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更新日:2021年7月6日

記者会見 2021年(令和3年)7月2日

「新型コロナワクチン接種(60歳~64歳)の延期について」   

資料 新型コロナワクチン接種(60歳~64歳)の延期について(PDF:415KB)

(参考)厚生労働省「ファイザー社ワクチン第10クール及び第10-2クールの新型コロナワクチン等の配分について」(PDF:300KB)

市長 

既に先だって、ワクチン不足に伴う緊急対応をご説明申し上げたところですが、昨日夜、国から今後のワクチン供給のお話がありました。それを踏まえ今日も1日対応に追われていましたが、明石市としては出来るだけ早く市民の皆様にお伝えし、しっかり対応をとった方が望ましいという判断から、本日会見をさせていただいています。

端的にお伝えすると、昨日連絡がありまして確認しましたが、先だって47箱希望したのに22箱しか来ず25箱少ない、すなわち半分以下しか来ていなくて、約3万回分が打てないという状況の中で、緊急対応を迫られた状況であります。

明石市としては本当に順調に接種が進んでいまして、高齢者の1回目接種については昨日時点で83.6%まできています。一部誤解がありますが、明石市はちゃんとシステムの入力をしています。一部で、明石市があたかも入力を怠ったかのような誤ったニュースで批判もありますが、ちゃんと入力もしていますので、明石市はやるべきことはちゃんとやってきた認識であります。

そういった中、明石市としては国に対して何度も何度も早い段階から要望を続け、それこそ6月11日付の要望に対し、西村大臣からはファイザー製は大丈夫というご連絡もいただいていた中で、さすがに国もそう極端なことをすることはないだろうと、それまでは希望した数が全部届けられていましたので、当然のことながら必要な数が届けられるという大前提の中で、市長としては対応してきたわけです。

ところが6月15日付の連絡だったわけですが、7月6日配送予定の数が47箱ではなく、半分以下になったのが先日の会見です。明石市は今回は71箱、接種も進んでいるし入力もしていますので、それこそわんこそば方式と言うのであったらお皿は空だらけですから、ちゃんと必要な数71箱とお伝えしていたわけです。昨日付の連絡は、結論的には17箱、4分の1にも満たない提供に留まる形ですので、54箱、6万3000回分の供給がない状況で、かつ今後もどこまで供給いただけるかが見えない状況であります。

こういった事態を受けまして、明石市としてはさらなる対応をとる必要性に迫られたということであります。ワクチン接種の一部を延期してさらに延期であります。医療従事者に加え、高齢者、基礎疾患のある方につきましては引き続き予定通りですが、先だって60歳から64歳の方までは予定通りと言っておりましたが、これも打てません。60歳から64歳で既に予約をしていただいた方につきましても打てないということですので、全員はがきにて、打てなくなりましたというご連絡を差し上げざるを得ない状況であります。

60歳から64歳の予約は先月30日からスタートしており、今日もこの時点も予約の状況でありますが止めまして、新たな予約は取らず、既に予約を取った方につきましても個別に連絡をして、日程を押さえていただいているかもしれませんが、その日は打てませんという形の対応をとります。明石市は個別接種が多いので、個々の開業医の皆さんにもご迷惑をおかけする形になりますので、これもしっかりと対応をとっていきたいと思っているところです。

率直なところファイザー製のワクチンは、1回接種した後3週間後に2回目の接種をするわけですので、1回接種した方に2回目接種が出来ませんというわけにはいきません。当然一定の数を打てば2回目は必要になるわけですので、さすがにどんなに酷いことがあっても、一旦提供いただいた22箱を下回ることはないとは信じておりました。つまり22箱より少ない数が来るということは、1回接種した人が2回目は接種出来ないということですので、そういう意味では本当に酷い話です。

無いなら無いで言っていただかないと、国が自治体に頑張って早く打ってくださいという中で、明石市としても万全の体制をとって会場設営をし、医療関係者のご協力を得て、しっかりと順調に接種をしていたわけですので、まさかこんなことが起こるとは正直思ってもいませんでした。国を信頼できない、そういった国に住んでいること自体が本当に悲しい思いであって、怒りや憤りを通り越して悲しみを感じているぐらいであります。ただ行政としては一体であり、国の批判をしても仕方がありませんので、市長としては、市民に予定通りのスケジュールがさらに組めなくなったことについてお詫びしたい、そういう思いであります。

お手元に資料を配らせていただいております。まず明石市の資料として記載の通り、60歳から64歳の対象1万4000人の方々が順次予約をいただいているところでありますが、予約は止め、すでに予約済の方についても延期のご連絡を申し上げるという形であります。

ワクチン供給の見通しについての記載もしていますが、昨日7月1日付の厚生労働省から各都道府県宛てに来た書類も付けております。誤解があってはいけませんので全国的な表を見ていただければと思いますが、要は全国的に言うと2万9234箱、約3万箱の希望量でしたが、国からは8000箱ですから約4分の1、都道府県によってばらつきがありまして、兵庫県は全体で1467箱の希望があったわけですが、今回供給いただくのは333箱です。兵庫県全体でみても4分の1に満たない22%ですから、簡単に言うと100人のうち22人は打てるけど、78人は打てないような数しかワクチンが来ないというわけであります。

ですから明石市だけの問題ではなく、全国の問題であり、兵庫県全体の問題であります。全国そうだと思いますが、順調に接種していたところは2回目接種の方は数多くおられますので、そういう意味では在庫がなくなるのが早いです。分かりやすく言うと、これからスピードを上げるところはそれを見越して要望しておられて、それが来ない状況ですが、明石市の場合6月から接種が順調化しましたので、すごいスピードで接種が進んでおり、9月末完了と言いましたが、実質的には9月中旬には希望者全員打ち終わるぐらいのハイペースでやっていました。だから明石市が早く在庫が尽きるという理解をいただくのが分かりやすいかと思います。

ただ明石市だけではなく、既に旭川市とか山形市、県内でも三木市や丹波市、神戸市も止めると聞いていますので、そういう意味ではもう全国の話だと理解しているところです。

記者

60歳から64歳の予約は6月30日から始まっていますが、現状ではどれくらい予約が入っているんですか。

市長

約5000人程度です。

記者

その方々には、これから連絡をするということですか。

市長

そうです。

記者

次に打つのもワクチンがないので、目処も立たないわけですか。

市長

国に無いなら無いなりにスケジュールを示していただければ、それに応じて対応する立場です。無いなら無いなりに対応をとらないと、これ以上市民に迷惑をかけられませんので。

記者

6月30日に会見をされたとき、60歳より下の世代の予約は延期するけど、60歳から64歳は可能だとおっしゃったと思います。この数日で国からの供給がないから仕方ないとはいえ、改めて市民への思い、お詫びなど再度聞かせていただけますか。

市長

国がここまで酷いとは思わなかったです。国の政治がここまで酷かったかということについては、私もそこまで酷いと思わなかった前提ですので、そういう意味では国を信じて申し訳ないというか、市民には申し訳ないです。もっと疑うべきでした。

記者

6月30日の時点では、もう少し信用していたんですか。

市長

端的に言うと、22箱送ってきてこれより減ったら打てないわけですから、22箱から減らすなんていうことは思いませんでした。しかも明石市はちゃんと入力をして、人口が少ないところはさておき、明石市程度の人口規模で言うと、もうすでに83.6%の接種で、かつ入力も終わっているので、それを踏まえて対応すると国はこれまで言い続けていたわけです。さすがに明石市としては、それはそうだろうと思いながら、しっかり接種もし、入力もしてきたわけです。

にも関わらず、前回を下回る数が来るということは2回目を打てないということを意味しますので、その結果が60歳から64歳は22箱来ていれば打てるわけですが、前回の箱数を下回る数を送るなんていうことは思いもしなかったです。加えて前回も1万1000箱の全体のうち、8000箱ぐらいを人口割して、あとは調整枠という形で調整している対応だったので、明石市としてはそこの調整枠でここまで進んでいましたから、調整の可能性に期待してきた経緯はあるわけです。

ところが国の方針は大都市優先、要は大阪などを優先するということです。要はファイザー製を全国の自治体に配るのではなく、これまで配ってきた分も大都市の大規模接種会場に回す、分かりやすく言うと、大都市を優先するという決断というか選択をしたわけです。

怒っているわけではなくて、さすがにここまで酷いとは思いませんでした。こんなことは、国は本当のところは分かっているわけですから、これまでよく黙っていたと思います。ここまで結局黙っている期間が長ければ長いほど、全国で準備を進めて打っているわけで、明石市もそれを信じてハイスピードでやってきた結果が今回ですから。

ただ明石市だけでなく、他の自治体も一生懸命準備をして進めておられる最中です。正直私のように声を上げる市長が多くはないと察しますが、兵庫県下の各市長とも密に連絡を取り合っていますが、私の所には数多く連絡をいただいて、気持ちは一緒だと、本当にひどい話だとほとんどの市長は言っています。

全国市長会も声をあげていますし、兵庫県市長会も週明けには要望をあげると聞いていますので、ほとんどの市長の共通した思いとしては、まさかこのような極端な、いきなり半分以下から今度は1/4以下ですから、明石市だけではなく、ほぼ全部の自治体がスケジュール変更を余儀なくされるとは思います。

記者

60歳から64歳の予約が済んでいた5000人のうち、接種出来なくなるのは何人ですか。

市長

原則的には全員すいませんという予定です。

記者

接種は7月6日からで12日まではやるわけですか。

市長

そこも細部調整中ですが、考え方としては医療従事者はほぼ終わっています。高齢者も何とかと思っていますが、高齢者も遅い日程の方がおられるので、高齢者についても現時点の状況だと正直不安は残っています。

基礎疾患のある方についても、正直大丈夫だと言える状況にはありません。なので正直国からの供給は、今後さらに減るようだと自治体としては苦慮するところです。そういう意味においては、優先すべきはハイリスクのご高齢の方と基礎疾患をお持ちの方という価値判断の中で、せめて国の供給がどうであれ、高齢者と基礎疾患者の2回接種はしっかりやっていきたいという価値判断に立っています。

その結果、60歳から64歳については今まさに今日の今日ですが、基本的な考え方としては、予約済の方も含めて接種そのものの延期という方向で調整したいと思います。ただ日程が差し迫っていますので、若干そこが日程の都合上、実際の現場は個別のかかりつけ医になりますので、その辺りの状況は早急に詰めたいと思います。

記者

高齢者や基礎疾患のある方についての2回目接種もおぼつかないという趣旨の発言があったと思いますが、例えば優先順位であれば高齢者、基礎疾患ということであれば、少なくとも高齢者の2回分を固く見積もるために、基礎疾患のある方についても1回目からストップとか、今後そのような選択肢もあると思います。そこは判断が分かれるところかもしれませんが、いかがでしょうか。

市長

高齢者については、すでに昨日時点で83.6%の接種率で入力も済んでいますので、1回目を打った方に2回目を打つ必要がありますので、必ず打つという認識です。ただ1回目接種が遅い日程の高齢者が若干気になるところはあります。

あとは基礎疾患のある方については、リスクがあるからこそ早い接種なんですから、しっかりと早い段階で2回接種を終えるのが望ましいという価値判断に立っています。数字的に現状合っているかというと、正直合っていません。だからちゃんと国が供給をくれないと、正直本当に綱渡り状態です。国からいつ供給されるかも分からないんです。

これも本当に酷い話で、いつワクチンが来るかどうかすら未だに連絡がないんです。だから次は7月6日に来るんですが、その次に来る日程は分からないんです。これが早く来れば追い着きますが、遅かったらしんどいわけです。だからそういう意味で言うと、本当に供給の量も日にちも分からない状況で、自治体の現場としては対応している状況です。日にちが分かればその日からいくついるか分かりますので、数字の問題ですが、いつ来るかも分からない状況です。

記者

1回目を接種して本来は3週間後に2回目ですが、1月以上開いてしまうことは健康上のリスクはないと思います。2回目を打てばかなり免疫獲得ができると思いますが、3週間以降であれば大丈夫なんでしょうか。

市長

私もその分野の専門家ではありません。市としては国の方針に基づいて対応していて、国としてはファイザー製については、1回目接種の後、3週間後の同じ曜日というのを前提に対応してくださいということですから、それについては自治体としては国の方針に従って対応する立場です。そこのリスクについては個々の方が接種するか否かとか、日程をどうするかというご判断ですから、そこは自治体としての判断をする分野ではなく、自治体としては3週間後に2回目を打つという判断です。

記者

4週間、5週間開いてしまうかもしれないというリスクがあるかもしれないということですか。

市長

明石市としてはちゃんと3週間後に打つ前提で動いていますから、打った日の3週間後に、ご希望すれば打てる状況を前提にスキームは作っています。

記者

基礎疾患の方は、それは可能だということですか。

市長

だからそこが、国が7月のいつ配送してくるかにかかっている面はあります。本当にいつ来るか連絡がないんです。7月下旬はいつですかという話で、一応7月19日及び26日の週の分で、19日に来るのか、26日の週なら31日もそうでしょうから、それは分からないです。

記者

以前の資料で、7月19日の週に基本計画枠が人口割に基づいたら17箱だと示していただいていました。つまりは国などに働きかけて、基本計画枠以上のプラスアルファを求めていたけど、それが叶わなかったということですか。

市長

人口割と調整枠があるわけですから、今回の特徴はこれまでよりもさらに調整枠を少なく、もう無くなると察しますが、調整枠がなければ単なる人口割だけという方針が特徴です。

そういう意味では、単純に人口に応じて配るだけという形に方針転換なさったという理解になると思います。それまでは、早く打っているところには早く打った分だけ送ると言ってきたのが、おそらく実質的には方針転換です。早く打っているところも、遅く打っているところも、人口に応じて送りますというのが今回のスキームです。

記者

明石市としては早く打っているという立場から、その接種に基づいて人口割以上のものを求めたけども、来なかったということになるんですか。

市長

人口割ではなくて、国の方針はわんこそば方式で、食べた分出しますという形だったわけです。だから早く打ってください、早く打ったらちゃんと送りますだったので、人口割が原則ではなかったんです。国は人口割ではなくて、ちゃんと接種割合に応じてやりますと言われていたわけです。

そういう意味ではそれを前提にこれまでやってきたわけであって、兵庫県下も直近は見ていませんが、少し前だと接種率は50%ぐらいでしたので、50%とすると明石市は昨日の時点で83.6%ですから、同規模の人口で考えた中ではかなり早い段階だと思います。その分を人口割で送られると、平均値か少し時間をかけて打っているところは在庫はあるでしょうけど、人口割できたら明石市は早く打っているわけですから、すぐに無くなってしまうという状況です。そこの問題です、今回の問題は。

記者

接種実績に基づく配分がなされなかったということですね。

市長

接種実績はほとんど関係ないということです。早く打ったところも遅く打ったところも、同じ対応を今回はするという国の大きな方針の転換だと思います。だから、わんこそば方式と言った言葉は撤回いただかないといけないぐらいの状況だと思います。

記者

この通知は昨日の夜に来たものですか。

市長

昨日の夜に来て、今朝私も確認してさらにびっくりしました。最低でも前回同様の22箱は来ると思っていましたので、接種割合も高く、ちゃんと国にも要望を上げ、ちゃんとお伝えもしている状況ですし、当然22箱プラスアルファが来るとは思っていました。

記者

基礎疾患がある方が綱渡りという状況ですが、基礎疾患の方の2回目は確保できているという状況ですか。

市長

そこがまさに引き続き努力するテーマです。だからポイントは、1回目接種すると3週間後の2回接種はセットなんです。後ろ側の3週間後の接種のワクチンが見通せないのに、1回目は打てないわけです。3週間後どうなるか分かりませんけど打ちますかというわけにはいかないわけですから。結局は1回目と2回目の3週間開けた2つのワクチンを確保できている前提で1回目を打つわけです。

ですから結局供給の量とスケジュールが非常に重要で、どれくらいのワクチンがいつ来るか分からないと組み切れないわけです。先ほどからお伝えしているように、国の方は量も本当にいただいていなかったし、時期は未だに未定ですから、いつ来るか分からないものを待って打てるかという問題です。そこで見切り発車をしてしまうと、それこそ7月下旬の早い時期か遅い時期かで違ってきますというテーマです。

記者

ワクチンの供給量が7月6日から減ることに対して、国から理由などの説明はなかったということですか。

市長

ないです。7月6日の分は6月15日付で連絡をいただいて全国びっくりな状況でしたから、分かりやすく言うと、7月6日分は全国的には一律的に半分になったんです。今回は全国一律に1/4なので、あまり接種割合は関係ないんです。

それまでは希望した通りにいっていたのが、6月15日付けで7月6日という日付はありましたが、明石の場合は22箱という形で来たので、47箱といっていたのが半分以下という形になったのが6月15日です。なので明石市としてはその後対応に苦慮した経緯です。

ちなみにファイザー製がなくなるのではないかという噂はとんでいたんです。だから明石市としては、6月の下旬から国会の方々にお声掛けをさせていただいて、河野大臣や藤井副大臣、西村大臣に要望書を送り、6月11日付の書面でお伝えをしお届けもしているわけです。その時に西村大臣から大丈夫と言われていたわけです。そう言われていたのに、6月15日付で22箱だったわけです。

それで改めて6月25日に話が違うということで言ったら、頑張りますと言う話だったので、頑張りますではなくて、明石市としてはワクチンを届けてもらわないと困る状況ですよというような話の中で、週明けの月曜日にお伝えしたようなご連絡で、結局今に至ったという経緯です。そういう意味でいうと、明石市としても危機感を持ってまさかと思っていたことが現実化した状況で、しかもまさかを超えている状況です。1/4以下だとはさすがに思わないです。

記者

市長が西村大臣にワクチンのお願いをしたのは6月の11日と25日の2回ですか。

市長

書面は2回です。ご連絡は早めに会えませんかという形でさせていただいて、要望書をという調整もしています。

記者

25日は直接東京に行かれてお渡ししたんですか。

市長

そうです。

記者

1回目接種の割合を教えていただけますか。

ワクチン対策室課長

本日5時の時点で1回目接種が6万6686人で84.4%、2回目接種が1万8030人、率にして22.8%です。

記者

7月6日から打つの止めるというのは、5日までは打つということですか。

市長

もう予約を入れている方の2回目は打ちますから、接種がなくなるわけではないです。新しく1回目を打つ方の問題です。もちろんそれ以降に予約を入れた方がいますから、何度も言いますが、高齢者や基礎疾患の既に予約を入れている方は、予約通りで対応したいというのが今日の時点の話です。ただ60歳から64歳は前回の会見でここだけはという話をしましたが、簡単に言うと22箱も来なかったので、そこの部分が厳しくなったので止めますということです。

あとは今後の見通しが立たないのが本当にしんどいです。だから無いなら無いなりに、全国の自治体さん率直にもうワクチンがありませんので、打つペースを落としてくださいという形でご連絡をいただければ、それに沿って対応するしかないわけですから、ワクチンが無いなら無いと言っていただければ、無いなりに対応する立場です。

ポイントはワクチンがある前提で、早く打ってくださいと言っておきながら、突然半分に減らし、半分になって困ります大変ですと要望を上げてきたにも関わらず、1/4以下になったという経緯が、自治体としては対応に苦慮するのであって、本当に求めるのは正直さと言うか、無いなら無いでちゃんと説明いただいて、今後の供給スケジュールを示していただければ、もちろんそれに沿って対応するという立場です。

それこそ言ったところで、ワクチンがいきなり生まれるわけではないでしょうから、無いなら無いと言っていただいたら、もうそれに沿ってやりますというスタンスです。それをしっかり市民にお詫び申し上げながら、ご説明していくのが市長の役割だと思います。

記者

6月30日の会見で、9月末までに希望する全市民2回接種はまだ諦めてないというお話でしたが、本日このような状況になり、9月末はどういう位置づけですか。

市長

9月末どころではなく、いつまでに打てるのかさえも見通せない状況です。本当に読めないと言うか、供給スケジュールが分からないと組めないですから。軽々に言うのは控えたいと思います、今日の時点では。私も何度も何度も変更したいと思っているわけではなくて、前回会見して間もなくこんな会見をしてお伝えをすることは、本当に心苦しいですが、明石市も方針が二転三転になっていますので、国に対して思うところはありますが、市長として、国がどうあれしっかり市民のためにやるのが必要な仕事役割です。その点について、こういった事態になったことについては、市民にはお詫び申し上げたいという思いです。

 

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