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更新日:2018年2月8日
明けましておめでとうございます。お手元に広報あかしをお配りしておりますが、今年の最大のポイントは、4月の中核市移行です。市民サービスをさらに充実することがポイントです。行政目線ではなく、市民の立場から見てより良い明石にしていくということです。今まで兵庫県でしかできなかった2,000近くの業務ができるようになります。すでにお伝えしている保健所や動物愛護センターの開設に加えて、民泊の問題もありますので、明石市として対応していきたいと思います。具体的には、民泊規制条例を作ります。内容としては、兵庫県がすでに打ち出している条例と基本的には同じものを3月議会に提出し、民泊について規制をしていきたいと考えています。
また、昨年行われたB-1グランプリ西日本大会は、良い大会になったと思います。「やさしいB-1グランプリ」と銘打ちましたが、小さなお子さんも、お年を召した方も障害をお持ちの方も、一緒に支え合えました。ポイントは障害をお持ちの方も支える側に立ったということで、みんな一緒になってやれたことは大きな成果だったと思います。大きなイベントを通して明石がひとつにまとまり、さらに明石の良さを感じられたことは有意義なことだと思います。B-1グランプリ西日本大会に留まるのではなく、明石での全国大会の開催を多くの方からお声としていただいています。市長としましては、B-1グランプリ全国大会の誘致をやっていきたいと考えています。明石をさらに良いまちにしていきたいと思っています。
B-1グランプリは、何か具体的なイメージやスケジュールなどはありますか。
B-1グランプリについては、本日は市長の思いとして聞いていただきたいと思っています。B-1グランプリ西日本大会の実行委員会がありますので、実行委員会にもご相談し、愛Bリーグに持ちかけていきたいと考えています。全国大会の場合は、1年以上前から準備が必要とも言われていますので、仮のスケジュールにはなりますが、今年の春から夏に決まれば、市制施行100周年の時に全国大会の開催もありうるのではないかと思います。今日の時点では、全国大会の誘致を市長として目指したいという思いです。
市長の思いとしては、市制施行100年に向けて準備を進めたいという認識でよろしいでしょうか。
今日の思いでは、昨年のB-1グランプリ西日本大会を踏まえ、全国大会を明石でやりたいということです。スケジュールとしては通常は1年程度かかりますので、今から急いでも今年中というのは現実的ではございませんので、上手くいったとしたら市制施行100周年の時期にあたると考えています。多くの方からさまざまな声を聞いておりますので、しっかり対応していきます。
民泊禁止条例の関係で、兵庫県と同様にとのことですが、明石としての独自施策はありませんか。
各自治体で知恵を絞りやっており、明石市としても内部では検討を進めていました。明石市については、4月から中核市に移行しますが、民泊の関係は3月から受け付けがスタートします。兵庫県と協議をし、県からの引き継ぎも含めて話し合いをしました。このたび、兵庫県が一定の方向性を出しましたが、明石市としても十分理解できる内容でしたので、県と同様の内容でまずは条例化を進めていき、その後の運用状況をみてバージョンアップするかどうかについて考えていきたいと思います。スケジュールが非常にタイトで、明石市としてはどれだけがんばっても3月議会になりますが、6月の施行に間に合わせたいと考えていますので、今回は、兵庫県の内容と同様でいいかと思っています。
市役所の庁舎についてですが、いつ頃までに場所を決めてなど、スケジュールを教えてください。
市役所本庁舎の件については、私は市長になった時からのテーマです。今年度、市議会が特別委員会を設置し、議論を賜っているところで、いくつかの候補の中から絞られている段階だと理解しています。市議会の動きをしっかり踏まえ、相談しながら動きたいと思います。
場所もスケジュールに関しても、今の段階ではまだということですか。
そうです。市議会に議論を賜っているところですので。
市役所は誰の建物かというと市民の建物ですので、市民が使いやすいよう納得できる議論をした上で、方向付けしていきたいというのが私のスタンスです。特に明石市は、東西に長い地理的特性もあり、非常に悩ましいところがありますので、出来るだけ一定の合意を得られることを期待しています。
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