第3部 避難所・備蓄に関する明石市の現状 ※「災害対応力を強化する女性の視点(令和2年5月 内閣府男女共同参画局)」のチェックシートを元に作成 ※ 凡例・・・マル:整備済み サンカク:一部整備済 ハイフン:考慮しているが具体化していない又は未整備) 備蓄チェックシート(今後、計画的な整備が必要) ▶備蓄の品目や数量について、女性と男性のニーズの違い、妊産婦や子育て家庭のニーズに配慮することが必要です。 品目や数量については、当事者である女性が参画して、検討してください。 ▶個人によってニーズは異なりますが、一人あたり最低3日間の量を備蓄することが望まれます。住民に対しても、平常時から備えを促しましょう。 女性用品 マル 生理用ナプキン(普通、長時間向け等) バツ おりものシート バツ サニタリーショーツ バツ 防犯ブザー/ホイッスル マル 中身が見えないゴミ袋 マル 女性用下着(各種サイズ) 若者(女性) マル 女児用下着(発達段階ごとに適したサイズ、形態のもの) バツ 防犯ブザー/ホイッスル 妊産婦 バツ 妊産婦用下着 バツ 妊産婦用衣類 バツ 防犯ブザー/ホイッスル バツ 母乳パッド 乳幼児用品 マル 粉ミルク(アレルギー用含む)又は液体ミルク バツ 枕やクッション(授乳室ごとに数個)、授乳用ケープ・バスタオル等(ストールでも可) バツ 乳幼児用飲料水(軟水) サンカク 哺乳瓶・人工乳首(ニップル)・コップ(コップ授乳用に使い捨て紙コップも可)・消毒剤・洗剤・洗浄ブラシ等の器具、割りばし バツ 湯沸かし器具・煮沸用なべ(食用と別にする) マル 離乳食(アレルギー対応食を含む) バツ 皿・スプーン マル 乳幼児用紙おむつ(各種サイズ、女児用、男児用)、おむつ用ビニール袋 マル おしりふき 介護用品 マル 大人用紙おむつ(各種サイズ、女性用、男性用)、おむつ用ビニール袋 マル 尿取りパッド(女性用、男性用) マル おしりふき マル 介護食(おかゆ、とろみ食、とろみ剤) マル 簡易トイレ・据置式洋式トイレ バツ 防犯ブザー/ナースコール バツ 義歯洗浄剤 外国人(女性) バツ スプーン・フォーク バツ ストール サンカク 宗教上の理由に関わらず食べられる食べ物 共通 マル プライバシーが十分に保護される間仕切り・パーティション マル 足腰が悪い人のための寝具(段ボールベッド等) 便利帳 避難所チェックシート 確認日:_________  確認者:____________ ① 避難所のスペース プライバシー(計画等に含め具体化する必要がある) バツ 授乳室(椅子、授乳用の枕やクッション、おむつ替えスペース)がある バツ 男女別更衣室、男女別休養スペースがある バツ 男女別更衣室、男女別休養スペースが離れた場所にある マル 間仕切り・パーティションがあり、その高さや大きさなどが、プライバシーの保護の観点から、十分である 要配慮者(計画等に含め具体化する必要がある) バツ 適切な通路が確保され、段差が解消されている バツ 乳幼児のいる家庭用エリアがある バツ 介護・介助が必要な人のためのエリアがある バツ 単身女性や女性のみの世帯用エリアがある サンカク 女性専用スペース(女性用品(更なる整備が必要)の配置・女性相談)がある バツ キッズスペース(子供たちの遊び場・勉強・情報提供)や保育エリアがある マル 足腰が悪い人のための寝具(段ボールベッド等)が提供されている トイレ(具体的な配置を事前に計画する必要がある)(計画的な整備が必要)(各学校の設備の状況を確認し計画等として具体化する必要がある) サンカク 安全で行きやすい場所に設置されている サンカク 女性トイレと男性トイレは離れた場所にある サンカク 女性トイレ:女性用品・防犯ブザーの配置、仮設トイレは女性用を多め サンカク 男性トイレ:尿取りパット等の配置 サンカク 多目的トイレが設置されている サンカク 洋式トイレが設置されている サンカク 屋外トイレは暗がりにならない場所に設置されている サンカク トイレの個室内、トイレまでの経路に夜間照明が設置されている マル トイレに錠がある 入浴施設(計画等に含め具体化する必要がある) バツ 安全で可能な限りバリアフリーに対応した入浴施設がある バツ 男女問わず一人で(又は付き添いを受けながら)入浴できる施設がある 安全(防犯・安全対策を計画等に含め体制を確立する) バツ 避難所の危険箇所や死角となる場所の把握・立入制限がされている バツ 間仕切り・パーティションが高い場合は個室の定期確認がされている その他(情報提供の手段を検討) サンカク 各部屋に部屋札(ピクトグラム、やさしい日本語)が設置されている バツ 掲示板による情報提供(インターネットが使用できない人・情報が届きにくい人向け)がされている 便利帳 ② 避難所の運営体制・運営ルール 運営体制(避難所運営委員会の基準を作り、平素から機能させる必要がある) サンカク 管理責任者には男女両方を配置している サンカク 自治的な運営組織の役員に女性が3割以上参画している バツ 運営組織に、多様な立場の代表が参画している ・介護・介助が必要な人・PTA ・障害者・中学生・高校生 ・乳幼児がいる家庭の人・外国人(居住者が多い場合) 運営ルール(計画等に含め具体化する必要がある) バツ 避難者による食事作り・片付け、清掃等の負担が、特定の性別や立場の人に偏っていない(男女を問わずできる人で分担) バツ 女性用品(生理用品、下着等)は女性担当者が配布を行っている ニーズ把握(計画等に含め具体化する必要がある) バツ 避難者から要望や困りごとを受けられる仕組み体制がある(トイレ等への意見箱の設置) バツ 女性や子育て・介護中の家庭の要望や困りごとを積極的に聞き取り、運営に反映させている バツ 避難者名簿を作成し情報管理が徹底されている (氏名、年齢、性別、健康状態、保育や介護を要する状況、避難場所、在宅・車中泊、外部からの問い合わせに対する情報の開示/非開示の可否) バツ 相談体制の整備、専門職と連携したメンタルケア・健康相談が実施されている ③ 暴力防止・安全の確保 チェックボックス 配偶者からの暴力の被害者等の避難者名簿の作成と情報管理が徹底されている チェックボックス 男女一緒に行う防犯体制がある チェックボックス 就寝場所や女性専用スペース等へ巡回警備が行われている チェックボックス 避難所の校庭など、敷地内に車中泊がいる場合は、車中泊エリアの巡回警備が行われている チェックボックス 暴力を許さない環境づくりが整備されている (啓発ポスターの掲示、相談カードの設置、照明の増設、女性や子供は2人以上で行動する、移動する際はまわりの人に声を掛け合う) チェックボックス 防犯ブザーやホイッスルが配布されている ▶ 不安や悩み、女性に対する暴力等に対する相談窓口、男性相談窓口が周知されている ④ 衛生環境・感染症予防 チェックボックス 感染症予防(手洗い・消毒・マスク)対策がされている チェックボックス トイレの使用方法・汚物の処理などの衛生対策が行われている チェックボックス トイレ専用の履物(スリッパ等)が使用されている チェックボックス ゴミの収集や分別が徹底されている チェックボックス 炊き出しを行う際は、調理の手順の表示や食品の管理、主要なアレルゲンの有無の表示、残食の廃棄が徹底されている ▶ 育児用ミルク(粉ミルク□/液体ミルク)を配布する際は、授乳アセスメントシートに基づき説明した後に配布している ⑤ 在宅避難者を含む指定避難所以外の避難者への支援 チェックボックス 在宅避難者を含む指定避難所以外の避難者情報も登録されている(特に要配慮者の把握のため) チェックボックス 在宅避難者を含む指定避難所以外の避難者への食料・物資配布の時間や場所がある チェックボックス 在宅避難者を含む指定避難所以外の避難者への支援情報等を伝達する体制が整っている チェックボックス 在宅避難者を含む指定避難所以外の避難者のニーズを把握する体制がある