資料2 明石市における男女別職員の状況 本市における男女別の職員の状況については、以下のとおりです。本検討会では、意思決定に係るジェンダー平等を実現するため、管理職や監督職の割合について目標値を定めて段階的・計画的に実施していくなど、必要な手法について検討していただきたいと考えています。 【データの分析】 ○職員数については、2021年４月１日現在のデータである。 ・明石市特定事業主行動計画における行政職（以下単に「行政職」という。）の正規職員の人数は、男性992人、女性629人 ・30歳以下の職員は、男性56人、女性152人と女性が男性の2.7倍を占める。 ・キャリアアップについては、36歳～40歳の職員で大きく差が表れる。男性が係長18%、主任33%であるのに対し、女性は係長3%、主任6%である。 ○本市における管理職への昇進は原則試験によるが、近年の受験率は女性が男性の1/2以下となっている。（2020年度の受験率は、男性39.6%、女性14.9%） ○女性の主任比率は52.7%と半数以上を占める（「明石市特定事業主行動計画の実施状況及び女性の職業選択に資する情報」）が、男性と比べて女性の年齢層が高い。 ○「明石市特定事業主行動計画」の目標数値は、2019年４月時点で監督職比率約23%、主任級比率約43%となっているが、監督職については2021年４月時点で当該目標数値を満たしていない。 【データから見える課題】 ●36歳以上の職員について、男性に比べて女性のキャリアアップが遅れている。 ●管理職試験について、男性に比べて女性の受験率が著しく低い。 ○年代別・役職別　男女職員数（行政職の正規職員） 61歳以上の次長級以上 男18 女1 61歳以上の課長級 男3 女1 61歳以上係長級 男11 女0 61歳以上主任級 男0 女2 61歳以上事務職員・技術職員等 男54 女10 56-60歳の次長級以上 男30 女8 56-60歳の課長級 男21 女10 56-60歳係長級 男35 女13 56-60歳主任級 男14 女18 56-60歳事務職員・技術職員等 男39 女11 51-55歳次長級以上 男18 女3 51-55歳の課長級 男33 女8 51-55歳係長級 男47 女20 51-55歳主任級 男30 女26 51-55歳事務職員・技術職員等 男72 女20 46-50歳次長級以上 男11 女1 46-50歳の課長級 男41 女8 46-50歳係長級 男93 女26 46-50歳主任級 男32 女57 46-50歳事務職員・技術職員等 男40 女11 41-45歳次長級以上 男3 女0 41-45歳の課長級 男25 女3 41-45歳係長級 男67 女12 41-45歳主任級 男32 女38 41-45歳事務職員・技術職員等 男23 女24 36-40歳次長級以上 男0 女0 36-40歳の課長級 男5 女4 36-40歳係長級 男11 女2 36-40歳主任級 男21 女4 36-40歳事務職員・技術職員等 男26 女58 31-35歳次長級以上 男0 女0 31-35歳の課長級 男0 女0 31-35歳係長級 男1 女0 31-35歳主任級 男2 女1 31-35歳事務職員・技術職員等 男77 女77 26-30歳次長級以上 男0 女0 26-30歳の課長級 男1 女0 26-30歳係長級 男0 女0 26-30歳主任級 男0 女0 26-30歳事務職員・技術職員等 男47 女92 21-25歳次長級以上 男0 女0 21-25歳の課長級 男0 女0 21-25歳係長級 男0 女0 21-25歳主任級 男0 女0 21-25歳事務職員・技術職員等 男8 女60 20歳以下次長級以上 男0 女0 20歳以下の課長級 男0 女0 20歳以下係長級 男0 女0 20歳以下主任級 男0 女0 20歳以下事務職員・技術職員等 男1 女0 次長級以上 男合計80 女合計13 課長級 男合計129 女合計34 係長級 男合計265 女合計73 主任級 男合計131 女合計146 事務職員・技術職員等 男合計387 女合計363 ○男女別　役職割合（行政職の正規職員） 男性職員役職割合（992人） 事務職員・技術職員等39％ 主任級13％ 係長級27％ 課長級13％ 次長級以上8％ 女性職員役職割合（629人） 事務職員・技術職員等58％ 主任級23％ 係長級12％ 課長級5％ 次長級以上2％ ○年代別　男女役職比率（行政職の正規職員） 【35歳以下男性　職員役職割合（137人）】 事務職員・技術職員等97％ 主任級1％ 係長級1％ 課長級1％ 次長級以上0％ 【35歳以下女性　職員役職割合（230人）】　 事務職員・技術職員等100％ 主任級0％ 係長級0％ 課長級0％ 次長級以上0％ 【36-40歳男性　職員役職割合（63人）】 事務職員・技術職員等41％ 主任級33％ 係長級18％ 課長級8％ 次長級以上0％ 【36-40歳女性　職員役職割合（77人）】　 事務職員・技術職員等85％ 主任級6％ 係長級3％ 課長級0％ 次長級以上0％ 　 　 【41-45歳男性　職員役職割合（150人）】 事務職員・技術職員等15％ 主任級21％ 係長級45％ 課長級17％ 次長級以上2％ 【41-45歳女性　職員役職割合（77人）】　 事務職員・技術職員等31％ 主任級49％ 係長級16％ 課長級4％ 次長級以上0％ 　 　 【46-50歳男性　職員役職割合（217人）】 事務職員・技術職員等18％ 主任級15％ 係長級43％ 課長級19％ 次長級以上5％ 【46-50歳女性　職員役職割合（103人）】　 事務職員・技術職員等11％ 主任級55％ 係長級25％ 課長級8％ 次長級以上1％ 　 【51-55歳男性　職員役職割合（200人）】 事務職員・技術職員等36％ 主任級15％ 係長級23％ 課長級17％ 次長級以上9％ 【51-55歳女性　職員役職割合（77人）】　 事務職員・技術職員等26％ 主任級34％ 係長級26％ 課長級10％ 次長級以上4％ 　 【56-60歳男性　職員役職割合（139人）】 事務職員・技術職員等28％ 主任級10％ 係長級25％ 課長級15％ 次長級以上22％ 【56-60歳女性　職員役職割合（60人）】　 事務職員・技術職員等18％ 主任級30％ 係長級22％ 課長級17％ 次長級以上13％ 　 　 【61歳以上男性　職員役職割合（86人）】 事務職員・技術職員等63％ 主任級0％ 係長級13％ 課長級3％ 次長級以上21％ 【61歳以上女性　職員役職割合（14人）】　 事務職員・技術職員等72％ 主任級14％ 係長級0％ 課長級7％ 次長級以上7％ 　 　 ○管理職試験　各年度の試験実施状況（過去５年分） 実施年度 ２０２０年度 対象者（人） 男性182 女性67 受験者（人） 男性72 女性10 受験率（％） 男性39.6 女性14.9 合格者（人） 男性16 女性7 合格率（％） 男性22.2 女性70.0 実施年度 ２０１９年度 対象者（人） 男性195 女性64 受験者（人） 男性80 女性11 受験率（％） 男性41.0 女性17.2 合格者（人） 男性18 女性6 合格率（％） 男性24.7 女性54.5 実施年度 ２０１８年度 対象者（人） 男性127 女性47 受験者（人） 男性36 女性8 受験率（％） 男性28.3 女性17.0 合格者（人） 男性8 女性5 合格率（％） 男性22.2 女性62.5 実施年度 ２０１７年度 対象者（人） 男性118 女性45 受験者（人） 男性26 女性5 受験率（％） 男性22.0 女性11.1 合格者（人） 男性6 女性1 合格率（％） 男性23.1 女性20.0 実施年度 ２０１６年度 対象者（人） 男性116 女性30 受験者（人） 男性31 女性6 受験率（％） 男性26.7 女性20.0 合格者（人） 男性7 女性2 合格率（％） 男性22.6 女性33.3 ≪参考≫ 　明石市特定事業主行動計画（抜粋） Ⅲ．今後の取り組みについて 1. 計画期間 平成28 年度から平成37 年度までの10 年間とします。 2. 取組目標 職員一人ひとりが最大限に能力を発揮でき、男女がともに継続して仕事と生活を両立 することができる職場づくりを目指します。 3. 取組内容 (1) 主な目標数値 ① 行政職（教育職・消防職を除く） 将来、女性管理職比率の向上を図るためには、まずは、管理職の下位の役職である監督職（係長級）及び主任級の女性比率の向上に努めます。 項目 女性監督職（係長級）比率 現状 約２０％ （６５人） 短期目標（３年間） 約２３％ （約７５人） 中長期目標(10 年間) 約３０％ （約９５人） 項目 監督職への女性登用率 現状 約１８％ 短期目標（３年間） 約２５％ 中長期目標(10 年間) 約３５％ 項目 女性主任級比率 現状 約４０％ （１１０人） 短期目標（３年間） 約４３％ （約１２０人） 中長期目標(10 年間) 約５０％ （約１４０人） 項目 主任級への女性登用率 現状 約２０％ 短期目標（３年間） 約２５％ 中長期目標(10 年間) 約３５％ 明石市特定事業主行動計画の実施状況及び女性の職業選択に資する情報（2021年７月） （１）女性職員の採用割合 採用した職員に占める女性の割合は、次のとおりです。 採用年月日 2017.4.1 女性職員の割合※正規職員（事務職） ６５％ 採用年月日 2018 .4.1 女性職員の割合※正規職員（事務職） ５０％ 採用年月日 2019 .4.1 女性職員の割合※正規職員（事務職） ４５．５％ 採用年月日 2020 .4.1 女性職員の割合※正規職員（事務職） ７５％ 採用年月日 202 1.4.1 女性職員の割合※正規職員（事務職） ５０％ （２）女性職員の割合 職員に占める女性の割合は、次のとおりです。 基準年月日 2017.4.1 女性職員の割合※正規職員 ３２．３％ 基準年月日 2018 .4.1 女性職員の割合※正規職員 ３２．７％ 基準年月日 2019 .4.1 女性職員の割合※正規職員 ３３．８％ 基準年月日 2020 .4.1 女性職員の割合※正規職員 ３５．９％ 基準年月日 202 1.4.1 女性職員の割合※正規職員 ３６．８％ （３）各役職における女性職員 の 登用率及び比率 管理職、監督職 （係長級 、主任級における女性職員 の 登用率（新たにその役職に昇格した職員に占める女性職員の割合）及び比率（その役職の職員に占める女性職員の割合）は、次のとおりです。 基準年月日2018 .4.1 女性職員の割合※正規職員（行政職） 管理職 登用率26.7％ 比率14.2％ 監督職（係長級） 登用率38.7％ 比率21.9％ 主任級 登用率36.4％ 比率45.3％ 基準年月日2019 .4.1 女性職員の割合※正規職員（行政職） 管理職 登用率30.8％ 比率17.2％ 監督職（係長級） 登用率24.1％ 比率21.3％ 主任級 登用率45.7％ 比率46.8％ 基準年月日2020 .4.1 女性職員の割合※正規職員（行政職） 管理職 登用率22.2％ 比率16.2％ 監督職（係長級） 登用率31.1％ 比率21.3％ 主任級 登用率55.6％ 比率50.3％ 基準年月日202 1.4.1 女性職員の割合※正規職員（行政職） 管理職 登用率24.1％ 比率18.4％ 監督職（係長級） 登用率24.4％ 比率21.6％ 主任級 登用率47.4％ 比率52.7％