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更新日:2020年4月9日

記者会見 2020年(令和2年)4月6日

新型コロナウイルス感染拡大防止及び市民の不安軽減について

資料 感染拡大防止及び市民の不安軽減について(PDF:127KB)

報道担当課長

 ただいまから要請に基づく取材対応という形で、市長会見を行わせていただきます。泉市長よろしくお願いします。

市長

 それでは最初少し私の方から説明申し上げたいと思います。本日いろんな動きを受けてのこの会見となっております。おそらく関心として、明石市の学校に対する対応などについてのご関心が強かろうと思いますので、まず冒頭3点ばかりお伝え申し上げたいと思います。

 まず第1は、明石市はご案内の通り、3月16日からすでに学校を再開している状況にございます。学校現場におきまして、子どもたちの健康状態に十分配慮し、また対策もしっかり取った上でこの間対応してきたと認識しているところであります。そういった中で、学校現場における感染が生じているわけでもなく、特に何らかの支障が生じているとは考えておりません。そういった中で、明石市としてはすでに再開している状況について、現時点においてそれに変更を要するものだとは認識していないというのが1つ目であります。

 2つ目につきましては、明石市においてもすでに3件の、いわゆる陽性の方を把握しているところでございますが、市長としての理解といたしましては、すでに報道もいただいておりますが、海外から帰国された方などや、いわゆる大阪の歓楽街などに出入りなさっておられた方だと認識しておりまして、市内における感染ではなく、市外において感染した方が、市内在住者におられたという認識をしているところであり、お三方ともすでに病院の方で入院いただいている状況でございますので、そういった感染状況については、明石市においては3件の確認を見ておりますが、今お伝え申し上げた状況などから、いわゆる東京や大阪などとは状況は異なるという理解をしています。

 3点目につきましては、今のこととも関係しますが、当然のことながらその地域においての責任ある対応をとるべき立場として、感染拡大防止についてしっかり取り組むべき立場として、明石市として今必要なことは、海外からの帰国者に対する対応をさらにしっかりやっていくことと、もう1つは、いわゆる大都市の歓楽街などについての出入りにつきまして、お控えいただくことを市民の皆さんに呼びかけるという、この大きな2つが明石における3件の感染事例から学び取れることだと考えておるところでございます。

 この1つ目につきましては、お手元に資料をお配りしておりますが、明石市の1例目につきましては、ヨーロッパの方から戻ってこられた方ですが、いわゆる検疫でそこで対応することなく市内に戻られた経緯がございます。その後、当該国につきましては、検疫の対象となった経緯があります。しかしその時点では、検疫の対象となっていない国であるがゆえに、市内に戻られた経緯があります。そういったことから鑑みまして、明石市としては現在検疫の対象国となっていない国も含めて、すべてのいわゆる帰国者に対しまして、しっかりとした健康チェックをしていくことが重要であると考えています。

 具体的な施策といたしましては、すでに検疫の対象となっている方については、明石の保健所の方に連絡が入りますので、こちらで個別に対応していくのは当然ですが、そうでない方についても呼びかけをしっかりして、保健所と連絡を取り合いながら、明石市の保健師などが健康確認を行い、必要な際にはPCR検査をしっかりやっていきたいと思います。合わせて、2週間分の自宅待機の徹底を依頼し、感染対策費1万円の現金と、2週間分のマスクをお渡しする形で、しっかりと2週間対応いただくということをしていきたい、すなわち帰国者全員に対してのアプローチをし、健康フォローしていくことが、まさにやるべき対策のひとつと思っております。

 もう1つにつきましては、記載のとおり大阪の歓楽街などへの出入りについて、ぜひ明石の皆さんには自粛いただくようにお願いしたい、単に大阪に行くなではなくて、いわゆる大阪の歓楽街などが大変リスクが高いと私は認識していますので、具体的にそういったことをお避けいただきたいと考えているところでございます。

記者

 今日明日にも緊急事態宣言が出されるかもしれないという状況で、兵庫県が含まれるかどうか今現在不透明な状況ですが、これらも含めて実際発令された場合、この方針の変更について検討する余地はあるんでしょうか。

市長

 一般論として言えば、日々刻々と状況が変わっていますので、常にその状況に応じた対応をしていくのは当然だと思います。もっとも、明石市長としては明石のまちの感染状況をしっかりと見た上で、それにとって必要な施策をとるということでありますから、もちろん様々な国の動向などは大変大きな事情ではありますが、基本的には明石の感染状況に応じてとるべき対策をとっていくのが基本だと思っています。

記者

 現時点では応じてということなのですごく含みがありますが、緊急事態宣言が発令されても、その中に兵庫県が含まれる場合であっても、市の感染状況を鑑みて判断をするということですか。

市長

 感染状況が変わらなければ、方針は変わらないという理解で良いと思います。

記者

 緊急事態宣言が出て知事から要請もしくは指示があっても、そういう対応でということですか。

市長

 そこはその時点で、また知事ともご相談する状況だと思います。

記者

 知事からの要請とか指示があれば、その時点でまた考えるということですか。

市長

 そうですね。3月16日の時もそうでしたし今回の対応についても、今回でいえば昨日井戸知事と直接電話にて意見交換をさせていただき、明石の対応についても事前にご説明申し上げ、県としても昨日の時点で一定の方向性をご検討中でありましたが、明石市としての今日のこの対応についても、明石市としてはすでに再開しておりますので、特に変更する状況とは認識していませんとお伝え申し上げ、井戸知事からは明石のことはよく分かっているし、明石はその対応で良いと言っていただいておりますので、そういう意味においては、事前に知事の方にも明石の状況をお伝え申し上げて、今この会見に臨んでいるという認識をしています。

記者

 国とか県は緊急事態宣言を発令して、なるべくその方向で活動自粛させる、学校園についても休校延長という対応をする中で、市独自で状況を鑑みて学校を再開するという判断をされるということですか。

市長

 原則学校はあるものですから、例外的に学校をあえて休校するのであって、明石市としては一旦大きな総理のメッセージを踏まえて一定期間休校措置をとった経緯がありますが、3月16日から再開というか普通に学校としておりますので、そこは特段のことをするわけではありません。

記者

 再開するということに関して、市として感染状況を見ながら判断をされるということでしたが、そうなってくると例えば学校関係者に感染があればという従来の主張ですが、子どもは症状が出にくいと言われていますが、例えば大阪に行った保護者が子どもにうつして、子どもは無症状のまま学校にいてという様々なケースが考えられますが、そういったことに関してお考えは。

市長

 そこは繰り返しになりますが、日々刻々と状況が変わりますので、明石市の感染状況を見ながら、その時点でその時その時判断していくのは当然ですので、現状は3件の感染者を見ている状況ですが、今お伝え申し上げたとおりですから、ご質問のような状況になればその状況を踏まえてまた検討していくことになると思います。

記者

 感染拡大防止策にある、帰国者全員健康チェックですが、これは帰国者全員に対する呼びかけなんですか、どうやって把握するんですか。

市長

 まず対象国は幅広く増えていますので、そういった対象国につきましては、現状は検疫にてPCR検査をなさると理解をしています。その後、そちらの方から明石市の保健所の方に情報提供がなされますので、その情報に基づいてその後の健康フォローアップをさせていただく形になろうと思います。未だ対象国以外の方につきましても、明石市としては幅広く呼びかけをして様々な対応をしますので、ぜひご連絡をと呼びかけることになろうと思っています。

記者

 PCR検査をして陰性だった場合、自宅待機ということですか。

市長

 今は検疫所で陽性であれば一定病院の方に入るという対応だと思います。陰性であっても、2週間は自宅などで待機してくださいというのが今の国の指針だと理解をしています。

記者

 感染対策費と2週間分のマスクは、AさんならAさん1人に対する分ですか。

市長

 そうです。帰国者その人を考えています。やはり2週間の待機をする中で、ご自宅で待機いただくには、それこそご飯をどうするかとかもありますし、諸々に費用が発生する可能性もありますが、一定の費用をお渡しする形の中で対応いただく、つまりちゃんと2週間待機をお願いしますということを含めたイメージです。

記者

 これは明石市の独自策になるんですか。

市長

 そうですね、一定のことをお願いする時に、一定のサンクション、制裁というか、そのあたりもありますし、インセンティブもあります。今回については、後者の方の1万円をお渡しさせていただきます。マスクもなかなか日本では入りにくい状況ですが、2週間分の14枚、サージカルマスクもお渡しします。合わせて、明石市の保健所がPCR 検査も可能になっておりますので、その必要に応じてPCR検査の対応をさせていただければ、海外から帰ってきた方も、周りに対する説明もいるでしょうから、ちゃんと検査をして陰性だったと言っていただいた方がいいかと思いますし、そういったニーズはあろうと思いますので、明石にご連絡いただいたらしっかりと対応をさせていただき、マスクもお渡しし、1万円もお渡しするのでよろしくお願いしますというイメージです。このあたりがやはり明石の場合、1例目が検疫所をすり抜けて明石に戻って来られたわけです。私から言えば、検疫所で止めていただきたかったわけです。ただ未だに、すべての国を対象にしているわけではありませんから、当然後追いで対象国が追加されますから、早い段階で対象国以外の国から明石に戻られる可能性は当然ありますし、明石市の第1例はそれだったわけですから、繰り返しになりますが、明石市としては明石市の感染状況を考えた時に、海外からの方や歓楽街に行かれる方についての対策を今すべきという認識です。

記者

 大阪の歓楽街などへの出入自粛要請ですが、これは市民への自粛要請ですか。

市長

 そうです、これは要請ですね。ですから今日こうやってお伝え申し上げ、市のホームページなどでしっかり発信をし、次の広報あかしなどでもしっかりとお願いをしてくことも含めて、一切大阪に行くなという言い方もあるんでしょうが、現実的にはなかなか難しいかと思います。むしろそれよりも、大阪の歓楽街などで色々言われておりますので、そこをしっかり気をつけてくださいの方が、実際対応もやりやすいかと思いますので、そういったメッセージを発したいと思います。

記者

 大阪の歓楽街限定ですか。

市長

 大阪の歓楽街などです。要は様々な報道なども含めて、そのあたりがリスクの高いことを、すでに多くの皆さん認識しておられると思いますので、やはりそういったリスクの高い所にあえて行かなくてもいいのであれば、お避けくださいという形です。やはり、仕事のお控えとかは非常により悩ましいテーマですけど、いわゆる歓楽街に必ず行かないといけない事情がそう多いとは思いませんので、そこはぜひお控え願いたいと強く思っています。

記者

 市内で発生した3例のうち1人は帰国者ですが、残り2人のうち2人とも大阪ですか。

市長

 このあたりは本当に悩ましくて、ご本人のプライバシーの関係で、色々言って欲しくない情報があるわけです。しかしながら、当方としては市民の皆さんに詳しい情報をお伝え申し上げる立場もありますので、今日の言い方としては、お三方の一定程度得られている情報からしますと、2つの要素、いわゆるお伝え申し上げたことなどが1つ対策として考え得るという言い方にさせていただきたい。どの方がどうというのは、ご本人たちのプライバシーもありますので、その内訳について話すのは控えたいと思います。

 市長としては、得られた情報から今お伝え申し上げた、海外からの帰国者といわゆる歓楽街の2つが、大きな要素だという判断をして対策をとっているということですので、どこで感染したということはもちろん分からないわけです、可能性の蓋然性の問題で。蓋然性としては、海外ヨーロッパとお伝えしていますが、ヨーロッパにおいて3か月ほどおられた方ですから、そこで感染した可能性が高く、すぐ発熱しておられますし、もう1つの要素も本人から様々な話を聞いていますので、明石市としてはそこをお避けいただくべき状況だと判断していることになります。

記者

 学校再開の話に戻しますが、当初の3月16日に再開した時よりも、大分保護者の方の状況が変わってきていて、16日は再開を望む声が圧倒的に多かったと感じていますが、今回に関しては大分不安の声も多いと聞いていますが、その辺はどうですか。

市長

 それについてはおっしゃる通りで、様々な不安を訴えられる多くの方々の声を受け止めています。その不安についても、しっかり受け止められる立場だと思っています。そういった中で、3月16日以降には約2%程度の保護者判断での、いわゆる出席見合わせがありましたが、明日以降どうなるのかも注視していく必要があると思います。明石市につきましては、改めて3月16日以降と同様に、保護者の判断において出席を見合わせた場合であっても欠席としては取り扱わず、しっかりと学習フォローしていく、このあたり保護者の皆さんからは、保護者判断で出席を見合わせたときに、逆に勉強の遅れが生じるのではないか的な声もいただいておりますので、早急にこれまでよりさらに一層、学習のフォロー面において、既存のインターネットを利用した、いわゆる教科書に準じたプリント学習の活用など、様々なことに早急に取り組んでいき、そういったお子さんについてもしっかりとした対応を取っていきたいと考えています。

教育長

 やはり年度末に2週間お休みする場合と、年度のスタートではずいぶん違いますから、そういう意味では学習面のフォローとか、しっかりやっていく必要があるのかなと思います。

市長

 合わせて、少し議会の対応がありますが、今日も数多くの議員さんと意見交換をさせていただきましたが、出来る限り早く、明石市においても予算を伴う形も含めて、こういった学習支援ツールなどにつきましても、早急に対応していきたいと考えているところです。

記者

 学習フォローはどういうものなんですか。

教育長

 これは教科書に準拠した内容を、ある程度学習できるようなプリント教材というのがありまして、それはタブレットであったり、プリントアウトできたりどちらでもできるような形での対応となりますが、どちらかというと探究的な学習をやるというよりは、知識の欠損にならないような内容を補足するということになろうと思います。

記者

 これは各家庭のパソコンやタブレットで利用できるんですか。

教育長

 IDを振り分けてです。

記者

 お三方とも市外で感染した可能性が高いということですか。

市長

 市外で感染した市内在住者という言い方が近いです。市内における感染だとは市長としては認識していない状況です。

記者

 普通、学校の再開については教育委員会が決定という書き方を我々よくしますが、今回市長が会見されているので、明石市が方針を決めたということでよろしいですか。

教育長

 当然ながら教育委員会としても、しっかり相談させていただいた上で最終的に判断していますから。

市長

 設置者は市長で、閉める開けるは設置者たる首長で、運用が教育委員会という理解で良いと思います。明石市が閉める時は市長の責任だし、開ける時も市長の責任ですが、今は開け続けている状況で、今回何か判断があるわけではなく、しいて言うと市長としてこの時点で閉めるということをしないという形になります。そこは誤解を一部招いていますが、明石市は3月に閉める判断と開ける判断をした状況で、後はそのまま継続している状況で、他のところはずっと閉めている状況だったりしますので、状況が異なるかと思います。

記者

 ID などを振り分けて使えるようにするということですが、これは元々あるものですか。

教育長

 今はないです。明石市ではやっていないです。他の自治体でやっているところもあります。

記者

 これから導入するということですね。

教育長

 そうです。

記者

 目途としてはどのくらいですか。

教育長

 限定的なことは言えませんが、4月中はどちらかというと、学習をスタートするというよりは、学級づくりであったりとか、役割を決めたりというのが中心になってくるので、本格的に教科書等を読みだすのは5月ぐらいになってしまうので、その時までには何とかしたいと思っています。まだ明確にいつからということは言えませんが、ゆっくりもしてられないという状況です。

市長

 早急にスピード感をもって対応して、予算が必要であれば議会の了解を得て、しっかり予算付けもしていきたいと思っています。

記者

 これまでの感染者ですが、感染した場所というのは明石市ではないのではということですが、 明石市自体、神戸がすぐそこだし、大阪に通われている方もいらっしゃいますし、明石市内で感染したかどうかというのはあまり問題じゃなくて、やはりこういう環境である以上、緊急事態宣言になったらこのままの対応で大丈夫なのかと思いますが。

市長

 ポイントは学校を休校するのは、学校が感染リスク、感染拡大に関してのテーマだと思います。そこを判断するんだと思います。明石市長としては、明石の学校現場を閉めることが感染拡大防止という観点から必要と判断すれば、躊躇なく毅然と対応する予定です。ただ現状は、すでに3月16日に再開している状況に、現時点で大きな変更を伴うような状況ではないという理解です。もちろん状況は変わりますので、それに応じて対応していくのは当然だと思っています。

記者

 保護者の方でも大阪に通われている方が結構いらっしゃると思います。保護者から子どもに感染することも考えられます。そういう事例が出てこないと学校を閉めることにはならないですか。

市長

 そこは総合的な判断だと思いますが、私自身の心持ちとしては、どれかピンポイントではなくて総合的な対応だと思うんです。明石市で、市内で感染が拡大してるような状況だと判断すれば、学校のみならず市の公共空間とか市の飲食店も含めて、基本的には諸外国のロックダウン的な対応をとるのが本筋であって、学校だけを閉める開けるの議論ではなくて、本当に感染拡大防止をするんであれば、それこそロックダウンすべきだと私は思っていますから、必要であればそういった条例づくりも視野に入れています。そこは何のための施策かなのであって、感染拡大防止をするのに合理的な、必要な施策をとるのが重要であると思っていて、それが必要であれば、当然学校も含めた対応を、様々なことを市民の皆様にお願いすることはあり得るのであって、ただ今この時点で得られる情報からして、明石市ではすでに3月16日に再開をし、その結果、他がほとんど再開していないのに明石が再開した結果、明石の学校現場が感染拡大の温床になってしまったではないかと、その結果市内に拡大したという事情であれば、市長としてはお詫び申し上げて、方針を転換して学校を閉めますということではありますが、むしろ全体のこの周辺で明石は3月16日から開けているわけです。しかし、今お伝え申し上げたように、明石市内における感染は、今のところ私の理解としてはない状況なんです。学校を閉め続けている大阪や阪神間で拡大しているのであって、学校を閉めることによる効果がどうなのかということも考えた時に、明石につきましては既に再開しておりますけれども、感染も見られず特に支障があるとは認識していません。むしろそこはしっかりと、その状況を踏まえた対応になるのではないかと思います。

記者

 昨日井戸知事とお話されたということですが、知事からは何と言われたんですか。

市長

 明石の対応は分かっているという話でした。3月16日から、明石は既に再開しておりますので、特に現時点で方針転換するということは思っておりませんと言ったら、それはよく分かっている、明石は明石でやったらいいんじゃないかというようなお話でした。

記者

 それは緊急事態宣言が出たとしてもですか。

市長

 そこは昨日の時点では具体的な話をしていません。

記者

 1万円の具体的な根拠はあるんですか。

市長

 根拠があるわけではありません。基本的にはご連絡いただいて、マスクもお渡ししますが、しっかりとした健康観察にお付き合いいただく、ご自宅で待機いただくことをお願いする立場ですので、それに伴う費用として一定額をお渡しする形によって、さらにご理解を深めていただくというイメージです。お願いだけして後はお任せというのはどうかと思いますので、やはり日常のこれまでと違うことをするには費用が発生することもありますので、気持ちばかりでありますが1万円ばかりで何とか2週間自宅待機をお願いしますということになるかと思います。

記者

 現在市内で確認された3人の方ですが、皆さん市外で感染された可能性が高いということですが、感染経路は分かっているんですか。

市長

 ここも悩ましくて、詳細な情報をお伝え申し上げた方がいいと思うんですが、濃厚接触者などの情報をご本人に話してもらえない面があって、一定のプライバシーを守る前提で濃厚接触者の確認をさせていただいているんです。そういった中で実際得ている情報で今お伝えしていますが、市長としては明石市の3件については基本的に蓋然性として、市内ではなく市外で感染した市内在住者であり、そのための対策として、海外帰国者のテーマと歓楽街のテーマが必要だと判断したというご理解をいただければと思います。

記者

 感染経路が分かっていない状況で、市外で感染した可能性が高いと結論づけたのはどういうことですか。

市長

 認識としては、市外で感染した可能性、蓋然性が高いという判断を市長としてはしているところです。

記者

 再開は、市立の小中学校と特別養護学校ということでいいですか。

市長

 幼稚園も一緒です。3月15日まで休校措置で、以降16日から通常に戻ってる状況でいいかと思います。最も繰り返しになりますが、学校現場においては3月16日の再開に際して、毎日しっかり検温確認をし、健康観察をし、手洗いについても45分おきにする、春休み中には大規模校については工事をして水道の数も増やしたりして、よりそういった対応ができるようにしています。換気についてもすでにしておりますが、さらにしっかり換気に努めていくなど、しっかりとした対策を今後もさらにとっていくということはお伝え申し上げたいと思います。

 

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