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更新日:2019年9月24日
結核とは、結核菌が人から人に感染することによって主に肺に炎症を起こす病気です。結核は、結核患者の結核菌を含む咳やくしゃみ等で飛び散り、それを別の人が吸い込むことによってうつります。
かつては「亡国病」と呼ばれ、日本人の死亡原因の第一位であった結核も、医療技術や生活水準の向上で治る病気となり、患者数は減りつづけてきました。
しかしながら、現在でも日本では毎年約1万5000人、明石市では約50人が結核を発病しており、国内最大の感染症です。
結核に対して一層の関心を持っていただき、職場等で行われている健康診断を受けましょう。
特に、65歳以上の人は、法律によって年に一度の健康診断が定められています。
結核を過去の病気、自分とは関係のない病気と思っている人が多く、受診の遅れや重症化など集団感染の原因を作っています。ひとりひとりが結核に関心を持つことが、もっとも大切な予防方法です。
※毎年9月24日から30日までの一週間は「結核予防週間」です。(外部サイトへリンク)
結核予防週間リーフレット「あの時○○していれば」(PDF:533KB)
結核は健康診断等で発見でき、もし発病していても軽いうちならば人にうつすことはありませんし、外来治療でよくなります。
結核の初期症状は「せき、痰、発熱」などで、かぜによく似ています。これらの症状、とくに咳が2週間以上続いた時には、結核を疑い早めに医師の診察を受けましょう。
また、咳や痰などの症状がある時は、咳エチケットを心がけましょう。
BCG接種は安全で、しかも効果の高い結核の予防接種です。生後5~8か月未満の時期に接種を受けましょう。
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