各診療科のご案内
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内科
診療内容・特色
医学の進歩により、一つの疾患に対する検査方法や治療方法は、より高度で複雑になり、それゆえ、一層の専門性が求められるようになってきました。当院には、循環器内科、神経内科、肝臓内科、消化器内科といった内科系の専門診療科があります。しかし、市中病院には一般総合的な診療を必要とする場面が多く、当科は主に腎臓・高血圧、血液疾患、脂質代謝異常、糖尿病を専門とする医師で構成されておりますが、その各々の専門的治療と総合診療的な役割を果たします。
1.腎臓疾患・高血圧
近年、ごく少量の尿蛋白が出ているだけでも出てない方に比して、心臓病、脳卒中にかかる率が格段に高くなるということがわかってきました。「尿蛋白陽性などの腎疾患の存在を示す所見」もしくは「腎機能低下」が3か月以上続く病態を慢性腎臓病 (chronic kidney disease: CKD)と定義し、その早期の対策が世界的にも要求されています。当院でもそのような病態に対応すべく、尿蛋白が一定以上(0.5g/日を目安にしています)出ており、腎機能が保たれている方を中心に積極的に腎生検を行い、早期診断、治療に生かすようにしております。また腎機能がすでに低下している方にも少しでも腎機能の悪化を遅らせる様に食事指導、投薬管理を行っています。また必要になれば透析療法の導入を行っています。
2.血液疾患
いろいろな種類の血液の病気が有りますが、主に白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった、いわゆる「血液のがん」の診療を行っています。これらは抗がん剤による治療を行うことになりますが、悪性度が高い疾患において、造血幹細胞移植が望ましいと考えられる場合は、無菌治療室で移植治療を行っています。
3.脂質代謝異常
脂質代謝異常は、糖尿病や高血圧とともに、動脈硬化の危険因子であり、狭心症や心筋梗塞の原因となります。最近の治療薬は極めて優秀であり、食事・運動療法とともに上手に使えば検査値の正常化が期待され、それによって動脈硬化の悪化を防ぐことが期待できます。しかし、食事・運動療法、薬物療法を適切に行っても、体質的に充分な治療効果が上がらない患者さんもおられます。その場合は、LDLアフェレーシスなどの体外循環による悪玉コレステロールの吸着除去療法などを行っています。
4.糖尿病
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糖尿病治療は、患者さん自身が病気に取り組む姿勢を見せなければ、治療は成り立ちません。個々の患者さんへの栄養指導は必要ですが、定期的に糖尿病教室を開催しており、集団指導で個々の患者さんの糖尿病への理解、取り組む意欲向上を図っています。また、血糖コントロールの悪い患者さんや、インスリン導入を要する患者さんには、教育入院を行っています。
5.研修医教育
新しい研修医制度が導入されてから、当院でも多くの研修医を受け入れてまいりました。個々の研修医の要望も様々であり、いかにすれば、それらの要望により多く応えることができ、より良い研修医を育てていけるかは、各受け入れ病院の未来永劫続く課題であろうかと考えます。当科では、まず研修医の将来の希望診療科にかかわらず、まず“診療を行うことによって報酬を得ている”という、プロ意識を植え付けることを第一とし、それを基に正しい診療の進め方、診療基本手技の習得に努めています。
近年の医学の進歩は目覚ましく、一つの疾患に対する検査方法や治療方法はより複雑になってきており、専門性が高くなってきております。今の研修医制度では、研修機関によっては研修を進めていくうちに早い時期に専門特化してしまう危惧があると考えています。大学病院や、特定機能病院ならいざ知らず、大部分の一般の市中病院では、専門医よりも総合的な診療能力・技術を持つ医師が必要であり、当方ではこのような医師を養成したいと考えています。将来“内科系”を希望する研修医に対しては、後期研修に関しても、それぞれの専門の希望を踏まえながら、内科、循環器内科、神経内科の入院患者を担当し、共同でカンファレンスを行って、偏ることのない診療技術・知識を習得してもらいます。初期・後期研修が終わってから、腎臓疾患、高血圧、血液疾患を専門としたいとの希望があれば、当科において徹底的に専門性の高い診療を行うことが可能です。具体的には、腎臓疾患に対しては、自ら腎生検を行い、病理診断し、腎不全に対しては血液透析もしくは腹膜透析導入を行う技術を習得します。血液疾患に対しては、血液生化学検査の適切な解釈、骨髄検査の手技とその病理診断、化学療法、造血幹細胞移植などの技術を習得します。
無菌治療室

高度に免疫力が低下し、感染症が心配される白血病、再生不良性貧血患者さんは、ここで治療を行います。
人工透析室
急性腎不全、慢性腎不全で透析が必要な患者さんは、ここで透析を行います。(1日平均9名)
スタッフ紹介
氏名 |
役職 |
専門分野 |
所属学会・資格等 |
|---|---|---|---|
| 奥 成聡 | 診療部長(内科系担当) 内科部長 |
血液腫瘍 | 日本内科学会(認定医・指導医) 日本血液学会(専門医) |
| 金川 修身 | 研修担当部長 | 自己免疫制御研究(ワシントン大学免疫病理/内科元教授) | 東京大学大学院新領域創成科学研究科客員研究者 アメリカ免疫学会、日本免疫学会(評議員) |
| 丹田 修司 | 医長 | 腎臓内科 | 日本腎臓学会(専門医・指導医) 日本透析医学会(専門医・指導医) 日本内科学会(認定医・総合内科専門医・指導医) |
| 迫田 知佳子 | 副医長 | 日本内科学会(認定医) 日本腎臓学会(専門医) 日本透析医学会(専門医) |
|
| 桝井 孝之 | 医師 | 腎臓内科 | |
| 松本 剛 | 医師 | 一般内科 | |
| 大石 佳央梨 | 医師 | ||
| 城戸 秀典 | 非常勤医師 | 腎臓、高血圧 | 日本内科学会(総合内科専門医) 日本腎臓学会(専門医) |
| 真嶋 隆文 | 非常勤医師 | 内分泌、代謝、糖尿病 | 日本内科学会(認定医・総合内科専門医) 日本甲状腺学会(専門医) 日本内分泌学会(専門医) 日本糖尿病学会(専門医) |
| 宮川 浩太郎 | 非常勤医師 | 循環器 | 日本内科学会(認定医) |
| 中嶋 寿樹 | 非常勤医師 | ||
| 佐々木 徹 | 非常勤医師 | ||
| 西馬 照明 | 非常勤医師 | ||
| 中川 久子 | 非常勤医師 | 腎臓、高血圧 | 日本内科学会(認定医・総合内科専門医) 日本腎臓学会(専門医) 日本透析医学会(専門医) 日本循環器学会(専門医) |
診療実績
平成20年度の主な入院治療実績(延べ人数)
| 肺癌 | 15名 | 多発性骨髄腫 | 14名 |
|---|---|---|---|
| 呼吸器感染症 | 38名 | 骨髄異形成症候群 | 5名 |
| 糖尿病 | 24名 | 膠原病・類縁疾患 | 6名 |
| 白血病 | 24名 | 急性・慢性腎炎 | 7名 |
| 悪性リンパ腫 | 23名 | 急性・慢性腎不全 | 39名 |













