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明石と言えばタコという人もいるほど、明石のタコは有名です。明石の海からは今から約2000年以上前にイイダコをとるために使われていたタコツボが発見されるなど、はるか昔からタコがとられていました。
明石でとれるタコ(マダコ)の量は日本一で、毎年約1000トンが水揚げされます。タコの漁の方法は、ほとんどが底引き網による漁ですが、「たこつぼ」を使った漁や一本釣りによる漁なども行われています。
タコが一番とれる時期は夏です。初夏にとれるタコは、漁師さんが麦わら帽子をかぶって漁に出かける時期にちなんで「麦わらダコ」とも呼ばれています。また、海の流れが速い明石海峡で育ったタコは、足が太く短く、陸でも立って歩くほど力づよいのが特徴です。