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更新日:2022年11月5日
下水道には、汚水と雨水を1つの下水道管で流す「合流式下水道」と、汚水と雨水を別々の下水道管で流す「分流式下水道」があります。合流式下水道は、汚水と雨水の対策を同時に経済的かつ速やかに進められるため、わが国では、大都市を中心に近代下水道の整備が始まった明治以降、昭和の初めまでは合流式下水道が多く採用されてきました。
明石市においても、古くから整備を行ってきた地域(船上処理区の大半や二見処理区の一部)は合流式下水道となっています。
しかし、近年、合流式下水道では、大雨時に雨水で薄められた汚水の一部が海や河川などの公共水域に流れ出すため、周辺の水環境に悪影響を及ぼすことが全国的に問題となっています。このため、国土交通省は各自治体に対し、合流式下水道の改善に向けて当面の改善計画を定め、対策を図るよう求めました。
それを受けて、明石市では船上処理区及び二見処理区において合流式下水道緊急改善計画を策定した上で事業を実施し、平成25年度に対策事業が完了しました。
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