は原案どおり推薦同意することに決しました。           議案第47号から同第60号まで、及び議員提出議案第1号一括上程 ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   議案第47号から同第60号まで、及び議員提出議案第1号の議案15件を一括上程議題に供します。   ただいま上程議題に供しましたこれら議案につきましては、既に関係委員会に付託し、休会中御審議いただいておりますので、これより順次、審査結果の報告をお願いすることにいたします。           委員会審査報告 ○議長(寺井𠮷広)    それでは、初めに総務常任委員長にお願いいたします。   黒田智子議員。 ○議員(黒田智子)登壇  総務常任委員会報告を申し上げます。   第1回定例会6月議会において、本委員会に付託されました議案第47号、西明石地域交流センター条例制定のことの外3議案につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。   なお、議案第53号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第1号)〔分割付託分〕につきまして、審査の概要を御報告申し上げます。   本議案の明石駅周辺地区整備事業は、旧市立図書館跡地の新施設整備及び市道明石中央63号線の歩行者空間整備設計費を追加するもので、3月議会において修正議決された後、改めて提案されたものであります。   旧市立図書館跡地の新施設整備については、避難所として活用する計画だが、避難所を増やす必要があるのかとの委員からの問いに対し、市からは、南海トラフ地震が発生した場合、市東部エリアでは一部の避難所で避難者数が収容人数を上回る可能性がある。東部エリアに新たな避難所ができることは、明石駅周辺の住民にとって有効性が高い防災拠点となるとの答弁がありました。   また、会議室や学習室を福祉避難スペースとして活用できるのかとの委員からの問いに対し、市からは、総合安全対策室と連携し、具体的な運用を検討していくとの答弁がありました。   このほか、屋外のバスケットコートについて、学習室や近隣住宅への騒音対策はとの委員からの問いに対し、市からは、静粛性に優れた床材の採用と利用時間制限による対策を講じるとの答弁がありました。   また、市民意見の聴取に当たって、どのような対応を行ったのかという委員からの問いに対し、市からは、8回にわたる市民参画手続の実施やパブリックコメントへの市の回答開示などを行ったとの答弁がありました。   また、審査直前に旧市立図書館の再利用に関する新たな要望書が提出されていることについても答弁があり、委員からは、タウンミーティングの実施など、市民との対話と共創を重ねてほしいとの意見がありました。   また、委員からは、3月議会時点より施設機能が充実したとの意見や、音楽、芸術、文化は財政が厳しくなってくると予算が削られやすいが本市は守っていきたい。文化的な価値を創造し、子供たちも豊かになることを期待し進めていってほしい。また、防災施設であることもしっかり伝えることが必要であるとの意見が出され、本議案につきましては全会一致で承認した次第であります。   以上、議員各位におかれましては、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。         ○議長(寺井𠮷広)    次に、文教厚生常任委員長にお願いいたします。   長尾博子議員。 ○議員(長尾博子)登壇  文教厚生常任委員会報告を申し上げます。   第1回定例会6月議会において、本委員会に付託されました議案第48号、明石市立学校職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定のことの外5議案につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。   なお、議案第53号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第1号)〔分割付託分〕の外1議案につきまして、審査の概要を御報告申し上げます。   まず、議案第53号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第1号)〔分割付託分〕につきましては、平成25年に国が行った生活扶助基準の引下げに係る令和7年の最高裁判決を踏まえ、生活保護費の追加給付を行うため6億3,270万円を計上するものです。   委員からは、生活保護を廃止した世帯は給付を受けるに当たり、市に対して申出が必要であるため、広報あかしや市の公式LINEなどによる周知方法を工夫して、少しでも申請漏れの方が出ないようにしてほしいという意見や、市が申出書の記載内容をチェックするに当たり、軽微な書き間違い等に対して柔軟に対応してほしいという意見が出され、市からは、広報あかしや市のホームページで周知を図っていくが、その掲載方法を工夫するほか、国のほうでも新聞広告やインターネット広告により周知を行うことから、国と市が連携し、個人情報保護に努めながら、各種、広報媒体を通じた丁寧な周知を図っていくという答弁や、記載内容のチェックについては、市として柔軟に対応していきたいといった答弁がありました。   本案につきましては、採決の結果、全員賛成により原案どおり承認した次第です。   最後に、議案第60号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第2号)〔分割付託分〕につきましては、国の令和8年度補正予算の成立に伴い、市に対して物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の交付通知があったことから、その財源の一部を夏季休業期間中の子供の居場所、食の支援に活用するため904万円を計上するものです。   委員からは、事業を実施するに当たり、対象者を絞るのではなく、一人でも多くの子供たちが参加できるようにしてほしいという意見や、今回は国の財源を活用した事業になっているが、結果をしっかり検証して、次年度以降も継続して事業を実施していくことを検討してもらいたいといった意見が出され、市からは、まずは本事業について広く周知を図り、実際の受入れにおいても対象となる子供を限定せず、広く受け入れるなど、柔軟に対応していくという答弁や、本事業については、こども家庭庁から当市へ連絡があり、国のほうでも課題認識を強く持っている状況であり、まずは今回の事業をしっかりと実施し、利用状況や課題等の検証を行った上で、今後の持続的な支援の在り方を検討していきたいという答弁がありました。   本案につきましては、採決の結果、全員賛成により原案どおり承認した次第です。   以上、議員各位におかれましては、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。         ○議長(寺井𠮷広)    次に、生活文化常任委員長にお願いいたします。   井藤圭順議員。 ○議員(井藤圭順)登壇  生活文化常任委員会報告を申し上げます。   第1回定例会6月議会において、本委員会に付託されました議案第55号、明石市新ごみ処理施設整備・運営事業整備工事請負契約のことの外3議案につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。   議員各位におかれましては、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。         ○議長(寺井𠮷広)    次に、建設企業常任委員長にお願いいたします。   髙尾秀彰議員。 ○議員(髙尾秀彰)登壇  建設企業常任委員会報告を申し上げます。   第1回定例会6月議会において、本委員会に付託されました議案第51号、明石市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定のことの外2議案につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。   議員各位におかれましては、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。 ○議長(寺井𠮷広)    以上で、各委員長の報告は終わりました。   なお、各委員長報告に対する質疑につきましては通告を受けておりませんので、これを終結いたします。           採  決 ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   おはかりいたします。   議案第47号から同第52号まで、同第54号から同第59号までの議案12件につきましては、討論を省略し、これより一括採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、これら議案12件につきましては、討論を省略し、これより一括採決に入ることに決しました。   それでは、採決に入ります。   これら議案12件につきましては、それぞれ委員長報告どおり決することに御賛成の方は御起立願います。 〔起立全員〕 ○議長(寺井𠮷広)    全員起立。御着席願います。   全員起立。よって、これら議案12件は、それぞれ委員長報告どおり決しました。   次に移ります。   おはかりいたします。   議案第60号につきましては、討論を省略し、これより採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、議案第60号につきましては、討論を省略し、これより採決に入ることに決しました。   それでは、採決に入ります。   議案第60号につきましては、委員長報告どおり決することに御賛成の方は御起立願います。 〔起立多数〕 ○議長(寺井𠮷広)    起立多数。御着席願います。   起立多数。よって、本案は委員長報告どおり決しました。           討  論 ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   議案第53号の討論に入ります。   通告を受けておりますので、発言を許します。   辻本達也議員。 ○議員(辻本達也)登壇  日本共産党の辻本達也でございます。私は、議案第53号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論を行います。   本件は、僅か3か月前の3月議会において、本市財政の将来への深刻な懸念、ランニングコストの不透明さ、そして計画の拙速さから、議会が熟議の末に修正・削除という極めて重い判断を下したばかりの案件であります。それにもかかわらず、事業の本質的な問題点は解消されないまま、僅かな手直しだけを施して、再び補正予算として提案されたことは、誠に遺憾であります。以下、反対理由を具体的に述べます。   第1は、地下部分を残して防災備品倉庫にする、防災拠点にするといった、一見反論しづらい大義名分を掲げた計画のすり替えについてです。3月議会で問われた本質は、イニシャルコストではなく、年間3,000万円、将来的に14億円とも試算されるランニングコストが、本市財政を長期的に圧迫するのではないかという持続可能性の問題でありました。今回の答弁でも、地下を残す場合の維持管理費、防水対策、将来的な撤去費用について具体的な試算は示されませんでした。防災という言葉を掲げれば、市民の理解を得ることができるかのような姿勢は、論点の本質を見えづらくするものであり、議会軽視と言わざるを得ません。物価高騰の中、避難所となる学校施設の老朽化対策や命に直結する下水道管更新を後回しにしてまで、今、この中途半端な規模の新施設を建設しなければならない真の必要性は、依然として全く示されていません。   第2は、市民や地域団体の声を都合よく切り貼りし、計画推進の免罪符として利用している極めて不誠実な姿勢です。丸谷市長は、地元まちづくり協議会や市民団体の賛同を得たと繰り返し主張します。しかし、実態はどうでしょうか。高齢者大学の拠点を求めるNPO法人は、市から既存施設は耐震性がないため使えないと説明され、一度は新施設の建設を要望しました。しかし、県立図書館が耐震補強により継続利用されている事例を知り、既存施設の改修活用こそ最善であると再考し、要望書を出し直しています。つまり、同法人が当初提出した要望書は、事実上、撤回されたものと言えます。   ここで重要なのは、要望書提出の前提となる市長の説明が正しくなければ、要望書の中身は全く違うものになってしまうという点です。既存施設は使えないという前提で要望を求めれば、当然、新施設が必要だという結論になります。しかし、その前提が違うと判明した以上、当初の要望書を市民ニーズの代表として扱うことは到底できません。他の団体から提出された要望書についても同じことが言えるのではないでしょうか。   また、市の答弁では、まち協の賛同が事業推進の根拠の一つとして強調されました。その際、地域で実施されたアンケートの結果が引用されましたが、そのアンケートは旧市立図書館の利活用について具体的に問うものだったのでしょうか。十分な説明や情報提供のないまま行われた一般的な問いかけに対する回答を、重要施策に対する地域の総意であるかのように扱うことは、協働のまちづくり推進条例の趣旨を著しく損なう行為であり、自治基本条例にも反するものです。   また、まちづくり協議会の扱いについても重大な問題があります。そもそもまちづくり協議会とは、市の条例にも位置づけられ、市から補助金を受け、市との間で協定を結ぶ準公共的な組織であります。地域の代表性と公共性を併せ持つ団体である以上、その意思形成は規約に基づく総会や役員会など、正式な機関決定によって行われるべきものであります。しかし、今回、市長がまち協の賛同を得たと本会議で述べた根拠は、規約に基づく正式な意思決定ではなく、一部の役員との意見交換で得られた声にすぎません。そのような非公式というべき意見を、あたかも地域の総意であるかのように扱い、議会の場で強弁することは、準公共的組織の性質を著しく軽視するものであり、極めて不適切と言わざるを得ません。   まちづくり協議会は、市と協定を結び、補助金を受ける立場にある以上、行政との関係性において一定の慎重さが求められます。その団体の一部関係者の声を市長が自ら地域の総意として利用することは、団体内部の民主的な意思形成を損ない、地域の混乱を招きかねない行為であります。丸谷市長がこのような姿勢を当然のこととして認識しているのであれば、その認識そのものを強く疑わざるを得ません。市長が本会議の場でこうした不十分な根拠を基に、地域の賛同を強弁することは、地域団体の混乱を招き、市民の信頼を損なうものであることを改めて強調しておきます。   第3は、旧市立図書館の文化的・建築的価値を市が十分な検証もなく、限定的と断じた点であります。市は本会議答弁で、れんがタイルは再現性がある、明石城との時代的連続性がない、文化財としての価値は限定的と述べました。しかし、文化庁の登録文化財の基準は、歴史的景観への寄与、造形の規範性、再現困難性のいずれかを満たせば足りるのであって、市の認識は制度の本質を取り違えています。実際、明石公園内の県立・市立の両図書館の基本設計を担当した建築家であり、元京都橘大学教授の竹山清明氏は、両図書館について、歴史的景観への寄与と造形の規範性の2つの要件を満たす登録文化財として極めて価値の高い建築であると、専門家の立場から明確に指摘しています。両図書館は、日本建築界で最も権威ある建築専門月刊誌「新建築」に掲載され、その年のベストデザイン100に相当する評価を受けた希少なモダニズム建築です。20世紀を代表するフランスで活動した建築家、ル・コルビュジエの造形を日本化した深いテラスの意匠は国内でも類例がなく、専門家からは再現困難な貴重な建築と評価されています。   さらに、市民団体、旧図書館の活用を目指す会は、兵庫県教育委員会社会教育課に対し、登録文化財の基準に照らして、両図書館の価値を正当に評価するよう見解の訂正を求める要望書を提出しています。要望書では、県教委の回答が文化庁の基準と異なる点を指摘し、文化財保護審議会での正式な判断を求めています。明石市は中核市でありながら、登録文化財が極めて少ない現状にあります。そのような中にあって、半世紀にわたり市民に親しまれてきた両図書館の建物を、文化的価値の検証も不十分なまま解体ありきで扱うことは、まちの誇りを自ら手放す選択であり、本市の文化政策として看過できないものであります。   第4は、補助金要件が崩れつつある中で、予算だけを先行させる危うさについてです。都市構造再編集中支援事業の国庫補助金の50%を得るためには、2つ目の基幹事業が必須ですが、その候補であるアスピア明石前の歩行者空間整備は、技術的課題や法令規制によりゼロベースでの見直しが必要となっています。現時点で具体的な内容も金額も不透明なままであります。補助金のはしごを外されるリスクがある中で、なぜ今、予算だけを通すことができるのでしょうか。3月議会における情報提示をした上で、さらに審議が必要との指摘を、市が軽視する形となっていることは極めて重大な問題であります。   以上、意見を述べた次第であります。本補正予算は3月議会で議論となった根本的な懸念が何一つ解消されておらず、今回の答弁と、市民、専門家からの指摘によって、むしろ問題点がより鮮明になったと言わざるを得ません。議員各位におかれましては、市民の代弁者として、良識ある判断を下されることを強く呼びかけ、反対討論といたします。 ○議長(寺井𠮷広)    次に、中川夏望議員、発言を許します。 ○議員(中川夏望)登壇  議案第53号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第1号)について、賛成討論を行います。   まず、本議案のうち、最高裁判決を受けた生活保護費の追加給付に係る事業費並びに明石市立明石商業高等学校におけるデジタル化の推進に係る事業費については、いずれも市民のために必要な取組として賛成いたします。これよりは本議案のうち、特に明石駅周辺地区整備事業について焦点を当てながら考えを述べるとともに、態度を明らかにいたします。   私たちの会派は3月議会で、明石駅周辺地区整備事業に関する修正案を提出しました。原案に反対した理由は大きく3点です。1点目は、公共施設配置適正化計画と整合性が取れていないこと。この計画では施設総量を増やさないため、新しく施設を造る場合には、真に必要な場合に限るとしていますが、明石公園に計画している施設が真に必要な場合に該当するのかどうかの検討が不十分ではないかとの意見がありました。2点目は、市民の声が通っていないこと。新設ありきで進み、特に反対意見の市民の方の意見が封殺されているとの声が上がっていました。3点目は、年間3,000万円のランニングコストをかけてまで造る必要があるのかということ。一部の人だけが利益を享受する施設になるのではないか、ランニングコストに見合う施設なのかと疑問の声が上がっていました。これらのことに疑義が残るため、私たちの会派では、一度立ち止まって計画を見直すべきだと修正案を提出し、可決されました。   今回、この6月議会で明石駅周辺地区整備事業について、再度、補正予算が提案されたことを受け、総務常任委員会で約1時間かけ審議しました。今回の修正では、多目的ホールを文化機能に特化することや、屋外にバスケットボールコートを設置することなどが示されました。その中でも特に改善されたと感じたのは、防災機能を強化したことです。南海トラフ地震で想定される被災者に対する避難所の収容人数は足りています。しかし、被害は東部湾岸エリアに集中すること。また、沿岸部の小中学校は浸水することも想定されており、不安に思っている地域の方の声があることが示されました。今回、地下を残し備蓄倉庫として活用することで、東の防災拠点とするとの方針が報告されました。さらに、委員会での質疑の中で、マンホールトイレの整備やペットと同室避難ができるように、さらに防災機能を強化するとの答弁を頂きました。また、ランニングコストを少しでも減らすよう、ネーミングライツの導入やトータルコスト削減を目的とした太陽光発電システムなどの導入を検討するとの答弁も頂きました。このように東の防災拠点として、市民の命を守るための施設となったことで、公共施設配置適正化計画との整合性が取れ、また、ランニングコストをかける価値のある施設になったのではないかと考えました。   議論を重ねた結果、3月議会での疑義を一定程度解消できたと判断し、私たち、かがやきネット・市民の会は今回、補正予算に賛成させていただきます。しかし、まだ課題も残されています。特に以下2点について要望します。   まず、1点目、今後の財政について。一般質問でも指摘しましたが、本市の財政見通しは決して楽観的なものではありません。ランニングコストで想定されるのは3,000万円ですが、年間3,000万円を捻出するのは容易ではありません。今後、必要な市民サービスがなくなることのないよう、しっかりと財政をマネジメントしていただきたいと強く要望します。   次に、2点目、市民の声について。3月議会で指摘したことを受け、この間、パブリックコメントで市民の声を全て開示し、それぞれに対し、市からの回答を示されました。一定程度対応していただき、改善が見られたと判断しました。ただ、この明石公園内の新施設については、これまで新設ありきでタウンミーティングなどが行われ、反対の意見を言う場がなかったとの声や、パブリックコメントなどに反対意見を述べたけれど、公開資料に載せられず、議員や市民に共有されなかったなどの声があったことは事実です。今後は反対意見の方も含めて、誠実に対話と共創を重ねてほしいと要望します。   以上、2点の課題の改善を要望し、議案第53号の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(寺井𠮷広)    次に、中西礼皇議員、発言を許します。 ○議員(中西礼皇)登壇  議案第53号、令和8年度明石市一般会計補正予算(第1号)に対しての討論を行います。   明石駅周辺地区整備事業は、3月議会において幾つかの問題点が指摘され、修正予算が可決されました。まず、旧市立図書館では、市民参画の不足が問われました。その後、当局は現地に近い4つの小学校区のまちづくり協議会の役員会で、修正後の事業内容を説明し、質問や意見を受けたことで市民の声を聞いたとしています。これで市民参画は十分なのでしょうか。少なくとも自由に誰でも参加できる場で、旧図書館の除却のみの案、除却と建て直しを含めた案、耐震補強案について論点を整理する必要があったと考えます。   次に、ランニングコスト、年間3,000万円の負担が財政健全化の観点から適切かを問われました。このたびの案でもランニングコストの変更はありません。防災備蓄倉庫や避難所等の機能が加わると、そのコストはたちまち許容されるのでしょうか。そうであれば、現在の建物を耐震化して、床面積5,000平米の施設を活用する案とどのように違うのでしょうか。   次に、公共施設配置適正化基本計画との矛盾です。持続可能な行政サービスのため、痛みを伴う公共施設の総量削減について、行政と議会で真摯に議論を重ねてまいりました。地域に親しまれた既存の施設でさえ、適正化の波の中で廃止や機能見直しを迫られています。にもかかわらず、既に廃止された生涯学習センター分室や市民ホールの機能を新たな箱物として復活させることは、計画の根幹を揺るがす足かせとなります。ここで特例を認めれば、他の地域での施設削減など、到底、市民の理解を得られず、適正化計画そのものが難しくなります。   最後に、市道明石中央63号線の歩行者空間整備についてです。資料には、現状として通行量が1日1万8,000人と多いと、その課題が記載されています。このたび山陽電鉄側の土地を借りて、63号線の一部を拡幅する内容が示されていますが、ボトルネックとなっているラポール明石の南西角部分には、何ら具体的な解消策が提示されていません。これを放置したままこの案に賛成するということは、議会もその危険性を認識しながら見過ごしたということになります。   以上、不十分な点を多数抱える議案第53号については、反対の意見を表明し、討論を終わります。           採  決 ○議長(寺井𠮷広)    以上で討論を終結し、これより採決に入ります。   議案第53号につきましては、委員長報告どおり決することに御賛成の方は御起立願います。 〔起立多数〕 ○議長(寺井𠮷広)    起立多数。御着席願います。   起立多数。よって、本案は委員長報告どおり決しました。           討  論 ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   議員提出議案第1号の討論に入ります。   通告を受けておりますので、発言を許します。   辻本達也議員。 ○議員(辻本達也)登壇  日本共産党の辻本達也でございます。私は、議員提出議案第1号、皇室の伝統に基づく安定的皇位継承を確保するための法整備の早期実現を求める意見書提出のことについて、反対の立場から討論を行います。   以下、問題点について述べます。   第1に、本件意見書案は、憲法上、義務づけられていない男系継承を当然の前提として構成されています。日本国憲法第2条は、皇位が世襲であると規定するのみで、男系に限定する決まりは存在しません。現在の国会においても、女性天皇や女系天皇を排除しない多様な議論が行われており、男系維持が唯一の選択肢とされているわけではありません。また、そもそも日本国憲法制定時である1946年の国会審議において、憲法担当の金森徳次郎国務大臣は、憲法は女性天皇を排除しない、男系に限るものではないと明確に答弁しています。この政府解釈は一次資料で確認できる歴史的事実であり、憲法上、男系維持が義務づけられていないことを示しています。地方議会が憲法上の要請ではなく、特定政党の歴史観に基づく前提を当然視することには大きな問題があります。   第2に、本件意見書案は、有識者会議の2つの案が多くの党、会派で共有可能な論点であると断定しています。しかし、国会では女性宮家、女性天皇、女系天皇、養子制度など、複数の選択肢が併存し、与野党間でも意見は大きく分かれています。共有可能と断定すること自体が、国会における議論の状況を正確に反映しておらず、特定政党の政治的評価を地方議会の総意として書き込むものとなっています。   第3に、女性皇族が婚姻後も皇族身分を保持する制度案についてであります。この制度は、当事者の私生活、職業選択、家族形成に重大な制約を与える可能性が指摘されています。憲法第24条が保障する個人の尊厳との関係は避けて通ることができません。当事者の意思確認もないまま、地方議会が制度案を支持することは、当事者の権利への配慮を欠くものと言わざるを得ません。   第4に、男系維持の根拠として血統の連続性が強調されてきましたが、養子制度を導入すれば血統はつながりません。血統を重視する立場と血統をつながない養子制度を同時に推進することは論理的に整合せず、国会でも矛盾が指摘されています。このような論理的矛盾を含む制度案を地方議会が支持することは適切ではありません。   第5に、本件意見書案は、今特別国会での皇室典範改正を求めています。しかし、皇位継承制度は国家の根幹に関わる問題であり、拙速な議論は避けるべきとの意見が国会でも数多く示されています。なぜ今国会でなければならないのか。その理由は、本件意見書案からは読み取れず、特定政党の政治的思惑に基づく恣意的な時期指定である可能性を否定できません。   最後に、地方議会は多様な民意を反映する場であることを強調したいと思います。日本共産党は、党綱領で明らかにしているとおり、天皇制を含め、日本国憲法を守り、その枠内で運用するべきという立場であります。また、天皇制を国民の総意に基づく過渡的制度と位置づけ、男系維持を前提としない立場であることも明らかにしています。   したがって、特定政党の歴史観や価値観を前提とした本件意見書案には賛成できません。国会でも多様な議論が行われている中で、地方議会が特定政党の歴史観や価値観を前提とした意見書を採択することは、多様な民意を反映する議会の役割にふさわしいとは言えません。   以上の理由から、議員提出議案第1号、皇室の伝統に基づく安定的皇位継承を確保するための法整備の早期実現を求める意見書提出のことに、改めて反対することを表明し、討論を終わります。           採  決 ○議長(寺井𠮷広)    以上で討論を終結し、これより採決に入ります。   議員提出議案第1号につきましては、委員長報告どおり決することに御賛成の方は御起立願います。 〔起立多数〕 ○議長(寺井𠮷広)    起立多数。御着席願います。   起立多数。よって、本案は委員長報告どおり決しました。   なお、ただいま議決を見ました意見書の取扱いにつきましては、議長に御一任願います。           議員派遣のこと ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   議員派遣のことを議題に供します。   おはかりいたします。   本件につきましては、お手元に御配付いたしておりますとおり、議員派遣を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、お手元に御配付のとおり議員を派遣することに決しました。   なお、この際、おはかりいたします。   ただいま議決いたしました事項について、諸般の事情により変更する場合には、その取扱いについては議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井??広)    御異議なしと認めます。   よって、そのように決しました。           常任委員会の閉会中の継続調査申出のこと ○議長(寺井𠮷広)    次に移ります。   常任委員会の閉会中の継続調査申出のことを議題に供します。   各委員長から、所管の事務につきまして、お手元に御配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。   おはかりいたします。   各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺井𠮷広)    御異議なしと認めます。   よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。   各委員会におかれましては、閉会中よろしく御審議賜りますようお願いいたします。   以上で、本市第1回定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。   それでは、以上をもちまして本日の会議を閉じ、併せて本市第1回定例会を閉会いたします。   御苦労さまでございました。                               午後 4時50分 閉会