障害者コミュニケーション関連施策の進捗状況と実績の報告 1共生社会ホストタウン登録に伴う新たな取組 (1)あかしユニバーサルモニター制度 意見(抜粋) ・点字ブロックが機能的に敷設されていない場所がある ・信号機の視覚障害者誘導の音声が鳴らない時間帯がある ・点字メニューや合理的配慮のある店がどこにあるのか知りたい ・飲食店で順番待ちのために名前を書いて待つが案内が音声のため聴覚障害者には分からない (2)ユニバーサル交流会(東京パラリンピック開会式2年前イベント) 日時:2018年8月25日(土)10時〜15時 場所:あかし市民広場 趣旨:東京パラリンピック開会式2年前となる8月25日に、障害のある人とない人が一緒にものづくりやゲームなどに取り組むことを通じて、多様性への理解を深めることができる交流の機会をつくり、共生社会の実現に向けた機運を高める。 (3)新条例について  明石市が「共生社会ホストタウン」に指定されたことを受け、やさしいまちづくりをさらに充実させ、その実現に向けた取組を加速させていくにあたって、今後の指針となる新たな条例の制定を目指す。 内容:障害者権利条約の理念を実現するため、障害者施策関連の国内法を補足するほか、手話言語・障害者コミュニケーション条例や障害者配慮条例に基づく取組をはじめとするこれまでの取組を、より実効性が高く、かつ、具体的な施策に導く包括的指針となる内容とする。 2職員研修の実施等 (1)手話基本研修 平成27年度185名 平成28年度 165名 平成29年度 107名 平成30年度 104名 ※今年度は新規採用職員全員が受講。また、さらに手話でのコミュニケーション力を向上したい職員を対象(概ね手話検定試験1級から3級の合格を目指す職員)に「手話“中級”研修」を新たに実施し、12名が受講 (2) 手話検定の受験料助成 平成27年度 41名 平成28年度 30名 平成29年度 32名 ※今年度も継続実施予定 (3) 精神障害理解研修を実施 実施日:平成30年3月23日 参加者:39名 内 容:精神障害についての概要説明、精神障害当事者へのインタビュー 3今年度実施の各種講習会  (1)手話奉仕員養成講座(入門・基礎 全40回) (昼の部)平成30年5月9日 〜 平成31年2月20日18名受講中 (夜の部)平成30年5月10日〜平成31年2月21日19名受講中 (2)手話通訳者養成講座(通訳T 全36回) 平成30年6月1日〜平成31年3月1日15名受講中 (3)要約筆記者養成講座(パソコンコース) 平成30年4月27日〜12月14日(全30回)4名受講中     4市立小学校等での手話教室の開催 平成27年度 10校 平成28年度 15校 平成29年度 9校 平成30年度 19校(実施希望数) ※平成30年度・31年度の2年間で28校全校で実施予定 ○明石小学校・・・平成27年6月から平成29年3月まで概ね月1回開催し、平成29年度は年4回実施。今年度も同様に年4回実施予定。 ○明石商業高等学校・・・平成28年度から課題研究授業を選択した3年生を対象に実施。平成28年度は8回、平成29年度は7回実施。今年度も10月から7回実施予定。 5手話通訳者・要約筆記者派遣事業 平成27年度個人派遣 手話646件要約54件、市主催行事派遣 手話73件要約20件 平成28年度個人派遣手話709件要約101件、市主催行事派遣 手話79件要約25件 平成29年度個人派遣手話783件要約142件、市主催行事派遣手話71件要約43件 ※個人派遣は、派遣人数でカウント。行事派遣については、行事の件数でカウント。 6関係団体の取り組み あすく:障害当事者相談(平成30年5月16日〜)平日午前10時〜午後2時、障害種別ごとに相談日を決め広報誌に掲載。各団体があすく事務所で対応。 明石地区手をつなぐ育成会:知的障害者の疑似体験「まねっこ隊」 @4月11日魚住小学校コミセン 魚住東まちづくり協議会 約26名 A5月9日神戸地方法務局明石支局 人権擁護委員会総会約30名(職員を含む) B6月19日神戸学院大学有瀬キャンパス15号館、総合リハビリテーション学科 約85名