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更新日:2013年5月1日

Taco(たこ)バス社会実験まとめ

明石市コミュニティバスTaco(たこ)バス社会実験運行について(H16.11~H18.3)

明石市コミュニティバス(Taco(たこ)バス)につきましては、「(1)交通不便地域の縮減」、「(2)移動制約者の移動手段の確保」、「(3)環境負荷の軽減」を基本コンセプトとし、平成16年11月から実験運行(平成18年3月末まで)を開始しました。
この間、バスの利用実態調査(平成16年11月~平成17年8月)を進めるとともに、バス利用者へのアンケート調査(平成17年1月)や市民へのアンケート調査(平成17年7月)を実施し、本格運行についての検討を進めてきたところです。
市としましては、市民ニーズの高さや実験による効果を踏まえ、平成18年4月より、本格運行することとしました。つきましては、実験中のTaco(たこ)バスの利用状況や、Taco(たこ)バス運行による効果等について報告します。

※Taco(たこ)バスという愛称は、一般公募により応募のあった愛称(全21点)を、地元の方々やインターネット等によるアンケート投票により決定したものです。

基本コンセプトに対する導入効果

Taco(たこ)バス写真

<JR大久保駅南口>

(1) 交通不便地域の縮減

Taco(たこ)バスの本格運行に賛成する理由の83%が、「鉄道やバスなどの公共交通機関が不便な地区に住む市民の移動手段を確保できるから(市民アンケートより)」であり、大多数の市民の方々が縮減効果を期待しています。

(2) 移動制約者の移動手段の確保

(1)に次いで多い賛成理由が、「高齢者や障害者などの移動手段を確保できるから(市民アンケートより)」の75%です。
また、Taco(たこ)バス運行により外出回数の増えた人は、全体の44%(利用者アンケートより)であり、特に増えたという人の割合は高齢者の方が多くなっており、高齢者の方の外出回数が増加したことがわかります。

(3) 環境負荷の軽減

利用者アンケートでは、約1/4の人が、マイカー運転、家族の送迎といった自動車からTaco(たこ)バスへの転換であり、環境負荷の軽減効果を確認することができます。

利用状況のまとめ

実験運行中の利用者数

  • 延べ利用者数は、315,778人(平成16年11月9日~平成18年3月31日までの508日間)
  • 1日の平均利用者数は、622人/日
  • 1日の平均利用者数(622人/日)は、計画段階での需要予測値(415人/日)の約1.5倍
  • 月毎の1日の平均利用者数で、最も多かったのは平成18年8月の726人/日
  • 月毎の1日の平均利用者数で、最も少なかったのは平成16年12月の484人/日

月ごとの日平均利用者数の推移


参考:山陽電鉄(株)からの日報データより(小学生未満は含まない)

 

平日平均利用者数

休日平均利用者数

月平均利用者数

月合計乗車人数

平成16年11月

497

人/日

493

人/日

496

人/日

10,909

人/月

12月

524

411

484

15,010

平成17年1月

566

452

522

16,174

2月

576

474

543

15,215

3月

634

459

583

18,069

4月

611

482

568

17,051

5月

614

492

567

17,581

6月

666

496

621

18,615

7月

791

526

697

21,609

8月

794

529

726

22,503

9月

761

564

695

20,850

10月

758

574

693

21,468

11月

721

502

648

19,434

12月

763

493

667

20,689

平成18年1月

711

450

610

18,909

2月

752

549

694

19,424

3月

802

514

718

22,268

延べ利用者数

315,778

日平均利用者数

622

人/日

※休日とは、土曜・日曜・祝日とする。

利用実態調査の概要

  • Taco(たこ)バスの始発から最終までのすべての便(1日の運行台数:最大4台)に調査員が乗車し、バス停ごとの乗降客数、目視による属性等を調査する。
  • 平成16年11月から平成17年8月までの間に、平日8回、休日8回の計16回の調査を実施。
  • 下記に示す調査結果は、16回の調査の平均値である。

利用者の属性(目視による利用実態調査結果より)

  • 平日、休日ともに女性の利用者が多く、約7割を占める。
  • 平日、休日とも成人(40~65歳)の利用者が多く、高齢者(65歳以上)の方は、約4分の1を占める。

利用バス停(利用実態調査結果より)

  • 「JR大久保駅南口」「JR魚住駅」での利用が多く、次いで、平日では「明石医療センター」、休日では商業施設に近接する「ゆりのき通2丁目」の利用が多くなっている。

1)平日

(1)乗車バス停

(2)降車バス停

2)休日

(1)乗車バス停

(2)降車バス停

乗降調査(利用実態調査結果より)

  • 「JR大久保駅南口」と「明石医療センター」、「青葉台」と「JR魚住駅」、「守池住宅」と「JR魚住駅」間での利用が多くなっている。
  • JR魚住駅北側の利用圏、及びJR大久保駅南側の利用圏の2つに区分されている。

 

乗降バス停(平日)

乗降バス停(休日)

※10以上のみを表示。

運行経費

当初の予想を上回るご利用を頂いたため、利用者数とともに運賃収入についても、当初予測の約1.5倍となっています。しかしながら、バス停施設等の初期投資額を含めた運行経費の収支率(バス運行に要した経費に占める運賃収入の比率)は50%程度となっており、運賃収入でまかなえない経費については、明石市が負担します。

これまでの取り組み経過

≪平成14年度≫

  • コミュニティバス運行の必要性の検証
  • コミュニティバス運行候補地区の選定

写真

≪平成15年度≫

  • コミュニティバス運行に関するアンケートの実施
  • 住民懇談会の実施
  • コミュニティバス社会実験運行の内容検討(ルート、バス停位置、運賃、運行間隔等)
  • コミュニティバス需要(利用者数)の予測

≪平成16年度≫

  • コミュニティバス社会実験運行事業者の募集、選定
  • 地元説明会の開催(大久保南、魚住地区)
  • 関係機関(道路管理者、警察等)との調整
  • 運行路線の認可申請
  • バス停等施設の整備
  • 広報・PR活動(記者発表、広報誌への掲載、運行ルート周辺へのチラシの各戸配布、無料試乗会の実施、バスの愛称とロゴマークの募集等)
  • 社会実験運行開始(平成16年11月9日)
  • 利用実態調査の実施
  • バス利用者アンケート調査の実施(Taco(たこ)バス利用者を対象)

≪平成17年度≫

  • 利用実態調査の実施
  • 市民アンケート調査の実施(全市民を対象)
  • Taco(たこ)バス本格運行の内容検討
  • Taco(たこ)バスの本格運行について公表(11月)
  • Taco(たこ)バス本格運行事業者の募集、選定
  • 地元説明会の開催(魚住町清水、浜西、山川地区)
  • 関係機関(道路管理者、警察等)との調整
  • 運行路線の認可申請
  • バス停等施設の整備
  • 広報・PR活動(記者発表、広報誌への掲載、運行ルート周辺へのチラシの各戸配布)
  • 本格運行開始(平成18年4月1日)

””

本格運行の概要

≪運行ルート≫

(1)ルート(循環)

JR魚住駅~青葉台~守池住宅~魚住小学校~魚住市民センター~JR魚住駅

(2)ルート(循環)

JR魚住駅~魚住中学校~清水西(新キャタピラー三菱西側)で折り返し~JR魚住駅

(3)ルート(往復)

JR魚住駅~西部市民会館~江井島~明石医療センター~JR大久保駅

≪運行時間帯及び運行間隔≫

(1)ルート(循環)

概ね午前7時から午後8時までの運行で、概ね60分間隔で運行、平日の午前7時台のみ概ね30分間隔で運行

(2)ルート(循環)

概ね午前7時から午後8時までの運行で、概ね60分間隔で運行

(3)ルート(往復)

概ね午前7時から午後8時までの運行で、概ね60分間隔で運行、平日の午前8時台と平日の午後4時から午後6時までの間は概ね30分間隔で運行

≪運行ダイヤ≫

(1)ルート(循環)

平日と土曜・日曜は別ダイヤとする。
祝日、盆、年末年始は、土曜・日曜ダイヤとする。

(2)ルート(循環)

(3)ルート(往復)

≪運賃≫

(1)ルート(循環)

100円均一(小児・障害者手帳保持者の方は半額)

(2)ルート(循環)

(3)ルート(往復)

100円または200円(小児・障害者手帳保持者の方は半額)
ご乗車のときに必ず整理券をお取りください。

≪お得な乗車券≫

回数券

  • 200円券×11枚つづり(発売額2,000円)
  • 100円券×11枚つづり(発売額1,000円)
  • 50円券×11枚つづり(発売額 500円)

1日フリーパス券

  • Taco(たこ)バス全路線を1日自由に乗り降りできる乗車券
  • 大人用400円、小児用200円、親子ペア(大人1人+小児1人)用500円

最後に

Taco(たこ)バスの本格運行の開始までに、ご支援とご協力をいただきました大勢の方々に対しまして、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

これからも、Taco(たこ)バスが地域の皆様に親しまれるよう、運行事業者の山陽電鉄バスとともに努力してまいりますので、今後とも、Taco(たこ)バスへのご支援のほどをよろしくお願いします。

明石市  山陽電鉄バス

お問い合わせ

明石市都市局都市総務課

兵庫県明石市中崎1丁目5-1

電話番号:078-918-5037