資料4 1ページ 今後の取組について れいわ4年6月1日(水) 明石市理事(総合安全対策担当) 趣旨 第2回までの専門委員会議及び4月25日に実施したワークショップを踏まえ、今後の取組について説明するもの 内容  1 在宅避難者の把握と情報提供 2 避難じょ運営の役割分担 3 二千二十二年度明石市防災訓練イメージ 2ページ 在宅避難者の把握 在宅避難者 避難の意思があっても避難できないかた 避難する必要がないと判断し自宅等に留まるかたのこと 在宅避難者の把握方法 1 地域内(近隣同士)での把握   声掛け、訪問に加え、避難行動要支援者名簿の活用   障害者が在宅避難していることを示すマークを家の外に掲示 2 位置情報システム等を活用し把握 3 住民基本台帳との連接による把握 各把握方法の分析 区分1 地域内(近隣) 分析 低コストでの実現可能、平素からの関係構築が必要 対応 平素からの地域内のコミュニケーション、個別避難計画作成 区分2 位置情報システム 分析 行政機関でまとめてに把握することから、個人情報保護に課題、システム構築までにかかる経費、時間が大きい 対応 DX成果の活用 区分3 住民基本台帳 分析 台帳未登録者、住民票があるが実際に居住していないかたの把握は困難  対応 正確な台帳管理 3ページ 在宅避難者への情報提供 その1 在宅避難者が要望する情報内容を整理 提供すべき情報の内容の種類 1 現在の被害情報 地域の家屋の状況について、道路、各交通手段の状況について、インフラ(電気、水道、ガス)の状況について 2 今後の被害見積 更なる災害の発生の可能性について、インフラ復旧見込みについて 3 救援に係る情報 避難じょの開設状況について、場所について、支援内容について、救援物資の交付要領について、 健康チェック、ボランティア情報、相談窓口の開設状況など各種支援について 病院、救護所の開設状況について 4ページ 在宅避難者への情報提供 その2 情報内容の発信手段を検討 情報内容の発信手段の種類 1 テレビ、ラジオ  Lアラート等の情報提供  ニュース等の情報 2 モバイル  スマホ掲載ホームページ  電話による自動コール 3 防災器材  防災無線によるお知らせ  広報車によるお知らせ 4 地域内(近隣)  近隣のかたとの声掛け  世話人のかた等の訪問 1 テレビ、ラジオ、2 モバイル、3 防災器材はいずれも視覚障害者には届かない。別の発信手段が必要。 地域の平素からのつながりを強化したまちづくりを推進することが大切である、という答えに行きつく。 5ページ 避難じょ運営の役割分担 その1 前提 避難じょへの避難者数が30人以上の場合として検討 1 避難開始・指示の段階 学校職員、市職員、コミセンが開門、施設開錠 その後、施設安全点検を開始 点検後、市職員とコミセンで受付場所開設・部屋の表示を行う。同時に受付要領の把握をする。 2 避難じょ開設から避難じょ運営の段階 学校職員、市職員、コミセンが備蓄倉庫からの必要物資搬出、福祉避難室への移動調整、室内整備、インフラの状況把握、処置、情報収集手段の開設、収集、避難者名簿作成、在宅避難者把握 このあいだ避難者は、避難者受付(受入)業務、各施設の設営補助、備蓄倉庫からの必要物資搬支援、施設内の見回りを行う。 6ページ 避難じょ運営の役割分担 その2 前提 避難じょへの避難者数が30人以上の場合として検討 避難じょ運営開始後、 1日目の朝から夜にかけて 学校職員、市職員が 救護場所調整(DMAT等含)、給水場所調整、福祉避難室の巡回、要配慮者ニーズ把握等、インフラの管理、復旧情報把握及び処置、支援物資の集積場所選定及び受入を行う コミセンが 避難者名簿修正、在宅避難者把握及び支援を行う。 避難者は 朝昼晩それぞれ配食、ゴミ処理、清掃・消毒を行う。また、防犯、防火、要配慮者ニーズの把握のため施設内見回りを常時行う。また、ペットの管理や発電機、ストーブ燃料の給油も避難者が随時行う。 7ページ 避難じょ運営の役割分担 その3 前提 避難じょへの避難者数が30人以上の場合として検討 避難じょ運営開始から2日目以降 学校職員、市職員、コミセンは常時、福祉避難室の巡回、要配慮者ニーズ把握等、インフラの管理、復旧情報の把握及び処置、避難者の健康状態把握、相談対応等、避難者名簿修正、在宅避難者の把握及び支援 を行う 避難者は朝昼晩それぞれ配食、ゴミ処理、清掃・消毒を行う。また、防犯、防火、要配慮者ニーズの把握のため施設内見回りを常時行う。また、ペットの管理や発電機、ストーブ燃料の給油も避難者が随時行う 8ページ 二千二十二年明石市防災訓練イメージ 災害発生から市職員が指定避難じょである体育館を開錠、その後要配慮者を含む住民が指定避難じょに避難、その後受付、避難じょ設営に移る。 避難じょには一般避難者の住居区画のほか、更衣室、授乳室、救護所、救援物資集積および交付所、給水所、野外風呂、福祉避難じょ、キッズルーム、物干し場などがある